08.旅のことの最近のブログ記事

書きかけたまま途中になってしまっているものがいくつかありまして。
この沖縄シリーズもその一つ。阿嘉島初日夜の宴会まで書いたまま。
というわけで突然ですが続きを。

11月26日(水) 阿嘉島2日目。

ゆっくり起床。9時前に朝食。
少し本を読んだ後散歩へ。(散歩くらいしかすることがないので)。
港の先まで歩いてみる。アグという場所。
ダイビングライセンスを取ったとき、検定をやった場所だ。
テトラポットに囲まれているがきれいな場所。ぼんやり海を眺める。
フェリーが入港してくる。

 

 

 

 

 

 

のんびりと船に近づいてみる。でかい。

 

 

船体にはばかでかくこう描かれている。
げいひとすじ。

 

 

島の西側にある小さな浜、ヒズシへ行ってみる。本当に久しぶり。

 



曇っているけれど、風は弱く穏やか。
沖に見える島は久場島。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後、ヒズシでシュノーケリングしてみることにする。
せっかく来たので一度は海へも入っておくか、と。

昼食は「パーラーみやま」でタコライス。

部屋でちょいと休憩後、再びヒズシの浜へ。
久しぶりの海。思ったより水温は高い。日差しがないので暗いけれど。
珊瑚が減っていても魚が少なくなっていても、海はいい。気持ちいい。
さすがに長くはいられないし、上がると寒いので宿に戻りシャワー。
ちょっと休憩。
昨日に続き、漁師Hさん宅へ。本日はイカの塩炊き。
小ぶりのイカを丸ごと炊いたものをガツガツいただく。ビールとともに。
イカ墨のほのかな甘みがいい。しかし・・・またも腹いっぱいに...
宿へ戻り無理やり夕食。
そのまま宴会は不可能な状態なので部屋に戻り休息。というか仮眠。
その後はやはりまた宴会。飲んでばかり。
島に戻った宿オーナー、近所のホテルで働くオーナー友人らと日本酒をいただく。
とりとめもない話ばかりをしていたのだろうけれど、この時間がやはり心地よい。
食べすぎだけど。

酔っ払って就寝。

沖縄、阿嘉島の旅。初日夕方です。
ニシハマの散歩から帰り、部屋でちょいと休憩。
夕食までのしばらく時間があります。
この島に通い始めた当初からお世話になっている、
島の漁師(海ンチュ)であります、Hさんのお宅へ挨拶に。
おみやげに持ってきた日本酒を持ってでかけます。

 

途中で見かけたお家の屋根。
これで空が青ければ......

 

 

 

Hさん宅。漁師道具類がいっぱいですが相変わらず綺麗にされてます。
笑顔も相変わらず。
「じゃあ、刺身だそうかね」とささっと出してくれたのが、これ。

 

テングハギモドキ

泳いでいるのは見たことありますが、
食べるのは初めて。
ちょっとクセがあるけど美味。
数日前にとったものだそうで、ちょうど食べごろ。

実は来るたびにこうしていろいろいただくのが楽しみ。

お酒を飲みつつ、お互いの近況や、最近の海の様子、島の様子、とった魚のことなどなど、
取りとめもない話。
現役漁師さんの話なんてなかなか聞けないですからかなり興味深い。
いい魚ばかり食っているからでしょう、顔もツヤツヤで。

そろそろ宿の夕食ということで戻ります。
(魚いただいたのにまた食事、ということでお腹はかなり苦しい)

宿は貸切。客は2人。民宿オーナーは那覇。
オーナー奥さんと3人でこれまた近況などを話しつつ、食べます。
食べすぎ。お腹いっぱい。

部屋で少し休憩後、再び宿の食堂へ。
オーナー奥さんと3人だけの宴会をしっとりと始めます。
おみやげに持ってきたちょっといいワインを開けて。
しばらくして、やはり島在住の友人、少し遅れて友人奥様も参加。
ワインも空き、日本酒一升瓶もどんどん進み、話もはずみ。
明らかに飲みすぎですが、これをしにし来たようなもんですから。

いい宴会でした。

 

午後のニシハマ。
それにしても北方向から吹き続ける風が強く冷たい。
アザハタのポイントにはダイビングの船もとまり、潜っている人はいるようだが、
上がった後がきつそう。

さて、再び歩く。


 

 

展望台への木で作られた階段に植物。

 

 

 

DSC06388_M.JPG

 

 

これは巨大は葉っぱ。
サト芋系?

 

 


しばらく歩くといました。ケラマ鹿。

 

 

お尻が白いハート型。

 

 

 

 

 

特に逃げることもなく、草を食べ続ける。

 

 

 

植物も動物も自然なまま暮らしているようです。

時々小雨も降る天気の中、いったん宿に戻ります。

 

誰もいない道をニシハマへ向かう。
結構なアップダウン。食べすぎだし、これくらいでちょうどよい。
しばらくしてニシハマ到着。砂浜へ降りる。



誰もいない。貸切。
空は相変わらず曇り。















最近(といっても数年前か?)にできていた展望台へ上がる。




海の色はやはりケラマの海の色。










沖縄の海にススキの対比が印象的








阿嘉島から見る座間味島(奥の大きい島)。
手前左の小さいのは嘉比島。
右の小さいのが安慶名敷島。




ただひたすら、意味もなく青い海を眺め続ける。

那覇で買ったドゥルッティ・コラムのアルバムを聴きながら書いております。
これ、気持ちいい。

11月25日(火)
7時30分起きる。
宿の朝食。和食。
500円で結構なボリューム。二日酔い気味なのにおいしくいっぱい食べる。
旅に出るとなぜかごはんがよりおいしくいっぱい食べられてしまうのはなぜだろ。

準備をして泊港へ。阿嘉島へ向かう船は泊港からでるので、宿はその近く。
歩いて数分で港。
10時発のフェリーざまみに乗る。
空いている。。。季節はずれだからしょうがないのか。
靴を脱いでだだっ広い所に寝ていると1時間半で慶良間。



小さく見える2つの岩が夫婦岩。
過去に何度か潜ったダイビングポイント。
ウミウチワが綺麗なところで好きな場所でした。






阿嘉港に入ります。
また工事しているようですね。






港には人も少なくやはりさみしい。民宿のオーナー奥さんのお迎えで宿へ。
久しぶりですが、変わってない。おばあがいないってこと以外は。
(子どもたちも那覇の高校行ってていないけど)

昼食。パーラーみやまで沖縄そばをいただく。案外ボリュームあり。満腹。

さて本日午後の予定。

土産のお酒を島の友人に配る

それだけです。
あとは予定なし、のんびり。

ですが、食べてばかりで動かないのはまずい。そんな時は散歩。
ニシハマまで歩くことにする。


島内はススキいっぱい。




すっかり秋の気配。






さらに歩くとシラサギ。










まあ珍しくもないけれど写真に撮っておく。
それにしても天気はよくない。どんよりしていて時々小雨も。
そんな中、ニシハマへ降りて海を眺めるべく歩き続ける。

毎日毎日、夜10時過ぎまで会社にいた今年の夏。
そんなわけで夏休みもなく、ようやく仕事が一段落した11月後半。
やっと遅い夏休みというわけです。もう冬だけど。
夏休みと言えば沖縄。もう何回行ったのだろう、20回くらい?。
多い年には年に3回行っていた慶良間諸島の阿嘉島へ。

11月24日(月)
早起きし、猫のごはん、トイレなどを整えて。
ペットシッターさんが来ても顔をしかめない程度に掃除&片付け。掃除や片付けは前日からやってますが。
旅となると、猫がいて物が多いのでこれだけでぐったり。
そんな状態のまま調布からバスで羽田へ向かう。道は空いていて1時間かからずに到着。
那覇到着が午後1時過ぎなので腹が減るかも、と空港でラーメン。うまくない。
10時30分発のJALで那覇へ。修学旅行生にお年寄り団体が多い。
季節的にはそんなもんでしょうね。
午後1時15分。予定通り那覇着。那覇空港を出ると土砂降り。強い風。台風並。
あーあ。
那覇にいるという、阿嘉島でいつもお世話になる民宿オーナーに電話。
民宿のおばあ(オーナーの母)が入院している宜野湾の病院に連れて行ってもらうことになっているので。
空港まで車で迎えにきてもらう。
オーナー、息子と娘が那覇の高校に通っているため、こちらにも部屋と車があるのです。
土砂降りの中、申し訳ない。
そのまま食事。沖縄そばセットをごちそうになる。そばにジューシー(炊き込みご飯)。量が多い。
羽田でラーメン食うんじゃなかった。

降り続ける雨の中、おばあの入院する病院へ。
島へ行くといつもニコニコと迎えてくれたおばあ(90歳)は小さくなってベッドに寝てた。
それでも「わかりますかー?」と声をかけると「わかるさー」と、なじみある声で返事。
見舞い、とか言っていたけど、そんなもんでもなく、ただ自分が会っておきたかっただけだった。
自己満足。でも会えてよかった、ほんとに。
那覇へ戻る車の中、オーナーにいろいろと話を聞く。
(厳密に言えば病気ではない)年寄りの病院問題、介護の実態、などなど。
重いが現実。
宿まで送ってもらい、後で会う約束をしてオーナーとはいったん別れる。

小雨になった中、国際通りまで歩く。
もうすぐ昨年末亡くなった叔父の一周忌。沖縄より果物を送る。
噂に聞いていた桜坂劇場をのぞく。










こりゃおもしろい。映画館ではあるのだけれど、待合場所にカフェ、古本屋。
2階は中古レコード屋。










古本屋「ふくら舎」と「GET HAPPY RECORDS

GET HAPPY RECORDSで中古CD2枚購入。

O-kina-Wa/眼帯天国
 即興ユニットO-kina-Waの2006年ライブアルバム
 メンバーは、鬼怒無月(G)、岡部洋一(Per)、沢田穣治(B)。
・the durutti column/bread & circuses
 ドゥルッティ・コラム1993年の名盤(らしい)。
 お店でかかっていた音を気に入り、店員さんに確認して購入。

思いがけず、いい買い物。

再び民宿オーナーと合流。オーナー息子も。おお、大きくなったー、もう大人だ。
魚のうまい居酒屋で。飲む、しゃべる、食う、飲む、飲む、しゃべる、飲む。
11時すぎにお開き。朦朧としつつタクシーで宿へ戻り寝る。
(寝る前に缶ビール1本飲んだかも)。





午前11過ぎに那覇到着。
飛行機のフライト時間までまだ少しあります。
再び公設市場方面を散策してみることにします。


那覇猫その1

変わった顔です。


那覇猫その2

ふさふさ~


ロマン書房再び

那覇到着日に続いてまた行ってしまった・・・


服も売り物?


スター写真もあります


均一棚


さらに歩き、公設市場のちょっと先。


日本一狭い古本屋さん
(左の瓶詰物の整然とした並びにも注目です)


とくふく堂

営業時間前でしまっておりました、残念。

食事を終え、戻ろうかというときに。
公設市場付近でちんどん屋さんに遭遇。


手前の物売りおばあがとてもよいたたずまい

那覇空港までタクシーで移動。
問題なくチェックインし、15時前のフライトで東京へ。

3泊4日の短い旅。
いろんな人に出会った数日でした。
無理やりでも行ってよかった。

おばあ、元気にしていてください。
また行きます。


これにて、2006年秋の阿嘉島旅日記終了でございます。

11月4日(土) うす曇り

沖縄最終日。まったくあっという間です。

午前中の船で那覇へ戻るため、朝食後は荷造り。
といっても、ダイビング器材ないし、水中カメラもないし、
かなり楽。

準備できたところで、民宿の写真などとってみたり。


母屋の屋根は赤い


橋の向こうは慶留間島


民宿周りの建物


敷地内にはアロエいっぱい

そういえば。
10年以上前のお正月にこちらへ来ていたときの元旦。
船に乗るときに滑って転び、左ひざを強打。
パンパンに腫れた関節に、
民宿のおばあがここのアロエを開いて患部にあて、しばってくれたのでした。
ひんやりして気持ちよかった。
そんなこともあったなあ。


こんな花も咲いてます

さて、そろそろ時間です。車で港へ。
船に乗り込み、甲板に出てみます。


お見送り風景


港の建物


港が遠くなります

船の見送りは船が見えなくなるまで手を振ります。
手を振る時間が長くて大変なのです。


橋もだんだん遠くなります


ちょうど横を並走していた船

よく見ると昨日海老をご馳走になったヒデさんの船。
漁に出かけるところなのでしょう。
我々がわかったのかどうかは不明ですが
手を振ると振り返してくれました。

風が強いのでそろそろ船の中へ。
那覇まで1時間弱。
本でも読みましょうか。

ビールを持ってヒデさん家へ向かう途中、
いいシーサーがいたので撮影。


ズームないので遠すぎ・・・

ヒデさんち。
ちゃんと大きなエビを捕っていただけたようです。ありがたい。

まずは刺身でいただきます。


ほんとに綺麗な色

これがまた身がしまってて甘い!
新鮮な伊勢海老はほんとに甘いんですよ。

魚の刺身も。


皮の部分が分厚くてこれまた美味。

なんていう魚か失念してしまいましたが、これも最高にうまいのです。

さすが漁師。どちらも豪快な盛り方。


エビの頭は味噌汁で

最高のダシが出ていてこれまたうまいんです。

ヒデさん、ほんとにいつもありがとうございます。
でっかい夜光貝の貝殻(内側がとても綺麗)をお土産にいただきまして宿に戻ります。

すぐに夕食。これも完食。満腹すぎ。
その後は例によってさみだれ式に宴会。

ああ、もう沖縄最後の夜。
民宿オーナーを交え遅くまで飲み続けます。

2009年2月

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