2006年4月アーカイブ

家人と一箱古本市へ。
出足が遅れたため、根津駅に着いたらすでに雨。
オバチャン向け洋品店で折りたたみ傘を購入したところ、
あとでよく見たら白いフチと変な英語のロゴが入っていて、
そこはかとなくオバチャマ・ムード。

オヨヨ書林には、本を入れた段ボール箱を店内に避難させた皆様が。
ギャラリーKINGYO前はテントが張り出していたため、
雨にも負けず活気づいていました。
雨宿りにきていた(?)岡崎武志堂で1冊購入。
岡崎さん自らによる呼び込みの声に引き寄せられました。
旅猫書房で1冊、ふくろ小路一番館で2冊購入。
雨がやまなかったため15時すぎに撤収が決まり、
店主さんたちは早めに片付けをしていました。
早く行かなかったのがいけないのですが、
あまり見られなくて残念でした。
ですが、何人か顔見知りの人にも会えました。
撤収後、店主どうし欲しい本の交換をすると聞きました。
楽しそうだなあ。でも、皆さん、重くて、寒かったでしょう。
本が濡れて痛むのではと心配だったことでしょう。
有意義な一日だったと思いますが、店主さんも
参加された方々もスタッフの皆様もお疲れさまでした。

家人と私は弥生美術館・竹久夢二美術館へ。
「松本かつぢ展」「竹久夢二 花のフォークロア」展を見る。1冊購入。
オヨヨ書林に引き返して、取り置きしてもらっていた2冊を購入。

皆様によい刺激をいただき、帰宅して新着本にかかる。
問い合わせメールに対応して、何冊か更新準備をしたところで、
もうどうしようもない睡魔がやってきてしまいました。
時差ボケから抜け出せません。
スポーツ選手は移動してよく競技に参加できるものだと感心します。

メール、買取の対応などお待たせしております。
新着本、少々お待ちください。

先日までプラハにいました。
つい先ほどまでロンドンにいました。
ついさっきまで飛行機の中で本を読んでいました。
「旅は驢馬をつれて」(スティヴンソン 吉田健一 訳)。

成田に着いた私を待ち受けていたのは、
20キロ超の荷物。むろん、重量の大半を占めるのは本。
大枚はたいてプラハから2箱、ロンドンから1箱、
送ったけれども、ちーっとも入りきらず。

成田を出て待ち受けていたのは、大渋滞。
ふだん成田から自宅までは2時間ほど。
ところが、本日の首都高は事故渋滞、
環八その他が連休前の金曜で、どこもかしこも渋滞。
4時間かけて自宅にたどりつく。

待ち受けていたのは、散歩をねだるねこ。
玄関先に買取の段ボール3箱。
テーブルの上に郵便物やらFAXやらの山。
1週間ぶりにマイ・パソコンを起動したら、
あれ、私のパソコンってこんなタッチだった?
メールが5百件近くあった。大半はゴミメールだけれど、
大事なメールをゴミ箱に入れてはいけないので1件1件見ていく。
「こんにちは」「お久しぶりです」などの件名はよくないですね。
風俗メール・迷惑メールかと勘違いして削除しそうになる。

注文メールがうわうわうわっと(ってほどではないけれど)。大変ありがたい。
しかし、中には、返信がないことをかなり憤っている方がいらして、
ひじょうに申し訳なくて・・・。一気に現実に引き戻される。
ホームページのトップに休業のよし記していったけれど、
トップなどごらんにならない方も多いのでしょう。
書庫から本を探し出して、状態を確認して、
ホームページに品切れ表示を出して、
楽天フリマにも出しているものがあれば楽天のほうは削除して…。
ああ、私の日常がまた始まりました。何がなんだか頭ぐるぐる。
ポラン書房さんに電話をして、いただいたFAXをじっくり読みたいので、
返事を少し延ばしていただく。
家人が新宿に行くというので、岡崎武志さん特集の
彷書月刊を買ってきてほしいと頼む。
揚羽堂さんの「古本屋残酷物語」読みたい。
明日、オヨヨ書林か古書ほうろうで買うか、
それとも小川書店に電話しようか(しました。1冊購入)。
いつも面倒見のいい小川書店さん、ありがとうございます。
ロンドン、プラハ、日本・・・
古書店は居心地がいい。おもしろい店主さんが大勢います。
その話はまたそのうち。

ようやく、あと残り1件、受注メールを書いて、
さて、これから発送です。
お待たせしてしまったので、少しでも早く送らなくては。
これ以上、ご迷惑をおかけできませんから。
なのに、私の体は一体どうなっちゃってるの? 眠くて眠くて死にそうです。
ロンドン、プラハでは毎朝6時ごろ起きて、早寝早起きの生活でした。
通常、夜型の人間は、向こうに行くと自然と朝型に切り替わって便利。
ただし、西から東へ移動すると、てきめんに時差ボケします。
ぼーっとしてしまうので、眠気覚ましに書いてみました。

買取本の箱を早く開いて中を見てみたい。
ロンドン情報をいただいたSさん、Nさんにメールしたいけれど、
眠くてダメそう…。少しお待ちいただいてもいいでしょうか。
旅のことは、またそのうち。新着本もできそうにありません。
うーむ、連休は本の整理と新着本に励みたいものです。

一日中、ボオトを漕いでいても、
夜になって、自分の家に戻った時、
我々は始めて(海ねこ注・原文ママ)爐の傍で、
愛や死が我々を待っているのに直面するのである。
そして最も美しいできごとは、
我々が探しにでかけたものではないのである。(「旅は驢馬をつれて」より)

プラハの郊外に宿泊したところ、
ホテルの裏手に団地、そして鳥のさえずる渓谷が広がっていました。
団地のベランダは日当たり抜群。
デッキチェアに犬がねそべり、
窓にねこの出入り口があけてあったりして。
なんて気持ちよさそうなベランダ。
「生活」っていいなあ。「生活」が恋しくなった。
生活していれば旅に出たくなり、
旅していれば生活が懐かしくなる。
あっちにいれば、こっちが恋しくなり、
こっちにいれば、あっちへ行きたくなる。
その繰り返しなんですかね。

スティヴンソンが人はどこかへ行くために旅をするのではなく、
旅行をするために旅行をするのだ、と書いていました。
星空のもと、寝袋で眠るってよさそう。
人や犬が怖いらしい。
朝方、雲が金色に輝くらしい。
屋外寝袋、ちょっとやってみたい。できそうにないけど。

地元で外貨両替ができず、あわてて吉祥寺へ出かけるはめに。
サセックス州を舞台にした話が読みたくて新刊書店に入ったものの、
うーん、今の岩波少年文庫、装丁がどうもしっくりこない。

ふだんは読みやすい単行本派なのですが、旅にはやはり文庫だ。
(ブ)で1冊、よみた屋で4冊、ブックステーションで3冊購入。
パラフィン+帯の岩波文庫、昭和20年代の新潮文庫など。
岩波少年文庫だって、昔の装丁はよかったのに。
先日、海ねこから「創元社 世界少年少女文学全集」(昭和29~31年)を
発送しながら、なんて品がいいのかとうっとりしました。

からっぽのスーツケースで出かけるのが理想なのに、
読みたい本を選びきれず結構な荷物に。

では、旅に出てまいります。
皆様、お元気で。
無事に戻ってまいりましたら、またよろしくお願いいたします。

今、読んでいるのは「河岸の古本屋」河盛好蔵。
この人の文体、好きです。
「悪の華」は何度も読み返したくなるとあり、
私も読んでみようかなと。
店の商品の中に、本の散歩展に出品してみたけれども、
売れ残った古い版があります。
あ、しまった、五反田のロッカーに置いてきてしまった。

ロッカーといえば。
そうそう、ロッカーを借りなければ、本の散歩展のような催事に
参加することは、私の場合、難しかったと思います。
やってみてわかったのですが、ロッカーいっぱいうず高くなるほど本を集めても
南部古書会館の2棚+均一一台にはちょっと足りないぐらいでした。
デパートなどの催事だったら、その3倍は量が必要だそうなので
ロッカーをもうひとつ借りないと無理。
そこまでやる気はないし、体力的・経済的・時間的にも無理ですが、
とある方からのお誘いに「やります!」と返事してしまったため、
ひょっとしたら7月にとある催事に参加するかも。

本の散歩展も催事としては大成功でしたが、
当店の売り上げはショボショボだしねえ…
古書マニア(主にオヤジさんたち)向けに当店の品ぞろえだと苦戦することは
まあ予想どおり。友人にもそう言われたし。
ただ、家人からは「思ってよりはよかったんじゃない?」と慰められました。
一部、ひじょうによく動いたジャンルがあったので、
次回はそのあたりにもっと力を入れるつもり。
本の散歩展で、日月堂さんが以前、古いメガネ、サングラスを出品して、
よく売れていたらしいです。
「何度も続けていってみるしかないよ」とは、O書店さん。
N書店さんには「僕は下積み時代が長くて、どんな本が売れるのか
わかっているから、売り上げが伸びなくて悩んだことはないなあ」と
ごくごくさらりと言われ、仰天でした。

催事は体力的にハードなので、数か月に一度でいいかも、私は。
「公文堂(娘)の日々」の娘さんは、
次回催事が4月末だということですが、
よくこなせるなあと心底、感心します。

ネットの更新にもっともっと時間をかけたい、
かけるべきだという認識はあります。
そう見えないと思いますが、更新にとてもとても
時間がかかるので正直しんどいのです。
紹介したい本はたくさん用意してあるので、
ゆっくりたっぷりご紹介したい気持ち。
あれこれ、やりたがりすぎる店主の性格・・・
ネットをのぞいてくださる方には申し訳なく思っています。

旅から帰ってきたら、また本集めに精を出さなくては。
その前に旅先でも本集めできるように、どうにか体調を整えなくちゃ。
出かけるとき、荷物に梱包材とヒモを加えるつもりです。
最近の思いは、市場で購入可能な本と、
そうではない本とがあるということ。
組合に入っても、やはり買取や独自ルートでの仕入れ
(セドリ、海外での買いつけなど)は必要なんだと思います。
いろいろ、本当にいろいろ組み合わせて、あの手この手で
やっていかないとダメみたいだと最近、やっと気づいてきました。
催事でもっともよかったうちのひとつが、
さまざまな書店の方と顔見知りになれたこと。
長年、店を維持されている人は、ひじょうーによく考えているので打たれます。
自分がひよっこすぎて、いやんなっちゃう。

オンライン古書店を始めて3年、休みらしい休みもとってこなかったので、
今は旅先をぶらぶら歩いたり、
古書店でぼーっと古い絵本、挿画本など眺めたい気分。
だけど、行ったら行ったで、きっと買いまくるんだろうなあ。
現金がいくら必要なのか。古書店でどのぐらいカードが使えるのか。
現金が足りなくなったときキャッシング可能かどうか。
……まったく調べる余裕がありませぬ。あらあら。
旅に持っていく本を何にするかで頭がいっぱい。
緻密さ・計画性ってものが、私にはないらしい。
お客様や周囲の人々に助けていただいていなかったら、
古本 海ねこはとうの昔になくなっていたでしょう。

風邪なので早くに寝たら、夜半に目が覚めました。
それで、なんとなくつらつらと書いてみました。

風邪っぴきです。ですが、家のことはやらないとならないし、
往復3時間運転して五反田へ行かなければならず…。

本日入金確認分の発送は終了しました。
無事お手もとに届きますように。

五反田のロッカーに入れてあった本、風邪っぴきには重いのなんの。
イベントのとき、すいすい持ち上げられたのは何だったのか。
今日は本を読んで、早めに休みます。
季節の変わり目、皆様もお気をつけください。

緊張が緩んだら、風邪が本格的に…。
やるべきことは少しずつやっているのですが、効率ダウン。
メール対応などお待たせしており、本当に申し訳ありません。
早めに布団にもぐりこんで、本を読むことにします。

こどものとも200番台、追加しました。
「こどものとも」はポラン書房さんにもかなりあるようです。
ポランさんと聞くと、先日、飲み会でのイメージが浮かんでしまって、
すっかり親しみを覚えています。
自己紹介が済むたびに「補足すると…」で始まる説明が最高でした。

お客様からお送りいただいた本
「夕凪の街と人と」(大田洋子)

注文してコンビニで受け取った本
「古本通」(樽見博)

図書館にリクエストしておいて受け取りにいった本
「児童文学の旅」(石井桃子)
「図説 グリム童話」(虎頭惠美子ー図版が美しく、購入決定)

本の散歩展、無事に終了しました。
24店合計、2日間の売り上げは悪くなかったようで大成功でしょう。
ご来場・お買い上げいただきました方々、目録をご利用いただきました方々、
関心をお持ちになってくださった方々、ありがとうございます。

↓4月13日、本の散歩展の前日。
 南部古書会館で、ふだん荷捌き場として使われているところです。
 左のほうに木の棚が何段も重ねて置いてあります。
 これらを立てて並べ、均一棚として利用します。

↓4月14日。
 上の写真と同じ場所ですが、車の荷捌き場が均一売り場
 (特価の古書がいっぱい)に早がわり。
 初日の朝9時半前。今か今かと開店を待ち構えていた古書好きの皆さま。
 手前のほうは雨天中止の平台。奥のほうは時間ぎりぎりまでロープが
 はられていて入れません。マニアはどこに何の本があるか、真剣にチェック。

↓100円、200円、300円の本が飛ぶように売れます。
 レジの手伝いをするとこんなに古書が売れるのかとビックリです。
 1冊買う人も、何十冊も買う人もいます。
 どこの店の本が売れたのか、あとで計算しやすいように
 付箋の半分を切り取って棚にさしていきます。

↓2階にも、お買い得の古書がぎっちり。
 15日(土曜)13時から14時、サイン会が開催されました。
 サインしましたのは、
 右から順に、月の輪書林・高橋徹、なないろふしぎ堂・田村治芳、岡崎武志、
 古書いとう・伊藤昭久、(ひとりおいて)文雅新泉堂・野崎正幸(敬称略)。
 あら、伊藤さんがよく見えない。ぱぱっと撮影したのでごめんなさい。

↓岡崎さんは、作家の似顔絵ネタ帖を手に「だれの絵を描きましょうか」と。
 すでにコクテイルで
 「気まぐれ古書店紀行」にサインと自分の似顔絵を描いていただきました。
 再版分に家人が似顔絵を描いてほしいそうですが、家人は来場できなかったため、
 それはまたの機会としまして。
 「気まぐれ」ではない著書を持参して
 図々しく「ねこの絵がいいです」とお願いしたところ、さらさらっと
 岡崎家のねこちゃん、岡崎さん、お嬢様を描いてくださいました。
 田村さんは、それぞれの人に向けてぱっと思いついた言葉を書き込みます。
 コピー文として秀逸。わずか数秒で考えたと思えない。さすがです。
 下は、月の輪書林さん、渾身のサインぶり!

怒涛の搬出を終え、10人で土風炉。なないろさん、月の輪さん、
ベテラン書店さん、古書店の2代目、3代目、若いころからの下積みを重ねたあと
自分の店を持って何年になる人など、すごい人ばかり。
なぜ自分がこの場にいるのだろう、見えない何かだれかに
導かれているとしか思えないと、何度も思いました。
冷静に考えれば、古書マニアが集う場に店を出すなんぞ、
とんでもなく場違いなこと。
自分の無謀ぶりにあきれますし、周囲もそうだったことでしょう。
「海ねこさんのように新人が入ることは活性化になる。
ひじょうにいいことなんです」となないろさんが
おっしゃってくださって内心ありがたかったです。

鈍い私には、恥をかきながらもブラッシュアップしていくことが必要。
短時間に、さまざまなお客様、売れていく大量の本、
よく売れている古書店を間近に眺められるとは、
授業料を払わなければいけないぐらいです。
体が疲れているのに感覚ばかりが冴えていました。
終了後の光景など、話には聞いていましたがやはり鮮烈。
時代をこえ残っていく本は少なく、だれかがなんとか
残さないと次世代に伝えられない。
わかってはいるつもりでしたが、そんな現実を
あれほど一瞬にして生々しく感じ取ったのは、生まれて初めてかも。

やっとまともに眠ることができました。
2日間に売れた本が何だったのか、これから見直してみます。
目録で売れたお客様への対応をして、
新着本へと通常どおりに戻していきます。
新着本やメール対応など、お待たせしてすみませんでした。

そういえば、同ジャンルの店からのお買い上げが
増えてきたのに驚いていますし、ありがたいことだと思います。
本の散歩展も、同業者(そして、そうだとわかる人)が多かったです。

「本の散歩展」にご来場いただきました方、どうもありがとうございました。
古書マニアの凄みを見せ付けられました。
不慣れな手つきで梱包しながら"この本、どの店のどの棚から探してきたの?
私も欲しかった…"と思うこと、しきりでした。

私のオタオタぶりでご心配をおかけし、
さまざまな方からさまざまなお言葉をいただきました。
優しいお言葉、ありがたかったです。
Nさんから有益な情報とともにいただいたお言葉には
痛いところを突かれました。
「アンテナ・ショップとしての役割もあるはずなのに、
海ねこはそれができていない。店としてアピールできていない」…。
うーん、実は自分でもうすうす感じていた部分。

終了後、10人で土風炉。

睡眠不足、風邪ぎみですが、
15日朝、補充用に海ねこらしい本をとかき集めました。
(ネットをごらんの方には新着分が別にありますので、ご心配なく。
近々いろいろ仕入れられそうですし。
この場ですみませんがSさん、目録ほかとどきました。ありがとうございます)。
電車なので持っていける量に限りがありますが、
朝の電車も平日よりは空いていることでしょう。

本日15日は13時から14時、岡崎武志、月の輪書林、
田村治芳、古書いとう、野崎正幸(順不同。敬称略)
のサイン会があります。ぜひご来場ください。
どこかにおりますので、よろしかったらお声をおかけくださいね。

4月13日は本の散歩展の搬入。
13時からスタート。
一致団結して、だれの本であっても関係なく、
皆、力をあわせて、せーので2階会場にあげていく。
それぞれ作業に汗をかいた一日。
「何おまえ真っ赤な顔してやってるんだよ。昼間から酒飲んでるのか?」
「オレ、還暦過ぎてるのにさー」などの会話が飛び交う。
独特の高揚した感じは祭りを思わせた。

一階の均一会場の場所は、抽選で決める。
木の軸に漢数字がふってある年代がかったクジを使った。
代々、こうやって古書市が進められていったのだろうなあ。
疲れましたが、めったにできない体験をすることができ、おもしろかったです。

帰宅したところ、ありがたいメールやら電話やら。
本当にありがとうございます。まずはこの場を借りてお礼申し上げます。
夜のうちに発送しましたが、
14日・15日は発送できなくなると思いますので、お許しください。
お会いできる方、五反田でぜひお会いしましょう。
うう、朝6時起きです。寝る時間あるんだろうか。
朦朧としていると思いますが、お気軽にお声をおかけくださいね。
わからなかったら「海ねこさんは?」と誰かにお尋ねくださいね。

12日は全集64冊の発送。
13日に本を1箱分、五反田に持っていくため、
50キロまで耐えられるハンドキャリーを買う。
本を運んでも耐えられるようヘビー・デューティーなやつを買った。
重くて失敗だっただろうか。
日月堂さんに「古本屋をやっていると体が
だんだん丈夫になりますよ」と言われたけれど、
今日は"男らしい"気分になりました。
キャリー、旅先でも活躍してくれるかな。
13日、電車でオタオタ運んでいたら、それは私かもしれません。
締め切りの仕事があったため、新着本の更新も何もできませんでした。
時間が足りない・・・。

忘れていたころに海外から届いた本
Herr Minkepatt and His Friends ヨセフ・ウィルコン
やはり予想どおり、日本語版よりはるかに色がいいです。
日本語版の版元の方、ごめんなさい。
訳文は欲しいので、やはり日本語版と古い海外の版と両方持っていたいですね。

図書館で借りてきた本
*河岸の古本屋 河盛好蔵
*パリ20区物語 吉村葉子
*ロンドンの小さな旅 出口保夫・出口雄大
*ツバメ号とアマゾン号 アーサー・ランサム

出先の古書店に立ち寄る。その界隈に行けば、たいがい立ち寄る店。
レジ脇に飾ってあった武井武雄、夢二をほめると
「最近は、本より版画のほうが売れるみたいだねえ。僕ら業者の間では…」
と話し始めるご主人。いろいろ話したそうだった。
流れで、あやうく「実は組合に入っていまして」と
打ち明けようかと迷ったが、思いとどまる。
ご主人、もしも気づいていても許してください。
普通に客として、棚のすみからすみまで眺めたい店なのだ。
大好きだったささま、音羽館、みわ書房ほか、
今や客として普通に行きにくい。
市場でよくお会いする人の店に行って
棚のすみからすみまでのんびりじっくり眺めにくいではないですか
(ご本人たちは余裕で「どうぞ」とおっしゃってくれるかもしれないが)。

「紅茶を受皿で イギリス民衆芸術覚書」(小野二郎)ほか2冊購入。
「紅茶を~」には、チャップ・ブック、十九世紀の版画工房、
ウォルター・クレイン、端物印刷物(ビラ・チラシ・切符など)ほか、
知りたいことが書いてある。
古書としての相場を覚えておこうと
帰ってから調べたら違う店のほうがずっと安かった。
でも、いいんです。
相場はあるにしても、値つけにこれは絶対という基準はない、
値つけは店ごとに適正があり、それぞれが自由に決めればいいのだと思う。
あの店主さんは「紅茶を~」を高く値つけする人なのだと納得がいった。
地味だけれど好きな店だからぜひ続いてほしい。
だから、行けば必ず何か買う。ちょっとぐらい高くても買う。
うちも、そう思って買ってくださるお客さんがいることだろうな。
ありがたいことです。

続いてほしい店でどんどん買いましょう。
内情はひじょうに苦しい店が多いのですから。
売る側も魅力的な商品をどんどん増やしていかなければ、と
どこかから声が聞こえてきます。すみません、新着本が遅れています。
サボっているわけではないのですが(←弁解しなくてもいい?)
夜半までいろいろやっても、やるべきことがオワラナイ。
いつになったら楽できるんだろうなあ。墓場かねえ。
最近、逃げたいのに逃げ出せない夢が多いんだよなあ。

Sさんに勧めていただいたので、朝9時20分に五反田に行きたいのですが、
残念。やるべきことが増えたため、南部の振り市には行けそうにありません。
本の散歩展の均一棚は、抽選で場所が決まると聞きました。
大型本が多いので、平台がいいなあ。
平台でない棚になるようだったら、もっと良い単行本がもっと欲しいため、
南部の振り市に行ければ行きたいなと思っていたのですが。

13日は散歩展の搬入。14日、15日は散歩展。
20日から27日まで、発送、メール対応は休みます。
リフレッシュするため、旅してきます。
旅に出ても、のんびりぼけーっと過ごすより、
アクセク歩き回ってヘトヘトになるに違いないけれど。
私にとって、旅は栄養剤。
二十代、三十代・・・あちらこちらへ旅してきました。
最近、行かなさすぎて腰が重くなりかかっています。
ここらで思いきって出かけて、自由に歩き回ってきます。
ご迷惑をおかけする人もいるかと思いますが、平にお許しください。
お客様から古書店情報などいただき、ありがたいばかり。
出かける前、できることはやっていきます。

南部古書会館で「本の散歩展」の準備。
振り市は初心者には案外、難しいような気がして足が遠のいていたのですが、
経営員Sさんの話を聞いて考えが変わりました。
さすが経営員、勧め上手です。
ちょっと休んでから、また通ってみようかな。

さて、散歩展の準備もいよいよ大詰め。
ロッカーに脚立を持ち込む人の理由がわからずにいたのですが、
私もついに持ち込みました。
縦長のスペースに木箱7箱×2列を積み重ねて、その上、
その奥に本を積むとなると脚立なしではもう無理。
運動会のあとみたいな疲れで睡魔が…。
新着本はまた。
今宵は、スキャナーの読み込みだけで終わってしまいました。

ライナー・チムニク 好きだった本
1 熊とにんげん(処女作)
2 レクトロ物語
3 セーヌの釣りびとヨナス
4 クレーン男
5 タイコたたきの夢

木々に花がさくと、老いた熊おじさんは毎日、日がしずむまで
石に腰をおろしてたのしんだ。
「なんだい、おじさん、花は毎年さくじゃないか。
おんなじだよ。どうして先にすすまないの?」
と熊はたずねた。だが熊おじさんはこたえた。
「今年がいちばんきれいなんだ。
こんなにきれいにさいたことは、はじめてだよ」
(上田真而子・訳文 より引用)

"末期の眼"を、これほど平易な文章で描くチムニク。
文章は詩的。行間に音楽が流れているようです。
チムニクが音楽好きだったのは間違いなく、
楽器が効果的なモチーフとしてよく使われています。
「クレーン男」のトランペット、「タイコたたきの夢」のタイコ、
「熊とにんげん」の角笛など。

「熊とにんげん」は初版1954年。
チムニク24歳、まだ学生時代だったころの作品です。
24歳でこんな作品が書けるとは…。
生きた年数じゃないんだなあ。

チムニクの本、店の商品としては在庫がありません。
あしからず。
お持ちで、すでにご不要の方、よろしかったらお譲りください。
喜んで買取させていただきます。
とくに単行本、高額買取いたします。文庫も歓迎!
tomobash@parkcity.ne.jp

そうそう、「熊とにんげん」には
人々がカーリングをして楽しんでいる絵があります。

本の散歩展の準備、買取査定など、ふだんと変わらない日曜。
けれど、家人がいる週末は洗濯や食事作りをしてもらえるので助かります。

近所に護岸工事をほとんど施されていない(このあたりでは希少)
素敵な川があります。夜桜見物に行ってきました。
日当たりのよい場所は葉桜となりつつあるのに、
日当たりがよくない場所はまだかなり花が咲いていました。
薄暗がりでシートを広げて酒盛りをする人、寒そうでした。
でも、ちょっと羨ましかった。
散歩展が終わったら飲むぞ~! 旅するぞ~!

南部古書会館の振り市だが、あいにく行けず。
全集33冊の発送があったため、体が小さい私には"格闘"のようだった。
どうにか2箱におさめ紐をかける。
宅配の集荷が来たあと、ほっとして「送り出した~」と歌が出てしまう。
無事、お客様のもとに届きますように。
全集やセットものはお探しだった方にお喜びいただけるのでやりがいがあるが、
置き場所や梱包を考えると楽ではない。

あとはもうひたすら値つけ。
市場で買ってきた雑誌の付録など、こまこましたものが多い。
玄関先で作業しているので次第に冷え込んでくる。
なんだか、やってもやっても終わりがこないような気がしてくる。
「本の散歩展」は一度やってみれば感覚的につかめると思う。
けれど、未経験の今は、2階と1階の棚に
どの大きさの本が何冊ぐらい入るかよくつかめない。
トンネルの中を手探りするかのように
ヤミクモに数を用意するしかなくてオタオタしているのだ。
最初だからつらいのだろう。

終わったらロンドン・プラハあたりに飛ぼうかと夢想する。
見たい本があるのと、お客様のお探し本を見たいのと両方。
ロンドンの古書店の情報を調べたり、
お客様にメールで古書店情報を教えていただいたり。
連休前か5月終わりに行けたらいいな、行けるのかなあ。

ライナー・チムニク「レクトロ物語」を読みながら神保町へ。
本を買うって本当に楽しい。
今日もまた、市場で買いに買った。
先週買いすぎたから控えようと思っていたのに、現物を見ると血が騒ぐ。
うーん、欲しいものが多すぎる。
私が欲しいものを誰かが束で揃えてくれているの? と錯覚するほど。
古い「こどものとも」50冊、戦前の絵本13冊、
本の散歩展用に古雑誌2束ほか購入。
ほかに西条八十、三重吉、原弘、村山知義など、
入札したが及ばず。
もっとも全部買えていたら支払いが大変だったから、
買えなくて安堵といったところ(負け惜しみ?)。
私は売るより買うのが好きなんじゃないかと自問自答しながら、
箱づめして宅配で送る。

帰りに地下で開催中の下町書友会展をのぞいたら、
集めている本がどさりと出ている。
すべて買いたいが持ち帰るのが大変なので23冊、必死に選ぶ。
ほかに4冊購入。
27冊を2袋に分けてもらってヨロヨロ持ち帰る。
精根、使い果たした。
買取・受注対応と発送だけで、ほかは手につかず。
本の散歩展の準備はできず。計算したらあと4日しか準備できないのに。
新着本もやろうと思ってテーブル下に本を揃えたのに、できず。
ねこらが入れかわり立ちかわり、ひざにのってくる。
ほけーっと脱力しているのをちゃんと察知するんだなあ。

4月になっても買取の問い合わせが多い。
見積もり・査定などお待たせしている方、申し訳ありません。

8日は五反田の入札市だが、
大口発送があるため、行けそうにない。
本の散歩展の値つけを家でしこしこやらないと。
均一用の本が揃えられていない。
あらあら、大丈夫かいなー?

絵門ゆう子さんがお亡くなりになったことでボーっとしてしまう。
ずっと新聞の連載を読んでいたし、
同年代と言えなくもないので、とても他人ごとと思えなくて。

発送、問い合わせへの対応、本の散歩展の値つけ。
木箱に本を積めて車に積み込もうとしたら、
ふらふらっとして尻餅をつく。まるで笑い話。
自分でも驚いて、あれあれと思ってしまった。

五反田の古書会館へ。
経営員の皆さんが入札市の準備をしていたので、
邪魔にならないよう地下ロッカー前でひっそりと。
中腰のまま、空腹のまま、これでもかというほど値つけ。
どう並べるか考えながら木箱に詰めていく。
値つけは好きとはいえないが、本の並びを編集するのは好き。

冊数を用意するより、質をあげることを考えないといけないなあ。
「フリマでミニミニ古本市」を経験しておいてよかった。
つらくてもどうにか体験しておくと、のちになって生きることってあるよなあと思う。
今回は個人的に苦戦するだろうけれども、きっと次へのステップにはなるでしょう。
今晩、届いたFAXによると、海ねこの書棚の位置は「帳場」のすぐそばだそう。
海ねこの棚だけぜんぜん本が減らないさまを、
各書店さんにしかと見られるのかと思うと、あー・うー・えーん…である。
もっと何か持っていかなくちゃあ。
本番前までにもっと本買わないとダメかなあ。まごまご、おろおろ…である。
とにかく一度やってみないと、わからないことばかりだ。
先輩書店さんからも「最初の1回、2回でうまくいくわけがない」
「先は長いんだから」「つらいのは最初だけですよ」と言われているしな。
ぱぱっとやってうまくいくほど、世の中、甘くないっすよ(自分への言い聞かせ)。

疲れたがよろよろと渋谷へ。
PARCOで開催中の「学校用品」展は、
PARCO+日月堂さんのお仕事、ぜひ見ておきたかった。
「学校用品」という会社があることを知らずにいた。
その歴史がガリ版印刷された紙を帰りの電車で読んだが、
読んでから展示を見るべきだったな。

帰宅して発送。
家人に頼んで買ってきてもらった「考える人」(新潮社)をパラパラ。
内澤旬子さん、堀江敏幸さんなど興味深く読む。

世界文化社 あいうえおブック 4月6日夜、アップしました。

「本の散歩展」が終わったら、少し休みたいなあ。
4-5日、どこかへ旅しようかなあ。
千野栄一さんも語学習得の秘訣として、
何ワード、単語を覚えたら盛大に自分に褒美を与えよ、と書いているし。
貧乏ヒマなしにも限界があるしなあ。
タイコたたいて突き進んでいっても、結局もとに戻ってしまうしなあ(チムニク)。
要領が悪いくせに、いろいろやりたがりすぎ。
お見苦しくてすんませんね。

honnosanpo.jpg
「本の散歩展」4月14日(金曜)15日(土曜)
五反田・南部古書会館にて開催。
初日均一台9時半、二階本会場10時会場。
15日、午後1~2時、サイン会。
岡崎武志さんほか、本の散歩メンバー。

画像は、石丸澄子さんのシルククリーンによるポスターですが、
写真がいまひとつで、すみません。
少しでも美しくと頑張ろうとすると
百万年かかっても無理そうなので、とりいそぎ。

現物は1枚1枚、丁寧に丁寧に、刷りたてのほやほやです。
実物は色、質感などディテールまですばらしいです。
どこかで見かけましたら、すみずみまでずずずいずいとごらんください。

なお、目録ご希望の方は、90円切手を同封のうえ、
〒141-0022 品川区東五反田1-4-4
南部古書会館 気付「本の散歩展」まで。
ご注文が重なった場合は、抽選になります。
抽選結果は、本の散歩展当日、電話で問い合わせ可。

お花見に誘っていただいたのに…残念、行けませんでした。
あたたかくて、楽しかったことでしょうね。うーん、かえすがえすも残念。

家のことをやり、返事が遅れていたメールを書き続け、
歯科検診を受け、発送がたまたま集中したため
発送作業にいそしみ、五反田へ一往復。

きのう市場で買った木箱が想像以上に使いやすい。
大きな段ボール箱に本をいっぱいにつめて上げ下ろしをしていると、すぐ腰にきます。
本用の木箱は、本を束ねなくてもジャストフィットサイズで収納でき、
大きすぎないため上げ下ろしをしてもどうにか腰にこない重さ。
予想どおり重ねやすい。
古書店で使われているわけがわかりました。
ロッカーに本をどんどん積み重ねていくのも難しいことを知ってしまった今、
もはや木箱なしでは私にはやれません。

本の散歩展まであとわずか。準備が間に合うかどうか。
予定が入ってきて残り時間がどんどん少なくなってきました。
準備不足で苦戦しそうな予感。
値つけがあまり進んでいないので、五反田に通って頑張ってやらないと。
南部は入札市の準備で忙しい時期。
ジャマにならないように、すみっこで作業させていただけるだろうか。

新着本、目の前に積んだのですが…。目が疲れて果たせず。

持ち帰りの荷物があるため、車で神保町へ。桜吹雪の季節となりました。

最近、中央市会には、かなり良い絵本が出ます。
今日は鬼のように入札しまくり(どんな鬼かい?)。
めったに出ないものが混ざっていた束には気合で入札。
運よく、17冊+12本(12束)+1冊+9冊+
本を入れる木箱14箱、買うことができました。
いずれも安くなかったです。
何段階か値段をつける最高値の
「上値」でようやく落ちたものばかり…。

古書会館の市には良いものが集まります。
が、自分が欲しいものは、皆が欲しい。
安く買おうとケチっていると、欲しいものはまず買えません。
また、気力不足のときはぜんぜん買えません。
諭吉つぁんがどんどん飛び去っていきます。
組合に入っていろいろ買いたい人は、資金と置き場所がないと無理…かも。
きびしい現実に押しつぶされそうになりつつ、
大根足でどうにかもちこたえてヨタヨタしてます。

毎回毎回、ちょっとした運試し、ギャンブラー気分?
ゆっくり本を読んでいたいほうなのに、
一体どういう道を進んでいるんだかなあ。
まあ流れにのってここまで来てしまったので、
当分どこまで行くやら、流れていってみます。

近々、かなり良いものをご紹介できると思いますので、
お好きなものが見つかったときはよろしくお願いします。
今後の仕入れのためにも、五反田(本の散歩展)、
ちょいっと頑張らないと。

木箱14箱を買った理由。
古書展や均一でよく見掛ける本にピッタリサイズの木箱、
前から欲しかったのです。
合板会社の名前を聞いたので電話で問い合わせたところ、
規格品ではないとか。注文するとなるとかなり高くなりそうで断念しました。

本を積めて持っていけば、縦にも横にも積み重ねられるので、
フリマでミニミニ古本市にもいいかもと思っていました。
五反田のロッカーにも、我が家の廊下にも使えそうだなと思っています。
同じサイズの木箱なので、積み重ねやすいのです。たぶん。
丈夫そうだし。
五反田のロッカーには先日、大きさや厚みがばらばらの本を
必死に積み重ねて(家人に重ねてもらって)ピサの斜塔のよう。
ぼちぼち、力を入れて出品したい本に値つけをして
木箱に積めて五反田のロッカーに運び込もうと思案中です。
木箱に積めて重ねていけば、何段か重ねてもわりと安定していそうなので。
しかし、ロッカーの本すべて一度、引っ張り出してから
また積み直すとなると、体力と時間の勝負だなあ。
いつ、どうやってやるんだかなあ。

最近、自分を第三者のように見て、
おもしろがっている(あるいは、不安がっている)
もうひとりの自分がいます。

受注対応、発送のほか、
長らくお待たせしていた買取の見積もり・査定・メールの返事(乱文失礼)。

悲報があり、何も手につかなくなる。
が、こんなときはやることがあるほうが幾分かまし。
買取のお客さまに同封していただいたねこのポストカード(byピカソ)に心慰められた。
パリの有名なお店によるものですが、どうにか入手できないかしら、
などと、あちこち検索して時をやり過ごす。
素敵なカードをありがとうございました。

本の散歩展の準備にはまったく手が回らず。
新着本をアップしてタイム・アウト。

彷書月刊(特集「古書展覧会」)にも掲載されたとおり、
五反田南部古書会館で4月14日(金曜)・15日(土曜)に
開催される「本の散歩展」に参加させていただくことになりました。
24軒参加しますので、きっとお好きな本が見つかるのではと思います。
足を運べる距離の方、ぜひお運びくださいね。

すでに目録も完成。一部、送ってもらって見たのですが、
海ねこのページは虫メガネか拡大コピーで見てください。
情報量を欲張りすぎて、文字が小さすぎました。しゅん。
目録をご希望の方は、次の住所あて90円切手を同封のうえ郵送でご依頼ください。
部数に限りがありますので、早めのほうがいいと思います。
〒141-0022 品川区東五反田1-4-4 南部古書会館 本の散歩展

ということで、南部古書会館に本を運びました。
整理をして、値つけして、束ねて…。
ひとりだったら、今日の量だと何日もかかったと思います。
ボランティアの石ころさん、家人に手伝ってもらったおかげで本当に助かりました。
ありがたいことこのうえなし。

南部古書会館で作業中、「大丈夫ですか」と
わざわざ電話をしてくださった書店さんに感謝。
各書店の方々がちょこちょこと用を足しにいらっしゃるので、
ああ、皆さん働いているのねーと思う。それもまた励みになりました。

彷書月刊(特集「古書展覧会」)にも掲載されたとおり、
五反田南部古書会館で4月14日(金曜)・15日(土曜)に開催される
「本の散歩展」に参加させていただくことになりました。
「紅一点」と目録に田村治芳さんが書いてくださいましたが、
そうなんですか。意外です。
田村さんには、ありがたくも目録の書き方のご指導をいただきました。
しかし、紅といっても、かなりくすんでますがな。
そのかわり、わが海ねこにはあでやか紅色の助っ人さんがいます。
明日4月1日は家人も助けてくれるらしいです。
ありがたいことです。本を何束も何束も運んでいじるのは、女一人ては難儀です。
体力もちません。
私は一人で無理して頑張るよりも、
甘えさせていただき、人様のお力をお借りすることにしましたよ。ありがたし!

もとい、「本の散歩展」には24軒参加しますので、
どなた様も、きっとお好きな本が見つかるのではと思います。
足を運べる距離の方、ぜひお運びくださいね。

すでに目録も完成。一部、送ってもらって見たのですが、
海ねこのページは虫メガネか拡大コピーで見てください。
情報量を欲張りすぎて、文字が小さすぎました。しゅん。
目録をご希望の方は、次の住所あて90円切手を同封のうえ
郵便でご依頼ください。
おそらく早めのほうがいいと思います。
〒141-0022 品川区東五反田1-4-4 南部古書会館 本の散歩展

月曜に落札した本の山をとりにいくため車で神保町へ。
月末に加え、お花見シーズンとあって渋滞。
お堀端の桜を見物する人々の多いこと。桜もすごいけれども、人もすごい。

明治古典会は最低5000円からの特選市(通常は2000円から入札できる)。
依然としてどれもこれも落札できず。
試しにふだん入札しない小説や版画にも入れてみるが、
相場を知らないので無理に決まっている。
購入できたのは自分でもびっくりの2件。
うち1つは、禁断の…。
大きな「絵」を買ってしまった。

まさか私が払える額で落札できようとは思わなかった。
一目見て妙にひきつけられたので、
たぶんダメだろうと思いつつも入札したもの。
置き場所あるかなあ…。ああ、大きかったかもなあ。
いけないいけないと思えば思うほど引き寄せられてしまう。
なんなのでしょう。

和洋会で4冊購入。
岩波書店のPR誌は「子どもの本」出版当時のもの。
執筆は、サトウハチロー、志賀直哉、山本有三、横山隆一、
坪田譲治、中谷宇吉郎、梅原龍三郎ほか。
裏表紙がなく書き込みありですが、私にはたまらなくうれしい買物でした。

2013年9月

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