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00. 2006年 Indian Wedding アーカイブ

2006年08月21日

Indian Wedding その1

8月12日(土)出発でインドへ行っておりました。
友人Kishore Chandra(キショール・チャンドラ、通称Kish(キッシュ))の結婚式出席のため。
移動日含めて丸9日間の旅。
なにぶんにも行き先がインドですので、それはそれはいろんなことがありまして。
それはまたおいおい・・・

とにかく2人は素敵な夫婦になりました。
Congratulations!


※Kishのサイト、および名前は本人の許可を得て公開させていただいております

2006年08月25日

Indian Wedding その2

今年3月下旬。
KISHを含め、8人ほどで久しぶりの飲み会。
KISHが結婚するとかいう会話が聞こえました。

「え、KISH結婚?聞いてないよー」と私。
「メール送ったよ、だいぶ前に」とKISH。

そんなメールを見た記憶はまったくありません。
送信ミス?メール事故で未着?。

とにかくその飲み会の席で相手のことや夏に結婚式をインドでやることなどを初めて聞いたわけです。
そして飲み会が終わるころにはインド行きがほぼ確定しておりました。

今年の夏休みはインド。
3度目のインド旅決定。

2006年08月26日

Indian Wedding その3

インドへ入国するにはビザが必要です。

自分でインド大使館へ行って手続きすれば簡単にもらえるのですが、
今回はKISHがまとめて取得してくれるということで、
ありがたくお言葉に甘えてお願いいたしました。


インドビザ

ちなみに10年前のビザはこんなんでした。


1996年取得のインドビザ

以前はハンコに手書きでしたが、さすがに印刷シール形式に進化しており、
色合いもなかなかきれい。

10年前は2050円って書いてありますね。現在は1200円。
結構安いです。

そういえば今回一緒に行ったスコットランド人Sくんは、ビザ取得代8000円だったらしい。
「過去に侵略した国だからだろな」という結論に。

これでひとまず最低限の準備は整いました。

2006年09月02日

Indian Wedding その4

なかなか出発できなくてすみません。

もう一点ご紹介。
結婚式といえば招待状。いただきましたよ。
インド式でもちゃんとあります。しかもとっても豪華。


銀色に光り輝いております


左上にはガネーシャ神のマークと2人の名前&日付


右下にはこんなマーク。KISH&Prittyですね


中にはもうひとつ入れ物が

上の銀色のものは封筒なんですね。
これがほんとの招待状入れ物。


真ん中のガネーシャさんは立体です


中身は4枚

要するに4つのセレモニーがあるわけです・・・
(ほんとはもっとあったけれど)
この4枚のうち2つは同じ日なのですが、あとは別の日。
これだけで3日分あるんです。

あ。あともうひとつ事前にKISHからは注意事項をまとめたものもいただきました。
旅のしおりですね。

それによると、

2006年09月12日

Indian Wedding その5

例によってなかなか日記が進まないわけですが。

KISHのサイトに結婚式他の写真がUPされました。
(KISH、Priちゃん、忙しい中お疲れ様!)

こちらを見ていただきますと行われたことはわかるようになっております。
なかなか興味深い写真もあります。

私はKISHサイトで報告されていない旅の裏側を
裏写真とともに気長に書き綴ってまいります・・・気長に・・・

2006年09月13日

Indian Wedding その6

8月12日(土) 曇り→雨

8:00起床。
昨夜夏休み前ということで会社の飲み会だったため、やや頭重いです。
結局当日まで荷造りできてません。急いで準備。
お昼過ぎ、家を出ます。少し雨が落ちてきましたが、なんとか雨具は使わずに駅到着。
(持ってきた雨具はカッパのみなのでこんなところで使いたくなかったんです)

京王線で新宿→NEXと予定通り乗り継いで成田空港へ。
雨はかなり激しくなり、雷も鳴っています。ちゃんと飛ぶのか?
空港でパネルを見ると順調に飛んでいるようですが、
外を見ると激しい雷雨。落雷もよく見えてます。
ほんとに大丈夫なのでしょうか?

同じフライトで行く結婚式参加者は私を入れて4名。(あと3名は別フライトなのです)。
無事皆さんと落ち合い、とにかくチェックイン。

今日一番気になっていたのは機内持ち込み。
ちょうどロンドンで大規模テロが未然に阻止されたばかり。
持ち込んだ液体で爆破させようとしていたとかで、
液体はまったく持ち込めないようなことをニュースで言ってましたから。

チェックインカウンターへ行ってみると大韓航空は空いておりまして、
なんの問題もなくさらりとチェックイン完了。
ちなみに隣のカウンタは、アメリカン・エアライン。こちらは長蛇の列。
かなり厳しいチェックが行われておりました。

定刻通り搭乗。
しかし。フライトタイムである17:00過ぎても飛びません。
悪天候のためWaiting

・・・まずい・・・

今回ソウルでムンバイ行きに乗り換えるのですが、時間がギリギリなのです。
ここで遅れて乗れなくなると困ったことになります。
大韓航空のインド行き、週3便なのです。
ここで乗り継げないと2日ほど後になってしまいます。それじゃあ結婚式終わってしまいます。

ソウルでうまいものが食えるかも、なんて思ったりしつつも困ります。

17:30過ぎても動く気配なし。

近くの席の見るからにインド人という方がフライト・アテンダンスのおねえさんに問い合わせてます。
同じ乗り継ぎでムンバイへ向かうらしい。
便乗して「セイム フライト!トランジット OK?」とか言ってみます。

「ソウルへ連絡は入れておりますが、何時に飛ぶのかわかりませんのでなんとも言えません」。
なんだ、日本語通じるのか・・・

なんとか18:05、約1時間遅れて飛びました。
うまく乗り継げるのか??

そんな不安を残しつつ機内食。
魚介あんかけごはん。
韓国テイストはあまりなし。日本発だからでしょうか。

しばらくして。
「間に合います、大丈夫」とフライト・アテンダンスのおじさんが言いにきてくれました。
一安心。
でも到着時刻アナウンスを聞くとかなりギリギリなのには変わりありません。

20:00ソウル着。

2006年09月23日

Indian Wedding その7

20:00ソウル着。

「トランジットの人は着いたら早く降りてください」とアナウンスがありましたが、
全員早く降りようとしますから。早くなんて降りられません。
なんとか飛行機を出て空港内を進んでおりますと、
数名が走って追い抜いていきます。

我々も走ったほうがよいのか?

同行者の一人、スコットランド人Sくんが「走ろう!」といった途端走り始めます。

速い・・・

趣味でトライアスロンをやっているSくん、速すぎです。
軽快な足取りであっという間に走り去りました。
我々残り3人もチンタラと走ります。

しばらくしてSくん、軽快な足取りで戻ってきました。
「今、ボーディング中、まだ間に合う、大丈夫」。
いったん様子を見て戻って来たのでした。すばらしい。

搭乗口に着きますとまだ列がありました。間に合った。
乗り込んでみますと半分以上がインドの方々。
3世代揃っているような大家族も多いようです。

20:30過ぎ、ほぼ予定通り出発。これでなんとか行けます、インドへ。
ほっと一息。

さて機内食。
韓国発のフライトですから、出ましたよピビンバ。


いわゆるナムルセットですね


パックご飯

このご飯が温かくしてありまして、上のナムルに混ぜるのです。


コチジャンチューブ

一人前用のこのチューブをギュッと搾り出しまして、
さらにかき混ぜます。

このコチジャンチューブがなかなかお手軽でおいしいのです。
帰りのトランジットは時間に余裕があるはずなので土産候補に、と。

周りを見ますと。なにやらフライト・アテンダントさんたちが大変そう。
インドの方々は信仰によって食べ物がいろいろなのですね。
それに合わせて、ベジタリアン、チキンとかラベルを座席背もたれ上に張っているのです。
ベジタリアンにもランクがあるそうで。
魚は食べる(これはベジじゃないけど)、卵はよい、根菜は肉とみなすので×、とかいろいろ・・・
これに子供用メニューも加わっている様子。

しかも。
やや空席があった機内、彼らは席を結構勝手に移動してしまっているんですね。
これでせっかく張ったラベルもあまり意味がなく。
右往左往して大騒ぎ。
これが食事のたびに行われます。なぜか毎回必ず混乱。
かなりインドって感じです。

そんなことをしているうちに約8時間経過。

現地時間の深夜1時(日本とインドの時差は3.5h)にムンバイに到着。

2006年10月01日

Indian Wedding その8

深夜1時にムンバイに到着。

真夜中のインド、なかなか緊張するものがあります。
荷物も異常なく出てきまして、Imigration、税関なども問題なく通過。
4人でゲートを出ますと、とにかく人いっぱい。インド人ぎっしり。
深夜1時すぎなのに。

そんななか人ごみ後方に迎えに来てくれたKISH発見。
雰囲気出そうとKrutaを着てきてました。
KISHに会うとやはりほっとします。

「ほんとに着ちゃったんだねえ」
などと会話をしつつ、歩いて車へ向かいます。
さすが雨期。今は雨止んでいますが湿気がすごくて水たまりも多いですね。
車に乗り込み出発。運転手は雇った人。
助手席にKISH。後ろの席に4人。
荷物が多いのでスペースがなく、1列に4人座ります。きつい・・・

このままPuneへ向かいます。
途中、何度も激しい雨。かなり視界が悪くなります。
工事をしていたり、していなくても道路が荒れていたり、かなり揺れます。
そんななか、運転手は容赦なくクラクションを鳴らしっぱなしで割り込み、突進していきます。
インドです。
かなりスリリング。
疲れてますが、眠れる雰囲気ではありません。
(そんななか最も若いY嬢は爆睡しておりましたが・・すばらしい)

途中、サービスエリアで給油&休憩。

結局、Puneのホテルに着いたのは早朝5時半すぎ。
Pune、遠いです。お疲れ様。

ホテルロビーで部屋割り。
男性3人なので1人部屋と2人部屋になるのです。
眠くてもうろう・・・よくわからないままSくんと私でじゃんけん。
勝ちました。私は1人部屋ってことに。
すみません。

部屋へ入り、シャワーを浴びてとにかく仮眠。
11時からさっそく最初の儀式があるので2時間ほどで起床です。


部屋の窓からの景色
右端に写っているオートリキシャがインドって感じです



  
  
  


ホテル前では巨大ショッピングモール建設中


2006年10月08日

Indian Wedding その9

8月13日(日) 曇り時々雨

9時起床。2時間ちょっとは眠れたでしょうか。
あらためて部屋の中を確認。




なかなかよい部屋じゃないですか。



ライトのスイッチ周りもちょっと高級感



クローゼットの中には金庫



金庫の使い方

自分で暗証番号を設定して使うようです。
バッテリーが少ないよ、っていうインジケーターが時々赤く点くのが気にはなりますが、
使用することに決定。



テーブルにはお菓子いっぱい

これは一つも食べませんでしたけれど。



ドアにはこれ

赤色です。左からは炎。


ああいけません、ホテルの朝食は10時まで。
急いで行かないと。

2006年10月10日

Indian Wedding その10

9時半すぎ、ホテル1Fのレストランへ。
バッフェスタイルのよくある朝食です。

窓際の席へ。


外にはプール

夏とはいえ、雨期で肌寒いし、プール入る人はいないと思われますが・・

食べ物はなかなか充実しております。
パンもクロワッサンから食パンも。もちろん焼いてくれますし。
ジュースも3種類あったり、フルーツもなかなか揃っています。

もちろんメインは、カレー
ナンやチャパティなどのカレーをつけて食べるものも数種類。


本日の私の朝食

右側の白い器の中がカレーです。
カレー鍋の横にはココナッツミルクペーストみたいなのも置いてあって自由にトッピング。
これを混ぜるとまろやかないい風味になります。
でも結構辛い。うまいんですけれどね。

ここでKISHの妹夫妻に遭遇。
妹ソニアには何度か会っておりましたが、ご主人に会うのは初めて。

ご挨拶をして、いったん部屋へ。
最初の儀式へ行く準備です。

2006年12月05日

Indian Wedding その11

お久しぶりでございます。
インドに着いた翌日、朝食を食べた終わったあたりまででした。

11時よりKISHの儀式があり、それに参列ということで11時前にホテルロビー集合。
普通の服装でOK。

ロビーは吹き抜けになっていて見上げるとこんな。




こんなふうにエレベータが見えているホテルが多かった気がします。

この後数日間、実はこのロビーで過ごす時間がとっても長いのですが、
この時はまだそんなことは知りもせず。

待っている間にホテルフロントで両替。
$100→4350ルピーくらいだったでしょうか。

我々日本組、KISHとその親族の方々など車に乗り合わせて会場へ移動。
街中の狭い道路へ入って行きます。
会場はコミュニティセンターのような場所らしい。

中へ入ると・・・まだ誰もいない。


ステージには大きな絵

やっとお坊さんが到着。「早いね」といわれる。
11時開始ってことは、皆来るのは12時くらい、だと。
そんな時間間隔なわけで。

外は薄日さしてきました。雨でなくてよかった。

人が来ていない会場になぜか猫。


インド猫




プネ猫

猫を追いかけて時間つぶしているうちに、親戚の方々など徐々に到着。
KISHのお父さん、お母さんにも初めて会う。
日本語で挨拶。KISHのカレーパーティで何度もいただいたカレーのお礼を言う。
おじさんたちの中にも日本で暮らしている人も何人かいらっしゃって、お話など。

そうこうしているうちにステージでは準備が進んでいるようです。

お昼、12時過ぎ。

KISHが正式なヒンディになるための儀式が始まります。


2007年01月06日

Indian Wedding その12

こちらのお話しもいい加減進めましょう。

8月13日(日)お昼過ぎ。
KISHが正式なヒンディになるための儀式がそろそろ始まります。

ステージではかなり準備が進んでます。


なにやら儀式に使うものいろいろ

いよいよ開始。



右側にお坊さん。
(一番右の二人は専属カメラマンでビデオと写真をひたすら撮ってます)
お坊さんの向かい側にはKISH本人と家族。
その後ろには親族の女性7人ほど。
この女性たち、車座になってピンクの布を縫っています。
(実際には縫うフリですね、演劇風?)

この布をお坊さんが取り、KISHにかけます。
(ここで家族以外の女性は退場)
この布になにやら意味があるらしい。


難しいお経?を何度も復唱するKISH

このあたりで妹ソニアはちょっと涙ぐんでおりましたね。
このお坊さん、髪形とか髭の雰囲気とかちっとも坊さんっぽくないのですが、
声がとにかくよい。
お経も歌ですね。気持ちよいです。

しかし。
この儀式、長いです。1時間以上。
大勢いるヒンディの神様それぞれに対して何度も儀式を繰り返すため、時間がかかるらしい。

最後にKISH正面にある薪?に火をつけて油をかけます。
かなり大きく燃えて煙もすごい、。聖なる煙?

ステージでの儀式が終わり、KISHが降りてきます。


集まった人からお金を集めて回るKISH

KISHがりっぱなヒンディになるための教育費を皆が寄付する、ということらしいです。


この頃には婚約者プリティも到着。

あとはいろんな人が入れ替わりで二人を囲んでひたすら写真大会。
この時間がまた長いんです。
それが終わるころ、ようやくランチ。

カレーは確か豆だったかな。うまい。
サモサはグリーンピースたっぷりでこれも美味。

これをいただきまして、
「KISHが正式なヒンディになるための儀式」無事終了。


14時すぎにホテルへいったん戻ります。


2007年01月08日

Indian Wedding その13

ホテルへいったん戻り、少し休憩。

15時過ぎに再びロビーに集まり、車で買い物へ。
結婚式に着る服を調達するのです。

正装用の服を日本から持って行ってもよかったのですが、やはりかさばりますから。
現地調達することにしていたのです。

街の中はこんな雰囲気。







人、車、オートリキシャ、牛・・・
ああ、インドですね。

さて、服屋さんに到着。
男性用服売り場へ。
事前にKISHがよさそうなものを見立てておいてくれたのですんなりと決定。
クルタというゆったりした服。袖の長さをつめてもらって少し調節。
バーゲン中で半額でした。1,600ルピーくらい。

その後女性用にサリーなども見てみる。



お兄さんが次々と出してきて広げます。
日本の呉服屋さん状態ですね。
一点物のデザインされたサリーがとても綺麗。だがやはり高価。
女性の服はもっと安いところがあるらしいということで明日にでもそちらを見てみることに。
再び車でホテルに戻ります。

寝不足もあり、かなり疲れてます。
部屋で休息。

19時すぎに一緒に来たメンバー4人で食事へ。
なかなかおいしいと紹介されていたコーヒーハウスという名のレストランへ。
やはりおいしいのでしょうね、とても混んでます。
カレー2種とナン、ラッシーを注文。
ラッシーはスウィートとソルティッドがあり、ソルティッドに挑戦。
要するに塩味な飲むヨーグルト。
プレーンヨーグルトに塩を入れた感じ?微妙な味でございました。
カレーにはチーズが入っており、なかなか美味。

(疲れてたためか、この食事の写真はとってなかったようです)

ホテルに戻る途中、酒屋により、ビールを調達。


Strongと書いてあります

アルコール度8%とやや高めでした。


ホテルに戻り、シャワーを浴び、ビール飲んで就寝。
やや香ばしく、うまいビールでした。


2007年01月12日

Indian Wedding その14

8月14日(月) 雨降ったり止んだり

7時頃起床。シャワー。
久しぶりにまあまあ寝たな、という感触。
8時すぎに食事へ。


今朝はこんな感じで


メインはナスカレー

スープ風。これはうまいです。スパイシーですが。
横に置いてあったココナッツペーストを少し入れるとさらに風味アップ!
このホテルの朝食はかなりよいですね。

スコットランド人Sくん、6時半に近くのショッピングセンター内にあるスポーツジムへ行って
汗を流してきたらしい。
さすが、トライアスロン選手。
っていうか、ジムへ行く服装とかシューズとか持参しているのがすごいよ。
ちなみに、ランニングマシンは10分で自動停止らしい。
これは早すぎる、と不満そうでした。

このホテル、毎朝早くに新聞が各部屋配られてます、ドア下から。
ちょっと時間に余裕があったので眺めてみます。

「プネを出発したバスが川に転落。旅行者2人死亡」なんて記事が・・・
ムンバイからの道のりを思うといつ事故が起きてもおかしくないな、と思ったり。
新聞のページをめくるとこんな記事も。


深川のお神輿

なぜ???

なぜ深川のお祭の様子がプネの新聞に載っているのでしょうか。


キャプションでは「Fukagawa Water Splashing Festhival in Dowmtown Tokyo」
と紹介されてますね。

ど真ん中で担いでいる方もまさかインドのプネなんてところの新聞で、
自分の顔がカラーで載っているなんて知らないでしょう。

外を見るとまだ小雨。

そろそろ、皆で買い物に出かける時間です。


2007年01月17日

Indian Wedding その15

午前11時。

皆でショッピング。
昨夜日本から遅れて到着した二人を加えて日本から来たのは6人となりました。
他にKISHの妹ソニア夫妻とその仲間たち数人。
KISHのいとこの方(年は結構上)とかなりな人数で、
近くのGLOBE CENTERというショッピングモールへ。

今日のお買い物は女性陣の正装衣装を調達するのがおもな目的。
女性の衣装屋さんが多く、カラフルな雰囲気のモールです。

何軒かで見比べたりして、それぞれお気に入りなものをお願いした様子。


こんな風に採寸してメモってました

セミオーダーメイドって感じですかね。



お店の入口脇にはこんなものが

招きカエル?
商売繁盛のおまじないなのでしょう。


服屋さんでの用事をすませまして昼食。
さらに歩いてレストランへ。


街角はこんな様子



昼食をとったレストラン


注文とかはKISHやソニアにおまかせ。
カレーやタンドリーチキンなどを皆でシェアします。
カレーも辛いの辛くないのといろいろですが、
なによりタンドリーチキンが辛い!
しかし、かなりうまいチキンです。

いったんホテルに戻り、少し休憩後に再びホテルロビー集合。
せっかくなのでプネの街観光です。

やや小雨の中車で出かけます。
まずはガネーシャ・テンプル
ヒンズー教の中でも人気ある神様、ガネーシャの寺院です。


このマークの元になった象の顔をした神様ですね

想像していたより小さなお寺。

しかし、すごい人です。
雨が降っているというのに靴を脱いで入らなくてはいけません。
裸足で白い大理石(しかし泥だらけ)の上を人の列について入ります。
中には大きなガネーシャが。
他の人をまねて手前の石に額をつけお祈り。
終了後はさっさと外へ出ます。

ここでスコットランド人Sくんが銃を持った警備の人に連れられてお寺2階へ・・・・
ここはいっさい写真撮影禁止なのに、外へ出た後、遠くから撮影したのがばれたらしい
アラアラ、どうなるのでしょう。

KISHも急いで後を追って上がります。
数分で開放されました。
デジカメなので写真を消してOKだったようです。
やはり、神様に関しては厳しいところです。

まあ、とにかく無事でよかった。

続いてハヌマン・テンプルへ。
ハヌマンはサルの顔をした神様。

こちらはさっきのガネーシャのところよりさらに小さく狭い寺院。
人もガネーシャ・テンプルよりは少ないですね。
しかし、かなり年季の入った古い寺院のようで不思議な空間。
ここもやはり写真撮影は禁止。

雨もいったん上がったようで歩いてホテルへ戻ることに。

途中にアイスクリーム屋。ここでちょいと休憩。
KISHお勧めのFaludaという物を注文。


これがFaluda

アイスクリームフロートにタピオカが入っている感じでしょうか。
さらに不思議なのは数センチくらいの短いヌードルのようなものがいっぱい入っているのです。
初めて食べる食感。
味はもちろんとても甘い。ですがおいしいです。
KISH母が日本で作ってくれていたFaludaは春雨を使っていたらしいです。

そのまま街を眺めつつ歩いてホテルに戻ります。


夜はいよいよ最初の本番リング・セレモニー

2007年01月22日

Indian Wedding その16

いよいよリング・セレモニー
昨日買った衣装に着替えて会場であるオーロラ・タワー・ホテルまで歩きます。

開始は19時とアナウンスされております。
例の招待状にもそう書いてありましたね。
KISHはやはり日本の感覚ですから、我々もその時間にあわせて会場へ。

ちょっと遅れて19時過ぎ会場到着。


やっぱり・・・

やっと会場設営しておりました。
さすがインドです。


2人が座る席はさすがに用意されてます

徐々に人も増え、20時過ぎにやっと開始。


といっても、なんだか歌手の人が歌い始めたわけで・・・

バックは打ち込み操作+KORGキーボードを弾く人と生タブラの2名。

しかし。


写真タイム

皆さん、特に歌は聴いてませんね。


ひたすらに写真タイム

お兄さんは歌い続けてます。


女性ダンサーも登場

しかし、写真タイムは続きます。
しばらくしてやっと。


指輪交換!



左は親族女性、右にお母さん&お父さん
手前は例の声のよいお坊さん

なにやら儀式ですね。

儀式後は、再び歌と踊りと写真、写真。

まだまだ宴は続きます。

2007年01月25日

Indian Wedding その17

まだまだ続くお祝いの席。

ステージでは歌と演奏が続いております。


タブラが効果的なんです

ちなみに鳴ってるのはこんな音

インドの方、結構ステージ前で出てきて踊ってます。
おじさま、おばさま方。


こんな雰囲気

皆さん、素面です。
インドの方々、ほとんどの人がお酒を飲みません。
(中に一人、とっても飲むおじさんがいましたけど)
ベジタリアンも多いし、そんな状態でもガンガン盛り上がっているのです。


KISHが我々にも前へ出て踊れ、と引っ張ります。
お祝い事ですから・・・ちょっとだけ踊ってみました。

KISH&プリ、2人でのダンスも披露。


これがなかなか素敵なのです


このころにはやっと食事も用意されて、カレー中心に適当にいただきつつ。


この赤い服の女の子はKISHの従兄弟の娘さん

インド舞踊を習っているとかで、とっても柔らかな踊りを披露。

会場の脇では、ヘナをやってくれる人も待機してまして。
ヘナっていうのは、上のリンクみていただけるとわかりますが、
天然素材(木の樹液だったかな?)で肌に模様描くやつですね。

これを希望する人にやってくれるというサービス。
日本から行った女性も何人かやってもらっておりました。


こんな風にケーキをデコレートするような感じで描いていきます


書き終わるとこんな

数十分で乾いてはがれます。それで肌に模様が残るんです。
剥がれるまではできるだけ動かしてはいけません。
やってもらった方々、それが結構つらそうでしたね。

そんなこんなで終わったのが11時半。
近いけれど夜遅いですから、車でホテルへ戻ります。

疲れました。
が、まだ本番ではありません。
明日からもまだ続くわけです。

とにかく就寝。

2007年01月29日

Indian Wedding その18

8月15日(火) 曇り時々雨

朝、8時過ぎ。
なにやら大きな音の音楽で目覚める。
本日はインドのIndependensday。
独立記念日。

窓から外をのぞくと弱い雨。
でもこのホテルでも玄関外で式典らしきものをやってました。


人が並んでます


地面には綺麗な色でこんなのが描かれてました

9時すぎに食事。今日は軽めにすます。(写真なし)
10時、お土産におもちゃを買いたいという看護婦Y子と買い物へ。
手ごろなおもちゃは見つからず。
本屋へ行き、妻へのおみやげ用絵本(宗教っぽいペラペラ絵本多くていまいち)を数冊GET。
スーパー・マーケットでTea、Spacesを購入。

11時。ロビー集合。
これからKISHのおじさん宅で、またなにやらあるらしい。
小雨の中、車で向かいます。

おじさん宅はマンション?の2階。中は結構広いです。
住み込みのメイドさんもいるようで。
食事の用意などをしている様子。


おじさん宅、窓からの景色

このリビング後ろ奥には小部屋があり、物置かと思ったら、神様の部屋だそうで。
のぞいてみたら、あの象の顔をした神、ガネーシャが奉ってありました。

床にはこんなものが用意されております。


儀式の道具?

お坊さんもカメラマン2人組も到着し、始まります。


儀式です

結局太鼓は叩く人がいなかったのでしょうか、
右側のテーブル上に置かれたままでした。

KISHとご両親が一番前に。
なんの儀式かよくわかっていないのですが、
例によってとてもいい声でお坊さんの長い読経が行なわれます。
新郎のお家という設定なわけで、新婦や新婦側関係者はおりません。


皆さん、神妙

よくわからないまま、終了。



儀式後のテーブル

とてもきれいです。
お米は必ず使われるよう。
あと、葉っぱ、油、蝋燭なども。


縁起がよいらしい?お菓子を食べるよう勧められます。


オレンジ色でとっても甘いお菓子

少しだけもらいまして、いただきます。
甘い。

その後はランチ。
インド家庭のカレーランチをいただきます。


カレー

左の白い四角いのは豆腐ではなく、チーズ。
右は野菜だけだったかな。
そんなに辛くなく、どちらもいい香りでおいしいカレーでした。

再び車でホテルへ戻り、少し休憩。

結婚式本番は明日ですが、今日もまだまだ予定があるんです。

2007年02月03日

Indian Wedding その19

15日の午後。

ちょっと時間があったので、一人でプネの街を散歩。


泊まっているホテル近くにある建物

1Fはスーパー、上の階はPlanet MというCDショップらしい。
これは後日確認しに行かねば。

さらに歩くとなにやら人だかり。


道にまで人がはみ出してます

なんでしょ。


映画館らしい

ちょうど入れ替えのタイミングだったようで。
出てくる人と入ろうとする人が同時に動こうとしているのでこんなことに。
インドらしい光景と言えましょう。

更に歩きます。


昨夜、リング・セレモニーが行なわれたところ
ホテル・オーロラ・タワー

かなり高級なホテルです。

ネットカフェがあるらしいと聞いていたので探してみます。
しばらく歩くとありました。
怪しげな部屋に古めかしいパソコンが数台並んでいます。

お兄ちゃんがいて「ノートに名前と今の時間を書け」と言ってます。
1台のパソコンに案内され、使え、と。

OSはWindows98・・・古い。

ネット接続速度はまあまあ。しかし、パソコン自体の反応が遅くて結構イライラ。
しかも・・・

予想はしておりましたが、日本語は表示できない。
ローマ字で書いてみます。
家族へ連絡しようとBBSに書き込もうとしても
メニューが読めないので手探り。
ボタンの意味とか想像でやってみる。
書き込みボタンは押せたよう・・・しかし、エラー。
文字コードが違うせいでしょうか、だめです。

しかたないので、G-mailで送信を試みてみます。
ああ、しまった、メニュー表示設定を日本語にしたまま。
メニュー読めず。表示設定を英語にして出かけてくればよかった。
再び手探りで無事着いていることをローマ字で書き、送信。
いや、送信したつもりなだけ・・・届いているとよいけれど。
こんなパソコンと1時間ほど格闘。案外安かったかな。
再び歩いてホテルへ戻ります。



あたりまえのようにいます、ラクダ



このあと午後4時からプネの街を観光することになってます。
忙しいなかKISHが企画してくれているのです。
いろいろ気遣い、ありがとう。


2007年02月05日

Indian Wedding その20

さて、午後4時過ぎ。
日本人チームで車に乗り込み市内観光。
なにやら遺跡へ連れて行ってくれました。


どういう遺跡だったのかは、忘れてしまったのですけれど・・・

遺跡付近を散歩し、1時間ほどでホテルへ戻ります。
その後、一部の人+KISHで雨が降ったり止んだりの中再び買い物。


バイクのシートも濡れています

KISHは儀式に使う花を買いたいらしいので花屋さんへ。


儀式に使う花の専門店

なるほど、あの白い花はこういうお店で買っていたのですね。
この店、奥に人がいっぱいいて、ひたすら花を糸に通して
レイのような形にしています。
家内制手工業による大量生産といえましょうか。

しかし、新郎自らこういう買い物までしなければいけないようで、
なかなか大変です、インド結婚式の新郎さんは。
お疲れさんでございます。

ホテルへ戻りまして、夜の儀式に出かけるまでしばし休憩。

2007年02月09日

Indian Wedding その21

今夜の儀式はKISHがヒンディになる儀式をやったコミュニティセンターで行なわれるそうで。
18時半にホテルロビー集合。
例によって出発したのは19時すぎ。

どうやら今夜は女性が主役。新婦プリちゃんを皆で綺麗にするらしい。
新婦が到着し、始まったのは20時半。
相変わらずな時間の流れ。


中心にプリちゃん
親戚、友人など女性で囲みます


入れ替わり写真をとりつつ・・・


みんなでプリちゃんを飾っていくわけです


花で飾られ、紅もさしてもらいます

みんなで新婦を綺麗に飾る。
それをこれだけ時間をかけてやるっていうのがおもしろいです。

新婦プリちゃんが綺麗に綺麗になった頃。


新郎KISH登場

KISH、神妙な顔をしております。
が、ホテルの部屋で待機している間、
親戚の中でもっともお酒好きなおじさんと2人で結構飲んでからきたらしい。


花の量がすごいですね


KISHも飾りつけ

このあとは綺麗になった2人を囲んでまたまた大写真大会に。
そしてやっと食事も。サモサ、キンピラハルマキが美味。
(かなり疲れてきているので食事の写真は撮ってなかったようです)

しかし、今夜はまだ終わりません。
再び車に分乗して午前中にも行ったKISHのおじさん宅へ移動です。


2007年02月10日

Indian Wedding その22

結構夜遅い時間です。
KISHのおじさん宅到着。

昼間来た時にはわかりませんでしたが、電飾ギラギラです。
結婚式があるおめでたいお家なのでこのように飾っているらしい。

これから行なわれる儀式の主役はKISHのお父さん&お母さん。
新郎の父母も立派に綺麗になってもらうということだそうです。


KISHママを皆で飾ってます

太鼓を持ってるおばさん、叩きながら歌もうたってます。
かっこいいんです。


KISHパパも

綺麗になったお2人は部屋から一度出て階段前で記念写真。
さらに我々も呼ばれまして部屋の外へ。
一人づつお父さん&お母さんに例の花でできたレイをかけます。
(このためにKISHは夕方、花を大量に仕入れてくれていたのです。)

一人づつ花をかけ、記念写真。
これを親戚、友人皆行ないます。


再度お2人で部屋へ


なにやら儀式っぽい入場です


お父さんも入場

同じ頃、プリちゃん側でも同様なことが行なわれていたようです。


綺麗になったプリちゃん父母
(後日KISHにもらった写真より)

新郎、新婦それぞれの側でお父さん&お母さんに綺麗になってもらう儀式。
これはよい時間でした。
親戚の方々(ほとんどはお父さん、お母さんの兄弟姉妹ですね)がとてもうれしそうで。
「よかったね」という空気でいっぱいな空間。

それにしても盛りだくさんな一日。
ホテルに戻り、シャワーを浴びて寝たのは日付が変わった2時過ぎ。
お疲れ様でした。疲れたー。

明日はいよいよ(やっと)結婚式本番。

2007年02月11日

Indian Wedding その23

8月16日(水) 小雨 涼しい

8時半起床。


相変わらず雨が降ったり止んだりな天気の様子

洗面所でTシャツ&下着を手洗いし、9時半朝食。

本日、午前中は特に予定なし。
部屋でのんびりし、11時頃、例のPlanet MというCDショップへ行ってみます。

かなり広い店内。
ガネーシャ神がジャケットになっているようなヒンディ物がいっぱいあります。
が、もちろんその他の物も。

ロックコーナーをチェック。
スコーピオンズ、ポリスなどメジャーなものが並んでいます。


Rainbowが面出し、なぜ?

ひと通り店内を確認し、日本では売っていなさそうな神様のやつとか、
インド映画のサントラとか中心に大量に購入。
値段は忘れてしまいましたが、かなり安かったのは確か。

12時頃、KISH+日本人メンバーで車に乗り、食事へ。
せっかくなので一度行きたいという声が多かったここ。


マクドナルド


日本とはかなりメニューが違います

インドの人は(というか、ヒンディの人は)牛肉を食べませんから。

映画館も入っているかなりおしゃれなビルの一角。
店内はおしゃれな若者が多いようです。

私が注文したのは、マックカレーパンとマックベジ(こちらはテイクアウトで)。


マックカレーパン


マックベジ

どちらもベジタリタン用のマーク(日本の国旗の日の丸部分が緑色のマーク)が付いてます。
肉を使っていない、ってことですね。

マックカレーパン、かなりスパイシー。うまいうまい。
マックベジも野菜多くてヘルシーでうまいです。

どちらもぜひ日本でもメニューに入れていただきたいものです。
ヒットしますよ。

食事後、いったんホテルへ戻ります。
午後はまた儀式ですよ。
今度はいったい何が行なわれるのでしょうか。

2007年02月20日

Indian Wedding その24

インド版マクドナルドをいただいた午後。
1時過ぎに再び、KISHのおじさん宅へ。

次なる儀式。

新しく生まれ変わる儀式。

結婚式当日ですからね、新しく生まれ変わるのです。

まずは新郎自ら準備。


布を敷いてます

始まりました。


最初に手伝うのは女性のみ


頭から(聖なる?)油をかけてます

清めているということなのでしょうかね。


何やら不思議なポーズ

男性はその周りから囲んで見守ります。

その後、KISHは立ち上がりまして、靴をはき、
素焼きの器を思いっきり踏みつけて割ります。
これで自分の過去を壊し、新しくなるのです。(ってことでいいはず・・・)


KISHの前にあるのが割れた器

さらに。

着ている服を皆でひきちぎるのです。
これは男性の役。
このとき、やぶった古い服は糸くずひとつも落としてはいけません。
すべて集めて燃やすのです。
(いや、川に流すんだったかな?海だったかな?)
まあ、いずれにしてもそういうことだそうです。

みんなでクルタをやぶります。


クルタの下にはジーンズ!
お坊さん(左端)も楽しんでいる様子

要するにあれですよ。
結婚式のキャンドルサービスで、
テーブルのキャンドル先をぬらしたりしてつきにくくして盛り上がるのと同じわけで。
できるだけやぶりにくくして、みんなが必死にやぶって盛り上がる、っていうわけです。

それにしてもジーンズ、やぶれません。
縫い目の方向を考え、二人へ両側から引っ張ってなんとか。
Iさん、お疲れ様でした。

KISH、最後にはパンツ一つに。

これで完全に新しく生まれ変わりました。
(パンツはまあしょうがない)

これ以降、KISHは花嫁のお家へ彼女を迎えに行くまでここを出られません。
神聖な体のままお迎えに行くのです。

KISHを置いて我々は車でホテルへ戻ります。

結婚式まではまだ時間があります。
(KISHはいないけど)KISHの部屋に集合して前宴会。
買い置きしてあったビールで乾杯。

TVではドラえもんがヒンディ語をしゃべってます。

やや気分よくなってきたところで、そろそろ時間。
服を着替えていよいよ(やっと)本番へ向かいましょう。

2007年06月03日

Indian Wedding その25

すっかり間があいてしまいましたが、まだ終わってなかったんですよ、このシリーズ。

というわけで前回は、やっと本番の結婚式へ出かけましょうかね、てところまででした。

例によって正装クルタに着替えてホテルロビーへ。
19:00ホテル出発の予定でしたが、車の都合で19:30に変更とのこと。
少し待ちます。
大小2台の車に分乗して行く予定でしたが、小さい車しか来ないとのこと。
しょうがありません、何度も往復してもらうことになります。
KISHのもくろみでは、インド人の親戚の方はゆっくり来るだろうから、
先に我々友人が車で行ってしまおうってことでした。
が、道が混んでいることもあり、車到着が遅くて親戚の方々もロビーに集合。
仕方がありません、親戚の方々に先に行っていただくことにします。
順々に皆さんを送り出しているうちに、ロビーに残ったのは私と地元の親戚の叔父さんだけ・・・
(この叔父さんはロビーに降りてくるのがすっごい遅かったんです)
車が戻るまで2人でお話。
この叔父さんがまたお話好きで・・・

・あなたの仕事はなんだ?
・KISHとはどういう関係なのだ?
・日本とインドの関係はどうあるべきだ?
・どういう商売をやるべきか?

(たぶん)こんなこと聞き取りにくい英語でいろいろと話しかけてくるのです、
大きな目でギロリと睨みながら。
決して怖い人ではありませんが見た目はちょっと怖い。
なんとか片言返事をしつつ(たぶん会話としては成り立っていない)、
車を待ちます。早く来てくれよ、車・・・

結局会場のホテルへ着いたのは9時過ぎ・・・
今夜帰路に着くY子は既にホテルを去ったあと。見送れず。
さすがに式はとっくに始まっておりました。


テラスのようなところで行なわれている式典


集まった方々


まあとにかく。
やっと結婚式本番です。

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以前の内容を思い出したいというきとくな方は
右のカテゴリー「00. 2006年 Indian Wedding 」からどうぞ。
長いですけど。

2007年08月12日

Indian Wedding その26

前回、その25を書いてからまた間があいてしまいました。

KISH結婚式のためにインドへ出発したのがちょうど一年前。8月12日でした。
結局一年経っても終わりませんでした、この旅日記。
まあ、気長に書かせていただきます。

というわけで、前回、やっと本番の結婚パーティが始まったところでした。


テラスのようなところに作られてこんな場所(祭壇?)で儀式は続きます。


新婦とお母さんがなにやらやる儀式


新婦とお父さんがなにやらやる儀式

かなり長く儀式は続き、こちらはお腹もすいてきます。
10時過ぎでしょうか。ようやく儀式も終わり、皆パーティ会場内へ。
移動したあとは、またも写真タイム。
入れ替わり立ち替わり写真を撮ります。

その間に食事。

お酒は例によってウイスキーのみ。
Tさん持参の日本酒を分け合って飲んだり。


そして。
恒例のダンスタイム。


踊ります


踊ります


踊ります

またも12時過ぎまでこれが続きます。
日がかわってようやく終了。
新郎新婦は飾りつけのついた車でホテルを後にします。
(それぞれのお家へ寄ってまだなにやら儀式?があるらしい)


新郎新婦の車

我々も車でホテルへ戻ります。

「部屋で飲んでて」というKISHの言葉通り、KISHの部屋に集まり宴会は続きます。

深夜遅く、疲れきった新郎新婦が部屋へ戻ります。

ようやく肩の荷がおりたKISHを囲んで部屋飲み。
インドでの段取りがいかに大変か、が中心議題であります。
朝方5時ごろ、ようやく部屋に戻り就寝。

インドで最も飲んだ一日でした。

メインの結婚式はやっと終了。

しかし、旅はまだ続きます。

長いな、ほんとに。

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