10.2003年 NY->MIAMIの旅の最近のブログ記事

ほぼ定刻で、シカゴのオヘア空港(Chicago O'Hare International Airport)に到着します。

ここで心配したことがあります。
オヘア空港はとても広くてターミナル間の距離もあり、
乗り継ぎ時間に余裕がないと大変だと聞いていたので、もたもたしていたらまずいのです。
うまく乗り継ぎができるか、ってことが心配だったわけです。

到着後、急いで日本行きの飛行機が出るゲートの位置を調べます。
(到着前に機内アナウンスもあったのですが、完全に聞き取れず確証もなくて)
・・・到着ゲートの隣でした。まったく問題なし。
すでにこちらのボーディングパスもマイアミ空港でもらっています。

思いがけず、1時間以上時間ができました。
この空港、やはりとっても広いです。お店も多い。
しばらく店をのぞいて、お土産追加などを購入します。
落ち着いたところで、ほうれん草サラダにビールを。
ボール山盛りの生ほうれん草にオリーブオイルベースのドレッシング。
おいしいほうれん草です。

ほうれん草で腹いっぱいになり、また眠気に襲われたころ、搭乗。
搭乗口では、日系の女性の方は日本人団体客などを切り盛りしてました。
英語、日本語を駆使し、走り回っての的確にこなすその姿、すばらしくかっこよいです。

飛行機、無事離陸。
10数時間後には、1月2日東京へ到着します。

PHISHというバンドの演奏を「生で現地で」見てみたいと思い、勢いで行ってしまった
NY→MIAMIの旅日記もこれで終わりです。

マイアミ空港の荷物セキュリティー。
これがまた、時間かかってます。
ほとんどの荷物が開けられ、容赦なくチェックされています。

車用のチャイルドシートを預けようとしてる人もいます。
空港スタッフは、シートのクッションをはがしたり、ばらしたりしています。そこまでやるのですね、。
まあ、プラスチック爆弾とか隠すには、子供用具のシート裏など最適ってことでしょう。
しかし、あそこまでばらしてしまって元に戻るのでしょうか?

我々も荷物を渡し、チェック終了を待ちます。
やはり開けています。ほとんどが洗濯物なのに・・
しばらくして名前を呼ばれ、「OK、行っていいよ」と。

ほっとしたところで、ゲート近くまで移動しておきます。
搭乗前のボディチェックがまたまた並んでます。なんだか並んでばかりいます。

やはり靴を脱いでトレイに載せろ、と指示されました。みんなやってるのでしょうがないです。
元旦朝ということで、テロリストが狙う確率も高くなっているのでしょうか、厳しい厳しい。
早めに搭乗手続きしてよかった。

午前7時前、ほぼ定時で飛行機は乗り継ぎ空港のシカゴへ向けて離陸。
到着までしばし眠ります、Zzzzzzz・・・

まだ閑散としている空港内ですが、食えるときに食っておこうということで食事を。
唯一あいていたハンバーガー屋さんへ入ります。確かBurger King だったか。
(Burger King といえば、この人が有名。人っていうか鳥ですが。話しかけると反応します。)
空いてる席に座り、たいしてうまくもないハンバーガーを食べます。

ロビーを歩いてみると、ベンチや床にはPHISHシャツの若者が、自分のバッグを枕にしたりしてぐったり。
最終日年越しカウントダウンを終えてそのまま空港へ直行してきたのでしょう。
ハードスケジュールの人が多いですね。

4時過ぎ、目の前のカウンターが開き始めました。
自分たちがチェックインするカウンターを探すと、かなり離れた方ですでにかなりの列が・・・
急いで並びます。しかし・・・なかなか列が進みません。
そのはずです。
受付のラテン系おねーちゃん(いや、おばちゃん)は、仕事仲間が通るたびに、新年の挨拶してます。
Happy New Year!」だけじゃあなくて、なにやら長々と話してます。
「昨夜のパーティはどうだった?正月朝早くからお互いに大変ね」、などと話してます。(想像)
お客よりそちら優先なので、ちっとも処理は進まないのです。さすがラテン地方Miamiです。

いちいちくさっててもしょうがないので、こちらもダラダラと進みます。
やっと番がきました。
おばちゃんは、相変わらず別のおばちゃんとの挨拶を挟みつつ、チケットとパスポートチェック。
問題なくボーディングパスがでてきました。
なかなか親切(というかおせっかい)なおばちゃんで、一生懸命ゆっくりと
「荷物はダイレクトにTOKYOへ行くよ」「このゲートはこう行ってこの先に・・・」
とくわしく説明してくれます。
最後ににっこりと「Have a nice trip!」。待たされましたが気分は悪くないです。

その後、預ける荷物のセキュリティチェックを待つ行列に並びます。
これがまた長い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2004年元旦。

深夜2時前起床。外はまだなにやらにぎやかです。新年を迎えて盛り上がっているよう。
我々は、眠気を無理やりシャワーで吹き飛ばし、急いで荷造りをします。
午前3時にレンタカーを空港近くのハーツへ返すことになっています。

急いでホテルをチェックアウト・・しかし・・・
おじさんが一人いて、なんだかパソコンがダウンしていて今は処理できない、と。
再起動中だから待ってくれ、と。

しょうがないので、先に車をとってきました。ホテルの前に止めておきます。

この車に乗るのも、あと1時間くらい。

さて、やっとパソコン起動し、チェックアウト完了。
ホテルの部屋からNYの友人へかけた電話代が思いのほか高くて、妻、ちょっとショックの模様。
部屋からの電話はやはり高いようなのでやめたほうが無難ですね。
公衆電話からカードでかけたほうがよいです。

というわけで、ホテルを出て車に荷物を積み、空港へ向かいます。

道はすいていて、あっという間に空港近くのハーツへ到着。さすが24時間やっているんですね。
問題なく車を返し、ハーツのバス(冷房効きすぎて寒い)に乗って空港ロビーへ。

午前4時前、まだチェックインできるばずもなく、閑散としたロビーで眠いまま時間をつぶします。

ひたすらまっすぐな道を走り続けます。
もともと運転はそんなに好きではないので、すっかり飽きてます。しかも疲れてます。
しかし、帰らなきゃいけないんでとにかく走ります。

薄暗くなってきました。
なんとか高速の入り口を見つけて入ります。
片道4(5だったかな?)車線の幅広い道をブイブイ走ります。
(気分はブイブイですが、一番右端をチンタラと走り、ほんとにブイブイ走る車に抜かれてます)

かなーり走ったところで、Miami International Airportが近づきました。
高速から分岐し、マイアミビーチ方向へ向かう道へ入ります。
マイアミに来て初めて走った道です。
右側遠くに、明かりの入ったAmerican Airline Areaが見えます・・・・・・NYEか。

数日いただけで、あたりの印象はまったく違ってます。
あんなに焦って必死だったのに。今は余裕で走ってます。不思議なもんです。
ホテル付近到着ー。ドライブ終了ー。

大量の車でいちだんといっぱいになっているパーキングメーターにもあせることなく、
あたりを周回して空いているところを無事発見。
ちょっと距離がありますが、ブラブラ歩いてホテル方向へ戻ります。
初日、車を止めてタクシーでホテルへ戻ったのに比べれば、まったく問題なし、No Problem!

PHISHシャツの若者が数人います、8時なのにまだビーチ付近にいていいのか?
と思いましたが、今夜は開演遅いんですね、新年カウントダウン過ぎまでやりますからね。

そんな人々を眺めつつ、最後くらいレストランで食事するかーとお店をのぞいたりしたのですが。
大晦日のイベント準備などで大忙し。ゆっくり食事だけする雰囲気ではありません。
みんな、騒ぎにきているのですね、ようするに。
結局買い置きしたものをホテルの部屋で食べることにしました。まだ結構残ってたんで。
最後にととってあった赤ワインで乾杯。

明日、元旦は早朝の飛行機で帰国。午前3時に空港へ行くことになっています。
さっさと倹約大晦日晩餐を切り上げ、仮荷造りをして眠ります。眠ります。
もう夜11時過ぎ・・・3時間も眠れません・・・とにかく眠ります。

えびで腹いっぱいになったところで、走り始めたのはいいのですが。
車の燃料がいよいよ不安になってきました。
町の中を走っているうちに入れたほうがいいだろ、ということでガソリンスタンドへ寄ります。

アメリカでの給油は初めて。
日本のほとんどのガソリンスタンドと違い、セルフサービスです。
ガイドブックを読むと、前払いと後払いがあって手順が違うようなことが書いてあります。
むーん、よくわからん。

とにかく車を止め、機械を眺めてみます。
なにやら手順に沿って番号が振ってあり、説明も書いてあります。クレジットカードも使えるよう。
というわけで、クレジットカードでやってみます。
・・・・・できない・・・・なんだか途中で怒られてリセットされてしまうようです。
幸い、他に給油したい車も来ないようなので、じっくり読みなおして再トライ。

結局、クレジットカード使うのはよくわからず、現金払いに変更。
ここは後払い方式のようでしたから、まずレバーを引いて給油します。
おお、入ってる入ってる・・・無事にこぼれることもなく、終了。

奥の建物の中へ入ると、「Hi!」と、ケバイ化粧のおねーちゃん。
にこやかにレジに立っています。DISPLAYに金額が出ています。
それを現金で支払い、「Have a good trip!」などとまたにこやかに言われてレジを後にします。

これで途中ガス欠停止は回避されました。
再び、まっすぐな道を走ります。

一直線の道を北へ戻ります。途中、海の見えるレストランでちょっと休憩。


木造でオープンでなかなか気持ちよいところ。


小さな港のすぐ脇にあります


ペリカン?
大きな鳥がいっぱいいます

海が近いということで、メニューはシーフードいっぱいです。
軽く、と思い、エビのフリッター(だったかな、確か)を頼みました。


大量のエビ・・・

ここはアメリカでした。軽いメニューなんてないんです。
エビといえば、山盛りあるわけです、エビだけが。

お茶休憩のつもりで寄ったこのお店で、エビでお腹をいっぱいにし、
さらに北へ戻ります。

キーラーゴでの昼食後、さらに南へ走ります。

ここで、実は少し変化が。
一度は左ハンドル、右車線で運転したいというと運転を交代したのです。
やはり、さっそくやってしまいました、ワイパー作動。
駐車場から道へ出るところで、反対車線へ・・・
車はそれほど多くないので問題ないですが、助手席に乗っているこちらはヒヤヒヤです。
運転しているほうが楽です。私が運転しているときは、逆の立場だったわけですね。
さぞかし、心配だったことでしょう。

走り始めれば、ひたすらまっすぐな道。
島と島の間の橋は両側とも海が広がって気持ちよい光景です。
しばらく走り、いったん駐車します。
運転席が逆なので駐車するのも一苦労、かなり疲れた様子です。

海辺まで歩いてみます。フロリダの海。


船も気持ちよさそ


ホワイトソックスが素敵な、フロリダのイッチ

オープンレストランでは音楽が流れ、ニューイヤーズイブの夜への準備が進んでいました。
今日は、大晦日。
さて、本当はもっと先端まで行きたいところですが、そろそろ引き返さないと時間がなくなります。
再び私の運転に交代し、着た道を戻ることにします。

Key Largo(キーラーゴ)。
真ん中にまっすぐな道が通っていて、その両側にお店がぽつんぽつんとあります。
建物の後ろには木がいっぱい見えてます。(その向こうは海?)
なんともえらく遠いところへ来たな、という感じです。

適当にあったレストランの前に車を止めます。(思ったよりレストランがないのです)
タイ料理って書いてあります。「エスニック、いいじゃない」と、入ってみると・・・

入って右側に、なぜか寿司屋のカウンターが。
天井や壁にはアジア系の妙な飾りつけ。
きらびやかな仏壇らしきものがあるのでやはりタイの方がやっているのでしょう。
(もしかしたらベトナムかカンボジアの人かもしれない)
テーブルも結構あり、2組の客が食事してました。お昼時にしては空いているお店です。
が、あまり人がいない場所のようでもあるので、こんなものなのかもしれません。

このお店の雰囲気は、ちょっと寿司をいただく感じではありません。
もともと寿司を食べる気はないですが。
というわけで、炒め物系の定食のようなものを食べたような気がします。
(食べたものの記憶があまりないのです・・・)
東南アジア系の料理としては、まあまあの味だったような気がします。
(味の記憶があまりないのです・・・)

食べ終わった頃、白人男女数人が入ってきました。
彼らは、「カウンターがいい」と言っているようで、そちらの席へ。
すると奥から、半纏(はんてん)のようなものを着て鉢巻したタイの人
(もしかしたらベトナムかカンボジアの人かも)が出てきてカウンター内に立ちました。
寿司を握って出しているようです。お客さんも楽しんでいただいているよう。

ひとつの経験として、フロリダのKey Largoでタイの人
(もしかしたらベトナムかカンボジアの人かも)が握った寿司を食ったほうが
おもしろかったのでは?と思いつつ、店を出たのでした。

まっすぐな道を更に南(というか南西方向かな)へ走り続けます。

さて。
フロリダ南へのドライブへ出発。
PHISHの年越しカウントダウンShowが行われる、Amerian Airlines Arenaの前を通ります。
まだ、午前中だというのにすでにファンがかなりいます。
Amerian Airlines Arena前の道をどんどん南下します。

しばらく走ると右手に素敵な建物が。
マイアミ大学です。
元同じ職場で働いていた友人が通い、卒業した学校です。
「こんないいところに住み、通っていたのか、彼は」などといったことを話しつつ、南下します。

さらに走り、ハイウェイへ入ることに・・・しかし入り口へうまくたどり着けません。
地図と格闘し、やっとのことで入ります。まわりは皆、すごいスピードで走ってます。
こちらは一番右の車線を遅めで(それでもかなりのスピードで)走ります。

いつの間にはハイウェイは終わり、片道1車線の道へ。
両側は湿地帯ようでマングローブが茂っています。
わんぱくフリッパーのような場所なのでしょうか?ということは、ワニとかもいるのでしょうか?
この道、ひたすらひたすらまっすぐ!景色も変化ないし、飽きてきます。

と、突然両側に海!

道の両方ともが、海です。海の真ん中を走っています。
このあたりからは、珊瑚礁でできた島々を橋で結んだ地域「フロリダ・キーズ」なのでした。

その入り口あたりの町、キーラーゴに到着。
お昼ごはんを食べることにします。

2012年9月

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