2006年3月アーカイブ

P251iS07429.jpg

名古屋在住のシンガーソングライター赤堀智代さん。
1月以来の来京ライブ。

恵比寿ガーデンプレイス前の道を左へ少し行くとなんだかおしゃれな町並み。
中古フェラーリが1800万とかで売られているような界隈らしいです。
そんな中にあります弾き語りバー?SWITCH
会場に入ると一つ前の方が歌ってます。

Set Break後しばらくして智代さんの登場。

今日は一人でピアノ弾き語りです。前回とは違ってグランドピアノ。
このピアノの鳴りがなかなかよくて気持ちよいです。
曲のエンディングでピアノのペダルを離すタイミングがいつもより遅い気がしたのですが、
響きの余韻を楽しんでいたのでしょうか。

演奏は君と一生恋ノ花から始まり、
春待ち恋唄金木犀と季節を織り込んだ歌が続きます。
(金木犀は秋ですが・・・)金木犀、なじんできましたね。
和風な言葉遣いと節回し。四季を感じさせる単語。
それが彼女らしいです、やはり。

ラスト前にはブルースっぽいブギウギ?前回もやりました波瀾万丈
さらによくなってます、グルーブ感出てました。
もっとハチャメチャにピアノ弾いてもいいかも。
ラストはおなじみになりました主人公
歌いだしはピアノを弾かずアカペラ。その適度な緊張感がよかった。

あっという間の演奏でしたが、ピアノも声も聴きやすくてなかなかよいお店。
ほっこり聴かせていただきました。

それにしても建物とかライトアップとかすごいですね、あのあたりは。
歩いているとキョロキョロしてしまってどうも落ち着きません。

村上朝日堂

三ヶ月限定だそうですよ。

murakami_asahi.jpg


おまえさんの紹介で知りました。ありがと。


春ですかね


善福寺川緑地というあたりも春でした。

P251iS07426.jpg

ぞくぞくかぞく以外で行くのはたぶん2回目のSTORMY MONDAY。
気になっていたのでふらりと行ってみました、このセッション。

ギターは酒井泰三さん。
20年ほど前に一度生で見ています。近藤等則IMAというバンド。
名古屋のハートランドという地下のライブハウス。
山木秀夫、レック、にこの時はゲストとしてベースの山内テツ、というようなメンバーだったかな。
METAL POSITIONというアルバムがかっこよくて見に行ってみたのでした。
とんがってましたね。
それ以来2度目だと思います、酒井さん。
(10年前くらいのジョン・ゾーンセッション@まんだら2でお見かけしたような気もしますが違うかも・・・)

ベースは佐藤研二さん。
元マルコシアス・バンプのあの白手袋の方です。見るのは初めて。
CCOTUCOTUっていうのもやっておられるようで。あの坂本弘道を含むCELLO3人・・・気になります。

ドラムは富岡GRICOさん。
ご存知ぞくぞくかぞくのドラマー。最近何度もお会いしております。

佐藤さんとGRICOさんは竜巻というDUO?もやっていらっしゃる様子。
そんな3人が一緒に音を出すという催し物。

酒井さん、ラウドです。音でかくてうねってます。強烈です。
佐藤さん、ビートがうねってます。好みの音。アンプはマーシャルです。
GRICOさん、青色のZZK Tシャツです。いつものあのGRICOさんです。

激しい音。
笑いがじわりとこみ上げてくるMC(というか3人の掛け合いしゃべくり)。
これが交互に行われます。
後半にはGRICOさんも叩きながらボーカルをとり。
アンコールではGET IT ON>VOO DOO CHILDと王道で締めくくり。

緊張と弛緩。

「王さんよかったね」ということでGRICOさんとがっちり握手して帰宅したのでした。
いいもの見せていただきましたです。

P251iS07179.jpg

とても久しぶりの吾妻さん。
昨年10月末の阿佐ヶ谷ジャスストリート以来です。

不定期ながらも続いている吾妻光良Sessionもちょうどこれで1年くらい続きましたでしょうか。
久しぶりだからなのか、ゲスト人気なのか、
いよいよ吾妻さんの時代かきたのか?わかりませんが、かなりの大入り。

本日はいつものトリオにピアノ 照本 史が入ります。
藤井康一さんのバンド、リトルジャイヴボーイズの鍵盤奏者。
初めて聴きましたが、シングルトーンでキレイなピアノを弾く方です。
吾妻さんから”Cool 照本”と呼ばれているとおり、クールでダンディなたたずまい。

Set1は吾妻さんと照本さんの両方が歌う形で進行。
吾妻さん、やっぱりいいですね、歌もギターも。
今日使用のギターは韓国製とのこと。珍しくアーム付き。
時おり使われるそのアームのゆるい感じがまたよいですね。

Set2ではゲストボーカル国分友里恵さん登場。
楽屋ですでにかなり盛り上がっていたらしい国分さん、
以前バッパーズゲストで見たいかにもジャズボーカルなイメージとは違ってかなりワイルド。
3曲ほど歌って再び4人で。

アンコールでは吾妻さん客席乱入とかなりのテンションでした。
吾妻さんと 照本さんのユニゾンで歌われたOn the Sunny Side of the Streetが気持ちよかったですよ。

Setlistはこちらでどうぞ。
TLDさん、リンクさせていただきます。

そろそろ現在に繋がるか。

2月最初の土曜日に診察。レントゲン。
「順調ですね」ということでようやくプロテクター装着終了。
肩上に常に違和感。小さな石が入ってて中から皮膚を押し上げてる感じ。
突っ張り感。
この違和感はプロテクター着けてる時からずっとあったけれど、
プロテクターのせいだと思ってた。
それは関係なくて、骨のせいだったか。
靱帯が切れた鎖骨はやはり浮いたままで肩の上は小さくポコリと盛り上がったまま。
まあこれはわかってたこと。しょうがない。

はずしたままで動かしてみる。
右肩と比べると動く範囲は70~80%くらい。
できるだけ動かさないようにしてたわけで固まってる。
肩周りの筋肉もかなり落ちているらしい。
腕というのは重いもので。立ってるだけでもやたら疲れる。
電車で文庫本を読むとか傘をさすとかをやるとすぐ疲れる、ほんとにすぐ。
なにより動いてしまうのが逆に不安。
こわくてなかなか大きく動かせない。
動かさない癖がついてしまっている。

これを元通りに近づけるためのリハビリ。
週一ペースで通院。

以前書いたかもしれないが、この整形クリニックはスポーツで怪我をした人への対応が多く、
地元サッカーチーム東京FCの選手とかも通っているらしい。
従ってリハビリ担当トレーナーもそれなりの方々。

私を担当していただいてるMさんは小さい女性でキビキビ動いて
いかにもスポーツやってますって感じの方。
私の肩を見て「肩鎖関節脱臼、アメフトやラグビー、競輪の人に多いです。
以前アメフトチームについていたんですがよくありましたよ」
と。

リハビリの流れはこんな具合。

赤外線の機械で肩を温める。
肩関節周りの筋肉をほぐすマッサージ。
そのままどれくらい動くか確認しつつストレッチ。
その様子を確認して、

・可動範囲を広げる
・筋肉をつける

この2つのためのいくつかの運動を説明を受けつつやる。
軽いダンベル体操のようなもの。
タオルを使って引っ張るようなもの。

おそらく怪我してなければなんてことはない動きばかり。
しかしちょっとやるとすぐにつらくなる。痺れ痛い。

「じゃあ、これを2set毎日やってくださいね」。
と言われても・・・実際平日にはなかなかできず。
リハビリ通院した日はかなり動きがよく、軽い気がする。
が、数日さぼってるとすぐに戻ってしまう。
少しずつやるしかないな。

周りでは足、腰、首などそれぞれいろんな箇所のリハビリする人多数。
機械で牽引したり、平行棒を使って歩行訓練したり。
やはりお年寄りが多いが、子供も案外多い。

Mさんの指導で一通り動かしたあと、最後にやるのがウォーターベッド
リハビリ終わった人はみんなこれで締めるのがここの決まりらしい。

これがビックリ。
要するに一人サイズのウォーターベッド。
このメーカー製ではないですがこんな感じのもの。

仰向けに横になり、下からの水流噴射ノズルでマッサージ。
このノズルが2つあり、足もとから首あたりまでを行ったり来たり。
マッサージチェアとスパなどにあるジェット水流が出るバスタブを合わせたようなもの?
ウォーターベッドなので腰とか関節痛めていても重みが分散するので楽に横になれる。
これはすばらしい!気持ちよい。
家にも欲しい。無理だけど。

そんなわけで週に1回、ウォーターベッドを楽しみにリハビリへ。
ひとまず3月末を目処に続けている今日この頃。

P251iS07178.jpg

迷ったら行け、ってことで。

先日池袋でアコースティックセットを見たRa:IN
これはこれで貴重だけれど。
やはりバンド本来の音を聞いておこう、ということで行ってみました。
ツアー2日目です7th Avenure

人身事故だとかでJR線が動かないらしいので、東横線+地下鉄で関内へ。
開演予定時間やや過ぎに入ります。
電車の影響でしょうか、人は思ったより少なめ。

奥の壁にはでっかいRa:INのポスター。千葉LOOKにあったものと同じらしい。
その横にはそれよりは小さめですが、上から、
TEMPLES、MOSAW 、SMF(SPIRITUAL MAJESTY&THE FUTURES)のポスター。
すべてベースはミチアキ氏。相変わらず精力的活動なご様子。

DJ Harukiさんが流す音を浴びつつ、開演を待ちます。
上げ上げ音楽の間に「In the Evening」が流れます。
Led Zeppelin :IN THROUGH THE OUT DOOR の1曲目。
盛り上がります、個人的に。

そのうちJR線も動き出したようで人もかなり増えてきました。
20時ほぼジャストに開演。

インストアとは違って服装も派手。音もでかい。

ドラムは向山テツさん。
パワフルですね、ハードロックです。

<ハードロックなところ>
バスドラがでかい
シンバルがでかい
シンバルが水平(ネジをがっちり締めているのですね)
ハイハットの位置がトップシンバルより高い
フロアタムが2つ
後ろに銅鑼がある(小さいけど)
金ラメシャツ

ギターはPATAさん。
華麗に動き回りますね、レスポールが多いですが、SGダブルネックも。
ああ、これまたロックですね。
使うの生で見たのはCINNAMON以来2度目かも。
PATAさん前スペースはX JAPAN時代からのファンらしき女性多し。
それにしてもまさかX JAPAN関係のLiveにきてしまうことになるとは思いませんでした・・・

ベースはミチアキさん。
黒い服にグレーの長いマフラー。黒い靴。帽子無し。
いつもの風貌といえましょう。
しかし、動きは派手。ベースを高々と掲げて前へぐいぐい出てくる姿はやはりかっこよい。
もう少し天井高くしてください、ベースがライトに当たります。
ステージから降りてレールのお客さんにもたれかかったり座り込んで弾いたり。
とにかくパワフルです。

使ったベースは4本。いつもの黒いやつが一番多かったですが。
もちろんベースシンセmoog Taurus IIもありまして時おり効果的に使用されます。
アルバムではヴォコーダーで歌われる曲もミチアキさん生声で。

こんな爆音で激しい演奏が続くわけですが、MCになると気のいいおじさん。
ほんわかしたムードでのおしゃべりが続きます。

かなりの盛り上がりの中、終了。そしてアンコールではおまちかねAHさん登場。
BEFORE THE SIREN」5曲目のタイトル曲。
毎度毎度ですがかっこいいねー、彼女は。
客席がさらに盛り上がったところで、AHさんもう1曲歌います。
Led ZeppelinのBlack Dog。いやいやすばらしい声。
やはり女性でこの曲を歌うJennifer Hartswickっていう人を思い出したりしてるうちに終了。

2回目のアンコールは再び3人で。
マフラーをはずしたミチアキさん、最後には大暴れ。
ベースをモニタースピーカーに擦りつけ、ドラムセットはなぎ倒されます。
スネア&ハイハットのみで最後までニコニコ叩き続けるテツさん。
とっくにギターを置き、タバコを吹かしながらやはりニコニコとこの様子を眺めているPATAさん。
三者三様のエンディングが印象的。

お客さんもなかなか素敵でした。
最前列で食い入るようにミチアキさんの動き&手元&指先を見つめる男の子。
小田原から来たらしい制服姿で踊り続けてた女子高生。
みんな素直ないい表情で。
ぜひぜひ若い子にはこういう健全な本物の音楽をいっぱい聴いて欲しいものです。

ぞくぞくかぞくのベーシスト、ミチアキさん参加のバンドRa:IN
NEWアルバム「BEFORE THE SIREN」発売記念のインストアライブ。
一度も聞いたことないバンドなのですがミチアキさんなので一度見てみるかと池袋へ。

せっかくなのでこのNEWアルバムも購入。
店内真ん中のステージにはパーカッションとその両側にアコギ2本が置かれています。
片方は12弦のオベイション。先日のぞくぞくかぞくの時に使われたものですね。
アコースティックで行われるようです。
ステージ下手にはキーボード。

定刻やや過ぎてメンバー登場。

本日の靴:白いブーツ
本日の服:黒

打ち込み+NEWアルバムに参加のゲストキーボードさんの音がなり、3人の音が重なります。
1曲終わってトークコーナー。
司会者の進行で自己紹介、知り合ったきっかけなどを話していきます。
きさくなおじさんって感じ。
その後、ぞくぞくかぞくゲストでもおなじみのボーカルさん登場して1曲。
NEWアルバムにも1曲参加だそうで、その曲を。
相変わらず張りのある声。
ここでライブ終了。さくっと終了。

その後サイン会・・・
元X JapanのPATAさんですから。その流れのファンの方が多い感じなわけで。
ちょっと場違いな感じ・・・でもせっかくですから。
恥ずかしながら列の最後の方に並びまして
「来ましたー」と挨拶がてらサインをいただきました。

Ra:INを知ってる方々にはむしろ貴重なアコースティックな演奏。
確かに貴重なのだろうけれど、これだけじゃあよくわかりません。
帰宅後聞いたアルバムの音とは全然違います。
やっぱり爆音Ra:INも見ないといけませんね、これは。
NEWアルバム、いい曲多いし。

さて、どうしようかな。

7日の火曜日だったでしょうか。
サーディンヘッドのドラム&ベースであります小林さん&湯浅さんのクロコ出演が急遽決まった、
というお知らせが。それによりますと、

・torigorasではない
・ゲストが加わる
・小森さんというドラマーとのツインドラム

さらに。
・ゲストはサーディンヘッドのジョージさんらしい

会場入る前に判明していたのはこれだけ。

ここのところおもしろくなっている小林さん周辺。しかも一夜限りっぽい。
行けるものなら行っておかないと。

というわけで会場へ。入口でバンド名判明。

P251iS07176.jpg

tatatazuzutata(タタタズズタタ)

ドラム+ベース+ドラム
ってことでしょうか。

ステージには上手から小林さん、湯浅さん、小森さん、
いつもの湯浅さんの位置にスペシャルゲストジョージさん、と並びます。
ジョージさんはゴールドレスポール。

もやもやもやと演奏開始。
徐々に湯浅さんが短いパターンの反復へ。リズムが早くなってきます。
ジョージさんはクワォンクワォ~ンって感じ?で抑え気味の演奏。

やはり見どころはツインドラム。
どちらかがキープしてもう一方がオカズを、という感じではなくて。
探りつつつかず離れずといった演奏・・・・・うまく言えませんね。
同時に叩くハイハットとかでも微妙にずれている(ずらしている?)わけで。
そのズレがいいんです。

ドラムの間で演奏している湯浅さんがまた気持ちよさそう。
両側から別々のすごいリズムが来るのですから。
「一番贅沢ですみません」(湯浅さん談)ってことですね。
そんな贅沢ななか、いい頃合いでベースパターンを変化させてきます。
激しかったりゆるかったり。ゆるーく弱く弾く時のベースの音がよいですね。

後半になりますと、ジョージさんのギターも叫び始めます。
象?サイ?叫んでます。
マイ・フェイバリット・シングスのテーマ出だしのようなメロディが混じったり。
ほんの一瞬、サーディンヘッドを感じさせるフレーズが出たり。
(でもすぐ引っ込むのです、焦らされます)。

間に一度MCが入っただけでトータル約1時間くらいでしょうか。
たっぷりと自由な演奏に浸っているうちに終了。
いやいや、まったくおもしろいですね、ありがとうございました。

一年ほど前に見た学生時代の後輩が参加している劇団イエローページ最新公演。
地下室の自画像」。今回は銀座小劇場

ほんとに久々に訪れた銀座。なんだか町も人も華やかに見えます。色が違います。
そんな中を会場へ向かいます。階段を下りた地下1階。

始まってみて納得。
タイトル通り地下室が舞台。
この劇場自体を物語に出てくる地下室に見立て、舞台演出に使っているわけですね。
なんかガラスの仮面にもこういう演出あったような。
芝居というものはそういうものなのでしょう。

お話は多重人格もの。
ここで生活する人々自体が、実は一人の人間が作り出した多重人格の一つ一つに過ぎなかった、
というお話。ビリーミリガンですね。
SF+サスペンスといった雰囲気。
照明、効果音が(言葉通りですが)効果的。
シャンシャンシャンシャンって鈴の音が鳴ると人格の統合が行われる・・・・・

この劇団のお芝居、基本的に話はゆっくりめで淡々。あまり抑揚なし。
最近多い(と勝手に思っている)早口で突っ走るお芝居とは違いますね。
これもまた独特の雰囲気を醸し出してます。

前回出演していてなかなかよかった尾上さんが
今回は出演されてないのがちょっと残念。
受付&開演前のアナウンスでお姿は拝見いたしましたが。
次回はぜひ出てください。

P251iS06401.jpg

とてもとてもよかったという先月新宿で行われたLive
インフルエンザで行けなかったわけで。
前回のここでの演奏から約1ヶ月。
1ヶ月しかあいてないのにかなり久しぶりな感じです。

予約入れていただいてたテーブルは一番奥。
やや遅めに入ったので(それでも演奏開始までは30分以上あるわけですが)
開いてた椅子が一番前。必然的にそこに座ります。
加部さんのギターアンプ至近距離。爆音エリア。
テッシーさんの音がちょっと遠くなるのが難点。

加部さん、今日は黒のストラト。テッシーさんはベロシールストラト。
いつものようにミチアキさんのベースの音から開始。
加部さんギターからの距離、約50cmというところでしょうか。
弦の振動まで見えます。音が突き刺さってきます。
加部さん、絶好調。
今日の黒ストラトはアームついてないのでチョーキングの技が堪能できます。
さりげなくすごいことやってますよ、加部さんの左手。

GRICOさんがバスドラを踏むたびにお尻から振動が突き上げてきます。
ボディソニック状態。

1曲目エンディングからすかざずテッシーさんカッティング。
いやいやかっこいい入り方。聞いたことあるような・・・
加部さんソロアルバムの曲らしいです、聴きなおしてみなければ。
テッシーさん、手を止めたあと、見計らったかのように切り込むノノイジーな音が最高。
これです、これ。
もう1曲やりましてSet1終了。いい調子です。

月曜平日だからそんなに混まないだろう、なんて思っていたのですが、
この頃になるといつもとそんなに変わらない混み具合に。
見渡すといつもお見かけするお顔はだいたい見えてます。
なにが起こるかわからないので見逃せないのでしょう。

そんな中、短めの休憩後始まったのはゲストタイム。
このSetからパーカッションにMac清水さん参加です。
GRICOさんによりますと、
一昨日くらいにミチアキさんが町で偶然Macさんに会ったらしい。
で、ミチアキさん「たまには来いよ」と誘ったというわけで。

それで来たらしいです、Macさん。いいですね、この感じ。
もちろん音はGRICOさんとの相性ピッタリ。

さらにゲスト。
まずは加部さんの娘さん、MAASAの歌。
知らない曲ですがパンクっぽいようなグランジっぽいような歌を2曲?3曲?。
父娘、並んで演奏。時々目を合わせてはニッコリ。
後ろでベースを弾くミチアキさんもニッコリ。
MAASA、手足長いです。

入れ替わりまして2人目のボーカルゲスト。
ふらりといらっしゃったのでしょうか、金子マリさんです。
グラス片手にすでに楽しそうです。
始まったのは朝日のあたる家。歌詞は日本語。
高田渡さんの朝日楼バージョンですかね。
マリさんが声を発するとなんだか空気変わりますね。
やはりすごいです、存在感。
ぞくぞくかぞくで歌うマリさんを見るのは初めて。これはすごいです。
そのままファンクっぽいビートにのせてアドリブで。からまわり?。
なんだかすごいことになってきましたよ。

マリさん退場のあと、4人での演奏でSet2終了。
客席もいつもよりテンション高いですね、なんだか。

ミチアキさん、12弦のオベイションギターを準備。
イングランドから来た友人(ご兄弟+お父さんだそうで)に、とコメントして始めたのは
フェイセズの曲Mad Jonをリズム+弾き語りで。
昨年からよく歌われている曲ですがギターで弾き語るのは初めてかも。しっとり。
その後再び4人。スタジオ録音アルバムから音を探りつつ1曲。
アルバムのオリジナル曲もどんどんやってほしいですね。いい曲多いんですから。

ラストは再びマリさん。無理矢理呼ばれまして。
「適当に始まっている演奏にボーカリストを呼んで何をやれっていうの?
なんていいかげんなバンドなんだ」と気持ちをそのままのせて即興で歌います。
その歌のリズムがバンドのビートにビタッとのってます、さすがです、マリさん。
さらにはメンバー紹介+ぞくぞくかぞくのテーマといった趣の歌詞へ。
マリさんの煽りで演奏もUP。GRICOさん爆発。加部さん、最後までテンション高く。
MAASAもステージに引っ張り出され、恥ずかしげにでも気持ちよく体揺らしてます。
いいエンディングでした。

ゲストが入ってこれだけテンション高く保った演奏はなかなかなかったかもしれませんね。
やっぱり毎回何が起こるかわからないバンドです。

3月6日。
2002年にうちで生まれた猫たちの誕生日。4歳。

116-1612_IMG-s.jpg

生まれた猫たちの引取先を探さなきゃ、というところから始まった猫日記
週一更新で4年も続けてしまいました。
最近はすっかり変化ないですが、変化ないっていうことは皆元気ってことで。
よかったよかった。

ただの猫バカでございます。

P251iS07175.jpg

昨年12月に初リハビリとして行きました小三冶
今回は三鷹という大変近いところでしかも独演会。ありがいことです。

前座は柳亭こみち。前にも一度見てますね。なかなかかわいい女性の落語家さん。
元気のよい湯屋番

独演会ですから、この後は小三冶さんが二席。
まずは娘さんのご主人の実家である長野のお葬式の話、昔の土葬の話、
棺桶の話から付き馬へ。
なるほど、棺桶で繋がってます。
このリンク先を読むと、志ん生の十八番だったそうで。
吉原が舞台のお話です。
先日、R30って番組で吉原の知識をちょいと聞きかじっていたものですから、
さらに楽しめました。

中入り後は、トリノオリンピックの話からイタリアの話へ。
そこからどう流れたのか忘れちゃいましたが小言念仏というお話へ。
初めて聞きましたが短めのさらりとしたちょっと毛色の変わったお話でした。

相変わらずいい味です、相変わらずまくらが長いです、小三冶さん。
いいねえぇ。

夕方に打ち合わせというか会議というか。
その内容が精神的に萎えてしまうようなしろもので。
だからこそ、今日はシャバヒゲで頭の中を掻き回さなきゃと
遅刻ぎみですが向かいました、高円寺。
かなりの雨の中を北口商店街突き当たりまで歩いたところの地下1階。
20時45分頃到着。
楽やという初めて入るお店。高円寺 楽や

いつものように看板の写真をとる。

P251iS07174.jpg

ん、Guest?

これはすばらしいゲストです。師匠です。
チャージ1000円です。安いです。

お店ではやはりすでに演奏始まっておりました。
テーブル1つにカウンター席。かなり小さくいい感じのお店。
演奏者の方との距離はストーミーマンデーの一番前くらい。近い。

壁にはニューオリンズのフェスティバルポスターとか飾ってあります。
こんなCDも立てかけてありました(これ最近気に入っているのです)

先月はインフルエンザにやられて行くことができなかったシャバヒゲ
すでに白熱したバトルを繰り広げておりますお二人。
小林さんは小さめのドラムセット+エレクトリックタブラ。
すぐ横には林さん。
ヤマハの電子ピアノにちっちゃいシンセ(これの古いタイプかな
ピアニカはなしですね。
曲はいつも聴くキメキメのやつです。
この曲でちょうどSet1終了。Set1はこの曲だけだったようです。

セットブレイク中にビール&ジャコ天(宇和島産)をいただきます。
飲み物、食べ物の種類も多くて飲みにだけ来てもよさそうなお店です。

いよいよSet2。
林さんと高橋さんが「初めまして」と挨拶し、チューニングして演奏開始。
静かにシャバヒゲの二人が音を出し始め、高橋さんのバイオリンが重なってきます。
最初はピチカートで。徐々に弓弾きへ。
突然真後ろから切れのよいタンバリンの音。
仙波さんが叩き始めました。
叩きながらドラムセットの前へ移動。
仙波さんと小林さん、超至近距離での師弟対決(競演)。
いやーすばらしい。どちらもすばらしい。
仙波さんは、タンバリン、小さな太鼓、シェイカー、など小物のみ。
しかし音の存在感がすごいですね。点で空気が鳴らされる感じ。

バイオリン高橋さんの音も綺麗で切れがよく。
おもしろくてしかも的確なフレーズ&リズムで絡んできてます。
このゲストの音に林さんも大喜び。
一段とニコニコしてさらに変な音を重ねてきます。

グルングルン。

音が消え、演奏が終わったあとのお客さんの歓声と拍手がすごかったですよ。
みんな持ってかれてましたよ。

4月にあるこれも楽しみになってきました。

2曲目も4人で。お題「ひな祭り」。
シンセで奏でられる暗~いひな祭りのテーマから始まり、再びあの世界へ。
一瞬、パットメセニーグループのようなサウンドに感じられたのにもびっくり。
4人なのに。

これで終了かと思ったらアンコール。そりゃかかりますよアンコール。
ラストはシャバヒゲのみで。
小林さんがエレクトリックタブラで作ったループにのってドラムソロ。
林さんは・・・ダンス。シャバヒゲダンス。
更にラップ。「シャバヒゲ、シャバヒゲ、シャバシャバ」。
その後、鍵盤に戻りまして短めにビシッと終了。

まいりました。
あれだけやってる方がうれしそうだとこちらも気持ちよいですね。
来てよかった。


追伸:いつもより「あなた~」がいっぱい聴けました。

2011年12月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

時々、つぶやいています

最近のコメント

Mongo on すっかり秋: この母と娘(ふう&チ
まゆ on すっかり秋: うらやましいまるまり
Mongo on 分析してみました: Seven Belo
ぞ on 分析してみました: 私も分析してみました
ぞ on アメリカの旅、終了: ビデオで見るリプライ
Mongo on アメリカの旅、終了: 友人がいるおかげで一
SilverSpoon on アメリカの旅、終了: お疲れ様です。 い
Mongo on 6月中旬の予定: ぞさん> お世話にな
ぞ on 6月中旬の予定: しっぱいして匿名投稿
Mongo on 6月中旬の予定: lce2さん> なん

アーカイブ

Powered by
Movable Type Pro