(表示名なし)2006年12月アーカイブ

三鷹にあります古本屋、古書上々堂3周年記念イベント。

9月にふちがみとふなと対バンで見た加藤千晶さんのミニライブ。
しっかりした本棚がある本屋さんでどうやってやるのかな、と思っていましたら、
本棚はそのままでいつもの入口側がステージ。
入口側の大きなガラスを背に演奏。
何事かと思ってのぞいていく人々がよく見えておもしろい光景。
お客さんは本棚の間に座っているので、全体は見渡せず。
縦長のエリアから眺めます。

加藤さん、本に絡めたMCなども交えつつ、弾き語り。
ポップな歌なんですが、コードのヴォイシングとかがちょっと変。
独特でおもしろいです。
ギターでサポートの鳥羽修さん、抑え目ながら味あるギターです。
途中からは地元ゲスト、久住昌之さんも参加。
最近家でよくかかっております久住さんのNewアルバムに入っている「自由の筈」も演奏。
加藤さんと久住さん共作の「大根はエライ」はなかなかよい歌でした。

そして第2部。
昨夜に続き、岡崎武志さん登場です。
加藤さんと岡崎さんの古本雑談。
加藤千晶さんの昔から好きな本ってのがおもしろくて。
「よい名前の付け方」とか「サボテンの育て方」とかの本に潜むおかしみある文章に惹かれるらしい。
なるほど、そういう感性なのね、と納得。

お茶とお菓子もいただきつつ。ほっこりした時間でした。

今年は何度か行かせていただきました、高円寺コクテイル
古本海ねこもお世話になりました、岡崎武志さんの今年最後のワンマントークショー。
正式なタイトルは「年忘れ つま恋報告会 最前列で見た男」。

今年のできごとベスト20に絡めつつ、今年を振り返ってみる、と。
その第一位がつま恋で行われた拓郎&かぐや姫ライブを見ることができたこと。
思い入れがある方にはあれはたまらないでしょうね。
その後には、ギターを弾いての歌数曲。
これが(失礼ながら)予想していたより、はるかによくて。
もちろん拓郎の歌中心ですが、矢野顕子さんもカバーしていた友部正人の「愛について」なんて曲も歌われたり。
(これ、いい曲なんですよ)
いい歌聴かせていただきました。

それにしても。
飲みました、この夜は。
ハタハタ味噌漬け、味は濃いけどとてもおいしゅうございました。

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以前このお店グッドマンが荻窪にあったころ、一度だけ行ったことがあります。
渋谷毅+高田渡。アップライトピアノの音が実に渋谷さんに合っていていい雰囲気でした。

高円寺に移転したグッドマンに行くのは初めて。

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今回もまた渋谷さんです。
前よりさらに小さなお店に小さめのグランドピアノ。
到着が遅かったので。トイレ扉とカウンターの隙間に無理やり立っている状態。
2Setで渋谷さんソロとこなかさんの歌が半々くらい。

渋谷さんのソロは2Setとも確かモンクの曲が入ってましたね。
渋谷さんとモンクの曲はよく合います。
Set2最初にはダニーボーイ。
月曜の原みどりさんライブのアンコールでゴージャスに演奏された曲。
ピアノソロで奏でられた今夜もまた悲しく素敵でした。

こなかりゆさん、Set後半に歌います。
初めてみますが、とにかく独特のリズム感で声が出てきます。
歌詞、メロディ、リズム、体の動きが一体で自然。
曲調とかはまったく違いますが、矢野顕子さんと同じ気配もしてきます。

グッドマン、相変わらずかけるのはレコードでいい雰囲気のお店でした。

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初代SPANK HAPPY、吉祥寺三姉妹などでおなじみの原みどりさん。
久しぶりに発表したソロアルバム『恋☆さざなみ慕情』発売記念ライブです。
今年亡くなったお父さんに捧げたアルバムだそうで。

まずはスペシャル対バンゲストのハシケンさん。
お名前は知っておりましたが、聴くのは初めて。
奄美民謡とかもやってたとかで、ギター弾き語りではあるのですが、
確かにこぶし回ってます。
隣でギター弾くのは、河村博司さん。おお、ソウルフラワーユニオンではないですか。
そういえば、原みどりさん、ソウルフラワーのコーラスもしてましたからね。
そんな繋がりか。
思ったよりパンチある歌で盛り上げていただいたあと、原さん、さっさと登場。

ここからが豪華。こんなですよ、演奏者。

演奏:原みどりとワンダー5
member:
原みどり(vo)松本治(tb)松風鉱一(t-sax...)津上研太(A-sax) 
渋谷毅(p)大友良英(g)外山明(dr)水谷浩章(A.b)whacho(per)
ホッピー神山(p) 
工藤美穂(violin)井上とも子(cello)定村由紀子(violin)小原直子(viola) 
(※水谷さんは身内にご不幸あったとかで急遽吉野弘志さんがベースでした)

渋谷毅オーケストラ+ティポ+α?

まずは正装のホッピーさんピアノ+whacho+弦4人で、山中節。
石川県、山中温泉で浴衣べによって歌い伝えれた民謡、と書いてあります。
なんというか幻想的。ガラスの仮面の紅天女の里をちょっと思い出したり。

後半の部は弦なし、皆さん参加(ピアノは渋谷さん)で明治~昭和歌謡オンパレード。
テネシーワルツがよかったですね、とても。
このメンバーですから、バンド全体がとてもかっこいいわけですが、
なかでもどうしても目立つ音が大友さんのギター。
ノイズ寸前とも言える独特のビブラートで歌に絡みます。
渋谷さんはやはり眠ってるようにも見えました。
アンコールのダニーボーイでは弦4人も再び加わりさらにきらびやか。

これで前売り2600円。
ありがたいですね、ほんとに。

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木曜日に引き続き、再びふちがみとふなとです。
以前から一度行ってみたいと思っていたお店、なってるハウス
入谷です。なじみのないエリアです。地下鉄入谷駅を降り、やや歩いたところ。
どうやら、この日は予約だけで結構な人数になったらしく、
ふだんはゆったりと置いてあるらしいテーブルはすべてお店の前へ出してありまして。
中は丸椅子のみ。
ステージがちゃんとあって思ったより広いです。
先日のボブテイルとはまったく違う雰囲気。

最近よくやっているらしいパン屋さんの歌から始まります。
どちらかというとベース船戸さん側の席なので
あのベース音が心地よく響いてきます。
渕上さんは、奥行きあるステージをめいいっぱい使って歌います。
狭いなら狭いなりに、広ければそれを生かしてパフォーマンス。
そのサービス精神とパワーがかっこいい。
しかし、ささやくような歌はとことんしっとりとした世界。
染みてきます。染みすぎです。

関東4日間のラストということで、たっぷり2set。
船戸さんはセットブレイクで衣装替え(Tシャツグレーから赤へ)。
曲も多めで、14日と同じ曲もそうでない曲も。
アンコールも2回できっちり締めくくりました。

ふちがみとふなと
渕上純子(vo)
船戸博史(b)

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10月から月一で行われているセッションイベント。

ぞくぞくかぞくからベースのミチアキさんとギターのテッシーさん。
ぞくぞくかぞくへのゲスト参加も多い、ギターリスト和泉聡志さん。
ドラムは嶋田さん。代々木でのぞくぞくかぞくで叩いてましたね。

あとのメンバーは流動的なのか固定したのかよくわかりませんが、
キーボード:澄田啓さん、バリトンサックス:スマイリーさん。
このお2人はThrillからの参加。

さすがにぞくぞくの時とは違う割とゆったりした店内。
始まる時間はぞくぞくと同じように9時前頃。

なかなか好きな演奏です。
嶋田さんのドラムがぞくぞく助っ人のときよりしっくりきている感じ。
バリトンサックスもいい絡み。
(バリサクにしては)高めのソロから、低音持続音も。
バリサクが低音持続してるときはミチアキさんが高音で奏でたり。

澄田さんのキーボード、間近で見ておりましたが、
多才です、音色もフレーズも。
ギター和泉さんとともに、他の人の音にすかさず反応。
和泉さんはもういつも通り。弾きまくり。腕も回ってます。
テッシーさんは今日もSGで。
Set1ではいいフレーズでておりましたが、Set2ではちょっとお疲れか。

後半、嶋田さん大爆発もあり、なかなか緊張感あるステージでした。
バランスよいし、このメンバーよいですよ。

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弱い雨の中、初めて降りる井の頭線池の上。
目的の店ボブテイルは駅を出たところの踏み切りを渡ってすぐでした。

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ほんとにすぐ。
あまりに近くであやうく見逃しそうに。
すでに開場していたお店に入るとこじんまりして壁には不思議なポスターや絵。
怪しげでよい雰囲気。
ちゃんと近くで見えてよさそうな席はど真ん中しか空いておらず、
必然的にその席に座ります。
店内はとっても暗い。
メニューに小さな懐中電灯が常備されているくらい暗いです。
かすかな照明と蝋燭。

ふちがみとふなとは今年4回目。

アコースティックベースから1m以内。
渕上さんの歌ももちろん染みてきたわけですが、やはり今日はベースです。
アコースティックベースの弦ってはじくとかなり左右に振動するんです。
船戸さんの弦をはじく指とその揺れる弦に見入っておりました。
音は生音で直接響いてくるわけで。気持ちいいです。贅沢。

聴いたことある曲も初めての曲(先日、芳垣安洋と一緒にやったそうでそのために書いた曲も)も
完全にふちがみとふなとの世界。
持っていかれました。
(でも、MCはクスクス笑い多し。それもまたふちがみとふなと)。

今日は船戸さんのコーラスも多め。
ラストには、渕上さんがお店にあるアップライトをシングルトーンで鳴らし、
船戸さんがリードボーカルをする曲。
うまい具合にピアノがないとできないらしく、貴重かも。
これもいい雰囲気でした。

それにしても渕上さんの唄はなんというか、豊かですね。
ああ、船戸さんのベースの音も。豊か。
極限まで音が少ないのに豊か。

ボブテイル、飲み物も食べ物も一工夫あっておいしくていいお店でしたよ。

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小三冶落語が終わったのが16時少し前。
一緒に行った落語好きな方々と食事をしたあと、向かったのはスターパインズカフェ。
「種ともこ、見ませんか」とお誘い受けてまして、同じ吉祥寺だからと行ってきました。

シンガーソングライターの方自ら企画したイベントということで、
種ともこさん以外は全く知らないという状態だったのですが。

eco
ピアノ弾き語り+バンド。
ギターの人がパッドなども使っていてかなりおもしろい音をだしてました。

NUU
これはいいキャラクターの女の子ですね。
ステージいっぱい使っていい表情で元気よく歌ってました。
なかなかよい。

さてメインです。
種ともこ戸田雅子によるユニット
種ともこさん、デビュー20周年だそうで。昔よく聴きました。曲とか覚えてないですが。
戸田さんは初めて知りました。ギター弾き語りしてる方だそうで、
最近は種さんのバンドで演奏しているようです。
この2人の声の重なりがかなり気持ちよかったですね。
戸田さん、結構好きな雰囲気。
種さんはやはりだてに20年やってません。オーラ出てました。華やか。

最後はJEFF GORDON BAND(ex.cx) 
この企画をした松坂トモユキさん、林邦洋さんに、
ヨシンバの吉井功さんが加わったバンド。
シンガーソングライター合体バンド、ですね。

ラストにはeco、NUU、種ともこ、戸田雅子と勢ぞろいしての演奏。
皆さん、個性ある声と歌で盛りだくさんなイベントでした。

会場内もとてもいっぱいの人でびっくり。
初めて見た人ばかりでしたが、こういうのもなかなかよいな、と。

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そういえば自転車事故で怪我をしてもう1年。
いろんな方から心配していただきましてありがとうございました。
昨年怪我後初めて出かけた年末の落語。冷たい雨の中、今年も行きましたよ吉祥寺前進座。

前座の柳家さん作、二ツ目の鈴々舎わか馬に続き、
中入前最後で今年秋に六代目を襲名したばかりの柳家小さん登場。
思ったよりぱっとせず。むーん、こんなもんか。

中入後、柳家小菊の俗曲。
三味線弾いておしゃべりをはさみつつ、都都逸など歌います。
なかなか華やかで品がありましたね。

さて、いよいよ小三冶
本日も調子よさそう、ご機嫌よさそうで。
マクラは懸案な事柄のお話しから教育基本法問題へ。
「TVは信じるな」というメッセージとともに笑わせていただきました。
題目は天災

今年もたっぷり楽しませていただきました。

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Jammin' The Piano Sessionという名の一夜限りのコンサート。
人見記念講堂、前に来たのはたぶん10数年前のパットメセニーグループかな。
もう場所とか方向とかすっかり忘れてました。人の波に流されてなんとか到着。

大学構内には、ツリー。

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すっかりそんな季節。

演奏は、上原ひろみソロ、矢野顕子ソロ、競演と続きます。
ステージにはYAMAHAグランドピアノ2台が向かい合ってます。

向かって左が矢野さん、右が上原さん。
おそらく矢野さんはこちら向きでないとお客さんに向かって歌が歌えないのではないかと思います。
いつもの向き、ですね。

上原さんソロ。4曲演奏。
初めて聴く彼女のピアノ。TVでトリオの演奏は何度か見ましたがいやいやとんでもないですね。
うまい、楽しそう。
フレーズがどんどん変化していきます。JAZZをも超えたというか、一人プログレ。
あのアンソニー・ジャクソンが「ひろみはすごい」と矢野さんに言ったということですが、
アンソニーのベースソロの展開に近いかも。
3曲目には先日矢野さんブルーノートで聴いた「ひとりぼっちはやめた」をインストで演奏。
細かく軽やかでとてもかわいく仕上がっておりました。

矢野さんソロ。こちらも(確か)4曲。
中央線はさらにアレンジ変わってすっかり別物に。
くるりのバラの花。毎回やっている気がしますがソロで聴くのは初めて。
もはや彼女の曲になっております。
それにしても先ほどまで聴いていた上原さんのピアノの音との違いがおもしろい。
ピアノ、なんでこんなにも弾く人によって音が変わるのか。

いよいよ2人で演奏。
チルドレン・イン・サマー。久々に聴いたかな。
2台のピアノが鳴るとこれまたすごい音。迫力あります。
この競演1曲目ですでにやられました。ちょっと泣きそうなくらい。
あと強烈だったのは矢野さんが立って歌った「はこ」。
高橋悠治さんのピアノで矢野さんが歌ったアルバム「ブローチ」に入ってた曲。
これは変なピアノですからなかなか弾ける人いないんでしょう。
生で聴けることがあるとは思ってなかったんでびっくり。

ラーメン好きな2人なのでやるな、と思ってたらやっぱり、の「ラーメン食べたい」。
なぜかSo Whatと絡めたアレンジで。
今回、競演曲のアレンジは上原さんがやったそうでかなり斬新。
エンディングにかけてはいつものあのビートで盛り上がって終了。
ここでの上原さんの音のタイミングとかで、またアンソニーが思い浮かびました。
アンソニーと上原さん、楽器は違いますがなんか同じ物を持っている気がします。

アンコールはアルバム「はじめてのやのあきこ」でも2人でやっていた「そこのアイロンに告ぐ」。
やはり好きな曲なので。よいですね。

2人の天才がほんとうに楽しそうに競演。
参りました。

お久しぶりでございます。
インドに着いた翌日、朝食を食べた終わったあたりまででした。

11時よりKISHの儀式があり、それに参列ということで11時前にホテルロビー集合。
普通の服装でOK。

ロビーは吹き抜けになっていて見上げるとこんな。




こんなふうにエレベータが見えているホテルが多かった気がします。

この後数日間、実はこのロビーで過ごす時間がとっても長いのですが、
この時はまだそんなことは知りもせず。

待っている間にホテルフロントで両替。
$100→4350ルピーくらいだったでしょうか。

我々日本組、KISHとその親族の方々など車に乗り合わせて会場へ移動。
街中の狭い道路へ入って行きます。
会場はコミュニティセンターのような場所らしい。

中へ入ると・・・まだ誰もいない。


ステージには大きな絵

やっとお坊さんが到着。「早いね」といわれる。
11時開始ってことは、皆来るのは12時くらい、だと。
そんな時間間隔なわけで。

外は薄日さしてきました。雨でなくてよかった。

人が来ていない会場になぜか猫。


インド猫




プネ猫

猫を追いかけて時間つぶしているうちに、親戚の方々など徐々に到着。
KISHのお父さん、お母さんにも初めて会う。
日本語で挨拶。KISHのカレーパーティで何度もいただいたカレーのお礼を言う。
おじさんたちの中にも日本で暮らしている人も何人かいらっしゃって、お話など。

そうこうしているうちにステージでは準備が進んでいるようです。

お昼、12時過ぎ。

KISHが正式なヒンディになるための儀式が始まります。

今年8月に公開されて見に行かなきゃと思っていたのに、
その頃、気持ちはインド。そんなこんなであわただしくて行けなかった映画。

太陽 The Sun




イッセー尾形が昭和天皇を演じた映画。

近所の映画館、調布キネマで1週間モーニングショー上映とのことで行ってきました。
(10:15開始、12/8(金)まで)
ここは139席と小さいのですが(今日は8割くらい席は埋まっていた)、
いい映画をやってくれるのでありがたいのです。
近いし。

で、映画。
先日見た父親たちの星条旗に引き続き、太平洋戦争を振り返る映画と言えましょう。
監督はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ。
ヒトラー、レーニンを描く映画を作り、次に選んだのがこれだそうで。
日本人には(おそらく)取り上げることが難しいだろうテーマ。

苦悩する昭和天皇の選択、神→人。 まさに適任ですイッセー尾形。
天皇に付き従う侍従長もまた苦悩。佐野史朗がこれまたよい。
アメリカ司令部の日本語通訳もまた苦悩。

戦争が終わる数日間を淡々と描いてます。
静かな映画。
天皇という特殊な側から描いた太平洋戦争。

次に見るのはこの戦争を日本の現場側から描いたクリント・イーストウッド監督のもう1本、
硫黄島からの手紙の予定。

自分の中では3部作。

そういえば昨年も寒い季節。

ちょっとお願いすることなどもありまして、今年も行ってきました。
「グループ空」の彫金5人展。


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指輪、ブローチなど、作品がこんな風に展示されております


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昨年は眺めてきただけですが、今年はいろいろお話も。

金属のこと、加工の仕方、鉱物の産地分布、研磨産業の変遷、化石のこと。
小学生のころ、なぜか鉱物図鑑が好きでよく見ていたことを思い出したり。

かなりおもしろいお話しいっぱい。

よい時間を過ごせました。

おいしいお茶と九州のお菓子もいただきましてありがとうございました。

それにしても金属と石。
不思議いっぱいです。

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11月最後の日。
私にとってはありがたい中央線沿線でのZZKの演奏が高円寺で。

SHOW BOATへくるのは確か2回目。
前回は10年以上前かも。ジョン・ゾーンと灰野敬二だったような。
イトケンも出たんだったかな。で、結局ジョン・ゾーンは休みだったのかな。

告知に名前もなく、お休み予定だった加部さん。
ふらりと登場。
結局のところ、MAC清水さんを加えたいつもやっている5人。

1つめのバンド演奏が終わった頃店内へ。しばらくして開始。

加部さん、赤のムスタング。ほんとに久々に使う気がします、これ。
ミチアキさん、白ベース。ジーンズ姿に驚いた客数名。
テッシーさん、使うかもと言っていたギブソンSG、ついに登場。
昨日見たデレク・トラックスと同じ趣。
後ろにドラムGRICOさんとMACさんが並びます。
ストーミーでは離れてますから、くっついているのは案外珍しいかも。

加部さん、いまひとつ満足した音が出ないのか、やや集中力が途切れる場面あり。
しかし、瞬間的な爆発力は容赦なし。相変わらず過激です。

テッシーさん、SGがかなりお気に入りのようでガンガン弾いてます。
ギターが変わるとかなり音の印象も変わりますね。
いい音してます。かなりいい。

星への階、Dedicated It To Stereo Lab、Moneta's Chiliと
最近よくやってる曲も演奏。
Moneta's Chili、後半の疾走がなかなか。
次のバンドAのドラム湊さんが太鼓で参加。

休憩挟んでA
ストーミーでもなかなか人気があるらしい、このバンド。
せっかくなので見てみることにします。

結構好きでした、A。
レゲエから変拍子プログレっぽい雰囲気とか、変幻自在な感じ。
湊さんのドラム、タイトでよいですね。
ZZKになんどかゲストで出たこともある橋本さん、変でいいギターです。
ベース大西さんは安定した趣。
ボーカルがちょっと私には合わないかも、という部分もありましたが、
存在感あります。

後半、ボーカルの「フリー・リズム・セクション」の声で、
ミチアキさん、GRICOさん、MACさん登場。
1ドラム、2パーカッション、2ベースに。
GRICOさんのティンパレスが響き、ミチアキさんは真ん中でいつもどおり。
最初のバンド、TABLET Y2K6のラップの人も参加。
さらに、テッシーさんもSG持って参加。
これはおもしろい。
いやいや、貴重な競演ではないでしょうか。
かなり気持ちよい演奏でした。

テッシーさんのSG、今後も楽しみ。

何年前だかに、「これが最後の来日」みたいなアナウンスがされたはずのクラプトンさん。
バンドを一新しての来日ということでやはり行ってしまいました。

演奏曲などは(日は違いますが)こちらの詳しい解説を読んでいただくとして、
新しくなったバンドメンバーのことなどを。

Eric Clapton
本人ですね。
使ったギターはストラト黒。
スライド用(たぶんオープンチューニング)に持ち替えた物も黒。
数年前使っていたレインボー色よりずっとよいですね。
声も出ていたし、まだまだ健在。
Old loveのソロが特にすばらしかったですね。


Doyle Bramhall II
サウスポーのギターリスト。
ストラト中心ですが、レスポールにも持ち替えてました。
アコースティックセットではブルースハープもやってました。
この人のソロ、カッティング中心だったり、なかなかおもしろいです。

Derek Trucks
27歳。このバンドの目玉と言えましょう。
ボトルネックの達人。ギブソンSGでキュルキュルです。
個人的には自分のバンド「デレク・トラックス・バンド」での演奏の方が好きかな。

Chris Stainton
昔からいるレイラ後半のピアノを弾く人です。

Tim Carmon
キーボード。ベンドを多様するシンセソロでしたね。

Willie Weeks
ベテランベーシスト。さすがに安定してます。
アンコール、クロスロードではもっと暴れた音を出して欲しかったですが。

Steve Jordan
もう一つの目玉。素敵なドラマー。
キース・リチャーズバンドでも叩いてましたね。
最近ではジョン・メイヤーのトリオでも。
シンプルなセットでタイトな音。ほんとにいい音、いいノリしてました。
スティーブ・ガッド時代よりも前ノリな感じ。
どっちがよいとかではなく、どちらもよいんですが。

Michelle John、Sharon White
コーラスのお姉さまお2人。
クロスロードではコーラスいらないですね、やっぱり。
他の曲では必要です。

2010年4月

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