02.行ったライヴとか体験したことの最近のブログ記事
恒例、夏の矢野顕子。
今年はいつものトリオではなく、ギターリストのマーク・リーボウさんと2人。
ぱーっと華やかな姿の矢野さんに一見地味~なマークさん。
始まってしばらくは音もそんなイメージ。
矢野さん、いつになく声に張りはある感じ。とても調子よさそう。
マークさんは、間とタイミングが絶妙。キレがすごい。
ロック的なストレートな音を出したかと思うと、はずしたヘンテコな音。
そんなマークさんが出す音に反応し、
いつもよりフリージャズ的なピアノを弾く矢野さんがとにかく楽しそう。
これをカバーか!とびっくりの民生の名曲が盛り上がる。
10月の出るという新譜に入る曲中心で、過去の名曲はほとんどなし。
ラストは最近の定番、ローズ・ガーデン。ピアノのギターの絡みが最高。
本人たちもこの遊びが楽しくてしょうがない様子。
DUOはスリリングでよい。
そういえば、十数年前に一度矢野さんとギターリストとのDUOを観てました。
大村憲司。
今日の雰囲気とはかなり違っていたように思うけれど、やっぱりスリリングだった。
まさか自分が行ってしまうとは思ってもいませんでした。
Perfume。
6月21日(土)
ホットスタッフ・プロモーションの30周年イベントとして行なわれたイベント。
スペシャル・アザーズとの対バン。
数日前に「一人分あるけど行きます?」とお誘いをいただきまして。
ありがたいことです。
前半はスペシャル・アザーズ。音は聴いてましたが生は初めて。
音色好きです。ローズとオルガン、ギターも独特な音で。
ベースはエレクトリックの方が好み。時おり入るコーラスが効果的。
シンプルでポップなメロディを基本にした演奏。
これはPerfumeファンにも受け入れられやすいかも。
休憩後、Perfume登場。
お客さんの盛り上がりがすっごい。パンク系バンドと変わらない。ダイブしてる人はいないけど。
2曲目、チョコレイト・ディスコであのミラーボール回転。すでに会場内最高潮。
噂に聞いておりました長いMCも堪能。(いつもはもっと長いらしいですが)。
それにしてもダンス。よくあんなに踊れますね。
単純に楽しい。そんな時間でした。
お誘い、ありがとうございました。
石井裕也監督の作品。
友人、潮見諭出演ってことで公開初日に池袋シネマ・ロサへ。
撮影されて1年。
海外ではもう4ヵ国で上映されているらしいこの映画。
日本では初上映らしい。
初日に映画観るなんて初めて。
まずは監督、主要出演者の舞台挨拶。
主役の大鳥れいさんの立ち方がすばらしい。
さすが元宝塚。
潮見さんは大鳥れいさんの夫役。
さえない男の役。抑えた演技がじわりとよい。
それにしても個性的な役者さんばかりで濃い映画です。
あきることなく一気に終了。
まあ、人間ってしょせんこんなもんなんだろうなあ。
そういえば、終了後に会場外で「こんなのマスターベーションよ。内輪でやってりゃいいのよ」と
大声で話しているおばさまあり。しかも何度も。
この映画の何かがこの方に大きな刺激を与えたのは確か。
そういう効果のある映画なのでしょう。一人の人間をこれだけ興奮されられる映画、ってことです。
そもそもマスターベーションじゃない映画(を含む芸術)なんてあるのか?とも思うし。
全体に流れるギターメインの音楽も効いてました。エンディングの歌も。
音楽担当は今村左悶さん。好きな音。
"ビル・フリーゼルがパリ、テキサスの音楽を担当した"って雰囲気か。
それにしても大鳥れいさん、いい。
6月20日まで。レイトショー、21時~。
5月24日(土)
夕方から降り始めた雨の中、久しぶりに国立No Tranksへ。
渋谷さんと峰さんのDUOライブ。
十数年前、新宿ピットインが紀伊国屋書店の裏あたりから、
ちょっと離れた今の場所へ移転する寸前。
最後の数日間行なわれたラストイベントに出演した、渋谷毅オーケストラ。
そこで見て以来かもしれません、峰さん。
気楽な感じで始まった演奏。
完全生音で切れのあるサックスの音。
渋谷さんはもういつもの渋谷さん。
アップライトでもあの渋谷さんの音。
モンクの曲なども含むスタンダードや、渋谷さんの曲など。
ちょっとお酒が入った渋谷さん、古い曲など忘れ気味でしたが、それもまた味。
2人のフレーズ、実によくなじむ。
久しぶりに渋谷オーケストラが見たくなりました。できればアケタの店で。
5月20日(火)
台風が押し上げた雨風も昼前には上がった火曜日の夕方。
ふちがみとふなとさんを見に神楽坂へ。JR飯田橋で降りる。
西口から少し歩くと神楽坂。
位置関係がよくわかっていなかったんですが、神楽坂ってこのあたりだったんですね。
結構急な坂、神楽坂を登り、毘沙門天を過ぎて左へ少し。
シアターイワトという劇場が本日の会場。
企画はやはりこの付近にある(らしい)マンジウ カフェ 麦マル2。
会場はほんとにいわゆる小劇場。小さな(でも案外広い)ステージと段々になった座席。
昔、何度か行った名古屋大須の七ツ寺共同スタジオを思い出す。
開演ギリギリに入ったため、席はいっぱい。ステージ横に置かれた丸椅子へ案内される。
船戸さん側の真横。これはこれでおもしろい角度。近いし。
客席にはこのライブ宣伝用チラシにコメントを寄せていらっしゃった友部正人さんご夫婦の姿も。
会場へ入る時にいただいたマンジウ2個(蒸しパンっぽくておいしい)とお茶を食した頃、ライブ開始。
いっぱいのお客さんを見てややテンション高めのお2人。
ステージめいいっぱい動いたり、客席への乱入もあったりとなかなか動きもあり。
グレゴリ青山さんの新作「もっさい中学生」に触発され、封印を解いたという恥ずかしい曲も披露。
これはぜひまた演奏してほしい。
at home、手紙、などのオリジナル名曲に混じり演奏された本日のカバー曲は。
ジェームス・ボンドのテーマ。大うけ。
そしてアンコール2曲目、「今、私たちがやりたい気分の曲」ということで演奏されたのが、
Smoke on the water。
あのイントロをピアニカで。ベースはもちろん、ダダダダと。
生で聴いたのは初めてです、これ。ハードロックですよ、圧巻。
(お2人、もうすぐスイスへ出かけるからこの曲がやりたい気分だったのでしょうか)
これだけ聴いていても、まだまだ聴いたことない曲があるのがうれしい。
5月2日(金)
なんだか久しぶりな気がする、ふちがみとふなとさんのライブ。
事前に予定がたたなかったので予約もしていなかったんですが、
行けそうだってことで雨が降ったり止んだりする中、下北沢へ。
初めてのお店、ジャズバーLADY JANE。
きちんとしたバーです。バーテンの方とかキリッとしててかっこいい。
マスターは松田優作さんとも仲がよかったとかで、なんとも下北、東京、って感じです。
案内された席は渕上さんを真横から見るような位置。
距離は約1m。久々に近いです。声もベースも直接響いてくる。
渕上さんの靴と服が本日も素敵なこと。
いったいこんなのどこで見つけておられるのでしょうか。
本日の個人的な一番は"時々降りてくる"というフレディの歌声。
Somebody to Love、クイーンです。
アルバムで聴いたことはありましたが生では初めてかも。
アコースティックベース1本でのクイーンサウンド。最高。
あとは、「久しぶりにやりたくなりました」っていうイワンの水も激しさがよかったですね。
ラストのAt Homeはやはり名曲。
休憩中には彼ら初の映像作品というこれを購入。
今年1月に円盤のイベントで外山明さんとジョイントしたときの映像。
この時に初めて聴くという曲ばかりだったそうですが、そんなことは関係なく外山ドラムはいつも通り。
おもしろい記録作品に仕上がってます。
短めですけれども、ふちがみとふなとファンにも外山明ファンにもお勧めです。
4月23日(水)。
昨年3月に行って以来の地元での落語会へ。
府中、西武多摩川線の多磨駅近くにある永福寺というお寺で定期的に行なわれている催し。
遅れて会場到着。午後8時前。
靴を脱いで上がりますと、障子の向こうから笑い声が聞こえてきます。
入っていいもんか、と廊下でしばらく立ち聞きしていたら、向こうから歩いてきたのが瀧川鯉昇さん。
「遅れてきたんですけれど、今、入っていいものでしょうかね」、と思わず話しかけてしまう。
「あ、そうですね、こちらからそーっとお入りください」と丁寧に案内していただく。
そろりと入って木戸銭を箱に入れ、あいている席へ。
畳に椅子、生声なのがいい感じ。
演じていたのは、柳家蝠丸さん。
数分後に終了。次が鯉昇さん。
出番前に声かけてしまった...すみません。
鯉昇さん、相変わらずよい声。マクラの声を聞いているだけで心地よい。
噺はだくだく。初めて聞いた噺です。
部屋の中を次々を描写していく鯉昇さん。視線の動きで部屋の広さがわかる。
すばらしいですね。
その後、林家時蔵さん、三遊亭右左喜さんとやり、終了。
毎回、順番は変わるようですね。
帰り際、廊下で私服に着替えた鯉昇さんと再び遭遇。
挨拶をすると、また丁寧に答えていただく。いい人だ。
6月には古書会館でのイベントにも出演されるようです。
行ければ行きたいですね。
4月20日(日)。
調布にありますレストラン&バー、BUNS。
何度か行ったことがありまして、オムライスがちょいと変わっていておいしいお店。
ハヤシライスでも有名。
会社の先輩で入社当時から公私共にお世話になっておりますベーシストOさん参加のフラメンコ・ライブがこのお店で行なわれるということでふらりと行ってきました。
文字どおりふらりと歩いていけるのがありがたい。
お店に着くと、すでに満員。フラメンコってこんなに人気あったんですね。
メンバーはパーカッションにOさんのベース、ギター2本と歌。
そして男性と女性のダンサー1名ずつ。男性ダンサーはカホーンも。
予想していたよりかなりの音圧。ギターも歌も迫力あり。
音だけ聴いてたら日本にいるとは思えませんよ。
誰かしらたえず、あの印象的な手拍子を叩いてます。お客さんも結構複雑なリズムを叩いてる。
皆さん、フラメンコ慣れしてます。手拍子の力強いこと。
ギターも激しい。こりゃプログレです。
スティーブ・ハウなんかはこういう音に影響されていたんだな、と納得。
アンコールではお客さん数人も前へ出てダンス。うまい...
フラメンコっていうのがこんなに普通に近所に浸透しているのが不思議でした。
4月19日(土)。
吉祥寺前進座劇場プロデュース 寄席<<噺を楽しむ>>。
春は立川談志。
今回は行けないかと思っていたのですが、なんとかチケットをまわしていただけたので行ってきました。
開演ギリギリに会場へ入りますと、こんな張り紙。
「本日 立川談志体調不良の為、プログラムを一部変更させて頂きます」
中入り前最後が談志師匠、中入り後に生志と入れ替わっております。大丈夫か。
さて開始。
前座は松幸。若いですね。まんじゅうこわいを熱演。
続いて談修。初天神。
小三冶も結構得意でやっておりましたし、2006年の正月にはTOKIOの長瀬もやってましたね。
子供がかわいくほっこりと。
さて。
ここでほんとに談志師匠登場。
うーん、足も弱り気味か。ゆっくりゆっくりと高座へ。
まずはあやまります。とにかく声がでない、と。しぼりだしていますが確かにでてない。つらそう。
声が思うように出ないと頭の回転も鈍るので長い話は無理だろう、と。
それでもオリンピックのくだらなさや芸術論を語りまして。小噺(ジョーク)をいくつか話します。
ちょうど楽屋へ様子を見に来ていた談春をステージに呼び、「おまえ、トリやれ。俺の着物着ていいから」と。
中入り後。
今年真打になったばかりの笑志改め、生志。今日が笑志で行なう最後の高座だそうで。
明るく盛り上がる茶の湯。
いよいよトリ、談春。予定になかったので本人も戸惑っていう様子ですが、それでもさすがです。
明烏。
談春、見たかった落語家でしたが偶然にも見ることができました。
艶がありますね。
緞帳が下り、すぐに再び上がるのが談志一門会。
ジーパンに迷彩ジャンバーに着替えた談志師匠、再び登場。
床に頭をつけて再び誤ったあと、「よくなったでしょ、談春」と弟子をほめて壇上へ。
あぐらをかき、ビールを飲みつつ、さらに語る。
高座がきちんとつとめられない自分へのくやしさ、老いることへの気持ちなど。
「俺は弱っちまったけど、志の輔、談春、志らくが育ってくれたから」なんて言ってます。
もちろん、ジョークも連発。客にウケ、にっこりする顔のかわいいこと。
申し訳ないという気持ちからの彼なりのサービスなのでしょう、でない声で数十分。
談志という人間そのものを見せていただきました。
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