(表示名なし)2004年12月アーカイブ

会社最終日。大掃除も終わり、さくっと渋谷へ向かおうと思っていたら。
打ち上げということで日本酒などが用意されておりました。
じゃ、ちょっとだけ飲んで行こうかと思っているうちに、
かなりの量をいただいてしまいました。

クロコダイルに着いたら、すでにSet1中ほど。
外はとっても寒いのですが、中は熱気で暑いくらい。上着を脱いでTシャツ姿に。
知ってる顔の方々がいっぱいニコニコして揺れてます。

ステージ横に移動してみます。

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このベースの人が出すうねりが好き

飲み物を追加し、音に意識を持っていかれ、
フラフラ、ニコニコしているうちに演奏終わってしまったような。
なんとも気持ちよい時間でした。

SARDINE HEAD、また来年も見せていただきます。

空いている電車での出勤最終日。
外は雪が舞っています。

そんな日に聴いたのは、やはり1年前のこれです。
この日は特にSet2にやられてしまうわけですが、
会社着までに聴いたのはSet1のCavernまで。

Piper、ちょっとテンポ早めだけど好きな曲。
Foam、案外トレイがボロボロだ。
Cavernってトレイとマイクがこんなステップするのね、って初めて知った日。
日本語のうまいマイアミ在住ブレッドくんに会ったのもこの日。

12/29/03 Miami, FL
Set 1
Piper
Foam
Anything But Me
Limb by Limb
Wolfman's Brother
Poor Heart
Cavern

Set 2
Rock and Roll
Twist
Boogie on Reggae Woman
Ghost
Free
The Divided Sky
Good Times Bad Times

Encore
Waste
The Squirming Coil


午後はさっさと会社大掃除して打ち上げて。
Set2を聴きながらクロコダイルというところへ行ってきます。

20041228.jpg

あれからもう1年。
昨年の今頃は(時差はあるけど)これを生で聴いていたわけですね。
というわけで、今朝の通勤にはこれを聴きましたよ。

このもやもやからハイハットが刻まれ、David Bowieに入っていくところ、
やっぱりドキドキします。
歓声が大きくなるのは照明の様子が変わったところですね、絵が浮かびます。

Set 1
David Bowie
Sample In a Jar
Tweezer
Bouncing Around the Room
AC/DC Bag
Frankie Says... 途中までで会社到着。

あとは帰りに。

10月24日、日曜日朝です。
昨日と同じく、おいしいホテルの朝食を食べながら
今日はどうしようか、などと話します。

本日は川向こうの宿へ移動です。
ホテルのチェックアウトは12時。
それまでに荷造りして出ないといけません。

その前にホテル窓からの景色を写真に納めてみます。


ホテル前の道

石畳にトラム(路面電車)の線路が2本。
道幅は案外狭くて、線路の上を普通に車も走っています。


ホテル向かいの様子

壁と屋根はほんとにこの色ばかりです。


こんな風にひたすら石建築世界なのです

チェックアウトまで数時間。
せっかくなので割と近くにあるお城へ行ってみることにします。

greendale_s.jpg

ライブではなく映画がですが。
中野でおいしい魚を食べた後、吉祥寺へ向かい、
バウスシアターのレイトショーで見てきました。

ニール・ヤングのGreendaleです。
恒例の爆音レイトショー。コンサート用PAを使って上映されるのです。

このGreendale、昨年のニール・ヤング来日時には、
ステージ後方に劇セットをつくり、その前でバンドが演奏するという形態でした。
それをニール・ヤング自身が映画化したものがこれです。

音はもちろん、最高です。
アルバムと同じ音源らしいのですが、
こうやって映像とあわせてみるとぜんぜん違う印象です。
字幕もあるので歌っている内容など
いままで知らなかった気づかなかった部分もありました。

しかし、それですっきりわかったかというとそういうわけでもないのです。
アメリカ(もしくは世界中)のいろんな病んでいる部分が
さまざまに交錯して描かれているような気がします。

彼が言いたいことの何%理解できたのかわかりません。
が、ニールが言っていることが100%すべて正しくてすばらしい、
と受け入れるわけでもないし。
もちろんブッシュがやっていることがおかしいのは明白ですが。

いろんなことを考えさせてくれる映画だと思います。
わからないなりに考えるきっかけになればよいのかもしれません。

でも「おお、この曲かっこいい!」って聴いてるだけでもよいかも、
といろいろ考えさせられる映画でした。

アルバム、ライブ、映画とすべて体験したほうがよいのは確かですね。
そしてニール自身ももがいているのも確かでしょう。

加部正義さんのバンド、ぞくぞくかぞくです。今年2回目のぞくぞくかぞくです。
場所も前と同じ横浜STORMY MONDAY

前回はベースのミチアキさんが欠席のため加部さんが半分以上ベースを弾くという、
ジョニー、ルイス&チャー、ピンククラウド好きからすれば
それはそれはスペシャルな演奏だったのですが。
それはやはり本来のぞくぞくかぞくではないわけで。

今回、本物見せていただきました。
ライブ・レコーディングもしているという(ラップトップでのHDDレコーディング)こともあってか、
メンバーもも気合入ってます。

Set1は短めでしたが、ベースミチアキが音を引っ張ります。すっげー勢い。

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加部さんは、わりと淡々と弾いてます。
客席から「マーちゃん、ギターの音が怒ってないよ」と声がかかります。
ハーレーの派手なジャケットを着たかっこよいおじさんです。
「俺の幼馴染」と指指して微笑む加部さん。

それにしてもすごい人。
入りきらない客が、ドアのガラスに顔を押し付けるようにして覗き込んでいるのが見えます。

Set2もベースが引っ張る感じで進みます、爆音ギターバンド。
ブリブリでウネウネです。いかれてます。
途中、ベースを置いてブルースハープを吹く場面も。
加部さんも少し吹いて(吹かされて)ました。

今回はかなり曲としてまとまってる演奏でした。
曲にならないで進行する感じも、今回みたいなのもそれぞれいいですね。

Set2後、トイレへ行く途中、「キーボード入れて!」と声が聞こえました。
用を足しながら、「ゲスト入ってSet3やるんか、誰かな」などとと思っていたら。

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ミッキー吉野さんでした。
キーボードは入ってのこのSetがとんでもなかった。
ミッキーさん、指そんなに動かしているように見えないのですが、
出てくる音が切れててめちゃめちゃするどいのです。
この感じはまじかで見たハービー・ハンコックで味わったものに近いです。
やはりただものではありませんでした(あたりまえ)。
ピアノ系の音なのにかなりベンダー使ってるし。

終わったのは11時半前。
終電ギリギリ間に合って音の余韻に浸りながら帰ったのでした。

帰り際、カウンターにいたギターのテッシーに、
吉祥寺三姉妹、見に行ったんですよ、MANDA-LA2」って声をかけてみたら、
「なんだー、声かけてくれてばよかったのにー」
「また、三姉妹も見に行きますね」
「そん時は、声かけてねー」

と、とっても気さくなテッシーさんでした。


ぞくぞくかぞく
加部正義(G)手代木克人(G)鈴木享明(B) 富岡゛GRICO゛義広(Dr)

元生活向上委員会、DUB、元KIKI BAND、こまちゃクレヅマー、
忌野清志郎バンドホーンセクションなどなどな多彩な活動の梅津さん。
新宿PIT INNでの3daysの初日。
Heart warming Blues nightと題されています。
メンバーは、
梅津和時(Sax)木村充揮(Vo,G)三宅伸治(Vo,G)
の3人。
梅津さんのアルトソロからしっとり始まります。
続いて三宅氏登場。ドブロギターでスライド。いい音です。
梅津さんは中央でクラリネット、バスクラ、ソプラノ、ピアニカなどいろんな楽器を使い分け。
三宅氏と交代して木村氏登場。
すでに結構飲んでます。
客に関西の人がいて掛け合ってます。

「はよやらんかい!」「わしの勝手じゃぼけ!」と応酬する木村さん。
まともにじゃべれない木村さんですが、歌いだすと絶品です。相変わらずです。
再び三宅氏を入れ、3人で数曲。

Set2は最初から3人。
木村さん、ぐいぐいおかわりして飲んでます。客の反応、ノリがよいので全開です。
「いやんなった」、「嘘は罪」、「メンフィスへ帰ろう」など名曲をいっぱい。
ちょっとだけやった「ノーウーマン・ノークライ」もよかった。
これに絡む三宅さんギターが気持ちよいです。
梅津さんはもちろん相変わらずすばらしい。
三宅さんも何曲か歌うのですが、これはちょっと・・・・・
横にスペシャルな歌うたいがいるだけに弱く感じます。ギター弾きとしては最高ですけど。

木村さんの飲みながらペースでの進行で長ーいSet2。終わったら11時過ぎてました。
まあ、木村充揮やっぱりすごい、ということにつきるLiveでした。

食事したレストランから入り組んだ道を歩きます。
しばらくしてトラムの駅が見えました。
TESCOというスーパー近くのこの駅、夕方の買い物客でごった返しておりました。

トラムで再び川を越え、ホテルへ戻ります。


ホテルに一番近いトラムの駅

路面電車なので駅っていうよりも昇降場という感じでしょうか。


道端には小さな花屋さん

時計は、午後4時すぎを指してますね。

ここから少し歩くと泊まっているホテル「Blue Key」。
フロントのおじさんが控えめににっこりして部屋のキーを丁寧に渡してくれます。
押しつけがましくない高級感。

今日はかなり活動しまして。ぐったりです。
しばらく部屋で休憩です。

さて。
もう夜。
今夜はどこでうまいビールを飲もうかとガイドブックやらをチェック。
疲れ気味だし、明日は川向こうの宿へ移動ですから、
今日はこの近辺でよさそうなところに、と探します。

見つかりました。
このホテル、「Blue Key」隣の地下が古ーいビアホールでした。
元修道院のビール醸造所だったという「ウ・ズヴァテーホ・トマーシュ」。
(ベルキーもそうですが、こちらの国では修道院がビール作って売っているのですね)

夜はかなり冷えます。着こんで帽子手袋して外へ出ます。
が、隣なのですぐ到着。こんな装備しなくてもよかったかも。

大きな木の扉から入り、石造りの地下へ降りると。


中はこんなことになってました

人いっぱいです。みんなビール飲んでます。
で、踊ってます、唄ってます。

バンドがケ・セラ・セラとか有名な曲を演奏し始めると
一斉に立ち上がって合唱です。一斉に一気飲みとかもしてます。
めちゃめちゃテンション高いですよ!
なんだー、こりゃー。
外は寒くて静かですが、
チェコの人はこういうところでこうやって遊んでいたのでした。

料理はおいしいですが、肉、肉、肉なのでちょっと重めです。
ビールはもちろん最高にうまいです。
この店で一番おいしかったのは「ビールチーズ」。
チーズにスパイス、マスタード(みたいなもの)がついてて
これにちょっとビールの泡をかけて混ぜて食べるのです。

スパイシーな「豆腐よう(沖縄の食べ物、豆腐+泡盛を紅麹で発酵させたもの)」
って感じでつまみに最高です。



入り口にあったキャンドルも年期を感じさせますね

とってもいい店でした。

Arne』という雑誌を初めて知りました。

大橋歩さん編集のこの雑誌、
質感、雰囲気がやわらかくていいんです。薄くて軽いし。
大橋さんの文章が楽しい。視点がおもしろいです。

最新10号では(こっそり)村上春樹さんを取材してます。

置いてある本屋さんは限られているようですがお勧め。
(どこに置いてあるかは上のこちらのサイトに紹介されていますよ)
通販もあるようです。

Iさん、ご紹介ありがとう。

プラハの中心街をさらにうろうろ。

以前、プラハへ来るときの機内で撮ったこんな写真を紹介しておりました。

これと同じ絵がこれです。

スーパーらしいのですが、日本でいうと西友のようなものでしょうか。
結構この絵は見かけましたよ。

この界隈には、新刊書店が多くありまして。
妻の目的の一つはチェコの絵本入手。
メインは古本ですが、新刊も当然チェック。
結構よさげな物があったようで、数軒まわってかなりの冊数をゲット。

古本屋も一軒見つけ、入ってみました。
どうもメインに扱っているのは、古い書(本ではなくて掛け軸のようなものとか)の様子。
それでも2冊ほど買いましたでしょうか。

午後もすでに2時すぎ。
結構な荷物になり、いまだご飯を食べてないのに気づきます。
朝、いっぱい食べていたのでなかなか減らなかったんです。

適当に歩きながら適度に客が入っていてよさそうな店に入ります。

そこで食べたのはこんなもの。

手前はほうれん草のようなもののソテー?
左奥はハム、右奥はこちらの添え物のよく出てくる蒸しパンのようなもの。
この料理、見た目はあまりよくありませんが、とてもうまかったです。
チェコは海のない国で当然肉がメイン料理なのですが、このほうれん草は絶妙の味付け。

で、飲んだのはこんなもの。

こちらでは皆さん、昼間からあたりまえのようにビール飲みます。
普通にジョッキです、うまい。

歩き疲れたあとのビールと腹一杯の食事で満足しつつも疲れが出てきました。
荷物も結構あるし、宿へ戻ることにします。

トラムに初めて乗った時には車内にある機械で打刻をします。
今回は3日券なので、この打刻の日時からまる3日間乗り放題となるわけです。


プラハを走るそんなトラム

トラムに乗って川向こうへ行った最初の目的は、
明日の宿を決めること。

今日は高いBlueKeyホテルにもう一泊しますがそう何泊もできません、高いですから。
もっと安くてよさそうな宿をあたってみます。
ガイドブックでまあまあよさそうだと当りをつけたPension Museum
名前の通り、博物館の向かいにある小さな宿です。
入ってみてフロントにいたひげめがねお兄さんに聞いてみると、空いていました、部屋。
他を探す時間ももったいので明日からはここに泊まることに決定し予約をします。
こぎれいでいい感じの宿です。

明日から寝るところも決まりましてさらに一安心。
町の中心へ向かってみます。


通り沿いのカフェ


大道芸人ですね
パントマイムしてました


こんな町並みです


音楽の町プラハは路上ミュージシャンもクラシカル

やっぱりヨーロッパな感じなわけです。

沖縄座間味村のパーティ(飲み会ですね)に行ってみました。
様子をこちらの下のほうにおまけとしてUPしてみましたよ。

下北沢にあるSHELTERというライブハウスでThe Starsというバンドを見てきました。
PHISHの音源トレードなどで知り合ったアラジンさんがドラムで参加しているバンドです。

アラジンさんがドラム、という以外何も前情報がないままに会場へ。
下北SHELTERといえば、ロックなライブハウスで有名です。
田舎の高校生だったころにあこがれたりした場所でもあります。
まさか、40歳寸前にして初めて行くことになるとは思いませんでした。

演奏開始直前に中に入りました。
他人とぶつからずに立っていられる程度です。

ドラム、ベース、ギター、ボーカル(ギター)の4人です。
サイケデリックバンドというのでしょうか、
ガシガシかき鳴らされるギターにどっしりしたきれのよいビート。
それに英語の歌がのっかります。
それにしてもギターすごい。
ワイン色のSG(アーム付)からウネウネでゴリゴリな鋭い音が出てきます。
ベースの人は、何がすごいって髪の長さ。腰まであります。(前髪は灰野さん型)
揺れながら弾いていると長い髪がベースにかかって弾きにくくなります。
すると、首を思いっきり一振りしてパサッと肩の後ろへ髪を持っていきます。
そのしぐさが実にさりげなく決まっているのです。
寝違えて首を痛めている私にはできません。(そもそも髪がありませんが)

メンバーの皆さん、まったくしゃべりません。
「こんばんはThe Starsです」と「ありがとう」の2回だけでした。

アラジンさんのドラムは初めて見たのですがパワフル!
(パワフルに叩かざるを得ない曲が多かったですけれど)
帽子を深めにかぶって叩く姿かっこよかったですよ。

曲名とかまったくわかりませんが、
前半のスローな曲の前にやったやつと
ラスト曲のひとつ前のやつが好きでした。

帰宅後は久々に頭の中でセミが鳴き続けています。

----------
The Stars
石原洋 (You Ishihara) - Vo, Guitar
栗原ミチオ (Michio Kurihara) - Guitar
亀川千代 (Chiyo Kamekawa) - Bass
荒川康伸 (Yasunobu Arakawa) - Drums

Fuse_s.jpg

トレイ・アナスタシオ・バンドの紅一点、ジェニファー
ホーン・セクションのトランペッター兼コーラス兼
Led Zeppelinの曲をカバーするときのメインボーカルと
大活躍の彼女が出しているソロアルバム。

ほとんどの曲がジェニファーのボーカル曲で聞きやすいポップスです。
一見そう聴かせておいて実はひねくれてる曲もありますが。
かっこいいホーン(特にトランペット)がお好きな方にもお勧めでございます。
ライブでのDazed and Confusedを唄う時ほどの圧倒的な迫力はないかも。

さてさて、今夜も同じ宿と決まったので荷造りとかの作業もなく。
再度外へ。

空気は冷たいのですが、晴れていて気持ちよいです。
泊まっているホテル沿いにずーっと高い壁があるのですが、それにそって歩いてみます。
道はもちろん、石畳。

すると壁の一部に扉があって開いています、人が出入りしている様子。
そろりと中へ入ってみると。


こんな場所でした

古いお金持ちのお屋敷なのでしょうか。
なんだかわかりませんがとっても広くて、きれいな庭と建物です。
無料で一般公開されているようです。


庭の端にあった野外ステージのようなエリアの天井
ヨーロッパ文化の香りです

道側から見ると古い塀が続いているだけなのですが、
塀の内側にはこんな世界、不思議な構造です。

さて。
プラハの町はトラム(市電)が縦横無尽に走っています。
これでたいていの移動はできると聞いていましたので、
到着夜に市電チケット3日券を購入済みなのです。
(市電チケットは1日券や3日券があり、乗り放題になるので観光客には便利)

一番近くの駅から乗って移動してみることにします。

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元ミシェル・ガン・エレファントのチバユウスケと
元ブランキー・ジェット・シティの照井利幸が作ったバンドROSSOの2枚目のアルバム、
だそうです。
実はどちらもアルバムちゃんと聴いたことないんですが。

今回から、ギターにイマイアキノブ(元フリクション)が参加ときいて買ってみたのです。

実はイマイアキノブさん、元フリクションだって知らなかったのですが。
フリクションといえばレックだったもので。

渋さ知らズを見に行ったときにギターを弾いていておられまして、
突然クネクネしてラブ・ミー・テンダーを唄ったのです、イマイさん。
その時その変なクネクネ具合に、スティーブ・ヴァイを感じたのです。

その気になっていたイマイさん参加ってだけで聴いてみました。
ギター、ベースかっこよいです。特にギターの鋭さとうるささはなかなかのもんでした。
ドラムはちょっとバシャバシャしすぎでしょうか。

問題はボーカルでした。
シャウトしすぎな感じと巻き舌感の強さにややひいてしまいまして。
抑えて唄っている時はいい感じなのに。むーん。

MOON.jpg

一部で話題になっております加部さんの
やはり一部で話題な83年に発表したソロアルバム。

先週末の矢野顕子Live前にふらりと寄ったタワーレコードでたまたま手にとり、
加部さん自身が描いたというジャケットの絵に惹かれて購入。
(このジャケットはLPで入手したほうがよいかも)

1曲目そらみみから加部さんギター全快です。
ガツンとしたリフの頭に綺麗な音。
ストーミーマンデーで目の当たりにしたあの音を思い出します。
このギターの音だけでなんだか正解って感じです。

楽器弾かなくてもかっこいい加部さんですが、
せっかくなのでもっともっといっぱい弾いてください。
ギターでもベースでもいいので。

買ったのは紙ジャケ仕様、再発盤。
Digitally Remasteredなのはうれしいですが、
入れにくいので紙ジャケじゃなくてもいいんですけれど。

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昨年も行ったさとがえるコンサート
昨年どころか毎年年末行っているわけですが。

昨年はソロでしたが、今年はwitn"くるり"。このニューアルバムでも何曲か共演してます。
始まりはソロから。

はっぴーえんど「風来坊」と地味な曲から始まりまして。
ムーンライダーズの「塀の上で」もやりました。ほんとにいい曲。
”僕は 雨に流れ 見てただけさ”って歌詞がいいですね。
続いてブーム「中央線」。ピアノバッキングが以前とぜんぜん違ってます。
さらにもの悲しげになってました。このピアノがほんとよかった。

ソロの後にレイ・ハラカミ氏登場。京都在住のなにやら機械をいじって音をつくる職人です。
妙な動きでリズムをとりながらつまみをいじるレイ・ハラカミ氏とのDUO。
なんだか包まれる感じの音。

そして”くるり”登場。
思ったよりハードロックな演奏でしたが、
岸田繁はじめみんな緊張ぎみで恐縮した雰囲気が
矢野顕子との位置関係をあらわしててなかなか興味深かった。
ギターがいい音してました、くるり。

アンコールでは、矢野&岸田&ハラカミで「ばらの花」を。
くるり、最近はギターロックバンドな音ですが、
以前は打ち込みサウンドとごっちゃになった独特の音だったことを思い出したり。
ギターを持たないで踊りながら歌う岸田くんの不思議な動きが妙でした。

しかし、やはり。
さとがえるとしてはアンソニー&クリフとの超絶トリオが見たいな、と思ったのも事実。

終了後にロビーへ出たら、
「塀の上で」作者、鈴木慶一氏が足早に帰るところでした。
きてたんですね。

宿からちょっと歩いたところが、もうカレル橋のたもとでした。
ヴァルタヴァ川(モルダウ川)にかかる古い石橋。
この川は、スメタナの曲「モルダウの流れ」
(ボヘミアの川よ~モルダウよ~、っていう音楽教科書にも出てたやつですね)
で有名な川ですね。
スメタナはチェコを代表する作曲家だそうです。

この橋を渡り、向こう側にある町へ行きます。


橋の景色はこんな感じ


チェコはマリオネット(あやつり人形)でも有名なのです

これらは別の日に撮影したものですが、
ここでは日々こうやっていろいろな人が集まっているようです。

さて、目的のホテルへ到着。
小さな受付のおねーちゃんにメールコピーを見せたりしていろいろ聞いてみます。

要するに、
・今日は満室である。
・ほかのホテルを紹介してあげる、とメールに書いてきた人には連絡がとれない。

ということで。
一生懸命対応してくれたいいおねーちゃんでしたが、宿は確保できず。
もう時間がないので、ひとまず泊まっているホテルに戻り、延泊をお願いすることに決定。
再び橋を急いで渡り、戻ります。
フロントのおじさんに延泊できるかどうか、確認→OK。高いですけど・・・しょうがない。
とにかく今夜の宿はこれで決定、一安心です。

部屋でちょっと休憩してから、再び町へ出かけることにします。

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おとといの帰宅途中、ふらりとよったDISKUNION稲田堤店の中古の棚で見つけました。
JERRY GARCIAとDAVID GRISMAN、二人でやってるのは知ってましたが、
音はほとんど聴いてなかったのです。

音数少なくてスカスカですが、曲によって楽器を使い分けているようで
案外いろんな音がしてます。
たまにはこういうゆるーくてスカスカもいいものです。眠くなりますけどね。
弦がいい音してます、このアルバム。

間があいてしまいました、チェコ旅メモ。

さて、到着翌日10月23日(土)朝です。
宿泊とセットになっている朝食を食べるため、1階へ降りようと廊下へ出ました。
ここは4階。到着時は暗くてよく見えなかったですが、
廊下窓からの景色はこんなでした。


赤レンガの屋根 右後方にお城の塔が見えます

ほぼすべての建物がこの色の屋根です。ヨーロッパって感じです。


泊まったホテルの中庭側
窓にはきちんと手入れされた植物がありますね

趣あるエレベータで1階へ。

レストランでは数組の宿泊者が食事してました。
皆さんおそらくヨーロッパの方でしょう。

朝食はバッフェ(ビュッフェ:いわゆるバイキング形式)。
パン、ハム、チーズ、野菜、ヨーグルトなどなどです。
うれしいのはそれぞれの種類が豊富なこと。
ハムもチーズも何種類も置いてあります。
いろんな味を試したいのでついつい多めにとってしまいます。

パン、ハム、チーズはどれもうまいです、うまいです。
しかし、ちょっと取りすぎました。食べ過ぎて苦しい。

腹いっぱいでいったん部屋へ戻ります。

今日の第一の目的は、今夜の宿を決めること。

実はこのホテル、日本からネットで予約したのですが、とっても高いのです。
こじんまりとしていますが、かなり高級ホテル。

チェコには暗くなってから着くということだったので一泊だけは念のため予約していたのです。
可能であればもっと安いホテルへ移ろうという計画。

ここのチェックアウトは正午。
午前中のうちに次を決めるか延泊をお願いするかしないといけません。

ガイドブックであたりをつけていた割と安くてよさそうなホテルが1つあるのです。
妻がメールで連絡をとっており、満室だということだったのですが、
その返事に「別のところを紹介してあげるよ」などと書いてあったので、
まずはそのホテルへ行き、様子を聞いてみることにします。

ヴァルタヴァ川(モルダウ川)にかかるカレル橋という古い有名な橋を渡った先のようですから、
歩いて行ってみることにします。

コタツに座っているすぐ横に猫が丸くなっているこの不思議さ。

P251iS03589.jpg

吉祥寺にある前進座劇場プロデュース「寄席 <咄を楽しむ>その二十」、柳家小三治、
落語です。
真夏のような気候の中、ギリギリに会場到着。
すぐに前座が始まります。柳亭こみち。なかなかかわいいおねーちゃんです。
元気のよい「やかん」でした。
さらに柳家はん治、林屋正雀と続いて中入り。

会場は満席で補助椅子いっぱいです。
私の二回り上くらいが平均年齢あたりでしょう、そんな客層です。
みんな、とってもよく笑います。

さて後半、マギー隆司のマジック。あのマギー司郎の弟子ですね。
まともな手品をほとんどしないマジシャン。しかし、プロ、さすがに会場を沸かせました。
さてトリ。小三治。
相変わらずのひょうひょうとしたテンポ。

まくらで、最近気になったことなどからさらりと咄へ自然に繋げるうまさはさすがです。
大声で笑うというより、「クックック」とこらえ笑いをしてしまうような感じ。
「百川」という題目でした。

たまにはいいですよ、落語。

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買いました、4枚組DVDです。10時間です。
まだ実家に住んでいた学生の頃、
うちにきたばかりのビデオデッキというのもので録画して見た記憶があります。
生放送で夜中ずっとやってましたから、3倍速で必死にテープ入れ替えてとりました。
やたらアナウンサーやら解説やら同時通訳やらがしゃべっていた気がします。

まだ1枚目しか見ていません。
見たいアーティストだけさっさと見ればいいのでしょうが、
こういうやつはなんとなく頭から見てしまうのです。

アダム・アント、ウルトラヴォックスとか懐かしい名前が出てきます。
コステロのALL YOU NEED IS LOVEはよく覚えています。
ブライアン・フェリーなんでマイク2本持ってるんだろ、って不思議だったのを思い出しました。

若々しいU2にはやられたですね。エッジの音はすでに完成されてます。
あと3枚、クイーン、デビッド・ボウイ、
3人いるフー、カーズ、クラプトン、ストーンズなどなど続きます。
(カーズだけ格が違うかもしれませんが好きだったんですよ)

一番の目玉はイギリスで歌った後、コンコルドでフィラデルフィアへ移動するフィル・コリンズ。

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