(表示名なし)2005年3月アーカイブ

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朝日を浴び
PHISH/10-31-94のThe Devided Skyを聴きつつ
駅から会社まで歩きます。

空の色が春っぽいのです。

花粉症の方には申し訳ないですが
気持ちよい空気になってきましたよ。

PHISHのこの日の演奏については、また後日。

先々週のマンダラ2に続いて今月2回目のSARDINE HEAD

横浜THUMBS UP
このお店へ行くのは初めて。
横浜駅から近いのですんなりと早めに到着。

アメリカンなお店で食べ物うまいですよ、と聞いていたので
ライブ前にハンバーガーをいただきました。うまい!
ポテト大量、アメリカンな量。

本日も3バンド出演のTOP。
7時に演奏開始です。

2本のギターはギブソンSG(アンガス・ヤング色)。
例のマーチングっぽく始まる曲からスタート。

SGでのアームさばきから出てくる音はウニウニです。
ジョージさんのピキピキな音も気持ちよいのです。

終了間際、かわださんギターが音出なくなるトラブル。
アンプ替えたりしている間、つかの間のトリオ状態。
このときの3人での音もスリリングでなかなかでした。
そこへ絡みつつ再び入ってきたかわださんの音もまた気持ちよく。

あっという間の1セットでした。


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トイレにはなぜかあったレヨナ2001年のポスター

2月誕生日の知り合いの方と合同誕生日飲み会しましょう、
と言っていたのですが、私が風邪で寝込んだりしているうちにもう3月末。
かなり遅いですがやっと実現。

なんとなく行った西荻窪。
そのお知り合いの方が「ここへ行ってみましょう」とチラシを。

ぷあん

あれ?聞いたことあるな??

あ。

以前、アラジンさんがブログで紹介していたお店でした。

これ読んで行ってみなきゃと思っていたのでグッドタイミング!

入ってみるととってもおいしそうな香りが漂ってます。家庭的な雰囲気。
タイ料理中心のアジア料理屋さん。

なんといってもうれしいのは、
どの料理もコリアンダー(パクチー)がふんだんに使ってあること。
日本ではコリアンダーって案外高いので
タイ料理屋さんでも少ししか入っていないことが多いのです。

この香りがだめな人には申し訳ないですが、我々夫婦は大喜び。

土日限定のカオソイ(ココナッツミルクスープラーメン)、
デザートのココナッツ風味寒天もおいしくいただきました。

ビールもすすみ、トイレへ行ってみると。

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そこは中庭のような不思議な空間。
上には四角く切り取られた夜の空に真ん丸い月。
この空間の向こうにトイレの扉が6個ほど並んでいます。??

このお店は長屋のようになっていて、
各お店のトイレがこの場所に並んでいるようなのです。
扉にはそれぞれお店の印が。

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ぷあんトイレ扉の印

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トイレ内、タオルかけはカバ

このお店で一番アジアを感じたのがこのトイレへ出た空間でした。

お店で流すためにおいてあったCDにベルベット・アンダーグラウンドがあったりもして
かなりぐっとくるお店でした、ぷあん。
すばらしい。

また、行きます。

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帰りの西荻窪ホームに落ちていた手袋

冬、終わり?

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フィッシュマンズ・トリビュートアルバムに参加していたnontroppo(ノントロッポ)というバンド。
雰囲気がよさそうと妻が購入。聴いてみました。

雰囲気はフィッシュマンズ。ギターのフレーズなど、あの空気感です。
曲のタイトルに「Fuckin Girl on the Table」とか「夜のいとなみ」とかあったりして、
ちょっとエッチなフィッシュマンズ?

スティール・パンが鳴ってたり、佐藤チカ(プラスチックス)の声みたいなヴォイス入ってたり、
いろいろと違う点はもちろんありますけれど、
ほんとにフィッシュマンズによく似ているわけです。
気持ちよいんで問題なしです。

ジャケットはクリストファー・クロス?

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最近(といっても10日くらい)PHISHを聴いていないことに気づきまして。
久々に聴いたのが、これ。
1993年というのもなかなかよいのです。

イリノイ州ってところでの演奏ですね。
4人の楽器が非常に気持ちよく絡んでいます。
マイクのベースがなんだか特によいです。

Set2の

2001 >
Run Like an Antelope >
Sparks >
Walk Away >
Tinley Park Jam >
Run Like an Antelope >
Have Mercy >
Run Like an Antelope

というアンテロープの3段サンドウィッチがすばらしい。
ちなみに、Antelopeっていうのはレイヨウ(羚羊)、カモシカみたいな動物ですね。
カモシカのように走れ!っていうことですね。

Tinley Park Jamって書いてありますが、
Tinley Parkっていうのがこの演奏をやっている場所でして。ティンレイ公園。

こういう風に曲と言えないすばらしい演奏(インプロヴィゼーションですね)が続くと、
xxxxJamという風に演奏場所を曲名にしたりするのですね。

このサンドウィッチ部分が山場と見せかけて。
次の曲が、

Mound

マウンド。丘ですね。
とっても気持ちのよい曲ですよ。
実はここが山場、でしょう。

一度生で見たい見たいと思っていた劇団「大人計画」の松尾スズキ
彼が大竹しのぶと二人でやった芝居「蛇よ!」を見てきました。

初めて入った青山のスパイラルホール。演劇には手ごろな大きさです。
会場は当日券での立ち見客も含めてぎっしり。
この二人の人気が伺えます。

芝居は4つの短編集という感じで、いろいろな状況に置かれてしまった男女。
(性別のない編もありましたが・・・)
4編の間にはそれぞれモノクロ映画が3部に分かれて挿入されているという構成。

なんでこんな話を書くことができるのでしょう。まったく不可思議な物語。
ですが、もしかしたら身近に起こってしまうかも?とも思えなくもない物語。
こんな物を書いた松尾スズキがとにかくすごい。

さらにそれを(膨大なセリフをさらりとこなした上で)実におかしくかわいく
ど迫力で演じる大竹しのぶがまたすごい。

参りました。

それにしても。
周りの席の人が大声で笑ってるところはそんなに笑えないのに、
私がもっとも笑ったところでは周りはあまり笑わず。
それぞれツボは違うのですね。

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3月5日の藤沢には行けませんでしたが、2月24日に続いて今年5回目のぞくぞくかぞく。
場所はおなじみ横浜関内STORMY MONDAY。
土曜ということもあってか、席の予約は早々といっぱいだったようで席はなし、立ち見です。

ほんとうにぎゅうぎゅうな店内へ、9時ちょいすぎにメンバー登場。
加部さん、鍵盤の前に座り、ぽろぽろと音を出します。
鍵盤があるということは、今日もミッキー吉野さん、参加。
のはずですがまだ来ていない様子。

ドラム、ベース、加部さんのギターで演奏スタート。
テッシーはギター持たず、カウンターあたりでニコニコ。いつもの感じ。
しばらくして、すいません、すいませんとミッキーさん登場。キーボードの前に急ぎます。
テッシーもギターを弾き始め、そこからはまた5人ぞくぞくかぞく。

メンバーの調子もよかったのか、Set3までたっぷり。

加部さんの歌。ミッキーの歌。
ミッキーと加部さんのDUO(それをほんとにニコニコと見つめるテッシーが最高)
いつものミチアキさんの歌、テッシーの歌(これはヴォイス?)もあり。
あらあら、全員歌ってましたね、今日は。

前回もやったような気がしますが、
グリコさんのマレットで叩くドラムから始まる曲が更によくなってました。

加部さん、Set2からは椅子に座って弾いてましたが、むしろサウンドはそこからがすごかった。
アームをにぎりしめて弾き続けるギターの音はそれはそれは気持ちよいものでした。

今日一番のビックリ>  加部さんが1曲ベースを弾きました。

久しぶりのブルーノート東京です。

会社の後輩でアコースティックベースやってる人が師と仰ぐ
チャーリーヘイデンが来日したので一緒に行ってきました。
前々回の来日時も一緒に行ったのですが、そのときはケニーバロン(Piano)とのデュオ。
今回は、ゴンサロ・ルバルカバというキューバ出身のすばらしいピアニストとのデュオです。
初めて見るゴンサロもかなり楽しみ。

同行者の気合によりゲットした整理番号は。先頭で入場。
好きなところに座れるわけです。もちろんベース正面へ。
金曜2部だというのに残念ながら空席も目立つ状況。
グラミー賞「最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞」もとったというのになんででしょう。
受賞したの、私も知りませんでしたが・・

席に着いてすぐの同行者の第一声。
「弦、変わった」
目の前に置いてあるベースを見つめての声、です。

マニアすぎです。

さて演奏。
正面ですからベースの音が生で聴こえてきます。弦と指が擦れる音まで。
オーネット・コールマンを支えていたフリーなイメージもあるチャーリー・ヘイデンですが、
今日の演奏は、極限まで音の数を減らした繊細な演奏。
ゴンサロも以前は超絶&激しい早弾きで知られていましたが、
ここではとっても静かに少ない音で弾きます。
しかし、きりっと立った緊張感ある演奏。さすがです。

でも・・・・・・あまりの心地よさになんどか眠気が・・・。
気持ちよいからこそ、ということで許していただいて・・・

このお店は確かスタインウェイのピアノでしたが、それはカバーをかけてステージ脇に。
ゴンサロさん、ヤマハのピカピカなグランドピアノを持ち込んでました。

終了後、目の前でボーヤがベースを片付けにきました。
同行者、すかさず質問を。

「後ろのアンプは自分のモニター用?」
→「そう。でもあんまり音量出してないよ」
「弦は何を使っているのか?」
→「1、2弦は・・・で、3、4弦は・・・だよ。」
「ベースのブランドはなに?」
→「地元では・・・。ツアーに出るときは・・・だね」
「2つ使い分けているの?」
→「ツアー用のこれのほうがちょっとボディが小さいんだ」

(以上、ほんとは英語)

同行者、かなり情報を仕入れることができて満足気でした。
ファンというのはそういうものですね。

Charlie Haden(b)
Gonzalo Rubalcaba(p)

すごいギターリスト内橋和久さんとすごいドラマー吉田達也さんの
即興DUOライブを集めた2枚組。
INPROVISATIONS」。

これはちょっとコメント出てこないです・・・
全部で150分くらいあるわけですが、あっという間に聴けました、突っ走ってます。

外国の人でいうと、ビル・フリーセル&テリー・ボジオDUOって感じでしょうか。
音の少ないネイキッド・シティ日本版っていう感じでしょうか。
(ループとかかなり使ってますから音少なくもないんですけど)

この二人、まだやってるんでしょうか。
見たい。

出勤前、毎朝時計代わりにテレビをつけているのですが、
朝食をとっているころにちょうどNHKが天気予報を流すのです、7時前。

ここでお見かけするのが、
日本気象協会の気象予報士渡辺 博栄(わたなべ ひろひで)」さん。

クリックして出てくる写真は週刊子供ニュース登場当時のコスチュームなのでへんてこですが、
毎朝見かける時は普通の天気予報ですから、もちろんスーツにネクタイ。
いつも三つボタンをきっちりとめたダンディな服装。左右あわせた襟が上のほうまであるやつです。

しかし、今朝は。

二つボタンの上着で、ネクタイがかなり下の方まで見える服装。
サイズもいくぶんゆったり気味?

ああ春だ、と気づきました。

渡辺さんが二つボタンの上着を着たら春、ってことで。


渡辺さん、時々ピンク色やオレンジ色のスーツで登場されたりしてなかなかすばらしいです。
語り口調は落ち着いていて聞きやすいです。

NHKで天気予報やってる人では高田斉さんも結構好き。古い人ですけれどね。
平井信行さんも元気があっていいですよ。

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最近通っているぞくぞくかぞくのギターリスト加部正義さん、
元ピンク・クラウド(元ジョニー・ルイス&チャー)のベーシスト加部正義さん、
が在籍していたバンド、ザ・ゴールデン・カップスがいかにすごかったのか。
そして横浜というところがどんなだったのかが、書かれてます。
横浜はやっぱり最先端だったのです。

それにしても、土屋昌己さんが家出してカップスのボーヤしてたのは知りませんでした。
一風堂というバンド、好きだったんですよ。特にファースト&セカンドアルバム。
すみれセプテンバーラブという曲が売れる前の話です。

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昨年の年末以来に見るSARDINE HEAD
吉祥寺マンダラ2とうちから近いライブハウスでの演奏。

3つ出るバンドのトップということで19時ジャスト演奏開始。
5曲だけの演奏でしたが濃い内容。

新曲イントロのマーチングバンド風ドラムにチューバ(スーザホン)っぽいベース。
そこからいつのまにか、よじれてひねられてまた戻ってきます。
その展開具合が気持ちいいわけです。

まだまだ進化している過程の曲なのでしょうけれど。
以前から聞いたことある曲も進化変化しているのでしょうけれどね。

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JEFF BECKの2003年9月の演奏です。
official bootlegアルバムとして、
JEFF BECKオフィシャルサイトにも紹介されているライブ盤。
通販のみでの販売のようです。
私はオフィシャルサイトからリンクもされているここで入手。

演奏場所はNYへ行った時に前を通ったこともある、
B.B.King経営のお店BB King Blues Club


2003年12月に撮ったお店の写真

この数ヶ月前にここでやったのですね、JEFF BECK。
メンバーは、Terry Bozzioドラム、Tony Hymasキーボード。
いいメンバーですね。あのメンバーです。

客には、Les Paul、David Letterman(PHISHでもおなじみ)、
John McEnroe(テニスの人ですね)もいたらしいです。

Jeffさん、ブリブリ弾いてます。Terry Bozzio相変わらずです。

Freeway Jam、きもちいいいー。
録音は決してクリアではないですがいかにもライブなアルバム。

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先日アルバム「Seeds To Grow 」を紹介した中村まりさんのアルバム発売記念ライブ。

8時頃到着。
初めて行く7th FLOORはすでに人でいっぱいでした、盛況。
 ちょうど最初のバンドShantiが終わったところでした。見えなくて残念。
2つめはBOXCOX
ギター&ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人バンド。
歌詞の曲へののせ方がとてもおもしろい。
2本のギターも個性的。割と好きです。

さて、中村まりさん。弾き語りですーっと始まります。
アルバムで聴いた引き込まれるあの声です。
アルバムではいろんな楽器が加わっていたり、
多重録音でハモっていたりして、それはとても気持ちよいのですが、
弾き語りもまたよいのですよ。声がストレートに響いてきます。
(2曲、Shantiのギターの方が色づけ。この色づけ具合も絶妙でした)

歌だけではなくて。
ギターも音が立っててよいんです。

ピッキングする右手の小指をしっかりピックガードに立ててるのと、
曲の終わり、左手ですっとネックをつかんで音を消すしぐさ。
しっかりギターやってきた人なんだろなー、と感じましたよ。
なんか誠実な感じでよかった。

また聴きに行ってみます。

帰国する朝。
まずは食事です。


例によって、パン、ハム、チーズ、野菜、ヨーグルトなどなど

荷造りをし、詰め込めるだけの本を持ち、
空港へ向かうことにします。

フロントへ行き、少し待っているとお願いしたおいたタクシー到着。
運転手さんは、白いジャケット、白いスリムパンツ、白スニーカーで
金髪のきれいなおねーちゃん、ちょっとびっくり。
荷物を積み、妻に見送られてタクシー出発。
かわいい顔をしてかなり荒い運転です。

道はすいていてすんなりと空港到着。
チェックインもスムーズに終わり、あとは搭乗を待つだけです。

しかし。

時間になっても搭乗アナウンスはありません。
どうやら、着陸するウィーンが濃い霧らしいのです。
濃霧のウィーン、ヨーロッパらしいよい響きです・・・
が、ウィーンでの乗り継ぎ時間がギリギリのフライト予定なので、
こちらは心配になります。

ウィーンエアラインの人に聞いてみると、
「ノープロブレン」とにこやかに言ってくれます。待つしかありません。
結局、1時間遅れでなんとか離陸。
着陸時、確かにウィーンはガスっておりました。

急いで東京行きの搭乗口へ向かうと、
ちょうど搭乗開始したところのようです、間に合った。
そのまままた飛行機に乗り込みます。

また長時間のフライトで無事日本着。
着いた日本はとっても寒い日でした。

というわけで、突然行く!
と決めて行ってしまったチェコ


ビールと


古本と


音楽があって、


景色も綺麗で

とってもおもしろいところでしたー。

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雑誌で見かけ、なんとなく通販サイトでポチッと押したこのアルバム。
到着を待っている頃にお知り合いの方から「よいですよー」、
という情報もありまして。奇遇なタイミング。

帯には「その歌声は、マーチンの響きにのって。」
とあります。

とっても不思議な声。引き込まれる声です。
古いレコードから出てくる歌声のような印象。
全曲英語で歌ってますが、訳詩と見比べじっくり聴くと歌詞も深いです。
聴き疲れ、なし。ずっと聴いていられます。

ジャケットの絵も素敵。ご自身で描いた絵だとか。
水彩画でしょうか?

中村まりさん、来週ライブもあるようです。

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カサンドラ・ウィルソンのアルバムでギターを弾いていた
ブランドンン・ロスのソロアルバム。
彼女のアルバムで、

暗めで落ち着くけれどじわじわ熱くなってくるような独特の雰囲気
を作り出していた張本人。

アコースティックギターがメインですが、バンジョーなんかも弾いているよう。
弦をはじくタッチが独特です。
唄っている曲もありまして、それがなんだか
初期キング・クリムゾンのバラードのような雰囲気。

ああ、このギターのタッチ、誰に似てるかもと思ってて思い出しました。
足立兄弟でした。
彼らもキング・クリムゾンの曲カバーしてたので
そう思ったのかもしれません。

数曲で参加しているGraham Haynesという
トランペットもいい味なんです。

間接照明向きかも。

最高のビールを飲んで気持ちよく宿へ帰る途中、
やはりもう一度見ておきたい場所が・・・


夜のLucerna Theatre

1998年にPHISHというアメリカのバンドが、
こんなことこんなことを行った場所。

昼間には一度訪れてましたが、
やはり夜の様子も見てみたい、と寄ってみました。

入り口にある「Lucerna」の文字が青く光って素敵であります。


やっぱり素敵な夜のルシアナ

というわけで、プラハ最後の夜。

ゆっくりと歩いて宿へ帰りました。
明日午前中のフライトで(私だけ)帰国です。

再び入ったビアホール黄金の虎
平日だからでしょうか、昨夜よりおじさんばかり。
しかも満席。
入り口付近で立っていると、ビールを注いでいるおじさんが、
こちらを見て指を2本立て「ビール2つか?」という感じでこちらを見ました。
「そうそう」と私も指を2本。

ジョッキが2杯、手渡されました。
たったままでビールを飲みます。
やっぱりうまい!


再び入った「黄金の虎」店内

しばらくすると、帰るお兄ちゃんが、
「ここが空くから座りなさい」とテーブルに座らせてくれました。
相席の隣では、おじさん2人が真っ赤な顔をして討論しつつ飲んでいます。

壁にはこのお店の常連だったという亡くなった作家フラバルの像が。


チェコを代表する作家フラバルの像

ちょうどこの像の下あたりの席に座って飲みました。


これがこのお店の伝票

左は昨夜、右は今夜のもの。
昨夜は2人で6杯、今日は4杯です。
飲んだ数だけ縦線をひきます。
昨夜は2品食べ物も頼んだのでなにやら書いてあります。

横線を入れてあるのが清算した印。
チェック時に横線を入れながら縦線の数を数えて、金額を書き入れます。

隣のおじさん2人は20本以上線がありました。
ジョッキが空になっても席に座っていると勝手におかわりを持ってきますから、
どんどん飲んでしまうしくみです。

独特の雰囲気の中、おいしいビールをいただきました、チェコ最後の夜。

2013年5月

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