02.行ったライヴとか体験したこと: 2005年8月アーカイブ

アラジンさんが8時間、PHISHの音を流し続けるというイベント。
初めて行った上野Kinack。
お店に入るとゆるめに流れるPHISHの曲。
まだ人少なめでゆるゆるとやっているらしい。

そのうちに少しづつ人も増え、曲もアップテンポなものへ。


この曲にはこのビンも置かれ。



曲を変えるたびに、手書きでセットリストを書き足していきます。
(途中で帰りましたが、最後にはこれがいっぱいになったことでしょう)

それにしても大きな音でPHISHをいっぱい聴けるというのはほんとに気持ちよいもので。

1998/4/4の2001はすばらしいですねえ。
踊りながらもハイハットやスネアのキメにピシッパシッと反応する
アラジンさんの動きを見つつ、ビールを飲みながら聴くのがまた楽しいんです。

アラジンさん、お疲れ様でした。楽しかったです。
また、やってくださいませ。

昨年末のさとがえるコンサート以来の矢野さん。
このトリオでの演奏は一年ぶりです。

整理券を早めに取りに行ったのでかなり前の方に座れました。
アンソニー・ジャクソンの正面。

まず驚かされたのは、名曲ひとつだけのアレンジ。
ゆったりしたテンポで始まり、サビに入る前にタメ部分が挿入され、
かなり今までと違う印象に。

圧巻はラーメン食べたい
あまりに激しい演奏に打ちのめされます。

あっという間にアンコールへ。
昨日、客で来ていた槇原くんが次のアルバムでカバーしてくれたという
ごはんができたよをソロで。懐かしい。
最後は、レイ・ハラカミのトラック+ベース+ドラムで立って踊って歌います、
くるりのばらの花
これまたすばらしいですね。
踊る矢野さんを間近で見たのははじめてかも。
ちょっと江戸アケミ風な動き。天才は似ているのでしょうか。
最高のエンディングでした。

ベースのアンソニー・ジャクソンはさらに太っておりまして体調が心配なわけですが、
プレイはあのまま。何度見てもすばらしい。
曲の終わりのミュートの瞬間が好き。

ドラムのクリフ・アーモンドはさらにうまくなっているのではないでしょうか。
ダイナミクスが増した気がします。
今回は自らの打ち込みは使わず、ドラムに専念。いい感じ。

来年もこの3人でやってくださいませ。

くわしくはあとで・・・

最後に見たのは7月1日ぞくぞくかぞくです。
3人+ゲストでの最後の演奏でした。

本日はいよいよ、加部さん復帰。
4人のぞくぞくは3月19日以来です。

加部さんにお会いするのは7月5日以来。

加部さん復活をストーミーで祝うため集まった人多数。
テーブルを前へ移動し、スペースを広げるも、入れなかった人もいたようで。
それくらいの大盛況、満員電車サウナ状態。客も演奏者も汗だく。

Set1が始まったのが9時少し前。
今日はおとなしめか、と思わせておいて、
Set2後半→Set3では爆発。止まりません。
Set3終了したのは午前1時近くになっていたでしょうか。

以前にも増して多彩なフレーズがどんどん湧き出してくる加部さん、
まさに完全復活、というか更なる進化。バンドの音も更なる進化。
いやいや参りました、参りました。

うまく言葉になりませぬので、写真でも並べてみましょう。
ブレブレですが、バンドもこちらも揺れているので・・・


テッシー
サンタナのオエコモバ、着実によくなってます。
立ち見客にまぎれて弾いたギターフレーズ、最高。


Saybow(Vo)
ゲストで1曲(とっても長かったですが)。相変わらずパワフルな声。
ミチアキ、うれしそうないい表情です。


AH(Vo)
ゲストで数曲。
AH、6月の3人ぞくぞくで何度か歌っていたのですがタイミング合わなくて見ていなかったです。
とっても好きなボーカル。
パワフル&キュート。とってもいい表情。
グリコもうれしそうないい表情。


加部さんがベースを!
Set3後半。場内最高潮の盛り上がりです。
それにしてもなんであんな風に弾けるのでしょう。すさまじいプレイ。


ベーシスト加部さんを見つめるテッシー
休憩中に
「俺だって普通に見たいんだよ、加部さんのベース」
と言っていたテッシー、
とってもうれしそうに見つめてましたね。


止まらない加部さん
どこまでも湧き出るフレーズ

写真にはおさまっておりませんが、
ドラムのグリコ&パーカッションのマック清水、
2人のリズムのぶつかり合いも
これまた激しく心地よく。


宴のあと



<予定>

08/28 日 横須賀 Rock City
09/14 水 名古屋 アポロ・シアター
09/15 木 堺 FUZZ
09/16 金 京都 拾得
09/19 月 横浜 Stormy Monday
09/24 土 吉祥寺 WARP

くわしくはあとで。

syabahige.gif

5月26日に初めて見てとても気に入ったシャバヒゲ
MANDA-LA2での演奏です。

メンバーは例によって2人。

林正樹(Piano, Key)
小林武文(Ds, Per)

とってもいろんなところで活躍している林さんと、
サーディンヘッド中心にやはりいろんなところでやっている小林さんのDUOです。

このバンド、ライブが少ないので生で見えるのはなかなか貴重。
というわけで他の予定はさておき行ったわけです。

対バンのせいか?かなりぎっしり入った会場。
切れのよい音の応酬が続きます。
両者それぞれドラムとピアノがメインなのですが、小物もいっぱい使います。
プログレのようなミニマルミュージックのような・・
うまく言葉では説明できませんが・・・すばらしすぎて笑えます。

30分ほどの長い1曲が終わると、激しい拍手&歓声。
初めて見た方も喜んでいた様子。
もう1曲短めにやって終了。濃い時間でした。
やっぱりおもしろい、シャバヒゲ。

林さんのサイトを見るとライブ予定がぎっしりで
次回予定は未定だそうですが、なんとか年内にもう一度お願いいたします。
(鬼怒さんとかさがゆきさんともやってるんですね。
調布GINZでもやってた! しまった近いから行けばよかった)。

#上の絵、シャバヒゲサイトから借用しちゃいました。すみません。

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先週の梅津吾妻に続き、1週間ぶりの新宿PIT INN

渡辺香津美7Days~花鳥風月~と題された7日連続イベントの3日目。
新宿 PIT INN 40th Anniversary Special Vol.19だそうです。

本日は、ザ・トリオ プラス【猪鹿蝶~イノシカチョウ】。
渡辺香津美(g)、井上陽介(b)、村上“PONTA”秀一(ds)
のトリオに、矢野沙織(sax)、小沼ようすけ(g)の若い2人が加わります。

会場はかなり入ってます。
ギリギリ座ることができまして、にらみをきかすエルヴィン・ジョーンズ真下の席。

渡辺香津美をこれだけ間近で見るのは初めてです。
やはりとんでもなくうまい人ですね。
ポンタは何度か見てますがやはり只者ではない。
繊細な音から激しい8ビートまでどれも切れててかっこよい。
ベースの井上陽介さんは、見た目は人のよさそうなおじさん。
しかし、音は最高でしたね。

しばらくトリオでの演奏が続いたあと、矢野沙織さん登場。
高校出たばかりだそうで。エリカ・バドゥのような背の高いターバン巻いてます。
とっても初々しい感じで緊張ぎみに出てきましたが、吹き始めるとすごいんです。
アルトをブリブリ吹きまくってます。こんなに吹けていいなあ。
彼女が入るとトリオのおじさんたちのテンションも上がった模様。
ニコニコしながらより熱い演奏に。
吾妻にLeyona状態ですね。

Set2は、渡辺香津美×小沼ようすけのギターDUOから。
曲はSpain。これがすごかったですね。ギターバトル。
小沼ようすけ、すごい若者です。
昔はロックを弾いてたと言っていただけあって、ロックな片鱗がチラチラでておりました。
好きなギターです、かなり。

もう1曲、ジャコの名曲Three Views Of A Secretを2人で。
とっても綺麗でぐっとくる演奏。

その後トリオ+小沼ようすけの編成で数曲。
なんか聞き覚えあるような曲も・・・キモックの曲では?
かなりロックよりな感じでした。

最後には全員参加となりまして。
ドナ・リーかな?
激しいソロを弾く小沼ようすけの音、
すばらしい合いの手シンバルを入れるポンタの音、
それぞれに反応してにっこりする矢野沙織の微笑みがなかなかよいです。

アンコールでは、渡辺香津美とポンタの2人だけで、
懐かしいMOBO時代の曲、遠州燕返しもありまして。

久々に聴いた六本木PIT INN的な演奏。
ベテランも若者もすばらしい、堪能いたしました。

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いつ以来かわからないくらい久しぶりの渋谷AX
Fayrayです。

6月18日にラジオの公開イベントでチラリと見てなかなかよかったので行ってみたのです。

目的はギターの手代木さんがどんなプレイをするか、なわけですが。

開演ぎりぎりに会場に入ってみると、立ち見の人でぎっしりと埋まっています。
人気あるんですね。
無理やり隙間へ入り、一番遠いところからステージとモニタ両方を見つめます。

ラジオイベントのときはギターの2人だけがバックでしたが、
今回はちゃんとしたバンド。

手代木克仁:Guitar
和泉聡志:Guitar
青山純:Drums
伊藤広規:Bass
tomzuin h:Keyboard

Fayrayは、ピアノ弾いて歌うだけではなく、ギターを弾いて歌ったり、
何も持たないでスタンドマイクで歌ったり。

最新アルバムCOVERS中心なのでオリジナルは少なめ。
でもアンコール1曲目でやった古い曲などオリジナル曲がいい感じでした。
以前のアルバムも聴いてみたくなりました。

しゃべりも低音で一見ぶっきらぼうでいい感じですね。

COVERSからの曲ではやはり、クリムゾンのmoonchildがぐっときました、
アレンジも好きです。

手代木さんはというと。

びしっと決めた白っぽいステージ衣装にサングラス+帽子。
メインギターはシールいっぱいの例のストラト。
数曲で青っぽいテレキャスも使用。(こちらにレインボーストラップがついてました)

どちらもとってもいい音してました。
控えめですがきっちりと素敵なフレーズのソロもよかった。
ギター持ち替え時に一瞬、軽いダンスもあり。

アンコールでは、黒いシャツ+黒ハットに黒っぽいギター(あれはなんていうギター?)へ衣装替え。
FayRay本人は衣装変えてないのに、ギターリストは着替えるんです。
すばらしい。

#手代木さん、本日はお酒なしでのプレイだったようです。

初めてじっくりと聴いたFayrayさん、かなりよかったですよ。

5月のマンダラ2ではドラム&ベースとのトリオでの演奏だった赤堀智代

今回はソロ。ピアノ弾き語りです。

前回も演奏した曲からスタート。
夏ぼんぼり金魚と夏の曲もはさみ、全8曲。
素直なメロディと声。

Shampooは、リムショットっぽいドラムが入るといいかな、と思ったり。
ラストは天国への手紙
しとっりとしたラスト。
個人的にはやっぱりバンドのほうが好きですが、
一人で8曲聴かせられるのはなかなか。

またバンドでやってください。
名古屋でもやってくださいね、というリクエストもあり。
そのうちね。

ついに行ってまいりました。
EXPO 2005 AICHI、愛知万博

行きたいということもなく、行くつもりもなかったのですが、
まあ、流れで行くことに。

暑い中、午前中遅めに会場入り。

こんな人たちの横を通り、まず瀬戸会場へ向かいます。


ひたすら整理券のために並ぶ人々

星野道夫さんの映像を流すところがあるというので行ってみたのです。
約1時間たっぷりの星野さん自身の語りを交えた映像。
椅子が小さくてお尻が痛くなりましたがなかなかよいビデオ。

その後メインの長久手会場へゴンドラで移動し、昼食を。
空いているところってことでここで食べることに。


イエメン館


こんな看板がいかにもです。

まあそれなりかな、というカレーをいただきました。
自国の露天商の方々がそのままいらっしゃった感じで
商売商売な雰囲気がイエメンへ行った気にさせてくれます。

あとはひたすら待ち時間なしのところをのぞきます。

そんななか、ひとつの目的がこれ。


子供たちの切り絵を集めたコーナー

名古屋市に住む姪の作品が使われてるのです。


ありました。

最もシンプルなデザインです、さすが。

夜になると光のイベントも。

大きな池では噴水に映像、なぜかでっかい猿が水の中からにょっきり出てきて歌います。
なんでしょ、これは。
意味はわかりませんが迫力はあります。

暑くて人も多く疲れはしますが、
行ってみればやっぱりそれなりにおもしろいところではありました。
周りは森で緑いっぱいなので風が吹くと案外気持ちよいところでしたよ。

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当初はアケタの店で20日間に渡って行われたこともあります、梅津和時の大仕事シリーズ。
今回はプチということで5日間。新宿PIT INNです。

本日はその最終日。
BLUES! ホーンズ大作戦 と題されておりまして、なかなか賑やかな出演者。

【MEMBERS】
梅津和時(Sax,Cl)、吾妻光良(Vo,G)、長見 順(Vo,G)、
GAMO(Sax)、北原雅彦(Tb) 、牧 裕(B)、岡地曙裕(Ds)、多田葉子(Sax)

吾妻さんは最近よく見ております。前回は7月16日のJIROKICHI
長見さんはかなり久しぶり。
GAMOさん、北原さんのお2人はスカ・パラダイス・オーケストラっていうバンドの人ですね。
このお2人目当てのおねーちゃん多数来場のため、
本日はチケット完売、当日券もなし、という状況。

ただでさえ暑い一日。場内は熱気でさらに暑く。
ギリギリで椅子には座れませんでしたが、よく見える立ち位置をキープ。

吾妻さんは、JAZZの人とやるときだけ着るというJAZZシャツ(5号)を着用。
黒のフルアコ、リバーヴかなり深めでいつもの演奏。
吾妻さんが歌う曲が多いわけですが、歌に絡むホーンの切れが気持ちよいです。
さすがホーンズ大作戦。

長見さんの歌は好き嫌いが分かれるとは思いますが、ギターは相変わらず、どブルース。
さすがです。

選曲は吾妻さんのいつものレパートリーって感じが多かったのですが、
梅津さんが絡むと雰囲気変わります。
今日は特に梅津さんのクラリネットが冴えておりました。
吾妻さんがクラリネットソロをうれしそうに聞いていたのが印象的。

その吾妻さんのパフォーマンスをスカパラホーンズの2人が
またまた楽しそうに見つめていたのも印象的。

アンコールラストにはホーン4人がぎゅうぎゅうの客席内を吹きながら練り歩き、
一緒にやりたかったんでしょう、吾妻さんもギター弾きながら続きます。
(シールド抜いてるから音出てません)

ステージに戻り、ギターを置いてテーブルに登り、客を煽る吾妻さん。
かなりテンション上がっておりました。
プチ大仕事5days最終日にふさわしい盛り上がりでした。

個人的には久しぶりに聴けた多田さんのアルトがうれしかった。

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というわけでふらりと行ってきました。青山ブックセンター(ABC)。

本屋さん奥にテーブルが置かれ、ミキサーやら小物器材が置かれております。

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近くにいたHarpyキョーコちゃんと「ひさしぶりー」なんて話をしておりますと、
トコトコとイトケン登場。

静かに音を出し始めます。

カリンバをポロンポロンしたり、
ピンポン玉をテーブルで弾ませたり。
そんな音にエフェクトをかけたりかけなかったりして、ループで重ねていきます。
おもちゃピアノやちっちゃいタンバリンなんかも使ったり。
(詳しくは8月3日メモのコメントにあるご本人の解説をどうぞ)

右手側にはなつかしのSH-101。

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これがやっぱりいい音なんですよね。

出てくる音が本屋さんの雰囲気に実になじんでおりまして、
本に染み込んでいきます。
こちらもステージを見るというよりは、
本を眺めながら音も含めた空間を楽しむ感じ。

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ABCという本屋さん、なかなか行けないのですが、好きな本屋さん。
品揃え、見せ方が独特なのですね。
旅本、音楽本、写真関係などが充実。
イトケンの音を聴きながら普段見ない建築関係の綺麗な写真いっぱいの本を見てみたり。
(世界中のホテルのフロントやロビーの写真を集めた本がとっても素敵でした)

約45分間の演奏中、本屋内を一通り巡りまして。
本3冊、CD1枚を購入。

さすがブックストアってアルバムを出しておりますイトケンの音、

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販促効果ありですよ、ABCさん。

そんなイトケン率いるHarpyの今年あと1回のLiveは、
8月29日@新宿red cloth。

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FRANK ZAPPAバンド、DAVID BOWIEバンド、TALKING HEADSへのゲスト参加、
ローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)のバックなどを経て、
現在はKING CRIMSONのボーカル&ギターであります、ADRIAN BELEW

渋谷O-Eastでのライブです。

元々オン・エアー・イーストだった場所に建った新しい建物。
2階が会場です。

開始ちょっと前に入ってみると案外人はゆったりめ。
前の方に立ってみます。

ほぼ7時ジャストに開始。
日本のバンドが出てくるものだと思っていたら。

最初はTHE CALIFORNIA GUITAR TRIO WITH TONY LEVIN

アコギ3人の横にTONY LEVINが立ちます。
なかなか綺麗なギターアンサンブルを聴かせてくれます。
TONY LEVINは主にフレットレスベースを使用。
でしゃばることなく音に厚みをつけていきます。
21世紀の精神異常者とズンドコ節をミックスした演奏が受けてましたね。
これは定番なのでしょうか?

ROUND ABOUTのフレーズを混ぜた曲ではTONY LEVINが割り箸型付け爪を使用。
クリス・スクワイヤの代わりをするときに使うやつですね。
これを使うとリッケンバッカーのあの音が出るんです。
やっぱりパキパキしてました。
付け爪が一本途中で飛んじゃってちょっと焦ってましたが。


次はA DOMESTIC 3PIECE BANDとアナウンスされていた日本のバンド。
発表済みでしたが、TRICERATOPS。
おそらくADRIAN BELEWなんて知らないであろう若いおねーちゃんたちが
初っぱなから飛び跳ねてます。
後半に、ストーンズ/クリーム/ツェッペリン/エアロスミス/クイーンなどの
おいしいところメドレー。これは卑怯ですね。
ピョンピョンおねーちゃんの間に埋もれていたおじさんたちもつい反応してしまってました。
元気なバンドでしたね。
なぜこのバンドが対バンにセレクトされたのかは不明ですが・・・


いよいよです、ADRIAN BELEW
ピョンピョンおねーちゃんはもう周りにはいません。

どんなフォーマットでやるのは全く知らなかったのですが、
真ん中にドラムセットが置かれまして。
トリオなバンドでの来日でした。

登場したADRIAN BELEW、上のジャケットにあるような
真っ赤なスーツで登場。
ギターも真っ赤(ストラトではなく、たぶんネックが木じゃないやつ)。
さすがです。
ドラムとベースはごついおじさん。特にベースは格闘家のような風貌。

演奏始まります。
激しくてちょっとひねくれてて、でもポップ。
そんな感じの短めの曲を続けざまに演奏します。
ADRIAN BELEW、あのステップでユラユラしながら歌い、弾いてます。

最近のソロアルバムは聴いてないのですが、そこからの曲なのでしょうか。

この人、サイの声とかトリッキーなギタープレイで話題になりますが、
カッティングがいいのです。(KING CRIMSONで堪能できますが)
とても切れがよくしかもガシガシしているのです。
あとですね、アームプレイが変です。
アップするときには外側へアームを開いてクイクイッと押すのです。

中盤、ファーストソロアルバム(上のジャケットのやつ)に入っている名曲
Big Electric Cat。これが聴けるとは。よかった。
この曲はかなりポップ。
ADRIAN BELEW、案外ポップでおちゃめなんです。

後半にはKING CRIMSONの曲も出ました。
Frame by Frame
Three of a Parfect Pair

やっぱりこの声にこのギターですね。
このあたりの曲はロバート・フィリップさんの音がなくてもクリムゾンです。

かなりニコニコと機嫌良く退場。すぐにアンコールで戻ってきました。
赤いジャケットはなし。Tシャツ1枚で首には白いタオル。
お腹プヨプヨな感じで出てます、オヤジです。

始まったのは、Thela Hun Ginjeet。クリムゾンの名曲。
これはもう激しいダンス・チューン。
元々TONY LEVINのベースが印象的な曲ですが、
その雰囲気そのままさらに激しく演奏されました。
ステージ袖奥からニコニコと見つめているTONY LEVINがちらりと見えました。

ADRIAN BELEW、首にかけていたタオルでギターの弦を擦ったあと、
エフェクターの前にしゃがみ込みまして。
つまみをいじり始めました。
やっぱりこれですね、ADRIAN BELEW。

いやいや、最高のロックトリオでした。
ADRIAN BELEWとTONY LEVINの競演はありませんでしたが、
満足満足。

終演後、Sardine Headのギターお二人&MINAWAさんと少しお話。
皆、とってもニコニコしていたのが印象的でした。
好きなんですね。

2012年9月

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