脱臼日記 その11

そろそろ現在に繋がるか。

2月最初の土曜日に診察。レントゲン。
「順調ですね」ということでようやくプロテクター装着終了。
肩上に常に違和感。小さな石が入ってて中から皮膚を押し上げてる感じ。
突っ張り感。
この違和感はプロテクター着けてる時からずっとあったけれど、
プロテクターのせいだと思ってた。
それは関係なくて、骨のせいだったか。
靱帯が切れた鎖骨はやはり浮いたままで肩の上は小さくポコリと盛り上がったまま。
まあこれはわかってたこと。しょうがない。

はずしたままで動かしてみる。
右肩と比べると動く範囲は70~80%くらい。
できるだけ動かさないようにしてたわけで固まってる。
肩周りの筋肉もかなり落ちているらしい。
腕というのは重いもので。立ってるだけでもやたら疲れる。
電車で文庫本を読むとか傘をさすとかをやるとすぐ疲れる、ほんとにすぐ。
なにより動いてしまうのが逆に不安。
こわくてなかなか大きく動かせない。
動かさない癖がついてしまっている。

これを元通りに近づけるためのリハビリ。
週一ペースで通院。

以前書いたかもしれないが、この整形クリニックはスポーツで怪我をした人への対応が多く、
地元サッカーチーム東京FCの選手とかも通っているらしい。
従ってリハビリ担当トレーナーもそれなりの方々。

私を担当していただいてるMさんは小さい女性でキビキビ動いて
いかにもスポーツやってますって感じの方。
私の肩を見て「肩鎖関節脱臼、アメフトやラグビー、競輪の人に多いです。
以前アメフトチームについていたんですがよくありましたよ」
と。

リハビリの流れはこんな具合。

赤外線の機械で肩を温める。
肩関節周りの筋肉をほぐすマッサージ。
そのままどれくらい動くか確認しつつストレッチ。
その様子を確認して、

・可動範囲を広げる
・筋肉をつける

この2つのためのいくつかの運動を説明を受けつつやる。
軽いダンベル体操のようなもの。
タオルを使って引っ張るようなもの。

おそらく怪我してなければなんてことはない動きばかり。
しかしちょっとやるとすぐにつらくなる。痺れ痛い。

「じゃあ、これを2set毎日やってくださいね」。
と言われても・・・実際平日にはなかなかできず。
リハビリ通院した日はかなり動きがよく、軽い気がする。
が、数日さぼってるとすぐに戻ってしまう。
少しずつやるしかないな。

周りでは足、腰、首などそれぞれいろんな箇所のリハビリする人多数。
機械で牽引したり、平行棒を使って歩行訓練したり。
やはりお年寄りが多いが、子供も案外多い。

Mさんの指導で一通り動かしたあと、最後にやるのがウォーターベッド
リハビリ終わった人はみんなこれで締めるのがここの決まりらしい。

これがビックリ。
要するに一人サイズのウォーターベッド。
このメーカー製ではないですがこんな感じのもの。

仰向けに横になり、下からの水流噴射ノズルでマッサージ。
このノズルが2つあり、足もとから首あたりまでを行ったり来たり。
マッサージチェアとスパなどにあるジェット水流が出るバスタブを合わせたようなもの?
ウォーターベッドなので腰とか関節痛めていても重みが分散するので楽に横になれる。
これはすばらしい!気持ちよい。
家にも欲しい。無理だけど。

そんなわけで週に1回、ウォーターベッドを楽しみにリハビリへ。
ひとまず3月末を目処に続けている今日この頃。

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コメント(2)

まゆ :

リハビリは大変そうですね。
ずっと、そおっと扱ってきたところを、急にガンガン動かすなんて、やはり心理的にできないですね。

ウォーターベッド、とても興味があったのです。
床暖房と同じくらい、私には高級品かつあこがれの品です。
リハビリは大変だけど、ウォーターベッド体験はうらやましい。

Mongo :

まゆさん>

ウォーターベッド、興味ありでしたか。
これの話をすると「これだけやりに行きたい」っていう人多いです。
これ、ほんとすばらしいですよ、気持ちよくて。

リハビリはまあボチボチと。
ここから先はそうすぐによくなるものでもないですから。

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