(表示名なし)2005年2月アーカイブ

町をうろうろしつつ、
もう1軒行ったのはインターネット・カフェ。
若者に人気のカフェらしいのです。
店内にはいくつかパソコンが置いてありました。
が、日本語は表示も入力もできないようです。

このカフェのおもしろいのは、パソコン持ち込みがメインであるところ。
ほとんどの席は一見普通の喫茶店なのですが、
LANのコネクタがあって皆さんノートPCを持ち込んで繋いでいるのです。
大学生風の人たちがネットで調べ物をしつつレポートを書いている、
というような風景。

パソコンを持って行ってない我々はカフェオレを飲み、
皆さんの様子を観察しておりました。

いったん、宿へ戻り、購入した重い本を置いて
再び夕食(&ビール)へ出かけます。

なかなかピンとくるお店がなく、かなり歩いたあげく、
例の時計台がある広場すぐ脇のレストランへ。


ポークを揚げた料理

なかなかカリッと揚がっていておいしゅうございました。
野菜も食べないと、ってことでこれも。


野菜スティック?

真ん中にあるのがアボカドのソース。
このソースがとってもおいしゅうございました。

しかし。
会計をすると妙に高いのです。
店員に確認してみると、ビールがめちゃめちゃ高い!!!

やられました。広場脇という一等地だからなのでしょう。観光地料金。
飲み物がやたら高いお店でした。しょうがないです。

悔しいので・・・
昨夜行った、黄金の虎へもう一度行き、
安くてうまーいビールを飲むことにします。

我々夫婦は現在5匹の猫と暮らしております。
ここにもその様子を時々書いたりしておりますが、
毎週、つれづれ猫日記などと名付けた猫日記なるものも書いているのです。
http://www.parkcity.ne.jp/~tomobash/neko/koneko.htm

うちで猫が生まれ、
引き取ってくれる人を探すにはホームページを作って紹介するのがよいだろう、
というところから始まり、もうそろそろ3年になります。
いまやすっかり大きくなり、当初の目的とは関係なくなってますが、
自分たちの猫についての記録もかねて書き続けているわけです。

猫というものは、基本的には食べて走り回って眠る、
ということを繰り返しているだけで。
たまには掃除したり新聞取ってきてくれるとよいのですが、
そういうことはまったくありえないわけでして。
ようするにただいるというだけなのです。

しかし、ただ一緒にいる、というのがなんだかよいのですね。
おもしろいものです。

今年すでに4回目のぞくぞくかぞくです。

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冷たい雨が降り始めた平日ですが、さすがストーミーマンデー、人でいっぱいです。
今日は加部さんの立ち位置さらに脇にすでにキーボードがセッティングされています。
もちろん、ゲストはミッキー吉野さん。

3人だった前回の音も鋭くて好きですが、今回は5人。太いです。
ミッキーさん、クラビネット系、オルガン系、ピアノ系と音色も切り換えてきます。
しかし、どの音でもとにかく鋭いです。カミソリのような切れるタッチ、
研ぎ澄まされたビート感です。

加部さんはマイペース。
長いギターソロはなくてちょっと弾いては休む感じ。
いつものストラトに加えて赤のムスタングも久しぶりに使用。
やっぱりいいですね、このギター。

前回風邪ダウンでお休みだったテッシーさん、もうすっかりよくなったそうで万全です。
かなり調子よいようで「今日はアタックがいい」といご本人の声もちらりと聞こえたくらい。
これまたとにかく鋭いタイミングで音を突っ込んできます。
高速ハーモニクストリル、ターザン叫び、指折りカウント数え、
すばらしいイントロデュース(メンバー紹介ですね)。
名曲MONETA'S CHILIの曲名由来も語っていただきました。
いやいやおもしろい人です。
本日はアイボリーのストラト。

グリコさんのマレットでの演奏、ミチアキさんのディレイ奏法?も聴けましたし、
新曲あり、定番の朝日の当たる家あり、MC多し、と見所満載でした。

なんとか郵便局で発送をすませました。
というところでもうお昼。

ここ数日重い肉料理ばかりだったせいか、お腹がもたれ気味。
食事は軽くすることにしました。


というわけで食べたのがここ

街角に立っているこの小屋ではソーセージとかハムをパンに挟んで売っています。
ホットドッグというか、サンドイッチというか。
これがなかなかおいしいのです。
ソーセージもおいしいし、何種類かあるパンもなかなかです。
これとビールで軽く食事終了。

また古本屋巡りつつ町を探索です。


かなりいい感じの古本屋


入り口もいい感じ

実は旅行前、
チェコでは本はバナナの箱に入れて保管しているらしい、
という噂を聞いていました。
このお店へ入ってみると・・・


確かにバナナでした


ちゃんとバナナでした

なんでバナナなのでしょうか?
この国の人はバナナをめちゃめちゃ食うのでしょうか??

とにかくバナナ箱だらけな店内でした。

このお店のヒゲ+メガネのおじさんがいい感じ。
妻が買った本の金額をレジに打ち込む際、
一冊一冊じっくりながめ、「Good!」とかつぶやいているのです。
本をいとおしく思っているようなその笑顔が印象的でした。

本を読んでまったりしていると、
郵便局で売ってる箱、ガムテープ、紐などを調達して
妻が戻ってきました。
中央郵便局が割と近いらしい。
とにかく一つ箱をまとめて発送してみることに。


チェコの郵便局が売ってる箱


チェスカ・ポスタって書いてあります

チェコ・ポスト=チェコの郵便局?そのままですね。
古いものが多くて表紙とか弱そうな本が多いため、
タオルなど使ってかなりしっかり詰めていきます。
雨がしみるかもしれないのでビニール袋にも入れて。

かなり重い荷物が一つできました。
まだまだ入りきらない本多いですが、まずは一つ送ってみることに。

交代で箱を持ちながら中央郵便局へ向かいます。
なかなか広くて素敵な建物です。


郵便局の窓口

天井は自然光が入るようになっていて柔らかく明るい感じです。


室内なのになぜか窓口の上には飾り窓が

おしゃれです。

番号札を取って呼ばれるのを待つのは日本と同じシステム。
しかし、局員さん(おねーちゃんが多い)は実にマイペースで仕事してます。
村上春樹さんも困ったというイタリアほどではないでしょうが、
まあのんびりしてますね。

しばらくしてやっと窓口へ。
手続き自体は問題なく終了、しかし。

送料は1万円弱・・・高すぎです。さすがに遠いです。
この調子で買う物を郵送していたら大変なことになります。

というわけで、残り(この時点でまだ部屋にかなりありました・・)は
ハンド・キャリーで運ぶことに決定!

先に帰国する私もまるで本屋さんのように
大量の本を持って飛行機に乗ることになったのです・・・

落ち葉舞うこの小さな中庭のベンチで読んだ本はこれ。

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フランク・ザッパ自伝

とっても分厚い本です。旅行に持って行くにははっきりいって不向きです。
ですがヨーロッパという遠いところへの長旅、時間もたっぷりありそうってことで、
これなら飽きないかな、と。
そんなわけであえてこれを購入し、持参したのです。が・・・

ボリュームありすぎでした・・・
それに、いつでもどこでも寝られる体質なので、
眠れなくて本を読むってこともないのです。
飛行機の中も寝てる方がはるかに長いのです。
結局、帰宅までに1/3弱読んだだけでした。

しかし、ザッパの幼年期を知り、
彼がいかにしてあのような音楽をやるに至ったかを
かいま見ることができたのは収穫でした。

アメリカってところはやはりすごいです。いろんな意味で。

さて、翌日。

すでに大量に本を買い込んでいる妻。
いったん日本へ送ってみることになりました。
あまりにいっぱいあるので・・・

箱調達とか郵便局の確認をしに出かけた妻を待つ間、
宿の中庭で本などを読むことにします。


宿、ペンションミュージアムの中庭


このベンチに座って本読みました

ちょっと寒かったですが・・・


中庭から見上げた宿の外観

こざっぱりとしたとてもいい感じの宿です。

なかなかのんびりした時間を過ごします。

またしばらくあいてしまいましたが・・・

念願の「黄金の虎」でビールを飲んだ我々。
ふだんは地元のおじさんばかりが集まるというそのお店でしたが、
その日は日曜でしたので、さすがにそれ以外の人も来ているようでした。

我々と相席で向かいに座っていた若いカップルもそんな感じ。
この二人、飲んでいる最中、やたらいちゃいちゃしているのです。
「あらあら。仲良くていいねー」なんて感じで目のやり場に困りつついたわけですが。

向こうも見慣れない東洋人が気になったのでしょう、
カップルのおねーちゃんの方が話しかけてきました。
「どこから来たんですか?」
「日本です」

というわけでお互い片言の英語で会話。
プラハの印象やらを必死に話してみました。

こちらが古本を買いに来た、というような話をしますと、
彼女が仕事で関係している絵本を送ってあげるという話に。
(2005年1月、ほんとに彼女から本が2冊家へ送られてきましたよ、ありがとう!)

住所やメールアドレスの交換をして別れたのでした。
こういうのが旅のおもしろいところですね、ほんとに。

おいしいビールでほんのり酔っ払い、宿へ帰って気持ちよく就寝。

熱を出して寝込んだりすると体にいろいろと変化があるらしいと。
耳が動くようになったりすることもあるらしいと。

先日寝込んだばかりなので、様子をうかがっていたわけですが。

ありました。

においを感じる神経が過敏になっている気がします。

いまだ、鼻つまりぎみだし喉の具合はよくないし、
むしろにおいを感じにくくなってるはずだと思うのですが、逆なのです。

電車でのおじさんの整髪料とか、同じ職場のオーデコロンつけてる人とか、
以前より明らかに明らかに強烈です。

結構つらいです、これは。
いったいどういうしくみでこんなことになったのでしょうねー。
生物学に詳しい方いらっしゃいましたら、ご説明お願いいたします。

耳が動く方がよかったなー

まだ熱が下がらずもうろうとしたままの2月12日。
頭痛もするのでちゃんと読む気にはならないのですが、一応朝刊を手に取ってみました。
朝日新聞です。
土曜なので、「be on Saturday」という土曜版が入っています。
なにげなくその一面を見ると、そこにはいつもの帽子をかぶったあの方が・・・

http://www.be.asahi.com/20050212/W21/0001.html

誕生日に配達された朝刊に加部さんの写真。
ちょっとうれしい出来事でした。

「ヴィールスって結構気持ちいいよね」
先週見に行ったぞくぞくかぞくでの加部正義さんの名言。

しかし、実際は気持ちよくないですよ。
とってもつらい。

水曜から熱っぽく、頭痛がひどくて寝ております。
ちょっと寝れば直るかと思っていましたが、いまだ熱下がらず。
くしゃみ、鼻水、せき、一気にきております。

まいりました、まいりました。

そんな誕生日、40's

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元パンクロック歌手町田町蔵、現作家町田康さんが
猫との生活を淡々と書いてます。
私も猫との生活を淡々を書いておるのですが、
本にはならんでしょうね。


笑いました
ニヤニヤします

泣きました
泣きますよ

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今年3回目です、ぞくぞくかぞく。
また初めてのお店、Guppy、日の出町というところにあります。
かなりの老舗らしいです。サイトを見ると、過去に出演したことがあるバンドとして、
久保田麻琴と夕焼け楽団、ジャガダラ、ゼルダ、ロッカーズ、
ルースターズ、フリクション、スターリン、などが・・
見たかったバンドばかりです。

今日はテッシーさん、インフルエンザでダウン。3人でのステージ、とのこと。
加部さんも弱り気味とかで、9時と遅めの始まり。

8時過ぎにお店に入ります、そこそこの入りです。
このお店半地下縦長なのですが、天井が高く、
大きめのロフトのような2Fがあります。
上がってみると、

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畳にちゃぶ台です。

座椅子に座布団も。
結局この席でまったりしつつ鑑賞することに。不思議な雰囲気です。

見下ろして鑑賞するというのもいろんなものがよく見えてこれもまたよし。
グリコさんのスティックの動きとかよくわかります。
トップシンバルを叩くときの手の移動がかっこよいです。

私の隣にいつの間にか加部さんの娘さんもきて下を眺めてます。
「今日はグリコさんを応援する!」「あんまりお酒飲んじゃだめー」
などと声もかけてます、かわいい。

加部さん、お疲れ気味でしたが、ギターの鋭さはさすが。
ミチアキさんとともに、白ワインを飲みながらの演奏でした。

Set2冒頭には、ミチアキさんの歌うスモールフェイセズの曲。
そのあとは、突っ走るベースにドラム&ギターが乗っかる展開といえましょうか、
ベースの高速トリル、高速ハーモニクス&ホールドなど圧倒されました。

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一度終了しましたが、なかなかよい感触だったのでしょうか。
「もう1曲」とやったのが、「朝日のあたる家」。
これまたよい感じで終了。

テッシーのいない分、また違った雰囲気で楽しめたぞくぞく。
しかし、テッシーの音も聴きたくなるぞくぞくでした。

shoreline.jpg

最近一部で話題でしたので久しぶりに聴いたこの日の音源。
PHISH最初の活動休止前の最後の日です。
(2回目の活動休止は解散、と呼ばれています)

この日の様子は見に行かれた方々が日記とかレポートとかにされており、
行っていない私も様子を想像しつつ聴くことができます。

この日全般通してすばらしいのはジョン・フィッシュマンのハイハット&スネア。
録音器材とかのせいかもしれませんが、とにかく気持ちよい音で鳴っているのです。

特にDavid Bowie前半のジョンのスティックさばきは何度聴いても鳥肌ものです。

アンコール終了後に流れるLet It Beにかぶるお客さんの大きな拍手が泣けます。

ジョン、気持ちいい。

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またまたジェフ・ベックさんです。
第2期ジェフ・ベック・グループです。

かなり黒いですね。
ドラムは今は亡きコージー・パウエル
すでに、バスドラムはあの音でドコドコ鳴ってます。

コージーを一度だけ見たのはホワイトスネイク在籍時。
ワルキューレのなんとかいうクラシック曲流してソロしてました。

彼が叩いている一番好きな曲はスターゲイザーでしょうか、今思いつくのは。
ダンダダダーン、ダンダダダーン、ダンダダダーン、ダッダッダダーンってやつです。
レインボーです。
惜しい人を亡くしました。


ジェフ・ベックから離れてしまいましたが・・・

あと、このアルバムで好きなのはマックス・ミドルトンのピアノ。
これがかなり黒っぽさの要因でもあるかと。
「黒いー」って感じさせるジョー・サンプルくらい、黒っぽいローズを弾いてます。

ギターは文句なく。
かっこいい。

DSC00503_s.jpg

またも録画していただきました、チャーの番組。
Char meets 山崎まさよし

meets 奥田民生」同様、3人の侍つながりです。

山崎まさよしといえば一昨年。
が見に行ったのです、彼のコンサート。

夏のフジロック、ツアー初日の府中、他・・・

まあようするにかなりのコアなファンってことですね。
私もフジロック、府中と一緒に行っているわけですが。

そんな彼が出るこの番組。昨夜見ました。


チャーの影響をかなり受けているギター弾きですので、終始緊張気味。
あまりしゃべりません。
チャーばっかりしゃべってます。

横で見ている妻は「出てくる用語がわからない」とぶつぶつ言っております。

セッションが始まります。
即興で唄うチャー。
お前も唄えと山崎をあおります・・・唄えない・・・

彼は部屋で一人、コツコツと曲を作っていくタイプなのでしょう。
かなり困っておりました。緊張もあったのでしょうけれど。

しかし、この二人の弾くギターはやはりすさまじいですね。

そんなわけで
二人とも「友達よりギター」という結論に達した次第です。


とにかくとにかくギター好きにはたまらない番組となっております。

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昔から好きなんです、ジェフ・ベック。
めちゃめちゃ聴きました、これ。同級生から借りて録音したカセットテープで。

これでトーキング・モジュレーターという物を知りました。
このアルバムでジェフズ・ブギーという曲を知り、演奏にぶっ飛びました。

実はこのアルバムの迷信という曲でスティービー・ワンダーを知り、はまりました。

現デトロイト在住で元会社の先輩でとっても旅好きな方が、
カーマイン・アピスのバスドラ8つ打ちを片足でやってると思い、
練習してできるようになってからツーバスだったって知ったよ」
と言っていたのを思い出します。

スウィート・スウィート・サレンダーはよく風呂で唄いました。サビだけ。

2013年1月

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