もんごメモで「清志郎」と一致するもの

書いていなかった、12月に観たものの感想も含め、
2012年に観たもの行ったものをまとめてみました。(ようやく)

2月10日 エレクトリック・エンパイア@ブルーノート東京
2月19日 おとのわ@仙台Rensa(レンサ)

3月4日 ふちがみとふなと&sakana@マンダラ2
3月5日 ALTERED STATES@新宿ピットイン
3月7日 Vinicius Cantuaria & Bill Frisell@渋谷Mt.Rainier Hall
3月23日 東京ローカル・ホンク デラックス9@Star Pine's Cafe
3月30日 Coil+Sardine Head@元住吉Powers2

5月12日(土) Perfume@武道館
5月27日(日) 栗コーダーカルテット@瑞穂町スカイホール

6月15日 吾妻光良/T字路's@多摩川河原茶屋たぬきや

7月14日 World Happiness 大前夜祭

8月3日 ふちがみとふなと w/鈴木亜紀 「めでたい女たち」前夜祭@マンダラ2
8月10日 Sardine Head@クロコダイル
8月22日 矢野顕子Trio@ブルーノート東京

9月2日 加藤千晶@古書ほうろう
9月7日 岸田繁ソロ@前進座
9月12日 上原ひろみ招待イベント@www

10月6日 木下弦二ソロ@高円寺ペリカン時代
10月12日 Ino Hidefumi × 鈴木茂@ビルボード東京
10月13日 ジョン・スコフィールド・トリオ@ブルーノート東京
10月26日 Arazin carnival Vol.4@下北沢More

11月17日 Ett@下北沢lete
11月23日 春風亭一之輔@十二社落語会

12月8日 上原ひろみトリオ@東京国際フォーラムA
アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとのトリオは更に進化。
同じ人間が演奏しているとは思えない。

12月9日 矢野顕子さとがえるコンサート@NHKホール
今年も無事に行くことができました、さとがえる。
ゲストは清水ミチコ。いろんな人とのデュエットができて矢野さん楽しそう。
こんなに笑ったさとがえるは初めて。

12月19日 東京ローカル・ホンク@Star Pine's Cafe
副題『イッツ・オンリー・クワイエット・ロックンロール‼』。
一部は客席真ん中でほぼアコースティックのセット。
二部はステージ上からエレクトリックなセット。
名曲「カミナリ」は全く違うアレンジで両セットにて演奏。圧巻でした。

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アラジン・カーニバルも含めて26本。
おとのわ、World Happiness 大前夜祭とフェス的イベントも行ってるので、
観たアーティストはもう少し多いですが。
そうか、冬の仙台へ行ったんだったなあ。
一番観てるのは東京ローカル・ホンク、おとのわ入れて3回。
弦二さんの歌はソロも行ってるので4回だ、一番聴いてますね。
矢野さん、上原さん、ふちがみとふなと、Sardine Headは2回。
あ、清水ミチコさんも2回観てる。
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2013年、とりあえず行く予定になってるのは、
クリムゾン・プロジェクト エイドリアン・ブリューは見なければ。
Steve Kimock 初Bernie Worrell、楽しみ。
EGBERTO GISMONTI 一度見たかった人、ようやく。
Wilco これも楽しみ。
矢野顕子、忌野清志郎を歌う これは見ておかないと。

と、こんなところかな。

天気もそこそこよく、穏やかで大きな出来事もなくゴールデンウイークも終了。

昨年2009年も5月は清志郎の死、友人の死、家族の怪我、と
大きな出来事が立て続けに起こったわけで、それからもう1年。

清志郎のこと友人のことはこのメモにも書きとめたけれど、もう一つの出来事、
家族の怪我については詳細はメモってなかった。
ちょうど一年経ち、おかげさまで今はすっかり治ったわけだが、思い出しつつ書いておくか、と。

 

4月27日(火)

ニューアルバム「音楽堂」を出した矢野さんの弾き語りツアーの東京2日目へ。

フォーラムホールCは適度な大きさで音もよく、好きな会場。
東京の2DAYSはゲスト参加も発表されていて、26日は奥田民生。
こちらも見たかったけれど、矢野さんとやる姿は見たことがあるのでまあよし、と。
本日27日のゲストは音楽堂にも入っている右手という曲の作者、細美武士

ステージ後方には、古びた椅子や金属の板、焦げた板などがぶら下がっております。
ステージデザインは、いつもの通り立花ハジメ。

前半は弾き語り。新曲が多いかな。
清志郎の恩赦~きよしちゃんの流れは先日のヤマハホールと同じ。
中ごろにゲスト登場。初めて見る細美さんは爽やかでちょっと変な若者。
矢野さんとやれることがうれしくも緊張している様子でしたが、いい声いい味わいの数曲。
以前やっていたバンドELLEGARDENは休止中ということでしたが別のバンドでやっているようで、
今後が気になるアーティスト。

後半、久しぶりにひとつだけ
アンコールで再び細美さんとやった共作の歌がすばらしかった。

夏にはまた、ブルーノートでウィル・リー&クリス・パーカーとのトリオ出演するらしい矢野さん。
森山良子とのユニットやもりも結成し活動するようだし、今年も精力的な動き。
見逃せません。


 

8月22日(土)

ここの所、恒例になりました矢野顕子さん夏のブルーノート。
今回は新たなメンバーでのトリオで登場。
とはいってもアルバムなどでは旧知の2人。

ベース:ウィル・リー
ドラム:クリス・パーカー

 

第2部にて、矢野さんにかなり近い席を確保。
登場した3人はニコニコと上機嫌。ウィル・リーはピョンピョン跳ねてる。
結構な年のはずだけれどなんかまったく変わっていない。 

「バカボン」から始まる。ウィルさん、高音の合いの手を多用するフレーズは相変わらず。
音が実に心地よい。
久しぶりに演奏されたような気がする「すばらしい日々」。これが名演でした。
歌と演奏、どちらも極限まで力強く、ウィル・リーのベースと口笛ユニゾンもあり。カンペキ。
清志郎のことを歌った「きよしちゃん」では"どうしたんだ、ヘヘイベイベー"を
静かにリフレインするエンディングが追加されていました。しんみりと染みる。
アンコール前ラストは最近のライブ定番、「ローズガーデン」。気持ちいい。

アンコールではラスカルズの曲を。ウィルさんもボーカルをとれるので、矢野さんはコーラス。
強い声でハモリを重ねる矢野さんがうれしそう。本当はハモリたいんだろうな。
本当のラストは「ごはんができたよ」。日本の名曲。


"静かに夜がくる、みんなの上にくる"

 

いつものアンソニー&クリフのトリオとは全然違う趣きだけれど、楽しいよいバンドになってました。

しかし、ウィル・リーは元気だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨夜、沖縄の島&海仲間数名で飲む。
何を話していても話題はどうしても先月亡くなった仲間のことになってしまう。
ここ数年は頻繁に会っていたわけでもなく、年に数度の飲み会で一緒になるくらいだったから
いまだ死んでしまったなどという感覚もなく「久しぶりー、飲もうよー」と普通に連絡が来るような気がしてしまう。

そんな彼女のことをちょっとだけメモっておくことにしようかなと。

↓(長文です)

清志郎が亡くなり、友人が亡くなり、家族が怪我をしたゴールデンウィーク。
それぞれが大きな出来事であり、メモっておきたいと思いつつ、
結局週末のねこ日記更新だけになっていたこのメモブログ。
MINAWAさんが自身のブログで書いてた「イマワノさん」を読んで、ああ自分もいい加減書いておくかと。
(そう思ってから既にまた結構経ってますが...)
と、いうことで。まずは清志郎について書いてみた。

以下長文。続きは

関東内陸では30℃を超えたとか。
やはり日本列島総亜熱帯化に向けて進んでいるのでしょうか。
それにしてもちょっと急に暑くなりすぎ。

 

 

チャークッキー

紙やら物やらがあるところに
あえてどっかりとのるのはなぜ?

 

 

 

 

 

やっぱり似ている父息子

 

 

 

 

 

 

シッポの長さは違うけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふう
定位置で寝ています

 

 

 

最後まで歌い続けた清志郎が逝ってしまっても。
海をバックにニコニコしてたユカちゃんが逝ってしまっても。

飯がないと「ゴハンないぞー」とねだり、
トイレが汚れてると「きれいにしろー」と抗議し、
満足すると眠るだけ。
猫ってのはそういうもののようです。

うっとおしいこともあるけど、やっぱり助けられているんでしょう。

 

夏か。

 

5月2日夜。
友人宅で宴会している最中に「清志郎が...」という連絡をもらう。
すでに酔っ払っていたこともあり、なんだか混乱。
「困った困った」とつぶやきつつ更に飲む。泣きながらやたら飲む。
空が明るくなる気配の中、帰宅。
沈没。

5月3日。
沈没したまま1日が終わる。

5月4日。
沈没し続けてもしかたがないので復活してみる。
深大寺まで散歩。蕎麦を食う。
何か書いておきたいような、でも何も書きたくないような。
もやもやしながらも何か書いておくことにしてこれを書き始める。

TVのニュースを見ていると葬儀の様子や出棺の様子が映し出される。
とってつけたようなアナウンサーのコメントがいやだ。
ロン・ウッドのソロアルバム、Not For Beginnersをなんとなくかけてみる。
ギターがいい感じで鳴ってる。
世界卓球では水谷&岸川ペアが中国ペアに完敗。

少し腹が減ってきた。
さっき食べた蕎麦が少なかったようだ。

猫が「ごはんくれー」と鳴いてくる。
しょうがない、飯やるか。

 

 

梅津和時

矢野顕子

三宅伸治

渋谷陽一

富岡"GRICO"義広

石田長生

間寛平

久住昌之

友部正人

中川敬

渡辺隆雄

いとうせいこう

日野校OB展

松井五郎

杉 真理

トータス松本

SION

片山広明

加藤千晶

早川岳晴

 

公式サイト「地味変

 

いつもはこういう年末のまとめ的なものは書かないんですが。

先日参加した宴会「だいこんの会」で「今年一番よかったライブは?」と聞かれて
一応答えたものの後で思い出してみると、ああ他にもいろいろあったな、ということで。

その時にお話しした矢野顕子&マーク・リーボウと談春の落語は確かにすばらしかったわけですが、
それ以外に印象的だったもの5つをいくつか。古い順に。

ZAPPA PLAYS ZAPPA@ZEPP東京
これは予想以上にすばらしかった。ZAPPA息子にはそれほど期待していなかったし、
メンバーもレイ・ホワイトさん以外は知らなかったので。
ZAPPAの曲のおもしろさの再確認、そのおもしろくも難しい曲を
楽しげに楽々と演奏している若いバンドが純粋にかっこよかった。

忌野清志郎 完全復活祭@日本武道館
泣きましたね。かっこよくてうれしくて。
懐かしい曲もあったけれど確実なる現役のバンドでした。
ほんとに生で見ることができてよかった。再度の復活を待ちます。

Bjork@日本武道館
数年前にフジロックのグリーンステージで見た時も壮大で圧倒されましたが、
その時の弦中心の音とはまったく違うホーンセクション中心の構成に再び圧倒されました。
強烈なサウンドと存在感。

The Cornelius Group@東京国際フォーラム Hall A
コーネリアス、長期ワールドツアーの締め。ギリギリで見ることができてよかった。
音だけともまた違う映像とのシンクロ。小山田さん、次は何をやってくれるのか楽しみ。

Perfume@Zepp Tokyo
これはもう何も言うことはありません。今年はパフューム、でした。

他にももちろん見てますが忙しい時期が長くて例年より少なかったかな。

ちなみに、最も回数見たのはふちがみとふなとで4回。
矢野顕子は3月にソロコンサート見てたので3回見てました。

そろそろEttも見たいなあ。


来年はPHISHが活動を再開します。

14日、月曜朝。
新聞のTV欄、BS朝日のコーナーに偶然、「徹子の部屋 忌野清志郎」放送を発見→録画予約。

昼休み。
ヤフーNewsで清志郎、癌転移の記事確認。

帰宅後、徹子の部屋を見る。




また、快気祝い手拭い、もらいに行きますよ。

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この場に立ち会えてよかった、ほんとに。

 水曜夜、NHKでやってる番組、SONGS

喉頭がんから復活した忌野清志郎

「末期がんなんだよー」と重いことを明るい声で連絡くれた友人のことなども思いつつ、
じっと見る。

 

日曜日 武道館 18:00

 完全復活。

 天気予報は雪。

 

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恒例になりました、夏の矢野顕子。
ここのところ、夏にトリオでブルーノートっていうパターンでしたが、
今年は年末にさとがえるトリオとして復活するらしく、夏がソロ弾き語り。
しばらくまえに完全ソロライブだと思ってチケットとってたのです。
数日前にここでゲスト有り、と知りまして。ちょっとうれしくなりました。
木曜の様子はこちらで、ということで金曜です。

初めて降りました大江戸線勝どき駅。
海辺にこんな施設があるなんて全く知りませんでしたトリトンスクエア
あまりの人工的な迫力にちょっと気分悪くなりつつ、ホールへ。中は気持ちよいです。
こじんまりとしたよいホール。クラッシック用なのでしょうね。チケットは完売。

前半、ホールの残響の楽しむかのようにいつもより音数少なめにピアノを弾いている様子。
いい音で響いてます、ピアノ。
途中数曲で一緒に演奏した細野晴臣さん。初めて生で見ます。
YMO世代としてはやはり感慨深いものが・・・
淡々としたしゃべりの声がよいです。
ベース弾きながら1曲とギター弾きながら2曲。30年ぶりかな、なんてつぶやきつつ。
一緒に演奏している矢野さんもうれしそう。

アンコールでは手を繋いで登場し、2人でもう1曲。
ラストは、半年前にも聴いたあの曲を「忌野清志郎の分まで歌います」と1人で演奏。
気持ち入ってました。

写真はアンコール前ラストに歌われた大好きな曲GREENFIELDSが入ったアルバムオーエスオーエス
GREENFIELDS、何度聴いても泣きそうになります。

どんとがハワイ島で亡くなったのが2000年1月27日。
どんとの命日である今日、NHIKホールで行われたイベント。
彼が亡くなった年に日比谷野外音楽堂で行われたサマーオブどんと2000に行き、
翌年の夏に海の幸を見て以来に行くどんと関連イベントです。
毎年、藤沢遊行寺で行われているどんと院まつりも行きたいと思いつつ行けずじまいだったので。

どんとはNHK紅白歌合戦が大好きだったということで紅白形式です。
白組、赤組に分かれたどんとゆかりのアーティストが次々と歌います。
総合司会者は竹中直人。いい人選。
そのほかの出演者はポスター写真にあるようにいろんな方面から盛りだくさん。

1曲1曲、私にとってもあまりに思い入れのある(でも最近ちょっと遠ざかっていた)曲。
それぞれいろいろと想いを書こうかと思っていましたが、うまく整理できないので断片だけ。

チーコさん(どんとの奥さんですね)が弾くベース表面の剥げた塗装にジーン。
どんとと一緒に見た頃は綺麗な青色でした。
チーコさん、ずーっとこのベースを使い続けるんでしょうね、これからも。
剥げたベースを弾いてニコニコと唄ってるチーコさんが素敵でした。

ネーネーズ時代から何度か見てる沖縄からの参加の古謝美佐子さん。
ああ、やっぱり私も沖縄好きだ、ってなぜか思いました。
最近行ってないな、行かなきゃ、と。
どんとに譲ってもらった三線(いまや形見だ)も弾かなきゃ、と。

CANDLE JUNEさんのキャンドルがステージに何本も灯る中、
ハワイの古代HULA(フラ)の正式伝道者として活躍するSANDIIと(おそらく)生徒さんたちによる、
どんとがキラウェアで倒れる前に見たという火の神ペレに捧げるフラダンス
ああ、これを見たあとだったのか・・・と・・・。

チーコさん&UAでしっとりと唄われた。ああいい曲。

もちろん紅白ですから、楽しい歌あり踊れる曲ありで、泣き笑いな3時間。
なによりもこれだけのアーティストがどんとを慕っているその雰囲気がここちよい時間でした。

清志郎と町田康が岡地さんのドラムの前で並んで唄い(きちんとミル・マスカラス人形もあり)、
くるり岸田がギター弾く横でニコニコの 古謝さんが立ち、その前でレヨナとUAが一本のマイクで唄う。
こんなイベントはそうそうありませんから。

どんとが亡くなって2ヶ月後くらいにどんとのサイトに載った記事(たぶん今は消えちゃってる)、
チーコさん、どんと父、アマナの近藤ヒロミさん、
前川守賢さん、忌野清志郎さんがどんとにあてたメッセージを
 ↓ に。

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最近、月一で行われているJIROKICHIでの吾妻さんセッション。
今月はゲストにLeyonaということで、
大入り満員です。

1部はLeyonaなしで4人の演奏。
バッパーズの要、ピアノトリオ部分+吾妻さんという形態です。親父4人です。
相変わらずの訳詩風解説付きで曲が進んでいきます。

いつになくこの親父4人のテンションが高い。
やはり若い女の子とやるからでしょうか。
いつもはニコニコときれいにピアノを弾くイメージの早崎詩生さんも、
回転技、こぶし打鍵と山下洋輔並みの技を繰り出しておりました。
岡地さんの叫び(うなり?)と汗の量もいつになく多いような。

2部。
岡地さんが叩くセカンドラインのビートにのりLeyona登場。
花柄ミニのワンピース。私の目の前、半径約1mといった距離。
早くから並んで整理券とったかいありました。

一度忌野清志郎のゲストで出たのを見てますが、
このときはまあ歌のうまいおねーちゃんという印象でしたが。

今回、認識を新たにいたしました。
Leyona、いいです。
歌、声、こんなによいボーカルだったのか、と。かっこいいしね。
年を重ねたらさらにさらによくなる予感。

吾妻さんがLeyonaに歌ってほしいとお願いした曲では、吾妻さんもう大喜び。
ほんとにうれしそうに叫びながらギター弾いてました。
Leyonaオリジナルも含め、あっという間に2部+アンコール(3回)終了。

とにかくLeyonaのすばらしさを目の当たりにしたライヴでした。
エキス、いただきました。

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JIROKICHI入口脇の猫 左手には1円玉


<吾妻光良 Session>
吾妻光良vo,g 牧 裕b 岡地曙裕dr 早崎詩生pf
ゲスト:Leyona(vo)

元生活向上委員会、DUB、元KIKI BAND、こまちゃクレヅマー、
忌野清志郎バンドホーンセクションなどなどな多彩な活動の梅津さん。
新宿PIT INNでの3daysの初日。
Heart warming Blues nightと題されています。
メンバーは、
梅津和時(Sax)木村充揮(Vo,G)三宅伸治(Vo,G)
の3人。
梅津さんのアルトソロからしっとり始まります。
続いて三宅氏登場。ドブロギターでスライド。いい音です。
梅津さんは中央でクラリネット、バスクラ、ソプラノ、ピアニカなどいろんな楽器を使い分け。
三宅氏と交代して木村氏登場。
すでに結構飲んでます。
客に関西の人がいて掛け合ってます。

「はよやらんかい!」「わしの勝手じゃぼけ!」と応酬する木村さん。
まともにじゃべれない木村さんですが、歌いだすと絶品です。相変わらずです。
再び三宅氏を入れ、3人で数曲。

Set2は最初から3人。
木村さん、ぐいぐいおかわりして飲んでます。客の反応、ノリがよいので全開です。
「いやんなった」、「嘘は罪」、「メンフィスへ帰ろう」など名曲をいっぱい。
ちょっとだけやった「ノーウーマン・ノークライ」もよかった。
これに絡む三宅さんギターが気持ちよいです。
梅津さんはもちろん相変わらずすばらしい。
三宅さんも何曲か歌うのですが、これはちょっと・・・・・
横にスペシャルな歌うたいがいるだけに弱く感じます。ギター弾きとしては最高ですけど。

木村さんの飲みながらペースでの進行で長ーいSet2。終わったら11時過ぎてました。
まあ、木村充揮やっぱりすごい、ということにつきるLiveでした。

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最近バンドでのツアーを終了した忌野清志郎。
急遽一人だけの弾き語りLiveとやるという情報が。
12月に調布グリーンホールで久しぶりに見た彼がすばらしかったので、今回も行ってきました。
500人以下のキャパシティでとても小さい会場。近くていいです。
ステージには、ドラムセット、ギター数本、アップライトピアノ、キーボードが並べられています。
アンプの上には、いつもの「ミル・マスカラス」の人形もあります。
弾き語りなのになんでこんなに楽器が?ゲストでる?などと思いつつ、客電が落ちて始まります。

明るくなったステージには、布団に寝ている清志郎。
目覚ましがなり、マントショー担当のタキシードくんが起こしにきます。
目覚めた清志郎、アコギを弾きながら布団の上で歌い始め。
相変わらず、ずっしりくる歌声です。
2曲目からは布団も片付けられ、スタンドマイクでアコギ弾き語りが続きます。
途中、ピアノに移動し、しっとりと数曲。キーボードを弾きながら1曲。

多摩蘭坂、エンジェル、いいことばかりはありゃしない、などなどなど、
高校生の頃に何度も何度も聴いた歌が、弾き語られます。

「金が欲しくて働いて、眠るだけ、いいことばかりはありゃしない」
こんな歌詞、高校生の頃には聞き流してましたが、いまは身にしみるわけです。

おもむろにドラムセットに座る清志郎。
リズムを刻み始めます。
ドラムセットの周りには3本のギター。
この3本が、3コードのオープンチューニング。
これを自分のドラムビートにあわせてスティックで殴ります。
しかも、歌、ブルースハープもやりながら。
見事に「1人ロックンロール」。

ヘロヘロになりながら、1人ロックンロール状態で3曲も演奏。
この姿に、ロックの原型を見たような気がしました。(原型なわけはないですが)
荒々しくノイズっぽくもあるけど素直な音。気持ちよいんです。

ひたすらいろんな楽器を演奏し歌いつづける清志郎。
梅津、片山などのバンドメンバーも一度ステージへ出てきましたが、
演奏することもなく退場しましたし。
3時間弱、完全に一人で演奏し続けました、パーフェクト・ワンマンショー。
貴重なものを見せていただきました。最高。

客席に高野寛の姿あり。

15才の時に初めてみたRCサクセッションと、
RCのバックでSAXを吹く(その頃はまだ生活向上委員会にいた)梅津和時。
今回のキヨシローのツアーは久しぶりにホーンセクション付きという噂で行ってみました。
開演ほんとにギリギリで到着したステージには、梅津&片山がトランペットの人含め3人で立ってます。
ニュー・ブルー・デイ・ホーンズだそうで。
この人たちのホーンセクション本物です。キレがあります。ソウルです。
キーボードはバウワウにいた厚見玲衣。なつかしいです。
真空管が見えててボロボロのハモンド(でっかい安定化電源接続)にレスリースピーカー2つ置いてました。

バンドだけの演奏に続いて、キヨシロー登場。おお、キヨシロー。
雨上がりの夜空に>ダーリン・ミシン>スイート・ソウル・ミュージックと名曲が続きます。
最高です。ソウルです。
梅津、片山はソロ自体もちろんすばらしいですが、
ソロを吹きに出てくる姿、ソロが終わって戻る姿がすばらしいのです。見事です。

未聴ですがニューアルバム「KING」の曲もいっぱいやりました。
途中、泉谷&キヨシローバンドでキーボードをしてたレヨナがゲストで歌いました。
初めて見ましたが足が長くて顔が小さいです。

一番の聴き所はやはりエンジェルに続いて演奏された名曲「スローバラード」での梅津ソロでしょうか。
これはもう泣くしかありません。

キヨシローもいろんな楽器をやりました。
ギターはもちろん、キーボード、ドラム、ほら貝。
JBライクのマントショー+布団ショーも。

いやいや、またまた元気なおじさんたちを見てしまいました。
自転車乗らなきゃ。

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