06.食べたり飲んだりのことの最近のブログ記事
東京へ出てきて三鷹のはずれにある寮で暮らし始めた頃。
飲むのは三鷹か吉祥寺がほとんどだった。
そんな中でも最もよく行った吉祥寺のお店がのろ。
いつ、どんなきっかけ行き始めたのか、記憶はないが、
同期仲間、後輩、音楽好きな友人などなど、ほんとによく行った。
初来日したストーンズを見に行って興奮したまま、寄ったこともあった。
高田渡さんもよくきてたな。
結婚する前、妻と初めて2人で飲みに行ったのもここだった。
叩いた梅干にネギやオカカを混ぜた「梅タタキ」がうまくてよく食べた。
鶏のから揚げ、焼うどんは素朴だが絶品だった。
焼酎は田宛。日本酒は自然郷。
ブルースや渋いロックなど好みの音楽がいつも流れてた。
この独特な雰囲気で飲むことももうない。
ほんとにお世話になったなあ。
マスター、加藤さん、おつかれさま。
8月30日 日曜午後。
台風が近づいているという予報を聞きつつ、京王線で高尾山口へ。
高尾山は何度か登っていますが、今回は登る予定はなし。
夏だけやっているという高尾山ビアマウントへ一度行ってみよう、という集まり。
7名集合。小雨が降り始めるが構わず、ケーブルカーで上へ。
開店前だというのに大勢並んでおります、ビアマウント。
この天気にここまで来てビールを飲むという物好きがこんなにいるとは。
あっという間に満員。さすが人気の高尾山。夏休み最後の日曜だしね。
ビールの種類は豊富。
ハートランド、ハイネケンも選べる。
左はハーフ&ハーフ。
飲み放題食べ放題2時間限定、で男性3,300円、女性3,000円。
食べ物の種類も思ったより豊富で悪くない。これはかなりお得。混むわけだ。
しかし、外はこんな景色。展望が売りなのに真っ白。
ここまで白いと天上界飲み会の様相となり、逆に盛り上がる。
天狗乃会、ですから。
当然、天狗についても学ぶわけです。
酔っ払ってますが。
集まった方々の半分くらいは初対面。どういう方かよく存じないままで帰ってしまったわけですが、
こんな天気の休日にあえてビールのために辺境まで出かける人たちですから、
なんの違和感もなく、くだらなくも前向きな明るい話で終始盛り上がるわけです、問題ありません。
皆様、天上界異次元飲み会にふさわしい?方々ばかりで。ありがとうございました。
いいですよ、高尾山ビアマウント。9月30日まで。
秋~冬はイタリアンなキッチンむささびがオープンするらしい。10月15日~12月25日。
これもいいかも。いいかも。
最近、飲み仲間(そんなに会ってもいないので仲間というのもおこがましいけれど飲み屋でしか会わない人たちなのでそう書かせていただく)が、「新宿から中央線一駅ごとに降りて居酒屋で飲むラリー」っていう、まことに楽しそうだが体力も要りそうなことをやっていた。
で、そのゴールが東小金井北口すぐにあるスタミナの城、だという。
スタミナの城、十数年前から何度通ったことだろう。
会社の先輩が学生時代バイトをしていた関係もあって、何度も宴会させてもらったし、個人的にも寄らせてもらったお店。
線路沿いにあり、一言でいうと"薄い居酒屋"。建物が薄い。
通っていた頃はおじちゃん、おばちゃん夫婦に息子さん(だったかな?)と親戚のおっちゃん、それに学生バイトでやっていた。安くてうまくて居心地のよい店。
刺身も串焼きも焼き魚(特にほっけ)もうまいが、なんと行っても四国のテンプラという練り物を揚げたやつがうまかった。みんなしこ天って呼んでた。
飲むのはたいてい熱燗だった。大徳利で運ばれる日本酒。"大統領"って呼んでた。量が多い。
おじちゃんは奥の調理場で料理、特に魚さばきをしていた。ここは客席から死角になってておじちゃんの顔ってほとんど見たことない。
おばちゃんはお店入口付近で焼き方&会計。串焼き頼むとたいてい数本おまけしてくれた。
帰りに「これ、持ってきな」としこ天を土産に持たせてくれたこともあった。
もう10年近く前になるのだろうか、年を取ったおじちゃん&おばちゃんが引退していなくなり、その後、なんとなく足が遠のき行っていなかった。
久しぶりにスタミナの城の名を聞いたってことで数日前久しぶり訪ねてみた。
中央線高架の工事で駅付近の景色は変わっていたが、スタミナの城は変わらずに赤く建っていた。
店内の様子も基本的には変わっていない。ビールを飲み、しこ天を頼む。
あぶったしこ天は斜めにカットされて出てきた。昔は四角いまんま出てきたよなあ、などと思いつついただく。じゃりっとした小魚の感触は変わりなくうまい。
ここのお店は伝統的に軽音の学生がやっていると聞いていたけれど、やっぱりそんな風貌のバイト君が二人。まだ慣れないのか、もたつきぎみ。
奥の調理場にいたマスター(息子さん、といってももう十分におやじ)がしばらくして気づき、「久しぶりだねえ」と何度も何度も声をかけてくれる。
話を聞くと中央線高架工事が終わったら、あのあたり一帯区画整理されるとのこと。
「この店をあと数年だなあ」、とつぶやくマスター。「最近、体がきつくてだめだあ」、とも。
それでもモタモタするバイトにでっかい声でカツを入れ、細長いカウンターを行ったり来たり。
ちょっとしんみりとしつつもなかなか悪くない夜だった。
しこ天は四角いままでかぶりついた方がうまい気がするが。
ちなみに。
冒頭に書いたラリーは第2回まで行なわれ、途中から一駅2軒寄ってしまっている様子。
現在三鷹まで来ているらしい。第3回にはゴール到達か。
2004年にふらりと行ったチェコ、プラハ。そのきっかけになったのが千野栄一先生のこの本。
「ビールと古本のプラハ」
プラハのビアホールで飲むビールがいかにおいしいか、について書かれています。
(もちろん、言語学者の千野先生ですから他にもいろいろ書かれていますが)
3月20日(木)、そんな千野先生の生徒さんなどが中心になっている会の集まりがありまして、言語学などにはまったく縁のない私もひょんなことから参加させていただきました。
おそらく皆さん、言語の研究などではとってもすごい方々ばかりなのでしょう。
しかし皆さん、実にビールをおいしそうにたくさん飲みます。
さすが千野先生のお弟子?さんたちです。
私のような部外者とも暖かく話をしていただき、こちらもビールを大量に飲むことに。
プラハの話や、千野先生の思い出話など、楽しい時間でした。
ありがとうございます。
今月も開催されました、西荻昼本市。
海ねこはもろもろの事情で今回は不参加。
純粋に客としてのぞきに行ってきました。
6月よりは古本屋さんの参加店の数がやや少ないようでしたが、それでもかなりな人出。
ちょうどお祭とも重なっていて神輿が近くを通ったりもして。
(神輿と関係ないんですが、右奥の方のアフロヘアがあまりに立派でびっくり)
相変わらずのエスニックな雰囲気にフォークな雰囲気もたっぷりで盛り上がっておりました。
お知り合いな方々にご挨拶し、1冊購入して韓国料理屋トヤジ。
ここのスープはとにかく絶品。いやうまい。うますぎる。
ちょっと東側へ歩いてみると、神輿場の挨拶に伸晃。
せっかくなので西荻をブラブラとしてると猫。
近寄っても後ろへ回り込んでも我関せず。
とても寛大な西荻猫。
と、なんだかのんびりした暑い日曜日。
昨年11月に行なわれたこんなケーキを囲む会の後アトランタへ嫁いだEさんが帰国、というわけで。
いつもの上野Kinack飲み会。
PHISHの音が好きってだけでいつの間にか知り合った人々が次々と来店。
店内ぎっしり。
それにしてもこの人たちの話はおもしろいなあ、ほんとに。
マレーシアから来たインド人青年とはインドとネパールの話を。
さすがにインド人。プネを知ってました。
また、やりましょうね。
時々、つぶやいています