2007年5月アーカイブ

汗ばむほどの陽気だったのに、いまは雷雨。
車に積み込んである本を降ろすことができない。
大口の発送にも出かけられない。
雨、雨、降れ降れ、降ってやめー。

月曜の市場(中央市会)で買った本をとりに
いくため、久々の高速。手に汗握る。
どうにか無事、神保町の古書会館へたどりつく。
買ったのは、全部で32本口。600冊ぐらいでしょうか。

組合のアルバイター・フクシくんにダメ出しされる。
「この積み方はダメですよー。
こっち側に崩れてきますよ。危ないです。
あ、サンダル! サンダルはダメです、ケガしますよ」
まとまった量の本が崩れてくると、凶器に早がわり。
足先が出ているサンダルばきはご法度だそうである。

2階フロアーはカーゴで満杯。
フクシくんに「そこらあたりなら大丈夫です」と
場所を作ってもらって、隅で仕分け作業。

カーゴいっぱい、32本の束の中には、
海ねこ向きと思えない本も含まれているので分類。
持ち帰る本は車に積んで、
より分けて再出品の本は、再びカーゴに積み上げていく。
それだけだと最低入札単位の2千円に達しない可能性があるので、
家から運んでいった絵本も組み合わせる。
それでも売れ残ったら、ああ、どうしようかなあ。
もっと何か良いものを組み合わせたほうがよかったかなあ。

歯科検診を終えて帰宅したら、
「ちくま」が届いていた。
ポポタムさんの写真、横顔じゃないですか。こういうのもありとは~…。
某古書店に注文してあった古書も届いていた。
一読するだけでなく、ぜひ手元に置いておきたい本。
う、うれしいー。こんなときばかりは、ネットをやっている古書店ってステキ、と思う。

ゆっくり読みたい。

のんびり読みたい。

が、雨がやむのを待って、大量の本を整理しなければ。
発送しなければ。本を更新しなければ。
机の上に、昨日届いた港や書店さんの目録
「CONSTRUCTION 建築土木史と都市史料」が鎮座している。

特集・博覧会と議事堂~「近代日本」とともに
sec 1 黎明 
 一見世物、物産会から府県博へ
sec 2 第一回仮議事堂
 -明治23年11月24日竣功 
  明治24年1月24日焼失
sec 3 博覧会の時代
 ー「近代国家」の仕掛けとして
sec 4 昭和11年 帝国議会議事堂竣功
 -帝国のモニュメントと大蔵省営繕
sec 5 終焉
 -幻の日本萬博、終戦、そして大阪

さまざまな本、資料を並べながら
読む目録、見る目録になっている。
写真多数。博覧会の様子が目に浮かんでくるようだ。
よくぞ、これだけ集めたものである。
しかも、よくぞ編集して、目録として構成したものだと思う。

人の偉さよ、矮小な我よ。
港や書店さんの穏やかなお顔と、この目録の迫力と。
喝を入れていただき、
港や書店さん、ありがとうございました。

起きたら足が石のようで動かない
…かと思ったら、案外動いた。
階段を降りるのは辛いが、歩くのはどうにか。
加齢による影響で筋肉痛の出るのが遅れたのだろうか。
明日あさってが心配…。

市場へ行ったら、S書店のIさんから
「海ねこさん! いい本が出てるよ!」
と声をかけられる。
おお、どこが出品したのかあとでわかったのだが、
いったいどこでどうやって仕入れたのか。
絵本・児童書が大変な量だった。
買取ではなかなか揃えるのが難しそうな本など。
入手しやすい本・集まりにくい本は
買取(買い入れ)と市場と、それぞれ微妙に異なる。
仕入れて市場に出品した店の方、ありがとうございます。

頑張った。当店での人気ライン、初入荷のものなど、
あれもこれも買いましたよ、大きな山を4つ。
カーゴいっぱいだ。何百冊かじゃないかな。
山の中に良いものがたくさん入っているのだ、わくわく。
見るのが自分でも楽しみ。

カーゴに下から順によく考えながらきっちり積み込まないと
うまく入りきらないのに、あまりにも積み込み方が不器用すぎた。
「それじゃ崩れちゃうよー」「センスの問題だねー」
などと、N書店さんやS書店さんに笑われてしまう。
でも、いいのだ、買えたからね。積み上げ方は今度もっと工夫することにして。
あとは、いつ車でとりにいくか、
軽自動車にどこまで積み込めるか、
何百冊もの本をどう整理するか、
不要分はどうするかなど、順に考えていくのみだ。

合間、地下で開催中の「アンダーグラウンド・ブック・カフェ」へ。
久々に会う人、人、人…。お目にかかれてうれしい! うれしいッス!
ナンダさんもウイたんも元気そうだし。
愛妻・旅猫さんが帰ったあと、やってきたタメさんからは
富士登山について聞く。海が好きだけど、山もよさそうだなあ。

日月堂さん、西秋書店さん、中野書店さんから何冊か購入。
レジ前に座っていた日月堂さんに
「買いました!」
と昭和11年の雑誌3冊を振りかざすと、遠くから表紙を見ただけで
「あ、それ、面白いですよ。
中にセロファン製の広告とか入っていて、
工夫して作られている」
と、速攻でコメントをいただく。店の商品をよくわかっています。
資生堂ほか広告、1本1本の記事も面白そう。ゆっくり読みたい…。
注目ページに紙をはさむなど、ちょっとした工夫で
大きくアピールしているあたり、さすが日月堂さんだと思う。
50年代60年代のロシア絵本も陳列されていたので、
あ、海ねこも、ジブリ企画にあわせてというか、
ロシア絵本、ロシアものの更新をするんだったと思い出す。
やりたいことばかり多かりき。

さらには、海ねこのお客さまともお会いできたので、お茶する。
お目にかかるたび、お人柄に包み込まれるよう。
疲れが吹き飛んだ!
海ねこがなかったら、お目にかかることもなかったであろうFさん。
人生は摩訶不思議の連続。
ミニ鯛焼き、ごちそうさまです。
いただいた皆が喜んでました。
我が家も夕食のデザートにおいしくいただきました。

なお、アンダーグラウンド・ブック・カフェは
29日(火曜)が最終日です。
ゆっくり本を見られるのは、やはり平日ならでは、ですね。カフェオレも美味。

帰宅して発送などしていたら、
データ入力をしてもらった糸織さんからメールが届いた。
お渡しした1箱分すべてやってくれたそうだ。
ああ、糸織さんのおかげで、
まもなく欲しい人のもとに雑誌をお届けすることができそうです。
さらには、遠方からわざわざ雑誌を車で運んで
売りにきてくださった男性もお喜びになることでしょう。
私を含め、どれだけの人がうれしくなれるか。
「感謝」の二文字じゃ足りなくて、二十万字ぐらい重ねたい。

しかし、きのう今日と早起きしたので、さすがに眠い…。
早起きして、すっきりと仕事に励みたいと思います。
筋肉痛がひどくありませんように。
たくさん買ったあとは支払いが待ち受けているので、
新着本をどんどんアップしていかないと。
自分で自分を追い込んで、また次の1キロ、さらに1キロと進んでいくんだ。
そうそう、「僕も走ってました」「走るのには興味があるので」
と、市場で言われたのにはビックリ。
長距離走派が多そう。
考えてみれば、古書店をやっている人って
たぶん根気強い人が多そう。
瞬発力も必要だろうけれど、
それだけだと難しいのでしょうね、たぶんね。

行きたい場所も、会いたい人もいたのにね。
山中湖一周 13.6キロを走ってきました。
「マラソン」と書いたところ、
42.195キロ走るのかと思われた方もいらしたようで、
「すごいですね」とおっしゃっていただくのですが、
まさかまさか。けっして、そうではなく…。
誤解を招くような書き方をして、失礼しました。

制限時間がゆるやか(これがもっとも重要)、
自宅のすぐ近くから高速バスに乗れるため参加しやすい、
という条件にぴたりと合っている
「第27回 スポニチ 山中湖ロードレース」に参加したのです。

着いてすぐ湖を目にしたときは
あまりの大きさに、一周走り続けることなど可能かどうか危ぶまれました。
しかしながら、霊峰富士を眺めつつ、
沿道のギャラリーに応援していただき、
連れられた犬ら多数をウォッチングしつつ、
1キロ、また1キロと足を進めて…。
上り坂、後半はさすがに運動不足の身に厳しかったものの、
無事完走。タイムはさておき…、ともかく完走。

宿泊したのは平野という土地。
写真のように趣きのある旧家も多く残っていて、
そぞろ歩きも心愉しく。
タンポポの綿毛がまんまるく残り、
ツツジやフジが満開。春に舞い戻ったかのよう。

しかし、さすがに日中の陽射しは真夏を思わせ、
走ったあと、肌は日焼けで真っ赤、汗が乾いた体はまるで粉吹き芋。

それでも、木陰に入るとひんやり涼しく爽やか。
ハワイ島を思わせる快適な気候でした。
完走後、風に吹かれて飲むビールは最高の味。
読書の友は、「富士日記」(武田百合子)でした。

帰り道は渋滞。
バスから降りたら足がガチガチでうまく歩けず、
階段を降りるとき、ヨタヨタばあさん状。
そのほかは大変気持ちのいいロードレースでした。
来年、どなたかご一緒にいかが?
完走後の豚汁、生ビールは格別です。
さて、次なる運動チャレンジは、いよいよ、
あの…フジヤマか。

沼辺信一さんのブログを拝見して、
これはぜひ行きたいと思った。

印刷博物館で開催中の
「美人のつくりかた
石版から始まる広告ポスター」展

~2007年6月3日(日)
休館日 : 毎週月曜日
開館時間 : 10:00~18:00(入場は17:30まで)

古い絵本、古い印刷物を見るたび、
どのように印刷されたものなのだろうと思う。
印刷の歴史を知りたい。

印刷博物館は、いい。おそらく一日中いても飽きないだろう。
印刷博物館のホームページを見たら、入場料割引券がついていた。
ぼちぼち倉庫が満杯だし、
西荻窪の昼市(来月17日)に出品する本をセレクトしつつ、
市場へ本を出品しにいかないと。
その途中にでも立ち寄れるといいのだが。
って、この展示を見るなら来週中に限るが。

そうそう、世田谷文学館 春の企画展「向田邦子 果敢なる生涯」
は今週いっぱい、27日(日曜)まで。
しまったー…、未見である。
今日は目録「月曜倶楽部」の戻しをしてから
山中湖へ出かける。明日マラソン大会のため。
悔しいー、堀内誠一に引き続きまたしても。
皆さんは、どのように見たい展覧会などチェックして、
どのように記憶して、
スケジュールに組み込んでいるのでしょうか?

そういえば、南部古書会館へ支払いしにいかなくちゃ、
入札市の支払いがまだだ
(振込みでも大丈夫だろうか? 知ってる人います?)。
絵本編集者さんからの買取本も更新したいし、
市場で苦心して入手の古いドイツ絵本も更新したいし、
お急ぎでないとのお言葉に甘えてお待ちいただいている公共機関への発送もあるし、
連絡をお待ちいただいている買取もあるし…、
1日24時間じゃ足りないですね。
「飲んでる時間が勿体ない」と言われたのですが、本当ですよね。
といいつつ、そっちに行ってしまうのは何故なんだ。

小雨が上がるころ、
深大寺温泉ゆかりへ。
緑がしっとり濡れそぼり、
湯気とあいまって、ひじょうに趣きがありました。

いやもう、まったく、であります。
またしてもやってしまいました。
行きつけの店にて、そこでしか私は飲まない日本酒、そのほか。

予想どおりの展開となりました。
そう、「二日××」--あれです。
細心の注意を払わねばならぬ変形セットものの梱包・発送があるのに、
なんということでしょう…。
ぱぱっと終え、颯爽と、みみかきさんの誕生会に駆けつけたいのに、
なんというありさまでしょう…。
しかも、先ほど、「月曜倶楽部」目録の初稿がFAXで届きまして、
すぐさま見て送り返さなければならず…。

二日××のときは、温泉に限る!
ーーということで、先ほど深大寺温泉に行ってきた次第です。
それでもまだ力が抜け、軟体動物のようになっております。
さあさ、仕事仕事。軟体動物よ、立て! 働け!

前置きが長くなりました。
あさってから、です。いよいよ、ですよ。

5月27日(日曜)~29日(火曜)
東京古書会館にて
「アンダーグラウンド・ブックカフェ 地下室の古書展 Vol.9」
が開催されます。

海ねこに市場・古本道のさまざまをご指南くさだり、
飲み友達でもあるNさんは、主催者のおひとり。
エピソード的なことも聞いておりますが、
関係者一同、苦心しながらも力をあわせて
すばらしい展開へと導きつつあるようですよ。
我らが日月堂さんの棚もみにいかなくちゃね。

詳しくは、こちらをご覧くださいね。
「リコシェと旅猫の雑貨市場~地下室からこんにゃちは~」
「小林かいちと大正イマジュリィの絵葉書たち」も楽しみ。
海ねこは、土曜日曜、マラソン大会のため、
筋肉痛で動けない場合をのぞきまして
月曜に駆けつけたいと思います。
お目にかかれましたら、ぜひお声をおかけくださいね。

おととい昨日と、掃除をしていた。

おとといは、弟が店に置く本をとりにきた。
TOTOのリコール品である便座修理に
担当の人がやってきた。

昨日は、データ入力を手伝ってくださる
Aさんのご自宅にお邪魔しにいった。
雑誌を1箱、車に積んで。
詳しくは触れないが、Aさんは古書関係の仕事をしている。
もっともありがたいと感じたのは、
仕事柄、古書の状態について、どう記せばよいか心得ていること。
「海ねこさんのところで重視しているのは、どんな点ですか」
と。
さすが、古書関係者だからこその質問であります。
状態と一言でいっても「シミ」「ヤケ」「角オレ」「角少オレ」「僅ヤブレ」など
いろいろありますからねえ。
何をどう判断して記載すべきか…。
店によって結構、差があるのだろうな。
いやあ、ありがたい。心強い。
一年以上、当方で眠っていた雑誌が
Aさんのおかげで、どなたかのもとにたどりつけるかもしれない。
Aさん、ご無理のない範囲で、どうぞよろしくお願いします。

おみやげに、Aさんと同僚の方からとのことで
「JRトレインくん」(うみねこ キハ48系)
のサブレをいただく。
缶が、「うみねこ」という特急の絵柄。
八戸ー久慈・間を走っているらしい。
以前から「うみねこサブレ」があると教えてもらっていたのだが、
実物をご用意いただくとは。
早速いただいたところ、なかなか美味。
ありがとうございました、おふたりさん!
また、近々お会いしましょう。

それにしても、ご自宅の書棚、
すばらしい本がぎっしりだった。
陳列の仕方もさすがである。
このような方が、将来、ひょっとしたら古書店を開くのかもしれないと
なると、強力なライバルどころか、
海ねこなど、いとも簡単に蹴散らされそうだなあ。
お客として通いたい店になるかも!?
いや、しかし、人んちの書棚は面白いですねえ。
ずっとずっと眺めていたいぐらい。
何冊か持ち帰りたいぐらい(それじゃ泥棒だよ)。

昨日は梱包・発送が集中したため、
すべて終えたら深夜であった。

さて、掃除に励んだ理由だが、
先ほどまで、岡崎武志さんが
当方へ取材しにきてくださっていた。

こんなことを書くと面白く思わない方もいらっしゃるだろうし、
海ねこなど取材していただいてよいのだろうか、
もっともっと良い店があるのに、と私も思う。
今書かなくても、いずれわかることと思うので、ここに書いた。

意外だったのは、早い時期に、
うちのねこがどこからどうやって来たのか、
というかなり細かい質問を受けたこと。
おお、そうきたか、おっし。
十代のころ何の本を読んでいたのかという質問をいただくのかと思って、
答えられないとマズイかなと。
何を隠そう、子供のころからずっと持ち続けていた本を
探し出して、テーブル下に置いてあったのだけれど。
でもまあ、
岡崎さんの頭の中の原稿と関係なさそうだったので、
別によいのです。
小娘(というには年いってるが)などに読まれるような
質問を直球で投げる人ではなし。

もうひとつ、とっても意外だったこと。
うちのねこらは、来客に慣れていないため、
ふだんは絶対、姿を見せない。
ところが、岡崎さんの前には5匹中、3匹が平気でのこのこ出てきた。
岡崎さんは、ねこが身を護るため察知するような
危険電波を一切、出していなかったらしい。
のこのこ出てきたどころか、
ふだん臆病もののデブチンねこが
あつかましくも岡崎さんにナアナア甘えて鳴き、擦り寄りそうな勢い。
テーブル上にどっかり居座って、ついには船を漕ぐ始末…。
おいおい。
さらには、取材ノートにずかずかのっかってしまい、
岡崎さん、大変、失礼をいたしました。
いやあもう冷や汗(だが、話の最中だったし、止めず、止められず…)。
イヤでしたよね。いくら人にもねこにも優しいお人柄とはいえ、
よそんちのデブチンねこにされたらヤだったと思う。
そういうとき、人間の我が子だったら叱れ、
と教えるのが日本の教育だよなあ、と、あとで反省する。

岡崎さんは、私が言うのもおこがましいが、
さすがのキャリアと手腕だ。
何をどう書こうか組み立てを考えながら、
質問内容を探していらした印象(と感じた)。
私が逆の立場だったら、
前もって質問事項を羅列しておき、
だーっと質問攻めにして相手を疲れさせてしまうにちがいない。
相手に緊張感を与えず、
逆に何か話したほうがいいかなと思わせるあたりは、
さすが、余裕だし、お人柄なのだろうなあ。
取材対象への愛を感じさせてくれるもの(←偉そうすぎ)。
取材される相手の皆様にも
毎回、しかと伝わるのでしょうね。
海ねこを取材しても、
あまり面白くなかったかもしれないので申し訳なかったが、
きっとなんとかしてくださることだろう。

「何でも楽しみながら、面白がってやるのがいいですよね」
と、感じのいい先生のように、言葉をくださった。
「こうこうこういうマシンがあるといいね」
など、関西人っぽいジョークまで交えて、
こちらの緊張をほぐしてくださる。
学生時代、岡崎先生が古書の魅力を教えてくださっていたら、
もっと古書店街に通っていただろうなあ。
神保町は、学生だったころの私にとって
古書店街ではなく、居酒屋に通う場所だった。Oh,my god!

しかし、私のあのデブ写真だけはヤダなあ…。
年齢がバレるのもヤダなあ…。
年齢に、人間的な内容が伴っていないから。
取材していただけるのは大変ありがたいことだが、
やはり良いことばかりじゃないなあ(←生意気すぎ)。

週末に、外国人へのおみやげに古い絵本を
欲しいという方からご連絡をいただいた。
宅配会社に連絡して、土曜午前までに届くかどうか確認。
大丈夫とのことなので、これから倉庫に本をとりにいって発送してきます。

今晩は、また飲んじゃいそうであります。
今晩ぐらい、いいか。
ああ、セットもの発送と、美術館あての発送があるのだが、
明日、集中してやろうと思う。市場、行けるかなあ。
明日からまた頑張ります。楽しく頑張ります。
しかし、掃除の成果で、一瞬、本がリビングからほかの部屋へ移動したが、
あっという間に元どおり? 本だらけのリビングになるのだろうか。アーメン。

ちなみに、我が家でもっともヘビーローテーションでかかっているのは
Ett(エット)です。
「無茶の茶」。すばらしい。
コクテイルでまたライブがあるなら、ぜひ聴きにいきたいと思います。

目録、とりあえず入稿完了。
だいぶ疲れて、眠くてたまらないのに、
目録仕事とはまったく違うことをやりたくなる。

弟の店に置く用の本に値札貼り。
とりあえず、試しに何十冊か置いてもらって、
反響を見てから、今後どうしていくか考えていくつもり。
まもなくしたら、皆様にきちんとご報告したいと思います。

弟の店は吉祥寺駅近くにあり、
夕方から深夜まで、日曜以外は毎日営業。
海ねこの本で、ご注文前に手にとって中を見てみたい方は、
事前にご連絡をください。
本を持っていっておきますので、
ご都合のよろしいときに店へどうぞ、
と、ご案内する予定です。

数十冊の値札貼りは結構楽しい。
催事のため、
時間に追われながら何百冊何千冊の値札貼りを
したときはさすがにこたえたけれども。
今ごろ、UBC(アンダーグラウンド・ブック・カフェ)の準備で
あの店もこの店も値札貼りに追われているころだろう。
すでにさまざまなブログなどで告知されているとおり、
いよいよ、27日(日曜)からですよ。29日(火曜)まで。
神保町の古書会館にGOGOですよ。
このブログでも、近々UBCのご案内をきちんとしたいと思う。
本当に直前になってしまうけれども。

まとめてご注文くださった方からのメールに
「絵本専門の図書室をつくろうと思っています」
とあった。
最近は、図書館や美術館からの
ご注文もかなり増えてきたが、
個人の方からの、こういったご注文もとてもうれしい。
お役に立てれば幸いです。

では、店じまい。お休みなさい。
休みがないかわりに、せめて、できるだけ眠るようにしています。
しかし、ぼちぼち休みたい…。どこか行きたい…。

水曜はデータ入力の打ち合わせ。
木曜、取材にきていただくため、
火曜水曜は掃除デー。
こういうときでもないと部屋を片付けないので、
良い機会だと考えて掃除に励む予定。
金曜は市場。
土曜日曜は1泊でマラソン大会に参加するため、
海ねこの受注・発送は休ませていただきます。
運動不足の練習不足。倒れて海ねこ休業とならないよう気をつけないと。

初夏のような陽射し。
今ごろ、神保町の古書会館では
大量の出品本が台を埋め尽くし、
どんどん開札が進んでいることだろう。
良い本がたくさんあったのだろうなあ。
それなのに、私は自宅にいる。

孤島に取り残されたような気分。

が、今日のところは、自分から“孤島”を選んだので致し方ない。

なぜなら、今日は目録「月曜倶楽部」(6月4日発行)の締め切り日だから。
未完成な部分を調整して、印刷所に入稿したいと思うのだ。
締め切りの昼ごろまでにやりたかったのだ。
だが、夕方になろうとしているのに
いまだ集中できない自分を持て余している。
仕方なく、風呂に入ってみたり、汁物のうどんを食べてみたり、
発送など体を使う系の仕事をしてみたりと、ひとり、もがいている。

まったく参ったなあ…。
まさか、目録の締め切り日に体調不良になるとは思わなかった。
体調不良といっても、単なる飲みすぎですので、ご心配なく。
自己管理が不十分? はあ、そのとおりです。

昨日は、やはり夏のような陽射しのもと、
買取に出かけた。
本をお譲りくださった方は、編集者夫婦。
むかしむかし、ご近所の人が引っ越すときに
プレゼントしてもらったものだという。
お子さんはもう高校生だし、
クラシカルな絵本には興味を示さなかったと残念そう。
編集者であるだけに、
じっくりよい本につくられていることを直感し、
処分するには忍びなかったのだという。
「お探しの方がいらっしゃいますので、
ありがたいです」
と話したところ、心底ほっとしたような笑顔になられたのだった。
編集者だからこそ、本をつくる苦労も喜びも
よくよくご存知なのだろう。

私も本づくりにずっと携わってきたので、
本をぱらぱらっとめくると、編集者がどのぐらいその本に
思いをこめてつくりあげたものか、
あるいは短期間にパパッとやっつけでつくったものなのか、
直感でかぎ分けることが結構多い。
外国の本であっても、文字が読めなくても同じである。
本づくりに携わっている人は、
おそらく似た感覚で本を手にとるのだろうと思う。

お譲りいただいたのは、
探していらっしゃる方がかなり多いシリーズ。
当店にも問い合わせをいただくたび、
「できるだけ探すよう心がけます。
しかしながら市場にもなかなか出てきませんし、
古書ですので、入荷の見通しがたちません」
と、深謝するばかりだったのだ。

今回お譲りいただいたものは、
多少、鉛筆の落書きやイタミはあるものの、すべて揃っていて、
なんと付録までついていた。
児童書は、お子さんがぼろぼろになるまで読み込んで、
イタミまくって廃棄されることが多い。
古いセットものがきちんと揃っていて、
しかも付録まで残っているとは、とてもレアなケースだと思う。
金額をお知らせしたところ、
「そんなに…。いいんですかー」
と恐縮していただいたが、
経済的に余裕があるなら、もっともっと支払いたくなるぐらい、ありがたかった。

問題は、このシリーズ、
欲しい人が大勢いたとしても、お手もとにお届けできるのは、おひとりだけということ。
せっかく全巻+付録まで揃っているので、
できればまとめて販売したい。
考えた末、目録に掲載して、
複数の方から注文が重なった場合、公平に抽選することにした。
どんなに欲しいと切望されたところで、
1セットしかないのである。
1セット用意できただけでも運がよかったのであり、
買取でお譲りくださった方が名乗りあげてくださったからこそなのであって。

そんな販売方法に不服な方もいらっしゃるかしれないが、
ほかに、どうすることもできない。
古書店って、努力だけではどうすることもできない面もあり、
これが私の精一杯。ということで許してもらうしかない。

昨日は、そのセットのイタミ部分を補修したりしていたら、
あっという間に出かける時間。
急いで、吉祥寺・スターパインズカフェへ。

友部正人コンサートシリーズ
[言葉の森で ~第9回~]で、ゲストはふちがみとふなと。

友部さんもふちがみさんも、
おふたりの歌声は歌詞がとてもよく聴こえる。
聴いていると、さまざまな光景が思い浮かび、
忘れかけていた記憶が次々に浮かんできて驚く。

たとえて言うなら、
指にささったトゲを抜いたあと、
真綿でくるまれるような気持ち。
魔法の鏡をのぞかせてもらっているような。
「湖に落とした斧は金でしたか? 銅でしたか?」
と質問を投げかけられているような。

言葉を大事にしている歌い手さんとして、
私の中ではフェイバリットな方々。
ふなとさんのベースも大変大変すばらしく、
言葉以上に物語るときも多々あり。

終わってから、ちょこっと飲みながら澄子さんとお話しさせていただく。
友部さんの詩集を購入して、サインしていただく。
「実は10年ほど前に取材させていただきましたことがありまして」
と、ご挨拶させていただいたのだが、
友部さんはまったく記憶にないようだった。
それもそのはずである。
あとで考えたら、10年どころか十数年前になるのだもの。
一編集者だった私など、
青くさく、手腕もなく、存在感の欠片もなかっただろうし。

ということで、
連れとライブの感動を語り合いながら
酒量が増してしまったわけでして…。
はあー、これで書き出しに戻ります。
目録の空いている欄を埋めなければー。
冊数の調整もまだだよ。
まだ値段を決めてないものもあるよー。
印刷所に送る前に全点、確認したいのにー。

目録は、ネットをご利用にならない愛書家の皆様にも
ご覧いただくものであり、
うちはこんなものを扱っております、という広告でもある。
良いものにしたいという志とは裏腹の自分よ、
ああ、うう…と呻いて、うなだれる。
さらに不調が続くようなら、目録作業はもう少々後回しにして、
その前に、ご注文いただいたセットものの確認作業に入ろう。
それとも、近所の川辺でも走ってこようか。ジタバタジタバタ。
目録の締め切りは昼だったのだが、
夜のうちに印刷所にメールしようと思う。
半日の締め切り遅れ、許していただけるだろうか…。

意気消沈でありました。
よもや何も買えないとは…。
西部古書会館の優良書市のことです。
入札した4口とも買えるのではないかと
甘い期待を抱いていたのですが、あっさり覆されました。
買えたら目録に入れたいと思っていた本が
1冊あったのですが、買えませんでした…。
よまや、まさか、マジっすかー、うなだれるのみ。うーーん。

もはや、自分が売りたい額ぐらいで入札していたのでは
買えないのですね。
自分が売りたい額より、もっともっと高く入札しないと買えないなんて。
なんのために市場へ行くんだろう、
なんのために古書店をやっているんだろう、自分。

しかし、自分が出品する側でしたら、
良い本を出したら、たっぷり入札してもらえないと、きついですからねえ。
それを思うと、仕方ないのか。
市場の出来高も上がるのだし、
古書業界のためには、自分が買えないとしても、
もっともっと高く売り買いされることを喜ぶべきなのだろうな。

本日、ご依頼をいただき納品のため、訪れたのは
三鷹の森 ジブリ美術館。
「3びきのくま展」が5月19日からスタート。
約一年ほど続くそうです。

ジブリ美術館を支えるスタッフと話ができるというのは、
大変な喜びといいますか。
別に宅配で送ってもよいところ、
自力でお届けにいきましたよ。
期待どおり、ものづくりする人と話をして、
心地よい刺激をいただきまして。

ついでに、展示も拝見させていただきました。
「3びきのくま」展は、絵本の世界に入り込むという、
まるで東京ディズニーランドと岩崎ちひろ美術館を
ミックスさせたような、面白い体験をさせてくれます。
子供ばかりでなく、大人も楽しめますよ。
海ねこでも扱わせていただいておりますヴァスネツォフ本も
お手にとってご覧いただけます。

市場で買えなかったことで呆然としていた思いは、
ジブリ美術館マジックでだいぶ和らぎまして。

さらには、メールを開いて、地獄から天国へ。
買取のありがたいお申し出をいただき、
早速、お伺いする約束をさせていただきました。

帰りがけ実家に立ち寄り、ロシア本のタイトルや奥付の解読を
老父に頼みました。
合間、母の願いにこたえて、
弟が営んでいるバーへ顔を出す。
弟の店は、吉祥寺駅から徒歩3分ほどの至近です。

海ねこのお客様。
近々、その店に絵本を託して、見ていただけるようにしたいと思います。
かねてより、注文前に実物を見たいという声をいただいていたのですが、
事前にご連絡いただければ、その店で
お手にとっていただけるように、の方向でいこうと考えております。

なお、本日、寝る前の楽しみは
「ブンブン堂のグレちゃん~大阪古本屋バイト日記」です。
グレゴリ青山。
連れが、PARCO調布店で買ってきた新刊5冊ほどのうちの1冊。
月の輪書林さんも出ているとのことで、
連れに見せてもらって、早速、腹抱えて笑う。
楽しみを与えていただき、ありがとうございます、グレゴリ青山さん、周囲の方々。
読んで寝て、
次の昼までに買取のお宅にたどりつきます。

「海ねこさんは、リファレンスみたいなことも
おやりになってるようですから」
と、ご近所さん(元・図書館勤務。現在、校正その他でご活躍)から薦めてもらったのが
「まちの図書館でしらべる」(柏書房)。
電車で読んだところ、読み入ってしまい、一駅乗り過ごしてしまった。
あやや、馬喰横山駅。あせって神保町に戻る。

市場(明治古典会)では、買えず、売れず、の二重苦。
近くの喫茶店でスパムごはんを食べながら開札を待っていたのだが…。
うーむ、中西屋のあの本は欲しかったが、ダメだった。敗北感ばかりなり。

五反田の南部古書会館で開催中の「遊古会」へ。
先日の入札市で買った本を持ち帰るためだったのだが、
行ったら買わずにいられましょうか。
夕方であっても、まだまだ良い本が多数見つかる。
1階の均一でしこたま買う。ありがたいありがたいと頭を垂れる。
2階へ行くと、九曜書房さんの棚に
某作家の本がずらり並んでいた。
署名本もあり、欲しい…。
迷った挙句、エイヤーと買わせていただく。

私が手にした本を見て
「これ、僕がつくったんだよ」
と、某書店さんの声。
サンリオの前身である、あの出版社の編集者だった方である。
昭和34年、彼は編集者だった。
広告ページを見ながら
「これも、これも…、うん、全部、今でも持ってるよ。
自分でつくった本だからね」
と。
「1色なのに、勝手に色をつけて持ってきて
困っちゃったねえ、あはは」
と、実に楽しそうに、
著者とやりとりした思い出を語っていた。

古書店の店主というのは、
それぞれ実に豊かな歴史を持っているのですよね、と再認識。

私が古書組合に入りたいと思った理由のひとつには、
さまざまな古書店主に魅了されて、というのが大きい。
組合に入って1年半を経た今でも、
思いは変わらずにいる。というか、さらに増す一方だ。
一般常識の枠におさまらないような、
面白い人が多いです。
誤解をおそれずに言えば「人間動物園」みたいな。
人間の可能性って? ああ、それもありね、
これもありなのねぇ、ふううん、なるほどねえ、と思わせられる連続。

さらに西部古書会館へ行き、優良書市の下見。
何件か入札。買えるといいのだが。
買えたら、月曜倶楽部の目録は調整しよう。
買えなかったら、手持ちの中でどうにかやりくりするしかないだろう…。

倉庫へ寄り、注文本を抱えて帰宅。
くったくた。
ご注文への対応など頑張ったのですが、
それでも返信できなかった方、追って返信します。
しかと読んでおりますので、その点はどうぞご安心くださいね。

連れに付き合って、録画しておいた「時効警察」を見る。
オダギリ・ジョー、いいじゃないですか。

毎月お誘いいただくのに、
朝早い市場に行くことができず。ううう、残念。

堀内誠一、知らなかった…。
昨日、最終日だったことを沼辺信一さんや南陀楼さんのブログで知る。
知らなかったことが恥ずかしい。
書くのさえ恥ずかしいが、残念すぎる。

南部古書会館に、優良市で買った本を置いたままだ。
「展覧会の準備で、本がまぎれてしまうといけないので、
とりにきてください」
と電話をもらった。
ああ、わずか数冊のために五反田まで行かなくちゃいけないかなあ。
とても欲しい本なら颯爽と取りに行くのだが、
実を言うと、もっと欲しかった束は買えなかった。
ついでに入れておいたこちらのみが買えたのである。
どうしよう…。明日あさって、遊古会。
今頃、搬入しているころだろう。のこのこ行っていいものだろうか。
明日じゃダメだろうか…。遊古会の当日にのこのこか。迷う。

来週、取材していただけるそうだ。
なんというありがたいこと。
記事ができたら父に送ってあげよう。
社交が苦手で、変わり者、
本がなければ生きてこられなかった父。
子供のころから
「空はどうして青いの?」
など質問すると、必ず
「本を見なさい」「本で調べなさい」
と言われた。
本をまたぐと、本気で叱られた。
職場の学校図書館に連れていかれた
幼いころの記憶が鮮明に残っている。

海外旅行に誘われても
「私は、本の中でいくらでも旅ができるから」
と、得意げに笑っている人。
別に親のために生きているわけではない。
自分はよく心配をかけ親不孝だったかもしれないが、
今回はきっと父が喜ぶだろう。

取材していただくこの機会に、
リビングで雪崩そうになっている本を整理しようと思う。
取材していただいたら、
すぐつぶれる店であってはまずかろうし、
恥じない店になっていけるよう、
もっと工夫して良い店にしていきたいと思う。
データ入力も、おふたりが名乗り出てくれた。
あとは、私の心がけをもっとどうにかしたいってところ。
ノンベなばかりじゃありませんので、
皆様、今後とも、どうぞよろしくお願いします。

時計は午後9時を回った。
今日はまだ、誰とも話をしていない。
ああ、ねことは、やりとりしている。
インターホンを鳴らしてきた人とも、二言三言。
さて、そんなものが「会話」と呼べるのかどうか。

もともと電話はさほど好きでないため、
用事がない限り自分からはかけない。

お客様とのやりとりも、
注文の受付も、
仕事の打ち合わせも、すべてメールで行った。
数時間かけて仕上げた締め切り仕事も、
メールに添付して送った。
支払いも、ネットで行った。
梱包材が切れてきたので、アスクルにネットで注文した。
わらべさんから教わった冊子用のクラフト封筒は
別会社に注文しているし、
本の厚みやサイズ、冊数によって、
何種類もの梱包材を組み合わせて使っているのである。

7時すぎまで、目録のためロシア語版の本を見ながら
めぼしいものを打ち込んでいた。
マヴリナの絵本のほか
「ルボーク~ロシアの大衆絵画」「イコン・ペインティング」
「極東の発展史」「朝鮮革命」の本まであるが、
このうちから何冊か目録に掲載するつもりで、
とりあえず、打ち込んでおいた。
英語が併記されているものはともかく、
ロシア語のみのものは、どうするか。
日々、図書館通いを日課とする
老父に読んでもらいにいかなければいけないか。

そんな一日だったが、ついに“会話”したのである。
夜7時半ごろ、例の覚えにくい名前の銀行へ行ったのだ。
ホームページを見ても、同銀行なのに系列が2つあるため複雑。
どうすればネットバンクを利用できるのか、皆目わからない。
先日、糸織さんがもらっておいてくれたパンフレットが頼みの綱。
ついに「テレビ窓口」なるものに行ってきた。
「テレビ窓口」では、
平日の3時すぎでも土日祝日でも口座開設や住所変更ができるのだ。
ブースに入って、
20-30分ほどテレビ電話ごしのおねえさんとやりとりをした。
わからないことがあれば画面ごしに質問して、画面ごしに答えてもらえる。
バーチャル感いっぱい。
まるで、子供のころ読んでいた未来都市に行ったかのようだ。

テレビ電話の画面に映るおねえさんは、
どこを見ているのか、ちょっと視線が定まらない感じだが、
プロセスごとに丁寧に頭を下げてくださる。
こちらの様子も先方に見えているのだろうから、
スッピンの汚い格好で行ってしまったことを悔やんだ。

最近のブログでもっとも反響があったのが
この三×××U××銀行の口座開設の件だった(笑)。
おかげさまでATMを通じて通帳を手にすることができました。
即日も即日、わずか30分ほどで簡単に。

先日、最寄銀行に行ったところ
「ご自分の住んでいる市で口座開設してください」
と言われたことを書いたが、
テレビ電話のおねえさんは、こうのたもうた。
「お住まいのある市の銀行なんですが、
店舗の統合で店番号が変わりますので、お選びいただけません。
お近くでしたら~支店か~支店はいかがでしょうか」
おやおや。
結局、吉祥寺駅前支店をセレクト。
自分の住んでいる市でもなんでもないんですが、まあよし。

ネットバンキング使用開始まで2週間ほどかかるそうです。
毎日、銀行へ記帳しに通うのは難しいため、
その銀行からの入金をご希望される方、
あと2週間ほどお待ちください。

ああ、さすがに人と話したいなあ。
顔見知りと話しながら気軽に飲める店が
近くにあればいいのに。
そう思いつつ、仕方がないのでPARCOに立ち寄る。
白ワイン、パン、つまみ、ほか、いろいろ購入。
さてと。人さまにデータ入力をお願いするのなら、
自分も率先してやらなければね。
時間がかかるからといって避けている場合ではなく、
少しずつでも新着本を更新しなければ。
なかなかできずにすみませんです。
多少なりともやれたら、自分へのささやかな褒美として、
先ほど買ってきたものなど与えてやることにします。

朝方にBSで放送された番組を予約録画していたので、
遅めのブランチをとりながら、
画面の向こうにいる岡崎武志さんを拝む。

ちなみに、母の日でしたね。皆さんは親孝行されたのでしょうか。
私は、母に電話1本かけたのみです。
彼女が行きたいと望んでいる場所に一緒に行くけれども、
できれば再来週以降にしてねと頼んでしまいました。
21日、目録「月曜倶楽部」締め切りなもので、
そこまでは気を抜けないなあと。冷たい娘。

昨晩、更新したブログですが、
あとから読み直してみたところ
あまりにもグチっぽくていかんなあと反省しました。
結果、自主的に削除しました。
せっかくコメントを下さった方には
ご本人様にもメールしましたが申し訳ないです。
夜中に、ひとり地味に内省していると、
ついつい後ろ向きになりがちです。
そうではなく、お天道様に恥じない生き方をしましょうよ、自分。
と書きながらも、今のように相変わらず、
飲んでようやく元気になるパターンなのですが。

13日は、ご近所さんから買取本を見せていただき、
1冊1冊、きちんと解説していただく。
「読んでおくといいですよ」
と、参考本もご紹介いただく。
お目にかかるたび、本を愛する気持ちがひじょうに伝わってきます。
大変ありがたく思っております。

倉庫に行き、換気しながら、
受注本を探し、目録に掲載できる本があるかどうか確認しながら、
本日お渡しする雑誌を車に詰め込む。
自宅で整理していたら、あっという間に出かける時間。

Oliveの紹介データを
「入力しますよ。やりますよ」
と、元Olive少女でありますところのあの方が
お引き受けくださいましたー。
ジャジャーン。
ご本人が「名前、出してもらって大丈夫ですよー」
と笑顔でおっしゃってくださったので、書きましょうか。
書いちゃいますよー。
知る人ぞ知る、糸織さんですよー。

「図書館に勤務したことがあり、
家が近くで、しかも、元Olive少女」
ということで立候補してくださったのですが、
本当に、いいんですかーと、何度も確かめたくなるほど、
ありがたいお申し出です。
今日も、ちょちょっと説明しただけなのに、
こちらが言葉足らずの分を補って、
伝えたいことの10倍ぐらいは先に汲んでくれるという。
なんて、頭のいい人なんでしょうか。

しかも、当方のブログを読んでくださり、
三菱東京UFJ銀行でもらってきたという
「新規口座開設」申込用紙を渡してくれました…。
ひえー、なんというステキな気配りができる人なのか。

揚羽堂さん、読んでいたら、ビックリして羨ましがってくださいね。
糸織さんのお部屋にお邪魔させていただきましたよー、ルン。
物は増やさない、壁が見えるのが好き、
本を買ったら書棚に入らない本は2-3冊ずつでも売りにいく、
好きなものだけを厳選して置くスタイル。

物欲ばかりで、物であふれきっている我が家は
糸織さんに学ばねば、
学びます、学ぶとき、学べば、学ぼう。
仕事をお願いしながら、こちらが学ばせていただきました。
今ごろ
"あーあ、引き受けなければよかった"
とため息をついているかもしれないのですが、
楽しく続けられそうな限りにおいては、
どうぞよろしくお願いしますね、糸織さん。

再び倉庫にとって返し、
床に直接置いたままだった本を
湿気が心配だったため、あれこれ整理しながら、
棚の上のほうに移動させる。
月曜倶楽部に掲載できそうな本を発掘して帰り、
あれこれ調べていく作業。

新着本のため、倉庫から本を持ち帰ったのですが、
申し訳ありません、
ちょっと持ち越しそうです。

と思っていたら、嗚呼、
強力な助っ人さんから
「助けてあげましょう」メールをいただく。
日が変わって意識がきちんと戻ってから返信しようと思うのですが、
ありがとうございます、と北西の方角に頭を下げております。

日々のあれこれに追われて、倉庫に眠る本の
更新ができずにおりました。
が、雑誌の入力などは優秀な方のお力におすがりして、
自分は、梱包・発送やら、そして、別の作業に力を注いでいけそうです。
これはもう、ネガティブにグチっている場合ではないぞと
そういう結論のようですよ。さあさ。

古書現世・向井さんのブログ
「面倒なことが喜びだなんて、気づかなかったよ」
に、泣きそうになる。というか、ちょっと泣く。向井さ~ん。

雑記

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昨日。
外市で買ったsumus(特集・小出版社の冒険)を読みながら仕事先へ。
終わってから、五反田の古書会館へ。
月一度、行われる入札市の下見である。

行ったとたん、うさぎ書林さんが
いたずらっぽい笑みを投げかけてきた。
「Yさんからの伝言で、飲んでばかりいないで、
仕事もするように、とのことです」
Yさんとは、渋谷にある古書店の店主。
うはー、Yさん、読まれたのですね…。
仕事してますよっ!(笑)
さとし兄さんは
「あ、酔っ払い」とニヤリ…。
そ、そんな…(涙)。

徳尾さんからは
「今日の市場(明治古典会)はものすごい荷物の量でしたよ。
来ればよかったのに」
と、お言葉をいただく。
まったくねえ、行きたかったです。まったくねえ。

2件ほど入札。
開札は翌日。買えたかどうか、結果は翌日に持ち越す。
南部の経営員の皆様、いつもありがとうございます。

「食事でもしていきますか」
など呼びかけあって、
軽く寄って(酔って?)いく。

「海ねこさんのブログは、何は書かないとか
気にしすぎると、面白みが半減しちゃいますから。
(海ねこ注:本当は書いていいだろうか、
いや、まずいだろうか、と、これでも気にしております。小心者なので)
うちの名前はどんどん書いていいですよ。
宣伝になりますから」
というお言葉に甘えて、書かせていただきます。
面子は、徳尾書店、股旅堂、クロサワくん。

情報交換あれこれ。
日々、自宅でPC相手に仕事をするネット古書店にとって、
生身の人とあれこれ言い合える機会は
待ち望んでいたひととき。

話題は結構マジメ。
「古書店として、どうあるべきか」
「うちはこのジャンルなど、
ジャンルでくくるのは意味がないのではないか」云々。
徳尾さんの巧みな作戦あれこれに、
「徳尾さんと同じジャンルの本を扱っていなくて本当によかった。
こんな人がライバルだったら大変だった」
と、私。
「僕もそう思います」
と、股旅堂さん。
古書店主どうしはライバルでもあるのだが、
扱いジャンルがかぶらないと、案外、仲がいい。
もちろん、ジャンルがかぶっていても仲がいい場合もあるし、
私もそんな店が何軒もありますが。

飲み進んでいくに従い、
クロサワくんの内に秘めた情熱がほとばしる。
他メンバーに質問を投げかけ、
半ば突っかかり、一同たじたじ。
が、その後には、ひょんなことから、
逆にクロサワくんが他メンバーに懇願し、頭を下げるシーンへと展開。
言いたいことを言い合える関係はいいですねえ。

本日は、海ねこのあれこれを終えてから、六本木へ。
いつも行く方面、つい最近までガラ空きだったのに、
東京ミッドタウンができて、人の流れが完璧に変わっている。
気候もよく、大変な人混み。歩きにくい。
仕事中の身には毒です。
終了後、ミッドタウンにちらりと立ち寄ってみる。
建築として眺めると、なかなか仕掛けが凝っています。
いつもいつも汚い格好ばかりしているので、
たまにはと、洋服を買ってみた。
しかし、東京ミッドタウンに行っても、
入るのはMUJIこと無印良品なのだから、
別に近所の無印でもよかった。

代々木で開催中のタイフードフェスティバルへ。
閉会の8時までわずか40-50分ほどしかない。
我が家の必需品ナンプラー購入。
あとはもう、残り僅かの料理やビールなど、駆け足で飲み食い。
パッタイ、トムヤムラーメン、タイふうさつま揚げ、
ソムタム(パパイヤのサラダ)、ココナッツアイスクリーム…。

帰宅したら「全古書連ニュース」最新号が届いていたので、
扉の写真に出ていた写真に見入り、
火星の庭・前野さんの文章ほか読む。

明日は母の日。母はさておき、
以前からお会いする約束の人がいる。
お会いする前に、お渡しする雑誌を整理しなければ。
21日締め切りの目録もまだ埋まらないため、
自宅と倉庫の発掘に励まねば。
来週の洋書会大市にも行ってみようか。
綱渡りではあるが、どうにかやっている。

夏のような陽射しかと思えば、
今日のように突然、肌寒くなったり。
風邪をひきそうになり、あわてて漢方を服用しております。

休もうかと思ったのもつかの間、
どさどさっと立て込んできて
再来週月曜までの締め切り仕事がいくつあるやら。
目録「月曜倶楽部」締め切り含む。

「月曜倶楽部」にようやく取り掛かってみたものの、
冊数がちょっと不足ぎみ。
最近買い取りさせていただいた本にずいぶん頼ってしまいました。
家の各部屋を練り歩いて、あちらこちらひっくり返したり、
箱をあけたりしながら、何かないかと本を探し出して、
掲載していく作業が好きです。
おお、こんな本があったのか、よしよしと思う。
自分が持っていたいものも、
えい、売るのが古本屋だぁと放出しております。
あとは、目録をご覧になる方に
アピールできるものがもうちょっと欲しいなあと。
締め切りまであとわずかのこの期に及んで、
どうしようか思案中。
仕事が入ってしまって明治古典会に行けるかどうか微妙すぎ。
五反田で何か見つかるといいなあ…。
昭和初期の絵本・児童書ほか、珍しいもの。買いたし。

ところで、お客様に本代を入金していただく際、
手数料がかからないよう、銀行の口座をさらに増やすつもり。
今現在も利用しているイーバンクは
支店どうし振込み手数料がかからず、
ジャパンネット銀行だと支店どうしの手数料は52円。
最近は三菱東京UFJ銀行も
支店どうしだと手数料がかからないと情報を聞きつけまして。

その三菱~(名前がなかなか覚えられん)銀行の口座を
新規開設しに、自宅からもっとも近い銀行へ出向きました。
隣の市だったのですが、最寄り駅近くだし。
3時前に息せき切って駆け込んだところ、
「最近、口座開設について厳しくなっております。
ご自分の住んでいる市でどうぞ」
と言われてしまいました。
はぁー、そういうものなのか?
それじゃ当分行けそうにないので、がくっ。

5月1日から15日まで、古本 海ねこホームページにて
カーネーション・リリー・リリー・ローズさんによるエッセイ「庭とバラの日々」を連載中。
毎日、更新しながら読んでいたところ、
ご近所のバラにやたら目がとまるようになりました。
本日の話題は、シュティフター描くところのバラ。
リリー・リリー・ローズさんのおかげで、
海ねこもシュティフターにはすっかり魅了されました。
筆者宅から、最新のバラ画像が届きましたよ。
(ここで、ジェット・ストリームの音楽でも流したいところ)
さて、ぼちぼち寝ないと。
11日は終日外出のため、メール対応や発送が遅れます。
あしからず、ご了承くださいませ。

ここ数日の間に庭の雑草が深々、生い茂り、
こぼれ種で咲いたキンギョソウがずいぶん大ぶりに育った。
ガレージの軒先には、今年もツバメが飛んできた。

9日、新着本をアップする作業をしていたら、
うっかり別ファイルを上書き保存して、もともとあったファイルを消してしまう。
バックアップが甘かったため、回復するすべはなく…。
帰宅した連れから、Googleのキャッシュに残っているかもとアドバイスされ、
事なきを得る。おお、有益なアドバイスでありました。

連休中も休まず、やはり休まないと続きそうにないので、
近々ちょっとお休みをいただこうと思います。
事前にアナウンスします。

取り置きご注文いただいている方、
2か月が経過したものに関しましてはいったん書棚に本を戻させていただきます。
品切れでない限り、再度ご注文いただけますので、
本がご入用のときは再度ご注文いただきますようお願いいたします。

サービス低下? と思われるとつらいのですが、
そう思われる人がいらっしゃったら、
どうぞ、我が家に来てみてください(要アポ)。
取り置き本がどんどんたまる一方で、
畳1畳分ぐらいたまってしまっています。
同じ本をご入用でお待ちの方もいらっしゃいます。
また、店主ひとりでオペレートできる範囲を超えてしまいました。
ごめんなさい、取り置きご注文はすでにお受けしておりません
(すでに4-5回以上、取り置きお支払い実績をいただいている方は除く)。
銀行口座を増やす、こまめに更新するなど、
こちらもできるだけ努力していきますので、ご理解をいただけますと幸いです。
近々、銀行口座をもうひとつ増やしにいこうと思います。

硬い話題ばかりになったので、本日夜食の話など。
連れも私も、きちんと夕食をとる余裕がなく、
小腹がすいたため。
ビール、トマト缶と豆の即席スープ、その他。
スープの材料は、大豆缶、トマト缶、セロリ、水、
ブイヨンが切れていてガラスープの素、
塩、イタリアンスパイス、それぞれ適量ずつ。
ぱぱっと適当に作ったのだけど、
すっぱ辛く、香りのよいスープになり、好評でした。

では、田中千代の続きを読んで寝ることにします。

外市で買った「田中千代 日本最初のデザイナー物語」
(実業之日本社 西村勝)を読んでから、眠りについた。

夢に出てきたのは、高校時代の友人。
ニワトリを1羽ずつ、
それは優しくいたわるように、
プールに移動させている。
さらに、食用にするため、泣きながら水中にニワトリを沈めていた。
逆さにするが、もはや水を吐き出す力も残っていない。
あ、絶命かと思ったそのとき、ごぼごぼっと水を吐き出すニワトリ。
なぜ、そんな夢を…。

酔うとどうしようもなく、
醜態を晒して、古書組合の西部の皆さん、
さらには南部の皆さん、ついには、わめぞの皆さんにまで
お見せしてしまったようで。お見苦しいところを、すみません。
さらには、向井さんや退屈男さんのブログとか、
大勢読んでいるんだろうなあ。
恥ずかしくて穴に入りたいです。

ふだんは、おとなしいやつなんですが、
ときどきエネルギーがヘンなほうに小爆発して、
とんでもないダメダメダメ子ちゃんになるらしく。
あれは海ねこじゃない、「酔いねこ」という別の人です~、
なんて言っても通用するはずもなく、
本当にご迷惑をおかけしてしまいました。
古書会館に行くのが憂鬱です。絶対、言われるもの…。

酔っ払いなだけじゃダメなんです。
南部のあの方だって、酔っ払うとすごいけれども、
大変よいお仕事をなさっているじゃないですか。
ふだんの私は、お客さんからの提言・要望に
できるだけ耳を傾け、
三菱UFJ銀行に口座を持ってほしいと言われれば、
はいはいはーいと考えようとするような。
いたって真面目な(?)店主なんですよ。
発送は早い(なるべく)。仕事は的確(できるだけ)。メールも丁寧にと(心がけ)。
サボるときはサボルけど、頑張るときは頑張る。
ただ、ときどき、糸が切れるんですよねえ。
自分から糸を切りたい願望があるんだろうか。困ったもんだ。

前野さんや向井さんが声をかけてくださり、
わめぞの皆さんが飲み会に入れてくださったお気持ちを支えに、
「海ねこさんて、あんな人なんですねえ」
とあきれられないよう、
今度は仕事で挽回していこうと思う。

「黙して語らず」でいこうかと思ったのですが、
自分から先に書いてしまいました。
今日は部屋で風を感じながら
新着本の更新と発送に励もうと思います。
倉庫の換気もしにいかなくちゃ。
じめじめした箇所に本をぎゅうぎゅうに詰め込んだままだと
梅雨が来るのが怖いので、
更新する本は更新して、目録用の本は目録用に上手に保管して、
市場に出す本は市場に出して。
「倉庫にあるうち、半分は未更新で商品になってないんです」
と打ち明けたら、ご近所さんにも前野さんにも
「それはよくない」
「それはまずいですねえ」
と言われてしまった。本当ですよ、どうにかしなくちゃ。
当面、コツコツ生きていこうと思います。
晩酌程度でどうにか生き延びていきます。
でも、たまには皆さん、誘ってね
(あれ、懲りてないのか?
緊張しなければそれほど酔いません、念のため)。

市場(中央市会)の合間、
ブラジルで火星の庭・前野さんと話した。
ほぼ初対面といってもいいぐらいなのに、
緊張する間もなく、前野さんの話に笑って笑って。
「お客様、声が高いので、
もうちょっとお静かにお願いします」
と、ウェイトレスの女性に静止され、
はっとして下を向き、押し黙る二人。
「私、ブックカフェやってるのにね」
と、かわいらしく赤面する前野さん。

前野さんと一緒にいると、
聞きたいこと、話したいことが次々湧き出してしまう。
打てば響くように、
こちらが質問したいことに対して的確な答えを返してくれる。
実践的な答えをポンと投げ返してくる。
なんというか、溌剌としてイキがいい人というのが
昨日の勝手な印象。

古本販売に力を入れて、
イベントはもうちょっと控えていかなくちゃと
口にしながら、次の瞬間には
次のイベント計画がぽんぽん飛び出して。
「舌の根も乾かぬうちに。
やりたいんですよねえ、いろいろ、やりたくなっちゃって」
おもろい人ですねえ、前野さん。
一緒にいて気持ちがいいですよね。
人気のあるわけがわかります。

わめぞチームの「前野さんを囲む会」
になぜか混ぜていただくことになった私。
緊張したー。すごく緊張してました。
ほぼ初対面に近い人ばかり、それも有名な人ばかりなんですよ。
メンバーとか書いていいのかどうかわからないけど、
席なんかもう、向井さんの正面ですよ。
斜め前に南陀楼さん。
左を見れば、旅猫さんに退屈男さん
…わめぞ(ならび わめぞ応援チーム)の花みたいな人ばかり。
牛イチローさんと歌姫のお二人は
日本酒をカッコよく飲んでいて、大人~な空気だし。

向井さんは風邪ひいていて気の毒でしたが、
次の外市でやる企画話であれだけ盛り上がれるなんて。
向井さん、牛イチローさん、あべちゃん、瀬戸さん、はじめ、
皆さん、企画話を肴に飲める人なんですね~。
「観客三人のイベントって、どう? いいよね~」
と、飛び出す飛び出すアイディア。
イベントをやっている側が面白くてたまらないんだから、
イベントそのものも、
イベントに行く人も面白くないわけないですね。
お疲れぎみの現代人、わめぞに学べ!?

あと、前野さんのところで働いていて、
今度、古書店を始める青年がいまして。
店名を何にするか、何がいいか話題となりました。
占い師さんに見てもらったら、
そのつもりでいた店名は絶対よくないと言われたそうで。
そこで、向井さんが
「占い師って何?
前野さんが服装だけ変えて出てくるんじゃないの?
こういうの、つけて」
と、マジシャンみたいな服装と、
仮装用の派手なマスク(なんていうの? ぎざぎざの紙メガネ?)をつけるマネ。
これには爆笑。

瀬戸さんが
「あの店はすごい。
店のあちらこちらに(本をディスプレイするための
構造的な)工夫がしてあって」
と、大真面目に語る口調もユニークで。

抑え目に飲んでいたつもりが、
次第に緊張がゆるみ、あっという間に飲み進んで。
怖くてだれにも聞けないのですが、
皆様、ご迷惑をおかけしてませんでしょうか…。
もしそうでしたら、本当に申し訳ありません。
古書 往来座のブログに写真撮影の話があったけれど、
ぜーんぜん覚えてないので、不安。
酔っ払いから夜中にお電話がいった方、
そして、家族には、申し訳なく頭を垂れるばかり。

さっき、にわとりさんのブログ見たら、
私の名前があったんですが、
かえって気をつかってもらって申し訳なかったような。
写真がのっていたPOP-UPブック、
きのう前野さんとの話題にのぼったやつじゃないかな?
「欲しかったなあ…」
「ええっ、そんなのありました?
着いたのが遅くて私は4階、あまり見られなくて。
買えないとしても、せめて目にしたかった」
と話してたやつじゃないかな。いいなあ!

きっと忘れられない一日なのに、
感想が貧困なのは、アルコール残留量のせいにしておこう。
あとは、火星の庭、向井さん、南陀楼さん、退屈男さんほか
皆さんのブログにおまかせします。

では、おとなしく真面目に、梱包・発送作業にいそしみます。
前野さんは今ごろ、列車の中かなあ。

沼辺信一さんから
「あなたは周囲の人に本当に恵まれているね」
とのお言葉をいただいたのだが、以前。

困っていると、
願ってもかなったりのような優秀な人から
「やってあげましょう」
と声をかけていただく。

不器用でドンくさく、空回りばかりの私。
不完全すぎるから、見るに見かねて
手を差し伸べてくださるのだろうか。
ああ、本当に「人」に恵まれていると思う。
おセンチにも、人間性善説を信じたくなりますよ。

知っている人は皆知っている、
あの素敵な方からありがたいお申し出をいただきましたよ。
お申し出をいただいたお気持ちだけでも
すでに百人力、千人力でございます。
Sさん、神さま、皆様、ありがとうございますと
感謝しながら、入金確認分の発送をして市場に出かけてきます。
本と一緒にしおり新作(居ぬさん・ミワちん作)を
皆様にお届けできるのがうれしいです。

小さいフォントで入力したいのだが、やり方がわからない。
以下2行、薄れた文字で打ちたい。ごくごく小声、かすれそうな声で言う…
……やっと終わった、確定申告。
明日、税務署に発送して完了でございます……。

今宵、観たのは
NHKアーカイブス・ETV特集
「小笠原・人生航路」(97年)。

出演者みずから事前におはがきをくださり、
本日はお電話までいただき、
「もちろん予約録画してますよ」
と答えたのだった。
エリツィン死去の報道ほかにより、2週ほど放送が先延ばしになったのだ。

自分が小笠原に通っていたころ、
取材でお世話になり、
個人的にも大変よくしていただいていた
元おがさわら丸船長・甲斐雄一郎さんを中心に
移り行く小笠原の状況を描いていた。
97年当時の収録分には、
今から10年前の甲斐さんほか、
甲斐さんが「親父」と慕っていた宮川典男さんが映っていた。
生前、お元気だったころの映像である。

宮川典男さんは元・硫黄島島民。
生涯をかけて、帰島運動を続けていらっしゃった。
私財を投げ打って、遺骨収集に励んでいらした。
米軍の演習訓練が行われる硫黄島の状況を
心から嘆いていた。
元・島民の名誉にかけて、
そして、次世代、次々世代のために、
今後の日本、そして世界のために
元島民らの歴史を伝え、平和の貴重さを訴え続けようとした。

私は、彼のことをもっともっと報道したいと思い続けていた。
何日、何時間、テープをまわして、
お話を聞かせていただいたことだろうか。
が、ライターとして実際のところ、どこまでやれたかというと、
嗚呼…と呻きたくなる。
企画を各社に持ち込んだのだが、
「売れない」という、いかにも出版社的な理由から実現しなかった。
家族がいくら負担してくださるならという
提案を大手出版社からされたこともあったが、実現せず。
結局はアサヒグラフで記事を組んだ程度であった。
なんという脆弱な体質だろうか、自分、と
恥ずかしくてたまらない。

宮川典男さんが闘い続けていた思いを
もっとどうにかできなかったのだろうか。
天皇陛下が硫黄島に初の行幸というとき、
軍人のみならず一般市民である元・島民らを奉った地にも
ぜひ訪れてほしい、お参りすべきと運動を重ね、
ついに、異例のコース変更に至った。
とてつもない信念と実行力の人だった。

自分は、甲斐雄一郎さん、
宮川典男さんに出会えた幸福を思わずにはいられない。

私は皆さんがご存知のとおり、現在このように生きているわけですが、
これまでにやってこられなかったことも多いわけで…。
これからの生涯、どのように歩むべきかと
いまさらながら考えさせられたことでした。
ただののんべなばかりじゃなく、もっとなんとかしなければと思う。
そう考えながらも、相変わらず飲んでばかりいる自分に
どうなんだよ、どうなんだよと思っている。

行きつけの飲食店で
「どうしたんですか、その頭」
と驚かれるほど、ぼおぼおに伸びまくりの髪。
昨日、3か月ぶりに美容院へ。
いつもお世話になっている美容師くんに
「そろそろカラーリングもしたほうが。
もう半年もしてませんよ」
と薦めてもらうが、
「出かけなくちゃいけないので
今日はカットだけでいいです」
と断る。本当は白髪がかなり目立つんだけどね。
どんどん切ってもらって、すっきり。
「頭、ちっちゃくなったね」
と、あとで家族に驚かれる。

倉庫がもうあふれんばかりなので、
連れに手伝ってもらって(注 無料ではない)
倉庫経由、神保町の古書会館へ。

若手ホープの数店が出品しにきていた。
若手ホープでないヨレヨレ組のわしらも
空いたテーブルを使って、しこしこ仕分けして出品準備。
前に催事に出した本は、まだ値札紙がついたままなので、
1枚1枚はがして。
すべて終えたころには背筋ぎしぎし、眼精疲労。
ああ、運転してもらえてよかったと、
連れにそっと感謝する。

夕闇立ち込めるころ、その足で雑司が谷へ向かう。
土地勘がなさすぎて気づかなかったけど、
神保町から車でこんなに近いとは。
もっと早く来ればよかった。
道に迷ってしまい、
旅猫雑貨店製作の雑司が谷マップを見ながら、
くねくね車を進めていくと、目の前にともる明かり。
偶然にも、そこが旅猫雑貨店でした。
おおー。ここが噂の!

リコシェあべちゃん(ご本人さまへ。なれなれしくすんません)
の名人級・けん玉が
店内で繰り広げられておりましたよ。

私は行くのが遅すぎだとも思うけれど、
か猫さんが愛情こめてつくりあげた店であるのは
まったく予想していたとおり。
初めて行った気がしなくて、
ずっとずっと居座りたくなって困りました。
か猫さん、「第2回 外市」の準備のため、
実は40分しか眠っていなかったとのこと。
優しいご主人、妻を支えるべく立ち働き、
前掛けがよくお似合いでした。

雑司が谷の静けさにはびっくり。
車の喧騒がないだけで、あれほど閑静だとは。
店内にいると、向かいのお店の人が
道ゆく子供に話しかける声が聞こえてきて、
生活音が心地よい。
通りが昔ながらの暗さで、
道ゆく人は銭湯に行く道具を抱えていて。
すぐそばに池袋という繁華街やら
大通りやらがあるのに、あの一体だけ、
昭和初期にタイムトリップしたよう。

その後、いよいよ古書 往来座へ。
「第2回 外市」開催中で、
旅猫さんが手作りしたという旗がなびいていました。

リコシェあべちゃん、退屈男さん、
NEGIさん、旅猫兄さん、
古書 往来座 瀬戸さん…
瀬戸さんも話していたとおり、
「皆、楽しそうに明るくやってるのが
いいんですよねえ」
と。まさにそんな感じ。
「準備で疲れちゃって…」
と言う顔も、なぜさほど明るいのか?

初対面のご挨拶をさせていただいた古書現世・向井さんに
「ずいぶん遅く来ましたねえ」
と言われてしまいましたが、
たどりついたのは夜8時とか?
魚雷さんの箱はもうスカスカ。
BUKUさんなど箱でなく棚で大量に出品されていた人も多く、
想像していたよりずっとずっと本が多く、見ごたえ十分。
けものみち、貝の小鳥さん、ハルミンさん、
河内紀さん、石田書房さんなどなど、
バラエティーに富んでいて見ても見ても飽きない。
疲れ目が辛かったのが、たまに傷。

向井さん、ブログ見たら体調があまり良くなかったようですが、
大丈夫だったのでしょうか。
やはり、きちんとご挨拶したのは初めての立石書店さん。
立石書店の棚は、
自分の好みに近い本が多くてびっくり。店に行きたい…。

何より驚いたのは、初めて入った古書 往来座。
ちょっと見てすぐ、並みでない品揃えと
気配が伝えてきます。
ロンドンあたりの、
地元で愛されている古書店に入ったときに近い感じ。

「何年やれば、こんなすごい品揃えになれるんですか」
と聞いてみたら
「いや、近くに住んでいる人が
良い本を売りにきてくれるんですよねえ。
ここに引っ越してきて3年。
引っ越しまで時間なくなって、
あわてて見つけた店舗なんですけどねえ。
このあたり、たまたま古書店がなかったんですよね。
近くに住んでいる先生なんかも売りにきてくれて
助けられてますねえ。
前は市場でもよく買ったんですけどねえ」

なんて羨ましい話。

往来座のスタッフは親切。
スタッフが笑顔いっぱい、元気いっぱい。
疲れた感じの人のほうが珍しくないのに、
仕事が楽しくて仕方ないんでしょうか。

バッタリ会った 古本版 おぎやはぎ のコウノ嬢から
吉祥寺の古書店話を聞きながら、
再び旅猫雑貨店へ。

わめぞの人たちは
なぜあんなにエネルギッシュなんだろう、
向井さんも瀬戸さんもすごいねえ、皆すごいねえ、と言いながら、
疲れ目、疲れぎみのよれよれ我ら、
車を西に走らせ、帰途につく。

「月曜の同業者飲み会、楽しみ。
けど緊張して飲みすぎそうで、どうしよう」
と、繰り返しつぶやく自分、
連れにあきれ顔で
「そんなに飲まなくていいから」
と言われたのですが…。
同席なさる方々、どうぞお手柔らかにお願いします。

連れもブログに書いてます。

メルマガ【早稲田古本村通信」「外、行く?」
第二回外市は明日からだ!号】より引用。

※「わめぞ」とは
早稲田・目白・雑司が谷地域の「本に関係する仕事」をしている人間の
集まりです。各地域の頭文字をとって「わめぞ」。
モットーは「仕事で遊ぶ」。
わめぞブログ⇒ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/

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「仕事で遊ぶ」か。カッコいいなあ。
わめぞの人たちって
「仕事で遊ぶ」を文字どおりやってますよね。
わめぞ方面がイベントに向けて、
ものすごく盛り上がっているようで。
あまりにも楽しそうなので、
明日、古書会館に出品しにいったら
(出品できる…んですよね? Oさんがそういうから大丈夫なんだろうと思うけど)
帰りに「わめぞ方面」をまわってこようかと
連れと相談しているところです。

仕事に、庭仕事に、趣味に、運動に、街歩きに、
家族サービスにと充実した時間を皆様お過ごしかと思いますが、
私も余裕ちらつかせて言ってみたいもんです。
「仕事で遊ぶ」

「忙しい」「忙しい」と時間に追われてばかりの
人って、余裕がない感じで、カッコ悪い。
って、自分のことじゃないですか。嗚呼!
忙しいといったって、うちの場合は知れていて、
仕事しながら薫風を味わうゆとりはあります。
たっぷり寝て目覚めれば、
今日も天気いい、本の整理日和だと思うし、
寝る前には友人が貸してくれた「花より団子」DVDを観てます。
これも実は、仕事とちょっと絡んでいたりして、
ま、「仕事を遊ぶ」って、そんな意味じゃないと思うけど。

昨日は、ご近所の方に
「海ねこさんはやっぱりホームページに力を入れるのがいちばん」
とおっしゃっていただく。
ご意見をいただき、買取本もまたお譲りいただき、ありがたい限りです。

梱包・発送、そして昨日買取分の本のうち250冊ほどの整理でタイムアウト…。
未整理分がまだまだ待機中。
どんなに良い本があっても、整理してホームページに掲載しない限り
商品にならないのがオンライン古書店のウイーク・ポイント。

ときどき、値つけをして棚に並べれば商品となる実店舗を羨ましく思ったり。
隣の芝生は青い、んですよねえ。

連休中にもっと新着本を更新したいのですが、
更新以外の作業で時間が過ぎてゆくのが悩みです。
お近くの方で、MOEやOliveなど雑誌の
目次ページを見ながらテキストファイル入力をしてもいいと思われる方、
よろしかったらメールください。
ご近所さんが、以前、図書館勤務されていたので、
目録の作業に慣れている司書課程の学生さんに
バイトを頼んでみたらどうかとアドバイスしてくれました。

さあ、この心地よい風を感じながら、
今日も本の整理だ。
お待たせしている買取本の査定だ。
梱包・発送だ。仕事を遊びますよーーわめぞのパクリ。

連休明け、発送が立て込みそうです。
もしも本を急ぎで欲しい方は、代金引換発送をご希望ください。
代引でしたら、連休中の発送が可能かと存じます。

一年中、好きな季節の風を選べるとしたら、
あなたはいつにしますか?
私は、今、この時期かなあと思う。

人が休むときに働くーー。
連休中、いっこうに休みはとれそうにないが、
たっぷり眠って体が楽になった。

一昨日は、中学時代からの友人宅で夜更かし。
絶景の高層マンション21階が、彼女の家だ。

ふだんはメールのやりとり程度で、
会うのは何年かぶり。
それでも、会えば、すぐ話が弾む。

彼女の家に行くと落ち着くのはなぜだろうと
常々感じる。
生活に実があるというのか、
きちんと生活している安定感が心地いいのかもしれない。

彼女とその夫は、ほかの夫婦同様、
大なり小なり、さまざまな問題を抱えてはいるが、
自分が知る限り、もっとも素敵な夫婦である。
十代、二十代…どんなにすさんだ時期であっても、
「家に行っていい?」
と聞けば、いつでも暖かく迎え入れてくれた。
どんな自分であっても彼女らは私を迎えてくれるだろう。
自分は、彼らにとってどんな友人なんだろうか。

昨日は、昼すぎ買取に来てほしいとご連絡をいただいていたので、
9時起き。
9時に必ず起きなければ、
昼すぎに玄関先へたどり着かねば、と思うだけで緊張して、
時間前に自然と目が覚めてしまう。

都内某所の巨大な団地であり、前に行ったときも迷ったが、
今回もめあての棟がどこかわからず、
団地周辺を車で20分ほどぐるぐるぐるぐる周遊。

洋書絵本3-4箱と聞いていたので、
自分ひとりで大丈夫だろうと踏んでいたのだが、
案内されて、本を見たとたん連れを同行しなかったことを悔やんだ。
軽自動車で運べるだろうか、どうだろう…という量だったのである。

息子さんが中学生になり、妹さんといつまでも同じ部屋ではまずかろうと、
書斎の本をご処分されることになったらしい。

「昨晩、入稿がやっと終わって」
と、お疲れのご様子だった女性は、フリーの編集者。

十分な額をお支払いできたのかどうか…。
「少しは価値がわかる人に本を売りたかったので」
と、ご主人が話していらした。

さらに、ご夫婦揃って、いやな顔もせず、
大量の本を団地の1階まで何往復もして、
ご一緒に本を運んで、車に積み込んでくださった。
まことにありがとうございました。

本を運びながら、会話を交わしているうちわかったのだが、
ご主人は絵本作家であった。
以前、10歳ほど年下の友人から
プレゼントしてもらった本の著者だった。
その話をしたところ、
「これも何かのご縁ですから」
と、自著にサインとイラストをさらさらっと描いてプレゼントしてくださった。
買取にいって、そのお宅でまさかご自身のサイン本をいただくとは…。

その本は、以前より友人がプレゼントしてくれた特別な1冊だったが、
昨日、偶然にも作者宅にお伺いしたことで、
さらに特別な1冊となった。

大量の本で沈みそうになる車体をどうにか操って
手を振って、おふたりにご挨拶。
良い本をお譲りいただき、どうもありがとうございましたー!

ご一家に幸あれ、だ。
こつこつ買い集められた本たちが活きるよう、努めていきたいと思う。

その後、某所に移動。
BGMは眠気防止に「親指姫」BY山瀬まみ。
友人の勤務先に立ち寄って、
不要になったというトレシングペーパー各サイズを譲り受ける。
車に積み込んだ本の上に、さらに特大トレペの山。
「ファンクラブに入りたいぐらい。最高だよ。観てみて」
と「花より団子」DVDを手渡される。

倉庫に行き、車に積んできた本の一部をおろす。
すでに倉庫は満杯状態。
今週、市場が休みだが、
そろそろ市場に出品していかないと
倉庫に本を置く場所がなく、立ち行かなくなる。
経営員Oさんにメールして、
いつから市場への出品が可能か問い合わせる。
注文があった本を探して、持ち帰る。

ふらっふらで帰宅して、仮眠。
わずかであっても仮眠をとると楽になるもので、
起きて梱包と発送。
疲れているとき、26冊+10冊のセット梱包は楽ではない。
家人に声をかけたら
ぶつぶつ言いながらも手伝ってくれたので二人で梱包。
どうしたらきれいに段ボール箱に詰められるか、
本が傷みにくいよう梱包できるか、
ああでもないこうでもないと話しながらやると、
梱包も案外、楽しい作業となる。

佐川急便に運んで、あまりの重さに、
佐川のおじさんに降ろしてもらって発送。

再び倉庫に行き、注文本を探す。
ご近所さんから
雑誌に欠けている号があれば譲ってくださると
以前から声をかけていただいていたのだが、
ずっと忙しくて確認できずにいた。
ようやく、欠品中の号をメモする。

帰宅したら午後11時。
「バンビーノ!」録画分と「花より団子」DVD2話分を観ながら、
ワイン1・5本と泡盛のお湯割り。
休みはないが、この時間があるから日々どうにか乗り越えていける。
…って、ただのノンベですな。
エッセイを更新して眠りについたのは、明け方だっただろうか。

海ねこのお客様、お待たせしました。
しおり新作、近日、配布スタートの予定です。
海ねこでお買い上げくださった方にもれなくプレゼント。
色は各種あり。
さらに、イラストが追加になりそうで、
まとまりましたらホームページにもアップします。
忙しい合間に、本当にありがとう、居ぬさん&ミワちん。

久々の平日なので、
ひょっとしたらこんな状況になるかもと思ったのですが、
予感的中というか、それ以上でした。

雨であることも手伝っているのでしょうか。
ひまなときだったらうれしい状況なのですが、
重なるときは重なるものです。
突然、もう本当に突然、怒涛のメール量です。
ご注文やら問い合わせやら何やら、
おバカな自分ひとりではサクサク対応できないぐらいです…。

メールをいただくと、重要なものには忘れないよう
赤い色をつけておくのですが、
メールの受注箱がまっかっか…。

ひまより、いいと思うべきなのか。
どなたかの対応をしている最中は、
どなたかにお待ちいただかざるをえないので、申し訳ないと思いつつ。
ひいひいやっております。
力いっぱいやっております。
てきぱきこなせる能力が欲しい…。

中学時代の友人と久々に会う約束をして、
これも数ヶ月、こちらの都合で先伸ばしにしてもらっていて
ようやく今日となったのですが、
何時になったら駆けつけられるのか…。
まだぜんぜん行けそうにないとお詫びメールをしたところ、
「いいよー」と優しい返信。

今夜は受注の続き。
明日は出張買取その他を終えて、夜は発送作業にいそしみます。
昨日の査定は途中のままです…。がーん。申し訳ないです!

というわけで、メールの返信がすぐできません。
新着本にもなかなかかかれません。
不義理を重ねてます。
申し訳ございません! 精一杯がんばります(選挙演説でもないのに)。

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