(表示名なし)2008年2月アーカイブ

久しぶりのEtt。下北沢leteでの演奏です。

今月、武道館→東京ドーム→武道館と見てきてlete。
ぎゅうぎゅうに入って30人弱。
ミュージシャンまでの距離1m。
これもまたよし。

開演前、居場所がないギターのKeiさん。
ステージでウォーミングアップ。
クラッシックのギター曲を延々と弾いてます。
これを聴いているのもまた贅沢。

本編はたっぷり2set+アンコール。
おなじみの曲が多いですが、
アレンジが結構変わっています。

声とギターでの即興場面も案外あったり。

やっぱりいいですよ、このお2人。
この空間で聴いているとさらに気持ちよいのです。

 

 

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 すごいものを見てしまいました。

金曜午後6時過ぎ、九段下。地下鉄駅から武道館へ。
道には「チケットゆずってください」の紙を持った人が
10名ほど。

その横を通り過ぎて会場へ。

この2週間で2回目の武道館。先週東京ドームも行ってますし、巨大会場月間。
めいいっぱい入った武道館。

開演前に2階席で最もステージに近いところから、
セットを観察。
何をするものなのかわからない変な機材がいっぱい。
やはりセットを観察しに来た見知らぬ青年と
「あの丸いやつは何でしょうねえ」
「擦ったりするんでかねえ」
などと、しばらくオタク系談義。

予定時刻を20分以上過ぎた頃、ステージ脇から、演奏しながらホーンセクション登場。
なんでしょ、この衣装。背中に旗。SUN RA?
トランペット3、トロンボーン3、ホルン!3、チューバ1、計10名。
全盛期トレイ・アナスタシオ・バンドのホーンセクションの倍の人数です。しかも全員女性。

ホルンがいるバンドなんて、ロックやジャズではほとんど見たことありません。
ギル・エヴァンス・オーケストラくらいか。
そのホルンのくぐもったラッパの音が実に効果的な音。

他には、ドラム(どちらかというとパーカッション的なセットか)、
コンピュータ操作人、
鍵盤。
そしてさっきの変な機械他スイッチ楽器操作人
という構成。

Bjork本人は、相変わらず妖精のように裸足でクルクル踊りながら、あの声で歌います。
打ち込みビートにタッチパネルで演奏するよだけどどうなっているのかよくわからん効果音、
ホーン、シンセ(時々チェンバロ)。
そんな強烈なバックの音にまったく負けないBjorkの声。圧巻。

ホーン全員に囲まれ、ラッパの音だけをバックに歌う曲も。
AT THE GAZEBO並みに美しい。

開始前に見た丸いやつはreactable(リアクタブル)というシンセだそうですよ。http://wiredvision.jp/news/200708/2007082121.html

You Tubeでデモ演奏が。
www.youtube.com/watch?v=0h-RhyopUmc

要するにかっこいい電子ブロック式シンセ、といえましょう。
これ、欲しい。

そんな最新のおもちゃ的楽器が異常に気になりつつも、
結局のところ今回のライブはホーンに尽きるでしょう。
10人のホーンアンサンブルに彼女の歌。

アンコール含めて1時間半弱とかなり短めの構成も逆に潔く。
濃厚な音だからこれくらいがベスト。
いや、すごかった。

次はどんなことをしてくるんでしょ、Bjork。
楽しみ。

日曜日昼過ぎ。
岐阜の実家から東京へ帰るため名古屋へ向かう途中、ふと思い出した。

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名古屋で行なわれている本のイベント、
BOOKMARK NAGOYA

旅猫さんも参加していたはずだし、ちらりとのぞいてみるか、と
栄パルコ内のリブロ名古屋店へ。

時間もないんで、急いで4Fへ。

ありました、ありました。
この一角に古本屋さんの棚が
並んでます。

 トムの庭という名前発見。
私の実家方面、岐阜県多治見市にある古本絵本のお店。
jazz inn PAPA’zの2階に移転したらしい。
何度もJAZZのライブ見に行きましたよ、PAPA'z。
懐かしい。(PAPA'zも昔の場所から移転しているようですが)

さて、他には、と。

古書現世さん、浅生ハルミンさん、

退屈文庫さん、火星の庭さん、

などなど、聞いたことある方々の棚がずらり。
池袋にある古本屋さんのイベントなんかで
お見かけするお名前ばかり。

その棚の手前に旅猫雑貨店の雑貨類。
なかなか目立っておりましたよ。

さらりと本を物色し、2冊購入。

・我輩は猫の友だちである/尾辻克彦/中公文庫

・音楽の旅はるか 1/團伊玖磨=企画/日本交通社

團伊玖磨、亡くなった叔父が大好きで葬儀会場でも流していた作曲家。
この本を見つけたのも何かの縁、でしょう。

しかし、團伊玖磨は南陀楼さんの棚、尾辻克彦は岡崎さんの棚からの購入。
名古屋まで来てもやってることはたいしてかわりなし。

 

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恵那峡

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叔父の四十九日法要のため、帰省。

よく晴れた土曜日、読経、納骨、お寺でのお参り後、
恵那峡グランドホテルへ移動して食事をいただく。

叔父がこのあたりの景色が好きだったらしいので選んだ場所らしい。

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「主人が好きだったのでここにしました」
「父が好きだったこのビール飲んでください」

叔父がどうだったか、を基準に考え、
それを集まっている我々に
きちんを説明してくれる叔父の家族。

その気持ちがうれしい。

 

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オイスターヘッドというバンドのドラマーであります、スチュアート・コープランドさんが元々在籍していたポリスが来日ということで行ってきました東京ドーム。

エアロスミスを見て以来でしょうか、東京ドーム。
やはりでっかい。
できればこんなでかいところでライブなんて見たくないんですがしょうがない。

とっても電気を消費するであろう照明やスクリーンと、
思ったよりシンプルなステージ。

次々と演奏される名曲。
知ってる曲ばかり。
昔あれだけ聞いていたんだからあたりまえか。

アンディー・サマーズは赤のストラトとサンバーストのテレキャスターを持ち替え。
私の中ではイメージ的に彼はテレキャスターですが。
思ったよりハードに弾きまくるアンディさん。初めて見ましたがやっぱりいいギターリストです。
生で聴くWalking on the Moon。ああ満足。

スチュアートさんのドラムは相変わらずで。つんのめって転がっていくようなビート。
ああ、これこれ。
スチュアートさん、かなり楽しげでした。

歌はもちろんスティング。
年取ったな、いう感じはあり、カンっと高音で歌うところはかなり厳しいですが、でもスティング。
やっぱりあの声ですね。
Truth Hits Everybodyも聴きたかった。

 

最高、満足、来てよかった。

と思うものの日曜日のあのライブを見たあととは何か違う。

新曲もなく、(最高の)懐かしい曲オンパレードShowを行なったThe Police。
現在進行形のバンドではないな、と。

日曜に見たバンドは(復活したてだけど)現役のロックバンドだった。

いい悪いじゃなくて。

20数年前、上にあげた写真のアルバム発売後に来日したポリス。
名古屋公演のチケットをとろうとしたけど2階席しかなくて、
「今度来たときでいいか」と行かなかったポリス。

この時に見ておけばよかったな。

スチュアートさん、次はオイスターヘッドでぜひ来日を。 

 

2008-02-14

Message in a Bottle
Synchronicity II
Walking on the Moon
Voices Inside My Head
When the World is Running Down
Don't Stand So Close to Me
Driven to Tears
Hole in My Life
Every Little Thing She Does is Magic
Wrapped Around Your Finger
De Do Do Do, De Da Da Da
Invisible Sun
Walking in Your Foosteps
Can't Stand Losing You
Roxanne

(Encore 1:)
King of Pain
So Lonely
Every Breath You Take

(Encore 2:)
Next to You

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この場に立ち会えてよかった、ほんとに。

現在ヨーロッパツアー中のイトケンさん。
d.v.dというバンドでのツアーのようです。

そのd.v.dの作品、01 > 01イッチさんに人気だったようなので、
さっそく入手してみました。

予想通り、うちでも大人気。

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 ドラム2人に映像。そのままのバンド名。
打ち込みな音なんでしょうけれど、なんか人っぽい。
ドラムが生演奏だからでしょうか。
打ち込みの音もPOPでちょっとかわいいんです。

映像との連動具合が素敵に気持ちよい。

で、その絵が猫をもそそる、と。

じっと眺めていたかと思うと、
こんなふうにのりだしてちょっかい出してます。

ベルリン→アムステルダムと移動して、
今はポーランドのワルシャワらしいですよ、彼ら。

いいなあ、ワルシャワ、行ってみたい。

というわけで猫も人も気持ちよいd.v.dです。

 

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 水曜夜、NHKでやってる番組、SONGS

喉頭がんから復活した忌野清志郎

「末期がんなんだよー」と重いことを明るい声で連絡くれた友人のことなども思いつつ、
じっと見る。

 

日曜日 武道館 18:00

 完全復活。

 天気予報は雪。

 

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これも昨年買ったアルバム。

Andy Summers/Green Chimneys: The Music of Thelonious Monk。

もうすぐ来日するポリスのギターアンディ・サマーズさん、1999年の録音。
CDは昨年リマスターで出たもの。

モンクの曲ばかりやってます。
Brilliannt Corners、Round Midnight、Bemsha Swing(MMWもやってました)など名曲がならんでます。

さらにメンバーもよい。

ドラムはさすがのPeter Erskine。
トランペットにはZAPPAともやってました、Walt Fowler。
なんといっても目玉(あくまで私にとってですが)は、Hank Robertsの参加。
Bill Frisellの、私が最も好きだった時代のカルテットに加わっていたチェロ奏者。
この人のCelloは斬新でかなりの存在感なのです。

アンディさんは、そんな強力なミュージシャンの音の中、
ほんとに自由にギター弾きまくっている印象。
クリアトーンで静かに弾く曲もあり、思い切りロックな演奏あり。
ボーナストラックではアコギも。
この独特の空間とテンポ。アンディ・サマーズですね。

なによりこのアルバムがいいのは、モンクの曲ばかりってことです。
モンク集っていろんな人が案外出してますが、結構好きなんです。

アンディ・サマーズとモンク。相性いいかも。

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最近、聴いたCDのことを全然書いてませんでしたのでたまには、と。
最近、と言ってももう数ヶ月もたつわけですが。

ゆらゆら帝国の空洞です

これは私にとって昨年最もインパクトあったアルバムと言えます。

ゆらゆら帝国
以前から気にはなっていたんですが、アルバムをちゃんと聴いたことはありませんでした。
音楽TVでの映像を見る限り、結構ハードな音のギターロックなバンドだな、という程度の印象。ベースの亀川千代さんはThe Starsで何度か見てましたが、ゆらゆらのことはほとんど知らなかったんです。

昨年秋だったでしょうか。
ふらりといったタワーレコードでこのジャケットの平積みを見たとたん、購入。
この絵にタイトル「空洞です」ですよ。気になりますよ。

で、聴いてみますと。スカスカ。スカスカなんです。しかし濃厚。
とにかく少ない音。なんとも気になるタイトルと歌詞。

・おはようまだやろう
・できない
・あえて抵抗しない
・やさしい動物
・まだ生きている
・なんとなく夢を
・美しい
・学校へ行ってきます
・ひとりぼっちの人工衛星
・空洞です


繰り返し聴いてますがお腹いっぱいにならないんです。
何度も聴いてしまいます。

参りました、ほんとに。

 

 アナログも出るらしい。

 

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強烈なお話をするという噂は聞いておりました快楽亭ブラック師匠
とにかく映画を見まくっているという映画好きでもあるブラック師匠に映画について語っていただくという催し。
企画は吉祥寺の古本屋バサラブックスさん。

場所は市の普通の会議室ですね。
長いテーブルと椅子が正面向いて並んでいます。
テーブルには師匠が選んだ映画5本が書かれている紙が置かれています。
それを読んでおりますと師匠登場。

ご自身の近況から話しつつ、映画の話へ。
ピックアップされた5本について順に語ります。
その5本をあげてみましょう。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
 (2001年東宝 監督:脚本原恵一)

眠狂四郎 女妖剣
 
(1964年大映 監督:池広一夫 主演:市川雷蔵、藤村志保)

人間魚雷回天
 
(1955年新東宝 監督:松林宋恵 出演:木村功、宇津井健、加藤嘉)

手をつなぐ子等
 (1948年大映 監督:稲垣浩 出演:笠智衆、初山たかし、徳川夢声、杉村春子

関の弥太っペ
 
(1963年東宝 監督:山下耕作 出演:中村錦之助、木村功)

 
どれもとにかく映画の話になると熱く熱く話が止まらない師匠。延々と1時間半ちかく。
セリフを言いながら場面を思い出してしまうのでしょう、思わず涙ぐむ場面も。
純粋に映画が好きである師匠の気持ちが伝わってきました。
この5本、どれも見たことないんですが、ぜひ見なければ、と。
特に「クレヨンしんちゃんが実はとんでもなくすばらしい映画である」という話を聞きますと
気になってきますね。

休憩後、落語を一席。「○○なし芳一」。
タイトルからわかりますように、耳なし芳一をベースにした話。
耳じゃなくて○○にお経を書き忘れちゃうわけで...

テーブルの上に布を敷いた即席高座というかなり足場の悪い場所で激しい身振り。
噂通りのとても放送できない落語。
しかし、地のお話自体がしっかりしていないとこういうネタはできないわけで。
壇ノ浦話を一気に聞かせるあたりはさすがでした。

間近で見たブラック師匠、とにかく純粋な人なのだな、という印象でした。
 

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