02.行ったライヴとか体験したこと: 2009年4月アーカイブ
4月18日(土)
前日の冷たい雨も上がった土曜日の午後。
府中市の施設、ルミエール府中のコンベンションホール飛鳥っていうところで、
サーディンヘッドのドラム小林さんがなにかやる、っていうことだったので
家からも近いし、ふらりと行ってみることに。
タイトルは極東タイコ合戦。
小林さんも時々参加している木蓮のチェさんと二人でのコンサートらしい。
会場に入るとドラムセットと韓国の太鼓・チャンゴが置いてあり、
そのまわりを囲むように椅子が並んでる。
すでにいっぱいの人。まさに老若男女。ご近所さんが多いんでしょう。
午後2時、1部開始。
ファンクと朝鮮半島の農民のリズムと組み合わせたという演奏から。
チェさんは踊りながらの登場。躍動感ある演奏。
1部は韓国の曲、リズムを中心に。
休憩をはさんだ2部は金属打楽器を使った演奏から、
日本のお囃子をベースにした演奏、小林さんのドラムソロから
ドラムとチャンゴの激しいセッション。
アンコールでは、チャンゴとカネをバックにお客さん数名も立ち上がって踊るというかなりの盛り上がり。
個々の楽器についての解説、奏法の説明などもあり、みなさん、間近で見聞きする打楽器に興味しんしんでしたね。
久しぶりに「あなたーっ!」って掛け声が聞けましたし、小林さんの娘さんにもお会いできました。
いいイベントでしたね。これが無料。いいなあ府中。
4月7日(火) 4月8日(水)
FRANK ZAPPAの息子、DWEEZIL ZAPPA率いるZPZ、昨年に続いての来日。
元々は2日目だけ行くつもりだったのですが。
RAYさんが失踪して来日できなくなったと聴き、もしかして逆に気合入っておもしろいことになるかもなんてことも考えて1日目も行ってみることに。
噂通り、お客さんは少なめ。やはりVAIがいないのは集客に響いているのでしょうか。
定刻やや過ぎて演奏開始。正直言ってステージ上がさびしい。
本来、Aaron Arntzがキーボードを並べているエリアがすっぽりとあいている。
SCHEILAががんばって演奏しているのだけれど、サックスを吹く間はキーボードの音がなくなるわけで、やはり音が薄く感じる。サックス吹く間はコーラスもできないし。
ボーカルはドラムのJOEがメインの曲多し。この人の声、悪くないのだけど、ドスを効かせた声じゃないので太さには欠ける。コーラスもどうしても薄めに。
音がいっぱい重なればいいってわけではないけれど、ZAPPAの曲は分厚さ、太さ、そして毒がないといけないわけで、今回のバンドはそのどれもが弱い。
そうは言っても、ZAPPAの難曲をさらりと演奏してしまう演奏能力のあるバンドですから、メンバーが少ないなりの素晴らしい演奏で。逆にスペシャルゲストがいない分、バンドらしい演奏でした。
メンバーが少なくなったせいしょうか、演奏できる曲の減ったらしく、2日でかぶった曲目が多かったのがちょっと残念。
ただ、昨年聴くことができなかった(行かなかった横浜で演奏された)ピーチズが聴けたのが個人的にはよかったですよ。
できる範囲で必死にやってるバンドのけなげさが伝わってきたライブでした。
これにめげず活動続けていただきたいものです。
時々、つぶやいています