02.行ったライヴとか体験したこと: 2005年9月アーカイブ

昨年の来日は行かなかったThe String Cheese Incident。今年も来日しました。
買ったアルバムに付いていた昨年のボナルーでの演奏が
案外よかったので今年は行ってみました。

なかなかの入りですね。
バンドとしても人気は衰えていないようです。

中に入り、ステージを見るとメンバーが1人多い・・・
パーカッションが加入したらしい・・・いつの間に。

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ステージへ向かって右よりから

本日はテーパー・セクションを中心にうろうろしてみました。

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テーパーセクション後ろから

にょきにょきと立っております黒いのが、
テーパーの方々のマイクスタンドたちです。
下の黒いところがスタンディングで聴いているお客さんの頭ですから、
その高さが想像できると思います。

そのスタンドのてっぺんには、それはそれはすばらしいマイクがついておりまして、
マイクスタンドの下にいっぱいおいてありますDATなど録音器材に繋がっております。

テーパーの方々は開場と同時に早く入って準備、
セットブレイクにはテープ交換、
レベルのチェックなどなど演奏中以外のほうが忙しいくらいなのです。

これだけの器材を持ち込み、セッティングして録音していただけるおかげで
あのすばらしい音源の数々が記録されるわけです。
ありがたいことです。

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久しぶりの吾妻さん&スウィンギン・バッパーズ

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場所はここ。
最近話題の吉祥寺、元近鉄の裏あたりです。


本日はゲストにLeyona
5月14日に一緒にやってかなり印象がよかったようで、
クアトロでのバッパーズにもゲスト参加していたLeyonaさん。
今回も参加です。

吾妻さんは、黒の古いフルアコ。

Set1はバッパーズのみでの演奏。
かなりテンション高めでおなじみの曲が続きます。
NYから参加のバリトンSAXさん、ソロ多目。
3曲目あたりでもう岡地さん汗だく。シャツが張り付いております。
叫び&うなりも全開、顔はちょっと怖い。

Set2でいよいよLeyona登場。
今日は黒のドレス。
英語でしか聞いたことがなかったサイレント・ジョージの
日本語替え歌版も聴けました。
Leyona、いい味だしてますね、相変わらず。


先日亡くなったクラレンス・ゲイトマウス・ブラウンに捧げる曲も。
いつもどおり明るくテンション高く演奏してましたが、
おそらくかなりゲイトマウスを意識していたのでは、と思います。

それにしてもいわゆる戦前のアメリカ音楽の楽しさを
ここまで楽しく演ってくれるバンドは貴重ですね。

名古屋→堺→京都と順調にツアーを廻ってきた(らしい)
ZokuZokuKazoku(ぞくぞくかぞく)。
ホームグラウンド横浜STORMY MONDAYでのライブです。

正式にメンバーに加わったという噂のミッキー吉野さんに、
マック清水さんも加わっての拡大ぞくぞくかぞく。

例によってお店の中はかなりの人人人。
いつもよりやや遅れ、21時頃始まりました。


加部さん、本日は猫いっぱいのTシャツです。

これは本日の席からのショット。
ミッキーさんのキーボードにくっついて座っております。
ほんとに目の前で弾かれるこの迫力。

GRICOさんは例によって黒Tシャツ。

一番近いからというのもあるかもしれませんが、
ミッキーさんが鋭くきざむキーボードの音がぐいぐいと響いてきます。

途中、ゲストで登場したのが元ティポグラフィカの今堀さん。
テッシーさんのギターを借りて弾きます。

ティポグラフィカ、大好きなバンドでした。
一度だけ今はなき六本木ピットインで見たことがあります。
その印象があるので、かなり複雑で不思議なギター、という印象。

今堀さん、本日もその片鱗を見せつつもさらに激しく。
他のメンバーの音、フレーズを聴いての反応がすばらしいです。


これが噂のサインいっぱい
ゴッチン仕様のテッシーさんギター


さて、今堀さんにこのギターを渡したテッシーさん。
マラカス、ティンパレス、ダンス、とギター以外で大活躍。
髪はもちろんショッキングピンク。
ミッキーさんが鋭い音を発するたびにニコニコニコ。

そんな雰囲気の中、どんどんテンションもあがりまして、
楽器、パートもどんどん入れ替わり。


ピアノ練習中加部さん



Princeをカラオケで歌います、
Vo.ミチアキさん&見守るテッシーさん



歌う?叫ぶ?テッシーさん&ベーシスト加部さん

加部さん、マイルス・デイビスのTUTUを弾いていたような気がしましたが。

そのあと、加部さんも歌いマラカスを振り、
マック清水さんもギターを弾き・・・
いったんはどうなってしまうのか???という状態になりつつも、

最後は、GRICOさん、ミチアキさん、今堀さんの
ハードギタートリオで激しく終了。
#このトリオ演奏、とんでもなかったー。

といったわけで。
例によって毎回何が起こるかまったく予測できない
ぞくぞくかぞく。

今夜もなんだかすごかったなあ。

NHK-FMのライブビートという番組の公開録音です。
三上さんを見るのは、久しぶり。去年の4月以来ですね。
最近は「三上寛 + 石塚俊明」の形でやることが多いようですが、
今日はソロ演奏+Dub Master XによるLive Dub。
Dubによりどんな音になるのか興味があるところです。

割と早く行ったのでかなり前正面へ。
そんなに人は入らないだろうなんて思っていたらどんどん増える増える。
床(カーペット)に座っている状態で「前に詰めてください」アナウンスも。
紅テント状態です。お尻と腰がつらい・・・

まずは三上さん。
いつものいい色のギターをかき鳴らし歌います。
いつもよりステージが広いので左右フルに動き回ってます。
「1年分のお客さんが一度に来たみたい」というほど多くの人でかなり気合も入っているよう。
Dubの効果は・・・思ったほどではなかったかも。
まあ、たっぷり1時間、熱いステージでした。

続いて、The Evens
まったく知らなかったのですが、FugaziのIan MacKayeが始めたユニットらしい。
といっても、Fugaziっていうのも名前聞いたことあったかな、程度ですが。

こちらは座ってギターをかき鳴らし歌うIan MacKayeと
ドラム叩いて歌う細っこくてかわいいおねえちゃんのDUO。
バンド形態としては、ホワイト・ストライプス、渚にて、という感じでしょうか。

とってもまじめな印象。
Ianさん、日本語話せないことを何度も謝ってました。
なかなかよい演奏でした。
一生懸命歌っている歌詞の意味がわかならいのがもどかしかったですが。

無料ライブとしては充実した2時間強。
お尻と腰が痛い2時間でした。

いよいよNewアルバムが9月21日に発売される、ぞくぞくかぞく(ZokuZokuKazoku)
初めての場所、APOLLO THEATERでの演奏です。

アポロシアターといえばニューヨークハーレム。
そちらの本家とよく似た看板です。

19時過ぎに入口で開演時間を聞いてみると、予定通り19:30とのこと。
なので入ることにします。
まだ人は少なめ。

奥に「ALTAMIRA MUSICぞくぞくかぞく専属担当」の方がNewアルバムを売ってました。
先行発売。
どうせ買うことになりますから、購入しておきます。
やや後方だけれど、一段高くてステージ全体が見渡せる席をキープ。

徐々に人は増え、19:30過ぎには席はかなり埋まりました、いい感じです。

19:40頃メンバー登場。
ステージ向かって右手からキーボード。ゲストのミッキー吉野さん。
その横に加部さん。いつものストラトにマーシャルアンプ。
いつもの赤いBad Catは「重くて持ってくるの大変だから」とのこと。

中央にドラムのグリコさん。文字ではなく絵の描かれた黒Tシャツ。
そして、ベースミチアキさん、マフラーに初めて見るラメ入りグリーンのベース。
一番左手にテッシーさん。黒地ベロT+ピンクパンツにピンクヘア。
サインいっぱい書かれた白ストラト。

ミッキーさんがサラサラっと弾き始め、テッシーがCDでSEっぽく音を出します。
マレットで音を重ねるグリコさん。
もやもやと始まり、徐々に激しく。好きな始まり、展開。

それぞれのソロは長すぎず。
割とコンパクトに曲を演奏していきます。
At The Pierre Loti Cafe、やりました。久しぶりに聴いた気もします。

ミッキーさんの音色が多彩です。
ボイスとかスクラッチ音とかバッハ風ソロコーナーとかもあり。
プログレっぽい雰囲気も多く、なかなかよい展開です。

テッシーさん、とってもいっぱいギター弾いてました。
鋭く切り込んでくる瞬間の快感、何度もあり。
ミチアキさん、荒々しさはやや抑えぎみ?
ブリブリな音はそのまま。Delayを使ったTangerine Sunのイントロが素敵。

グリコさん、(おそらくお店の)TAMAのセットでいつもの音がビシビシと。
加部さん、やや旅疲れされてる感じもしましたけれど、音はガシガシ鋭く。

Set2では、ミチアキさんが加部さんに交換しようと催促。
加部さん、恥ずかしげに一度は断ったものの、ベースに持ち替えます。
また聴けました、あのベースです。
ミチアキさんは加部さんのギターでアーム使いまくり。

Set2後半では、テッシーさんとミチアキさんも楽器チェンジ。
チェンジしたままで、ミチアキさんがMoneta's Chiliのイントロを弾き始めます。
一度目の曲間ブレイク後楽器元通りへ。
テッシーさんの鋭いギターカッティングでMoneta's Chiliが続きます。

アンコールでは、またも恒例ダンスタイム宣言。
皆さん、ノリがよくてすぐに立ち上がり、盛り上がります。

その後、チークタイム宣言も出されましたが、ミチアキさんに禁止令によりすぐに中止・・・
総立ちで明るく楽しく終了。

STORMY MONDAYでやるときの混沌とした音とはまた違う一面を見ることができました。

それにしてもテッシーさん、ピンクヘアーは派手です。
今度ギターにしてあるサイン、じっくり見せてください。

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ミホミホマコト
吉祥寺STAR PINE'S CAFEでのライブです。

hi-posiのモリバヤシミホ、
朝日美穂
川本真琴

の3人でやるコーラスグループだそうで。
朝日美穂は一度生で見たいなと思っていたところなので、行ってみました。

ちなみに
hi-posi:アルバムは持ってないけどちょっと聴いたことある
朝日美穂:アルバム数枚持ってる
川本真琴:テレビでちょっと見たことあったが最近どうしてるんだろ

って感じでほとんどよく知らない状況で行ったわけなのですが。
チケットはどうやら完売(若干の当日売りはあった模様)。
誰の人気なのでしょう?とにかくいっぱいでした。

最初に朝日美穂。
当人がピアノを弾き語る上にエマーソン北村氏がオルガンで色をつけます。
やっぱり朝日美穂、天性の歌のうまさがありますね。
なかなか自由自在に歌っててよいです。

次にhi-posi。
ウィスパーヴォイスです、モリバヤシミホ。詩はなかなかストレート。
ギターに高橋健太郎氏が参加しておりました。
朝日美穂も高橋氏プロデュースでしたね、そういえば。

最近あまり活動していないらしい川本真琴のソロはなくて(ちょっと残念)。
いよいよミホミホマコト登場。
フリフリの衣装におそろいのカツラ。半コスプレ。
エマーソン氏はなぜかターバンでインド人仕様。

ルース・ブラウン(だったかな?)の曲を3人で振り付け&コーラスで歌います。
あとはスクーターズのカバーを数曲。
(スクーターズって聴いたことなかったですがいい曲多かったです)

もうすぐ解散してしまう吉祥寺三姉妹とも似てるようでぜんぜん違うテンション。
川本真琴の挙動が素敵でした。
イイ声出てたし、もっと歌ってほしいものです。

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ぺぺ・トルメント・アスカラール、と読みます。
いまやカリスマ(なんの?)とまで呼ばれているらしい菊池成孔さんの
南米テイスト?な演奏をするバンドです。

横浜赤レンガというかなりおしゃれな場所にあります、
Motion Blue YOKOHAMAというところで行われました。
「strip&dress up/DUB&FAKE NARUYOSHI KIKUCHI 1+1」
と題された2daysの2日目。

モーションブルーといえば。
このメモに初めて書いたライブメモ、Joe Zawinulを見に行ったのも、ここでした。

ジョー・ザヴィヌルといえばペペ

そんなわけでペペ繋がりな今夜のモーションブルー。

おしゃれなレストラン形式のライブハウスですが、
ブルーノートよりは席もゆったりして楽な感じ。
ピアノの後ろ、ステージ横あたりの席へ。

パーカッション&弦楽器の音から始まり、名曲「京マチコの夜」へ。
この曲のイントロ→テナーサックスのテーマがすばらしいのです。
そして南博さんのピアノソロも。
この部分を間近で生で聴けただけで本日の目的は達せられたといってもよいでしょう。

南さんのピアノ、初めて生で聴きましたがいいですね。
複雑なメロディのイントロ部、ピアノの高音「カッカッカッカッ」と4つ刻むのですが、
その刻みがとても気持ちよくて。
好きなタイプのピアニストでした。
南さんリーダーグループの演奏をちゃんと聴きたくなりました。

ゲストボーカルはカヒミ・カリィさん。
それはそれはもうカヒミさんそのもの、でした。

このバンドは、バンドネオン、ハープ(でっかいギリシャ建造物みたい)など
あまり見かけない楽器を演奏される方が参加されていて、それもまた興味深く。
弦の方も4人(いわゆる弦楽四重奏ですね)いらっしゃいまして。
あの弦の擦れる音は生に限りますね。

ビールが効いてやや眠くなりながらも心地よく聴いた1時間半でした。

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