(表示名なし)2008年3月アーカイブ
一度見たいと思っていたコーネリアス。
やっとチケットとれたんで行ってきました。
会場に入る前から「チリーン、チリーン」と鐘の音が鳴ってましてSensuousなツアーです。
席に着いた頃、場内アナウンスが。
「映像の撮影は特に禁止しておりませんが、フラッシュ撮影や携帯電話での撮影は周りの方のご迷惑になりますのでおやめください」
うーん、さすが。というわけで始まる前の様子を撮ってみました。暗いけど。
ステージにはスクリーン的な布。 この布の裏側で演奏開始。しばらくして布が落ちる。 メンバーは4人。MCもまったくなく淡々と演奏される音にシンクロした映像と照明。 いやいやほんとにそれくらい、とんでもなくいい音すごい音が出てきてるわけです。 アンコールではビョークさんも使っていたTENORI-ONも演奏。 今までいろいろとすごい生ステージを見てきましたが、これはまた次元が違うすごさ。
ここにこんな模様が映し出されてます。
この手法、デヴィッド・ボウイさんの時代からよく使われていますが、映像を使うステージでは効果的ですね。
Ultimate Sensuous Synchronized Showと題されてるだけはあります。
お客さんはかなり若い人が多くて私が最年長者なくらいの感じですが、みんな踊ることを忘れたかのように座ったままステージを見つめてます。
すっごい集中してますよ。聴いてる、見てる。
拍手も忘れるくらい。
金物の音が特に綺麗。あっという間に本編終了。
もちろんちゃんと手元をスクリーンに写します。
KORGのKAOSSILATORも演奏。これを持って客席乱入し、お客さんにもいじらせて。
やっぱり欲しい、これ。
なんというか、ここまで進化したか、と。
いや、進化がすごいんじゃなくて、とにかく目の前で起きてることがすごい。
うまく言えないけど。
昨日、横浜方面から「日曜、阿佐ヶ谷で吾妻さんやりますよ」という知らせが入りまして。
天気もよさそうだし、と行ってみました、阿佐ヶ谷のゆうやけ市。
4年ほど前に代理で店番をしたこともある古本屋元我堂もある通りで行なわれる商店街のお祭ですね。
昼過ぎ、野川で桜やカワセミを眺めた後、阿佐ヶ谷へ移動。
午後3時前に到着したら、もうすでに第一部の演奏は終わった様子。
あと2回は演奏があるようなので散策しつつ時間つぶし。
さすがに暖かいんで結構な人手です。
さて演奏開始。
小安田憲司(g)木村さとし(g)吾妻光良(g)須川光(o)
江口弘史(b) 小田智昭(dr) その他ゲスト
久しぶりに見る吾妻さんですが、相変わらずな演奏で通行人も盛り上がってます。
吾妻さん以外は知らない方々(ドラムの小田さんは一度見たことあったかな)ですが、
日本ブルース界では結構な演奏者の様子。
特にオルガンの須川さん。すっごい気持ちよい音だしてるな、と思ったら、
元"めんたんぴん"の方でした。
いや、ほんとに気持ちよいんですよ、響きが。
ここでゲストギターリスト登場。ち~旦さん。
軽快なテンポの曲でいいソロでした。
1時間ほどの休憩の後、第3部。ここでも何人かゲスト参加。
最後に加わったのはTらださん奥さん。
吾妻さんから、「Tらださん奥さん!」と思いっきり紹介されて登場。
夕暮れの中、Singing on the moonをいい雰囲気で。
お祭のゆるい感じにぴったりのいい歌でしたよ。
アンコールでは吾妻さん、激しく歌い、激しくジャンプ。
ふらりと行ったお祭でしたが、かなり楽しめたイベントでした。
中央線はやっぱりおもしろいですね。
久しぶりに行きました、すみだトリフォニーホール。
矢野顕子リサイタル。ソロコンサートですね。
今日は矢野さんのデビューアルバムJAPANESE GIRLを
丸ごと演奏するという、企画もあるということで。
ステージにはピアノと桜の木が一本。
この桜に照明があたり、なかなか効果的。
春です。
出だしはバカボン。場所にかけているのか
花(春のうららの~って歌ですね)などをはさみ、
新曲から定番David。そしていよいよ本日の企画へ。
矢野顕子21歳。この年でリトル・フィートを従えて、
電話線とかやってしまってたわけですからね。
すごいとしかいいようがない。
このアルバムでも歌われている長男の風太。今年婚約されたそうで。
いい演奏でした、風太。
そのほか、 へこりぷたぁなどほとんどライブでは演奏されたことがない歌も聴けましたね。
アンコール1曲目ではラーメン食べたい。
一段と音をそぎ落とし、するどく強い印象。ソロで聴いたラーメン食べたいの中では最もよかったかも。
秋には「初めて自分のために作ったかも」というニューアルバムも出るようで。
精力的に活動している矢野さん。相変わらずかっこいいですよ。
矢野さんサイトにあるDiaryによると、どうやら年末にニールヤングを見てかなり刺激を受けた様子です。
2004年にふらりと行ったチェコ、プラハ。そのきっかけになったのが千野栄一先生のこの本。
「ビールと古本のプラハ」
プラハのビアホールで飲むビールがいかにおいしいか、について書かれています。
(もちろん、言語学者の千野先生ですから他にもいろいろ書かれていますが)
3月20日(木)、そんな千野先生の生徒さんなどが中心になっている会の集まりがありまして、言語学などにはまったく縁のない私もひょんなことから参加させていただきました。
おそらく皆さん、言語の研究などではとってもすごい方々ばかりなのでしょう。
しかし皆さん、実にビールをおいしそうにたくさん飲みます。
さすが千野先生のお弟子?さんたちです。
私のような部外者とも暖かく話をしていただき、こちらもビールを大量に飲むことに。
プラハの話や、千野先生の思い出話など、楽しい時間でした。
ありがとうございます。
音楽評論家ジム・フシーリさんのビーチ・ボーイズへの思いがたっぷりと書かれてます。
ペット・サウンズ、再発CDで持ってましたが聞き込んでませんでした。
ビーチ・ボーイズ自体、シングルで売れた数曲はもちろんよく知っていたものの、
アルバム単位で聞いたことがあるのはこれのみ。
今週、これを読みながら何度も聴きなおしたペット・サウンズ。
聴けば聴くほどいろんな音に気がつき、あきないのは確か。
ブライアン・ウィルソンの哀しい部分への思い入れはありませんけれど。
訳者あとがき、短いけれどやっぱり村上さんの文章です。
何よりも、こういう風にアルバムなり音なりミュージシャンなりへの強烈な思い入れを書いた本、やっぱりおもしろいです。
音を確認したくなるんです。
ちなみに本屋さんへ行くと、同時発売のもう1冊の村上さん翻訳本、
ティファニーで朝食を/トルーマン・カポーティ (著)/村上春樹 (翻訳)ばかりが
目立つところにどかんと平積み。
一方、ペット・サウンズは文芸コーナーの著者50音順の棚に少しだけの本屋が多い。 ちなみにティファニーで朝食を、はまだ買ってません。
この扱いの差が、いかにもブライアン・ウィルソンって感じです。
グレート・ギャッツビーを読んでからにしようか、と。
本日、遠出の仕事。
10年ぶりくらいに訪れましたでしょうか。埼玉県は入間という場所での作業へ。
割と長い電車移動に備えて、iPodに新ネタを入れてみました。
うなさんが紹介していたPodcast、みうらじゅんのサブカルジェッター。
いやいや、こりゃ危険です。
早朝の電車で何度ふきだしそうになったことか。
そのたびに、あくびっぽくごまかしたり、
花粉症っぽく(幸い花粉症じゃないけど)目をこすったり。
とにかくみうらじゅん、全開です。
こんなものを聞いてるうちに案外あっという間(でもやっぱり遠い)に着いた入間。
ああ、すっかり変わってしまって...
いろいろと感慨深い一日。
時々、つぶやいています