たまには映画鑑賞 太陽 The Sun
今年8月に公開されて見に行かなきゃと思っていたのに、
その頃、気持ちはインド。そんなこんなであわただしくて行けなかった映画。
イッセー尾形が昭和天皇を演じた映画。
近所の映画館、調布キネマで1週間モーニングショー上映とのことで行ってきました。
(10:15開始、12/8(金)まで)
ここは139席と小さいのですが(今日は8割くらい席は埋まっていた)、
いい映画をやってくれるのでありがたいのです。
近いし。
で、映画。
先日見た父親たちの星条旗に引き続き、太平洋戦争を振り返る映画と言えましょう。
監督はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ。
ヒトラー、レーニンを描く映画を作り、次に選んだのがこれだそうで。
日本人には(おそらく)取り上げることが難しいだろうテーマ。
苦悩する昭和天皇の選択、神→人。 まさに適任ですイッセー尾形。
天皇に付き従う侍従長もまた苦悩。佐野史朗がこれまたよい。
アメリカ司令部の日本語通訳もまた苦悩。
戦争が終わる数日間を淡々と描いてます。
静かな映画。
天皇という特殊な側から描いた太平洋戦争。
次に見るのはこの戦争を日本の現場側から描いたクリント・イーストウッド監督のもう1本、
硫黄島からの手紙の予定。
自分の中では3部作。
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おお,桃井かおりが天皇をイッセーにするなら皇后は私にした方が良いわよと自分で監督に売り込んだという映画ですね.
見たいけど1週間だけですか.
むりだなー.
そうそう。
最後の方に少しだけ出る皇后桃井さん、なんだかとてもかわいい皇后様でした。