(表示名なし)2007年8月アーカイブ

PHISHのかなりの曲の詩を書いていたTom Marshall。
彼のバンドamfibianの新しいアルバムが発売されました。
Tomといえば、1999年7月16日のアンコールで歌ったBorn to Runが(ボロボロで)有名ですが。
ここではさすがスタジオ録音アルバム、なかなかちゃんと歌ってます。

ブリティッシュの雰囲気も醸し出すアメリカン・ロックって感じでしょうか。
思ったよりいいロック・アルバム。

サイトに記事があるんですが、要するにトレイ・アナスタシオは参加しているんでしょうか。
もう眠くて読んでられません、英語。
どなたか解説お願いできれば、と。
帰国中のアトランタの方、とか。

漫画家の久住卓也さんとシルクスクリーン作家の石丸澄子さん。
2人あわせてくすすみ
このお2人が作るてぬぐいの秘密が明かされるということで初めて行きましたよ、深川。
実はシルクスクリーンってよく知らなかったんです。
どんな道具でどんなことしてるのか、興味あったんです。

清澄白河っていう駅で降りました。
友人KISHが住んでる町に近いところでした。
商店街を歩いていきますと、なかなかよい雰囲気。


日曜なのに人少ないんですけど


しばらく歩きますと、ありました。
会場の深川いっぷく




なぜかかえるな看板。




会場内はすでに結構な人で埋まっておりました。

元薬局だというこの場所。
ガラスの向こうの元調剤ルームを利用していろいろ展示されてました。


道具


ゴム手袋も

スライドと動画を駆使して懇切丁寧。
しかも絶妙な掛け合いで説明されていくてぬぐいができるまで。

いやいや、おもしろかったです。
あの映像はDISCにして手元においておきたい。
見返したい。人に見せたい。

それにしてもほんとに手間がかかっているんですね。
このてぬぐい。


水曜に続いての矢野顕子。矢野顕子+レイ・ハラカミでyanokamiです。
打ち込みの音楽はほとんど聴かないんですが、
この人の音はやっぱりすごいね、というレイ・ハラカミとのDUOです。
リキッドルームということで苦手なスタンディング。
ここでしかやらないっていうんだからしかたがない。

ぎっしりと人で埋まったフロア。
これは無理、と我々は最初から入口付近の割と広めの空間で鑑賞。
ハラカミ氏は右のPAスピーカーでまったく見えず。
一度だけ無理やりちょっと中へ入り、姿を確認しましたが。
なにやら必死につまみを操作していたのは以前見た時と同じ。
いったいどういう機材で何を操作しているのか?

矢野さんは先日のトリオ演奏より、気楽そう。
難しい演奏をしなくてよいからでしょうか。
フワフワした音の上で好きなように歌い、好きなようにピアノを奏でております。

それぞれのソロコーナーも2曲ずつ。

ハラカミさんソロは思ったより退屈ではなく。
むしろいい音で心地よく聴けたかも。

やっぱりよかったのは矢野さんソロ。
先日ブルーノートでは聴けなかった「ラーメンたべたい」をやってくれたのはラッキー。
矢野さん、ピアノから離れ、踊りながら歌ったり、
珍しく(初めて?)ピアニカを演奏したり。

それにしても。
人の多いスタンディングはきつい。

終了後、久々に歩いてみた恵比寿はかなり変貌してました。
が、やっぱり恵比寿といえばたつや。
串食って帰宅。

200708221930000.jpg

今となっては「日本一暑い場所」として有名な多治見市。
20年以上前に多治見で行なわれた矢野顕子出前コンサートに出かけてから、
いったい何度通ったのだろう、彼女の生演奏。

飽きもせず今年も行ってきました。矢野顕子グループ。
さとがえるトリオでの演奏。
昨年末のさとがえるトリオライブ以来のブルーノート東京はちょっと改装され、ボックス席などがゆったりと作られてました。
整理券のしくみもなくなり、支払いは終了後にチャージ+飲食代一緒に、ということになってました。

受付開始30分前くらいに行って結構いい席。
矢野さんの真ん前2列目。近い。
矢野さんの声、ピアノの音は生音もかなり聴こえます。

「BAKABON」からスタート。これからスタートすることは過去にも多いですね、定番。
そして古い曲だという犬を歌った曲。初めて聴いたような。いい曲でした。

「相合傘」はかなりジャズなアレンジ。こうして毎回アレンジが変わるからやめられない。
バンドでは初めてやるという、「塀の上で」。鈴木慶一の名曲ですね。
ソロでは何度も聴いた曲。
ビューティフル・ソングスでは豪華バンドでアンコールに演奏された曲。
この曲には弱いんですよ、参りました。
アレンジはソロに色づけした程度でしたが、それがまたよい。

「わたしたち」は久々に聴いたかな。
「愛のちから」。こんな難しい曲をなぜあんなににこやかに軽々と演奏できるのか。

くるりの「バラの花」。これも最近定番ですね。
アンソニーのイントロはやさしく綺麗。微妙にアレンジ変わった?

アンコール前ラストの曲は最初なんだかわからず。
しばらくして、クリフ、アンソニーのリズム隊の音が完全にハードロック・・・
「WHOLE LOTTA LOVE」、Led Zeppelin。
ベースが重低音であのリフを奏でます。
愛を歌い続ける矢野顕子、ついにここまできましたか。
「まだ、歌いながらうまく弾けないの。来年にはもっとうまくなってるはず」と矢野顕子。
楽しみです。

アンコール、まずはソロ演奏。
何やろうかなー、と考えつつ、上原ひろみ作詞作曲のしっとりした曲。
そして再びバンドで「ROSE GARDEN」。爆発。

帰宅後。
Led ZeppelinのBBCライブで曲確認。
むーん、あそこまで変わるか、この曲が。
そして矢野顕子のただいまも引っ張り出し、オリジナルのROSE GARDENも確認。
元アレンジはまったく違います。
これ、前回帰宅後もやったな、確か。

何度見ても飽きない、このトリオ。
一段と太ってきたアンソニーさん、お体に気をつけて。

また来年。

生で見たのは一度だけ。もう10年以上前?

「菊地雅章/ゲイリー・ピーコック/冨樫雅彦」というピアノトリオ編成。新宿ピットイン。
車椅子でライブハウスの狭い隙間を通って自分のセットへ。
パーカッショニストと呼ばれていたりもしたけれど、やはりドラマーの音。
楽器は普通のピアノ/ベース/ドラムだけれど、
この3人が出す音が、それまで聞いてきたピアノトリオとあまりに違っていて驚いた記憶。
もうかすかな記憶だけれど。

67歳、心不全にて死去。

DSC05011_s.JPG

日曜あたりから雨も降り気温も下がりますよ、なんていう話もどこへやら。
週間天気予報から雨マークもすっかり消えてしまいまして、真っ赤。
まだまだ暑いらしいです。
もういいや、とことん続けてくださいよ。

こんな気候でもチャー(猫)は甘えて膝にのってくるわけで。

暑さ倍増です。倍どころじゃないな。
熱いよ、チャー。

本当に久しぶりの演劇鑑賞。
黒色綺譚カナリア派という劇団。元唐組の赤澤ムック主宰。
場所は中野。

何度か見に行った唐組の紅テント公演を一番見たのが中野でした。
線路北側にあった空き地で見た紅テント。
舞台後方がぽっかり開いて通行人が見える様はなかなか不思議な体験でした。

今回の会場は中野での南側。こぎれいな演劇小屋ですね。
音響も照明も整ってます。(PHISHでおなじみのグルングルン動くライトも数個装備)

今回お誘いいただいたのは友人であり、出演者でもある潮見諭さん。
どんな方かは映画監督の石井裕也さんが熱く書かれております。

さて、今回のお話。
落ちぶれたサーカステントが舞台。
解散し、それぞれが新しい生活を始める団員たち。
徐々に変わっていく人の心。
強烈な過去に縛られ、心病んでいく女団長。
皆、いとおしく、憎らしく、しかしとてつもなく悲しい。

そんな中、過去と現在を繋ぐ重要な役目が潮見さん扮するサーカス団長。
いい死に顔でした。

約1時間40分。
異空間に持っていかれまして終演後しばらく気持ちがいってしまったままでした。
音楽とも映画とも違う感覚。

そんな感覚を引きずったまま、ちょっと立ち呑み風太へ寄り、帰宅。

それにしても演劇の方々は声がでかい。

西武池袋線の大泉学園駅近くにある古本屋さん、ポラン書房さん。

素敵なたたずまいのこのお店で今週末行なわれておりますイベントです。
ポランの夏祭り「2箱3日古本市」。
普段ネット、通販で品物を扱っている古本屋さんが本を持ち寄り即売会。
土曜にしては早めに起床し、行ってみました。

開店と同時くらいに入店。床に2段に箱が置いてあります。
なるほど、この一店舗2段っていう形はなかなか見やすくていいかも。
それぞれのお店が一工夫した箱の数々。
個性でていてバラエティにとんでおり、おもしろい。見てて楽しい。

そんななかから何冊か購入。
たまには購入品でも書き並べてみることにしましょう。


『オヨヨ島の冒険/小林信彦』 晶文社

まず手にとったのがこれ。このシリーズは角川文庫で読み漁りました。
何度読んだことか。これほど何度読んでも楽しめる小説はなかなかないのでは。
くだらない話といってしまえばそれまでですけれど。
ハードカバーで初入手。



『古本屋 月の輪書林/高橋徹』 晶文社

古本界ではよく知られていらっしゃいます月の輪さんの本。


署名入りです。

「買うは天国、払うは地獄」



『音楽の遊園地/芥川也寸志』 絵:長新太 れんが書房

クラッシック音楽はほとんど聴きませんが、
黛敏郎などこの時代の作曲家が書く文章はなぜかおもしろいのです。


その他、写真はあげませんが。

『世界悪女物語/澁澤龍彦』 河出文庫
ちょっと澁澤龍彦って人の文章を読んでみたくなったので。


『人生読本 音楽』 河出書房新社
岩城宏之、淡谷のり子、芥川也寸志、相倉久人、高橋竹山、山下洋輔、宮川泰、武満徹などが
音楽について語ってます。


『スタインウェイ戦争/高木裕・大山真人』 洋泉社
ピアノにまつわるお話のようで。


『クロニクル 20世紀のポピュラー音楽/三井徹、北中正和他』 平凡社
ポピュラー音楽史復習本


以上7冊。


<おまけ>
妻が買った『三越のあゆみ』がおもしろい。
創立五十周年記念に三越百貨店自身が出した本らしい。
モノクロ写真と文章で歴史が綴られております。


三越呉服店初めてのポスターはカラー折込


古本 海ねこも参加させていただいております「2箱3日古本市」は明日19日日曜まで。

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ベース弾き、藤井裕
2年近く前に演奏を見たとき、キヨシローとアルバム作っているんだ、と聞いていたのですが。
ようやく今年、発売されたようです。

プロデューサー、レコーディング&ミキシング・エンジニア:イマーノキヨシロー
録音場所:ロックンロール研究所(ロッ研)

その他、ドラムやらギター、コーラス、フルートなど一人でいっぱいやってますキヨシローさん。
一人キヨシロー+藤井裕といった感じでしょうか。
久しぶりに聴く全開のキヨシローの音以外にも聴きどころいっぱい。

とにかく素敵なベーシストですから。ベースの音がすばらしい。
なかなか日本人にはいない音。このベースを聴くだけでも価値ありといえましょう。

歌はまあうまくはないけど味あり。

ゲストギターリスト、Char、石田長生はもうさすがの存在感。

出番は多くないけどぐっとくるのは3曲ほどコーラスで参加のLeyona。
この人の声がちらりとかぶさるだけで深み増しますね。

このアルバム、無事に発売されてほんとによかった。

DSC04966_s.JPG

初めて見ましたよ、ホテイアオイの花。

前回、その25を書いてからまた間があいてしまいました。

KISH結婚式のためにインドへ出発したのがちょうど一年前。8月12日でした。
結局一年経っても終わりませんでした、この旅日記。
まあ、気長に書かせていただきます。

というわけで、前回、やっと本番の結婚パーティが始まったところでした。


テラスのようなところに作られてこんな場所(祭壇?)で儀式は続きます。


新婦とお母さんがなにやらやる儀式


新婦とお父さんがなにやらやる儀式

かなり長く儀式は続き、こちらはお腹もすいてきます。
10時過ぎでしょうか。ようやく儀式も終わり、皆パーティ会場内へ。
移動したあとは、またも写真タイム。
入れ替わり立ち替わり写真を撮ります。

その間に食事。

お酒は例によってウイスキーのみ。
Tさん持参の日本酒を分け合って飲んだり。


そして。
恒例のダンスタイム。


踊ります


踊ります


踊ります

またも12時過ぎまでこれが続きます。
日がかわってようやく終了。
新郎新婦は飾りつけのついた車でホテルを後にします。
(それぞれのお家へ寄ってまだなにやら儀式?があるらしい)


新郎新婦の車

我々も車でホテルへ戻ります。

「部屋で飲んでて」というKISHの言葉通り、KISHの部屋に集まり宴会は続きます。

深夜遅く、疲れきった新郎新婦が部屋へ戻ります。

ようやく肩の荷がおりたKISHを囲んで部屋飲み。
インドでの段取りがいかに大変か、が中心議題であります。
朝方5時ごろ、ようやく部屋に戻り就寝。

インドで最も飲んだ一日でした。

メインの結婚式はやっと終了。

しかし、旅はまだ続きます。

長いな、ほんとに。

今年4月にやはりここコクテイルで見たEtt
そのボーカル、にしもとさゆりさんがソロでやる、というので暑い中行ってみました。
このライブ以降、我が家ではかなりのEttブームが続いているのです。

ちょうど椅子が埋まるくらいの店内。
8時ちょいすぎ、店に着いてすぐ始まります。
ギター弾き語りです。
Ettはアコースティック・ギターとのデュオ。
にしもとさんは普段ほとんどギターは弾かないらしい。

最低限の音で歌を支えるギター。
この方の歌はもうそれは歌。
詩、メロディ、リズムが一体となった歌。
実にストレートに染みてきます。いいねえ。

前半はEttの歌を中心に。
後半はカバー中心。
彼女が今歌いたい曲をいっぱい。懐かしい歌多数。
名古屋弁のMCも懐かしく。

暑い木曜の夜だけれど、居心地のよい空間でした。
また行きます。

酔っ払って口にビールつけたまま寝てる人。
ゴキブリに口、咬まれますよ。

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ベスト盤とかトリビュート盤とか、そんなに好きではないんですが。
かなりよかったこれに続き、今度はジョニ・ミッチェルのトリビュート。

とにかく参加メンバーがよい。
ビョークはもう彼女以外のなにものでもなし。存在感ありすぎ。
カエターノ・ヴェローゾが実はしっくりはまってます。
その他にも、元々好きで聴き続けてきた人、多し。
ブラッド・メルドー、カサンドラ・ウィルソン。
プリンス、さすがです。
アニー・レノックスの歌声も健在。
エミルー・ハリス>コステロの流れが気持ちよい。
締めはジェームス・テイラー。

ジョニ・ミッチェル、聴き込んできてるわけではないんで、
選曲の妙とかはわかりません。
が、ちょっとひねくれたくせのある彼女の歌を
皆さん実に自分の歌のように歌っておられます。

9月にはハービー・ハンコックもジョニ・ミッチェル・トリビュート盤を出すらしい。
こちらも楽しみ。

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