3月18日(金) チャーリー・ヘイデン & ゴンサロ・ルバルカバ@BLUE NOTE東京

久しぶりのブルーノート東京です。

会社の後輩でアコースティックベースやってる人が師と仰ぐ
チャーリーヘイデンが来日したので一緒に行ってきました。
前々回の来日時も一緒に行ったのですが、そのときはケニーバロン(Piano)とのデュオ。
今回は、ゴンサロ・ルバルカバというキューバ出身のすばらしいピアニストとのデュオです。
初めて見るゴンサロもかなり楽しみ。

同行者の気合によりゲットした整理番号は。先頭で入場。
好きなところに座れるわけです。もちろんベース正面へ。
金曜2部だというのに残念ながら空席も目立つ状況。
グラミー賞「最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞」もとったというのになんででしょう。
受賞したの、私も知りませんでしたが・・

席に着いてすぐの同行者の第一声。
「弦、変わった」
目の前に置いてあるベースを見つめての声、です。

マニアすぎです。

さて演奏。
正面ですからベースの音が生で聴こえてきます。弦と指が擦れる音まで。
オーネット・コールマンを支えていたフリーなイメージもあるチャーリー・ヘイデンですが、
今日の演奏は、極限まで音の数を減らした繊細な演奏。
ゴンサロも以前は超絶&激しい早弾きで知られていましたが、
ここではとっても静かに少ない音で弾きます。
しかし、きりっと立った緊張感ある演奏。さすがです。

でも・・・・・・あまりの心地よさになんどか眠気が・・・。
気持ちよいからこそ、ということで許していただいて・・・

このお店は確かスタインウェイのピアノでしたが、それはカバーをかけてステージ脇に。
ゴンサロさん、ヤマハのピカピカなグランドピアノを持ち込んでました。

終了後、目の前でボーヤがベースを片付けにきました。
同行者、すかさず質問を。

「後ろのアンプは自分のモニター用?」
→「そう。でもあんまり音量出してないよ」
「弦は何を使っているのか?」
→「1、2弦は・・・で、3、4弦は・・・だよ。」
「ベースのブランドはなに?」
→「地元では・・・。ツアーに出るときは・・・だね」
「2つ使い分けているの?」
→「ツアー用のこれのほうがちょっとボディが小さいんだ」

(以上、ほんとは英語)

同行者、かなり情報を仕入れることができて満足気でした。
ファンというのはそういうものですね。

Charlie Haden(b)
Gonzalo Rubalcaba(p)

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コメント(3)

32 :

すごい、読むだけでワクワクしちゃう。
会社の後輩も只者ではないですね。
英語で質問できるなんて、あこがれちゃう!

たに :

マニアな会話、想像するだけでにやけてしまいました。
チャーリィ・ヘイデンは少し前にパット・メセニとやってたので
印象を刷新されました。いいなぁ。
ゴンザロはうちの父親のお気にいりのようで
たまに、売り込まれます。
自分は30年以上前のジャズばかり聴いてるので
リアルタイムなものも、聴かなきゃ、、って
思うんですよねぇ。
生で見たいです。

Mongo :

彼も英語は達者ではないのですが、聞きたい!という強い気持ちが片言の会話をつないでいたというか。
私も聞き取れるくらいの単純な単語のやりとりでした。

パットメセニーとやるときとはまた違った色のチャーリーさんですね。
いろんな活動をしているチャーリーさんですが、一番好きなのはThe Liberation Music Orchestraでの活動かな。
なんとも自由なジャズオーケストラです。
一度見たいんですけどね。

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