(表示名なし)2006年1月アーカイブ

博物館の真ん中にある逍遥展示空間と名付けられた吹き抜けの空間。
ここが本日のぞくぞくかぞくの演奏会場です。
タイトルは「ART OF ZZK 2006」。
すでに下見(?)は終了し、ふたたび入場。
木でできた座席には座布団が敷かれ、お尻にも配慮済み。


開演前の様子

ちょっと心配しておりました動員数もそこそこ入っております。

19時。ほぼ定刻にメンバー登場。
ベースにドラムが重なりギターが入っているいつもの感じで始まります。

残響がかなりありそうなライブな空間ということで音の分離などがどうかな、
とおもってましたが大丈夫。
クッキリとまでは行かないにしても問題ないです。

今日は広い会場ということもあってかGRICOさんはツーバス


タムも多目

このドラムセットから出る音が今日は特に良く。低音はもちろん増強。
スネアのリムショットがスコーーーンと空間に響きます。気持ちいい。
思わずミチアキさんがにっこりして天井を指差すほど。
加部さんのギターもざっくりくっきり激しく響き渡ってましたね。

Set1はアルバムにも収録されているTomorrowをはさみ短めに終了。

20時過ぎに始まったSet2。ここがヤマ場といえましょう。
ゲストのミッキー吉野さんが弾くキーボードから開始。
音が徐々に重なってきてそのうちに聞き覚えのあるベースラインが・・・


原子心母

ATOM HEART MOTHERです。by Pink Floydです。
ピンクフロイドの曲の中でも一番好きかもしれないこの曲を
ぞくぞくかぞくの生演奏で聴けるとは。
ぞくぞくかぞくのアレンジが施されているようですが、それもまたよく。
構成、展開、ソロ、すべてがリアルタイムプロウレッシブ。
これがART of ZZKだったわけですか。
ここでのテッシーさんのバッキングがすばらしいかったですね。
加部さんはこの曲だけ黒のストラトを使用。

ミチアキさんの絶妙な選曲の歌、そしてミッキーさんのソロから始まる
インプロな曲が終わったところで21時10分。

ミチアキさんがテッシーさんにイントロを指示。
GRICOさんが「大丈夫?」と声をかけ心配そう。

ここの会場、実はちょっと駅から遠い場所にありまして。
21時30分にバスが出ることになっているのです。
これに間に合わないとちょっとまずいわけで。

そんな中テッシーさんのギターから始まったのは名曲MONETA'S CHILI
高速です、飛ばします。早い早い。バスに間に合わないといけないですから。
個人的には高速版の方が好きです、MONETA。

時間なくアンコールはありませんが十分。

これだけ味わって1800円。ありがたいことです、川崎市民でもないのに。
ミュージアム関係者の方、ほんとにお疲れ様でした。

大好評でしたよ、大変だとは思いますがぜひまたやってくださいませ。

川崎市の博物館です川崎市民ミュージアム
そんなところでもやります、ぞくぞくかぞく

せっかくですので早めに行って展示も見てみようと16時過ぎに一度到着。

やっているのは一昨日も書きました企画展「メイド・イン・カワサキ」。

はいってすぐにあるミュージアムショップに見覚えある方が・・・ぞくぞくかぞくのベーシストミチアキさん。
「お、はやいじゃん」などと少し会話しつつ、お一人で美術系図録を物色されておりました。

細い通路を進み、館内へ。
通路出たところが吹き抜けの本日の演奏会場でした。


すでにセッティング進行中

セッティング中の吹き抜け空間を通り抜け展示を眺めます。

工業都市川崎。ものづくりしてる会社が多いんです、やはり。
東芝が初めて作ったラジオやワープロ(巨大)、味の素の木製看板、
明治チョコレートの大正時代のポスターなど古いものも多く展示されております。

現在川崎にある企業も製品などを展示。
そんな中にうちの会社の出展も。
むーん、説明読んでもおそらく一般の人には
何をする機械なのかもよくわかんないだろなー、という感じの展示でしたが・・・

いっぱいある小さなメーカー企業がそれぞれ工夫をこらしたモノを作ってる、
その職人気質のようなものも感じられる展示でした。地味ですが。

ライブ前に一度閉館となるため、外へ。


演奏会場は外から見るとこんな

日も落ちてきました。


しばし時間をつぶしましょう。

どんとがハワイ島で亡くなったのが2000年1月27日。
どんとの命日である今日、NHIKホールで行われたイベント。
彼が亡くなった年に日比谷野外音楽堂で行われたサマーオブどんと2000に行き、
翌年の夏に海の幸を見て以来に行くどんと関連イベントです。
毎年、藤沢遊行寺で行われているどんと院まつりも行きたいと思いつつ行けずじまいだったので。

どんとはNHK紅白歌合戦が大好きだったということで紅白形式です。
白組、赤組に分かれたどんとゆかりのアーティストが次々と歌います。
総合司会者は竹中直人。いい人選。
そのほかの出演者はポスター写真にあるようにいろんな方面から盛りだくさん。

1曲1曲、私にとってもあまりに思い入れのある(でも最近ちょっと遠ざかっていた)曲。
それぞれいろいろと想いを書こうかと思っていましたが、うまく整理できないので断片だけ。

チーコさん(どんとの奥さんですね)が弾くベース表面の剥げた塗装にジーン。
どんとと一緒に見た頃は綺麗な青色でした。
チーコさん、ずーっとこのベースを使い続けるんでしょうね、これからも。
剥げたベースを弾いてニコニコと唄ってるチーコさんが素敵でした。

ネーネーズ時代から何度か見てる沖縄からの参加の古謝美佐子さん。
ああ、やっぱり私も沖縄好きだ、ってなぜか思いました。
最近行ってないな、行かなきゃ、と。
どんとに譲ってもらった三線(いまや形見だ)も弾かなきゃ、と。

CANDLE JUNEさんのキャンドルがステージに何本も灯る中、
ハワイの古代HULA(フラ)の正式伝道者として活躍するSANDIIと(おそらく)生徒さんたちによる、
どんとがキラウェアで倒れる前に見たという火の神ペレに捧げるフラダンス
ああ、これを見たあとだったのか・・・と・・・。

チーコさん&UAでしっとりと唄われた。ああいい曲。

もちろん紅白ですから、楽しい歌あり踊れる曲ありで、泣き笑いな3時間。
なによりもこれだけのアーティストがどんとを慕っているその雰囲気がここちよい時間でした。

清志郎と町田康が岡地さんのドラムの前で並んで唄い(きちんとミル・マスカラス人形もあり)、
くるり岸田がギター弾く横でニコニコの 古謝さんが立ち、その前でレヨナとUAが一本のマイクで唄う。
こんなイベントはそうそうありませんから。

どんとが亡くなって2ヶ月後くらいにどんとのサイトに載った記事(たぶん今は消えちゃってる)、
チーコさん、どんと父、アマナの近藤ヒロミさん、
前川守賢さん、忌野清志郎さんがどんとにあてたメッセージを
 ↓ に。

madein_thomas.jpg

明日28日土曜にぞくぞくかぞくがライブを行う川崎市市民ミュージアム

今ここで行われている企画展が「メイド・イン・カワサキ」。
これに私が勤務する会社が出展していることが判明。
先日は企画展のNHK取材もあったそうで。

放送日 1月27日(金)
お元気ですか日本列島 NHK総合 15:00~16:00
首都圏ネット     NHK総合 18:10~19:00
数分らしいですけど。

28日(土)は展示を見てからライブ、と。

いやいや、降りましたね週末。
北陸の方々にしてみたら降ったうちにはいらないんでしょうけれど。
たまに降ると大変なんです、慣れてなくて。
しかし、寒いです、毎日。

そんな日も。
猫は室内でぬくぬくと。

DSC02761_s.JPG

初めて行きました横浜CLUB24

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こんな壁が印象的なライブハウス

1月8日以来のZokuZokuKazoku

19時30分頃、会場到着。
EXCITE3が始まったところでした。

先月22日のALTERNATIVE JAM(通称ぞくぞくセッション)に参加し、
なかなかよいギターを弾いていた橋本ジュンさんのバンド。
セッション時の音からしてもう少しフュージョンよりかと思っていたら、ハードハード。
サイトのプロフィールみたら、橋本さんはこんなのにも参加、と。

FORE(吉田哲治tp.ユニット)
HAYAKAWA(早川岳晴b.のユニット)

吉田哲治といえばじゃがたらのトランペット。
早川岳晴といえばどくとる梅津バンド麗蘭のベース。
持っているHAYAKAWAのアルバム見てみたらちゃんと参加してました、写真も載ってました。
かなり昔から聴いていたのでした橋本ジュンさん。
山本恭司とやっていたという満園兄弟のリズム隊とのトリオ、EXCITE3。
曲の展開や爆発力もなかなかよく、短い演奏でしたが楽しめました。

セットチェンジ中はHARUKIさんのDJタイム。
選曲がツボにはまり、周りの方々と盛り上がります。

さて、ぞくぞくかぞく
ステージ向かって左にベースミチアキさん。
右に、加部さんとテッシーさんが並びます。
ギターお2人が並ぶっていうのは珍しいかも。初めて見るかも。

始まりは最近多い、自然発生的に音が重なっていくパターン。
押さえぎみのミチアキさんのベースラインにギターの音が重なります。

2曲目からはスタジオアルバムに入っていた曲を多く演奏。
最近、インプロビゼーションっぽいライブが多く続いてましたからこれはうれしい。
中でも久しぶりのMONETA'S CHILIが聴けたのはよかった。
やはりこのイントロを聴くと体が動きますね、肩が少し痛む。

今日はやはりテッシーさんのカッティングがすばらしかったですね。
ベース、ドラムが音を止めてみてもひたすら刻み続けるテッシーさん。
弦が切れてもきざみ続けます。
今日はテッシーさんがわりと動き回る日でしたね。
隣の加部さんと何度も耳打ちでお話したり、
ドラムのGRICOさんに近づき、アイコンタクトしながら弾いたり。

加部さんは椅子に座っての演奏、やや控え気味?
スライドのソロはこれぞ加部さん、っていう音しておりましたね。

途中、ミチアキさんとGRICOさんが休憩し、加部さんとテッシーさんのギターDUO。
ゆるーいブルース。
再びリズムが加わり、スタジオアルバム冒頭の名曲MISSING BRAINへ。
やっぱりかっこよい曲です。

EXCITE3目当てだったのでしょうか、若いお客さんも多く。
ぞくぞくかぞくの演奏で最初は後ろの方にいた彼らが徐々に前の方へ動き、
のっていた感じもおもしろく。

ジャム的な演奏もおもしろいぞくぞくですが、今日はやはり曲のよさを再認識したライブでした。

また間があいてしまいました・・・
CTスキャン検査異常なし、まで書きましたね、確か。

赤堀智代(vo,p)花輪春比古(b)

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先月SARDINE HEADとFLYを見に訪れる予定だったGrape Fruit Moon
怪我のためにこの時はパスしたので本日初めてです。
三軒茶屋駅から思ったよりも歩きます。
住宅街っぽくなってきて来すぎてないだろかと心配になるころ、
左側に目印の銭湯発見。

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富士見湯

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銭湯向かいに輝く三河屋さんの看板

素敵なので撮っておきました。
なかなか庶民的な町並みです。
更に歩くと。

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そこからすぐのところにありました、GRAPE FRUIT MOON。

先月いたという猫を一応探しましたが見あたらず。
地下へ降ります。


店内は電球のみの照明。かなりアートしている照明です。
よい雰囲気。

ステージでは一つ前の方が歌っておりました。
サポートしているギターの音がとてもよい。

さて赤堀智代さん。学生時代のサークル仲間。
去年の夏以来ですね。3回目。
現在は名古屋に住んでいるので来京してのライブです。

今日はベーシスト花輪さんとのDUO。
ピアノはCASIOのデジタルのやつ。
これだと正面を向いて歌うから表情も見えてよいのですが、
音はやはりアコースティックの方が弾き語りには向いてるかな。

1曲目はソロで。「天国への手紙」。
亡くなったおばあちゃんへの手紙に曲をつけたというもの。
以前はしみじみと歌ってた印象ですが、今日はにこやかに力強く。
MCでも話がありましたがおばあちゃん&この歌に対する気持ちの変化でしょう。
よい感じ。
2曲目の「金魚」からはベース花輪さんが加わります。
花輪さんのベースは歌に寄り添うよい雰囲気。
時折使われる高音の音色、タイミングが好きです。
3曲目、「波瀾万丈」。これが一番よかったかな。
しいて言わせていただくと。
間奏部分もピアノ左手のブギブギ感をぜひ維持してほしい。
ピアノソロも低音部連打のような感じで迫力あったほうが素敵かな、と。

聞き覚えのある曲が続きまして。
ラストは新曲、金木犀。
関東では初披露かな?
曲を作ってる時の苦労を聞いてもいたけれど、
とても日本的でよかったですよ。

智代さんの歌は音1つに文字1つがのるのが基本といえます。
その言葉ののせ方+声の質が和を感じさせます。
それが彼女の歌の特徴であり、とってもよい雰囲気を持ってます。

しかし、何曲も続くとやや単調になりがちなのも事実。
ちょっと変化のある曲があってもいいのかも。
たとえば、たまには1音に文字を多めにのせてみるとか。
ビリー・ジョエルのような激しいピアノの曲があってもいいかも。
どうかねえ。ピアノソロとか。インストでベースとのDUO曲をはさむとか。
(と勝手なことを言ってみる・・・)

今回のように他の楽器の人とやるっていうのはやはりよいね。
ギターの人とやるのも聴いてみたい。

更なる進化を楽しみにしています。
飲み過ぎには注意しましょう、お互い。

ピアニスト本田竹広さんが1月12日午後6時頃、心不全のため亡くなられました。

本田さんといえば、私にとって思い出深いピアニスト。

本田さん率いるネイディブ・サンというバンドも後期にさしかかった1985年6月21日。
2枚のピアノトリオアルバムが同時に発売されました。
メンバーは本田竹曠(p), 森山威男(ds),井野信義(b)。
この頃には画期的なSONY 3324を使ってのデジタル録音ということで、確かCDのみでの発売。

まだCDなど普及していない1985年、私もCDプレーヤーなど持っておりませんでした。
しかし、どうしてもこれが聴きたい。
この3人とも大好きなミュージシャンだったのです。
まだほとんど普及していないCD、プレス数も少ないに違いない・・・
アルバムが売り切れるのを恐れ、とにかく購入。聴けないのに・・・
その2枚がこれ。(サインは後日森山威男さんにいただいたもの)


「My Funny Valentine」 (1985)(CBS/SONY 32DH231)
本田竹曠(p), 森山威男(ds),井野信義(b)
On Green Dolfin Street
Stella by Starlight
My Funny Valentine
Little B's Poem
The Shadow of your Smile
Blues on the Corner
My One And Only Love
'Round About Midnight


「In A Sentimental Mood」(1985)(CBS/SONY 32DH232)
本田竹曠(p), 森山威男(ds),井野信義(b)
Mr.P.C.
Misty
A Night in Tunisia
Body And Soul
Autumn Leaves
Once I Loved
In A Sentimental Mood
Everything Happens to Me

CD購入から数ヶ月後、なんとかCDプレーヤーを購入し、聴いたこの2枚。
音のよさはもちろんですが、なにより演奏がすばらしかった。
'Round About Midnightなどスローな曲の美しさ。
Mr.PCなど勢いある曲での一体となったグルーブ感。
CDはこの2枚しか持っていないわけでほんとによく聴きました。

それから約3年後に東京へ出てきて中央線沿線に住み始めると。
吉祥寺Some Time、西荻アケタの店など近くのライブハウスに
本田さんはかなり頻繁に出演されておりました。
ほとんどが米木康志(b)、本田珠也(ds)(息子さんですね)とのトリオ。
何度か見に出かけました。
かなりねっとりしたリズムで黒人が弾いてるみたい、と思った記憶があります。
まだ若い珠也のドラムも切れがよく、こりゃ人気者になるな、などと思ったり。

そんな東京に住んで数年後。確か夏休みに岐阜へ帰った時。

うちの近所(歩いて5分かからない)で本田さんが演奏するらしいという情報。

このお店、BIRD & DIZといいます。
高校生の頃オープンし(その頃はJAZZをかけてくれる喫茶店でした)、通ったお店。
徐々にライブをするようになっており、そこへ本田さんがくる、と。

これは行かなきゃ!

せっかくなので事前に地元のレコード屋で本田さんのソロCDを購入。
それを持って行きました。
この夜も確かピアノトリオ。
米木さんと村上寛さんだったように思います。

毎日ライブがある中央線沿線などと違い、田舎ですから、
たまにこういうライブがあると客のテンションも異様なほど高く。
とてもよい雰囲気でした。

アンコール後、1人別室へ移動されていた本田さんのところへ。

「すみません。演奏最高でした。東京でも何度も見に行ってます。
今日はちょうど夏休みで・・・サインいただけますか」
と、しどろもどろになりつつ話しかける、私。

「ありがとう」
と言って気軽にCDジャケットにサインしていただきました。

今、このソロアルバムラストのタイトル曲See All Kindを繰り返し聴いています。
まさにサインに書いていただいたとおり、"with my Soul"な演奏。

妻がやっております、オンライン古本屋「古本 海ねこ」は
東京都古書籍商業協同組合というものに加入しておりまして。
そうすると日々行われる古書市場というものに
参加できるわけです。

1月9日は成人の日という名の休日ではありますが月曜ですので、中央市会が行われます。
今日は売りたい本の束が多くあるということで人手が必要。
海ねこ従業員として一緒に行ってみたのです。

前日横浜へ行った疲れは残りつつも朝早く起き、
神保町というところにある東京古書会館へ。
ここで市場が行われるわけです。

市場は組合加入者しか参加できませんので皆名札をつけます。
私も海ねこ従業員名札をつけて中へ。

朝から多くの人が大量に本を持ち込んでおります。
売りたいものを持ち込み、他店のものを見て欲しいものに入札するしくみ。

テーブルや床にドカドカと置かれていきます、こんな感じ

それぞれに封筒がついていてその中に値段を書いた紙を入れていく。
午後にそれを開封し、最も高値をつけた人が購入、となるわけです。

魚市場などのように声や指で示すわけでもなく。
本を眺め、小さな紙にこそこそっと値段を書いて封筒へ。
封筒が空っぽなら誰も入れてない。厚みがあれば結構人気。
皆さん、封筒を透かしたり触ったり。

地味な市場です。
が、グルグルまわってると案外おもしろいもので。
漫画から料理本やらほんとに古い本とかエッチな本とか、
あらゆる本がごちゃまぜに並んでます。

早めに着いたので、開札までの空き時間に神保町を散策。
神保町といえば古本の町。ほんとにいっぱいあります古本屋。
休日でも開いているお店も多く。

中国書物専門店とか理系本専門とかあるジャンルに特化した店も多いですね。
寒かったしそれほど歩き回ってはいませんが、
一番おもしろかったのは小宮山書店さん。

最上階(4階かな)にある三島由紀夫を中心とした部屋には、
三島初版本やら横尾忠則作品やらすばらしいものばかり。
美術館です、これは。
もちろん、売り物ですから値段ついてますけれど。買えませんけれど。
そのほかの階もいろんなジャンルそれぞれ充実してますし、
店員さんの感じもよいし。
建物裏のガレージではセール本を並べてます。
1冊での2冊でも3冊でも500円。
小宮山書店のガレージセール、通称コミガレというそうな。
3冊購入(うち1冊は妻の分)。

再び市場。
本日海ねこが売りに出したものは、無事買い手がついたようで一安心。
(売れないと持って帰らなきゃいけないんでね)。

普段はCDやらレコードの棚や箱をのぞくことが多い私ですが、
やはり本の世界も同じようで。
こういう場所はなにやらわくわくします。
神保町はレコード屋さんも多いですしね、またじっくり来ないといけませんです。

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昨日に続き、再びZokuZokuKazoku
新年最初から2days。
その2日目はホームグラウンド、STORMY MONDAY

ほどよく人が入ったところで演奏が始まります。
昨夜の延長にある音。
加部さん&テッシーさんの2本のギターが前へ前へ出てきます。
加部さん、アンプはジャズコーラス。
テッシーさんはベロストラト。
ミチアキさんベースもずしりと響いてきます。最近は歌も多めです。
GRICOさんのドラムは最初から全開。
スティックが飛んだ瞬間、素手でライドシンバル叩いてましたね。

ここSTORMY MONDAYでの音はメンバーそれぞれが出す音が聴きやすく
より音のからみを堪能。
ややポップな感じの曲、クリムゾンのような?イントロから始まる曲など。
音のバランス、曲の変化などSet1がかなりよい感じでした。

ほどよい長さの2つのSetが終わった後、アンコール。
ミチアキさんが歌うYou've Got To Hide Your Love Away
年末にSaybowさんとデュエットした曲ですね。
今日は全員の演奏で。

続いて本牧の古いお友達がゲストボーカルで入り、
You Really Got MeHonky Tonk Women
気持ちよいロックンロール大会で終了。

今年も楽しませていただきます。

P251iS06916.jpg

今年1発目のZokuZokuKazoku
吉祥寺のWarpから、ということになりました。
ここで見るのは初めて。
やや早めに会場に着きまして、新年の挨拶などしたりしつつ。
ひとつ前のバンドあたりから見てみることに。

ドラムとシタールのデュオで叫びながらキメの多い曲を演奏するRUINS系?のバンド。
contiというのですか、なかなかおもしろいユニット。
今年、チェコから来日するドラム&ベースデュオバンドのサポートでも演奏するそうな。
チェコのバンドなんて来日するんですね。

21時をややまわったころにぞくぞくかぞく登場。
ステージ向かって右側に加部さん、左側にテッシーさん。
最初からこの日本のギターが絡み合います。
少し遅れてステージに上がったミチアキさんのベースが入り、
続いてEmi Eleonolaさんも登場。

Emiさん、着物生地も使い帯も巻いたお正月バージョンの素敵な衣装で煽ります。
「こんな大人も生きてますんで・・・」と話すときにちらりと出る笑顔が素敵です。

本日のメインはギターでしょう。
左右2本のギターの音がガンガン前へ出てきます。
加部さんは激しくストレートな音で。
テッシーさんもやはり激しいですが、ワウを多めに使った音で。
掛け合いというよりはぶつかり合い。
ハードで凝縮された音が出続けた1Set60分強。

濃い演奏。
2006年も楽しみになってきました。

正月ですから一泊で岐阜へ。

朝起きたら雪景色。

この冬はほんとに寒くて雪多いですね。

今回の帰省では初めての出会いがひとつ。


梨奈(一ヶ月未満)

私が肩を脱臼した数日後に生まれた姪っ子。

年末はリハビリ活動報告が続きましたが新年から脱臼日記再開。

CTスキャン。

待合室でしばらく待った後、名前をよばれて入った部屋は割りと広く。
部屋の真ん中に大きな白っぽい機械。

「はい、こちらに仰向けに寝てください」と言われるが、
肩が痛いのでなかなかすぐには無理。
ゆっくりと位置を決め横になる。

「数分で終わりますから動かないでください」と白衣のお兄さんににこやかに言われる。
上を向いてじっとしていると、寝ているベッドが頭の方へ滑り出し。
筒状のところで頭部は入る。
かなり大きな不思議な音。
頭の下の方を高速道路が通っていて車が行き交っているかのような音。
「ああ、高速道路だな、これは」などと思っているとすぐに終了、あっという間。

再び待合室で待っていると次はレントゲン室へよばれる。
また仰向けにベッドへ。
今度は頭蓋骨のレントゲンをとるらしい。
これは位置を決めたら音も匂いも何もなくあっという間に終了。

再度待合室。ここに座っていると、
「なんとなく頭痛い気がしてきているし」
「もし、脳に異常あったらどうしよう」
などといらんことを思ってしまいやたら不安になる。

しばらく待って医者に呼ばれ診察室へ。
目の前に自分自身の脳の断面写真いっぱい。
頭蓋骨レントゲン写真も。
ちょうど目のあるあたりの断面にはちゃんと眼球もある(あたりまえだが)。

「ここが頭蓋骨でこの白い部分が脳です」
「きれいですね。異常は見られません」
「問題ないですね」


というわけで頭に異常はないと判明。

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