2月2日(土) 快楽亭ブラック師匠 映画と落語の夕べ@武蔵野公会堂3F第3会議室

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強烈なお話をするという噂は聞いておりました快楽亭ブラック師匠
とにかく映画を見まくっているという映画好きでもあるブラック師匠に映画について語っていただくという催し。
企画は吉祥寺の古本屋バサラブックスさん。

場所は市の普通の会議室ですね。
長いテーブルと椅子が正面向いて並んでいます。
テーブルには師匠が選んだ映画5本が書かれている紙が置かれています。
それを読んでおりますと師匠登場。

ご自身の近況から話しつつ、映画の話へ。
ピックアップされた5本について順に語ります。
その5本をあげてみましょう。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
 (2001年東宝 監督:脚本原恵一)

眠狂四郎 女妖剣
 
(1964年大映 監督:池広一夫 主演:市川雷蔵、藤村志保)

人間魚雷回天
 
(1955年新東宝 監督:松林宋恵 出演:木村功、宇津井健、加藤嘉)

手をつなぐ子等
 (1948年大映 監督:稲垣浩 出演:笠智衆、初山たかし、徳川夢声、杉村春子

関の弥太っペ
 
(1963年東宝 監督:山下耕作 出演:中村錦之助、木村功)

 
どれもとにかく映画の話になると熱く熱く話が止まらない師匠。延々と1時間半ちかく。
セリフを言いながら場面を思い出してしまうのでしょう、思わず涙ぐむ場面も。
純粋に映画が好きである師匠の気持ちが伝わってきました。
この5本、どれも見たことないんですが、ぜひ見なければ、と。
特に「クレヨンしんちゃんが実はとんでもなくすばらしい映画である」という話を聞きますと
気になってきますね。

休憩後、落語を一席。「○○なし芳一」。
タイトルからわかりますように、耳なし芳一をベースにした話。
耳じゃなくて○○にお経を書き忘れちゃうわけで...

テーブルの上に布を敷いた即席高座というかなり足場の悪い場所で激しい身振り。
噂通りのとても放送できない落語。
しかし、地のお話自体がしっかりしていないとこういうネタはできないわけで。
壇ノ浦話を一気に聞かせるあたりはさすがでした。

間近で見たブラック師匠、とにかく純粋な人なのだな、という印象でした。
 

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コメント(3)

かねこ :

昨日の帰り道で「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」のDVDを借りて、早速見ましたよ。
それなりにツッコミどころもありましたが、なるほど引き込まれました。
面白い!
ブラックさんの解説がなければ、一生見なかったことでしょう。
近所のレンタル店では、クレヨンしんちゃん以外のDVDは見つかりませんでしたけど、なんとか全部見たいですね。

Mongo :

ああ、やはりさっそく見てましたか。
今週末、ケーブルTVで眠狂四郎やるようなので録画予定です。

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