02.行ったライヴとか体験したこと: 2009年3月アーカイブ

3月29日(日) 


先日紹介したZAPPA関連のトークショーへ。

詳しい内容なんかは友人のブログでどうぞ。
(このブログ見てきてくれたそうでどもども。反省飲み会も久々。おつかれさまでした)。

まあとにかく、マニアによるマニアのためのトークでしたよ。
ZAPPAを理解しようという、情熱がとにかくすばらしい。
カーネーション直枝さんはどちらかというと聞き役でしたが、
ところどころでマニアっぷりを発揮しておられました。
語りの声と声を発するタイミングが好みです、直枝さん。

大山甲日さんの「Dweezilのオリジナルががいいんですよ」というコメントが気になってます。
Dweezilのソロアルバム、未チェックでした、しまった。
聴いてみたくなりましたね。

 

 

立派になりました、Dweezil。

All Roads Lead to Inca
(すべての道はインカに通じる)
この曲が聴きたい。

 

 

あらさんへ>
この日いただいた没後アルバム・ガイドの小冊子にはこんな記述が。

ZAPPA PLAYS ZAPPA Japan Tuor 2009 Memorial Flayer
Produced by Hirokazu Nambu (Smash Corporation)
Designed & IIustrated by Shoji Umemura (Umedeken)
Edited by Goichiro Ishihara (Kousakusha)
Album Reviewed by Kohjitsu Ohyama

というわけで、先日のチラシも梅デ研さんの作品かと思われますね。

そんなわけで石原さん、おつかれさまでした。人もいっぱいでいいイベントでした。

 AC/DC

初めてみたのは1982年。まだ岐阜に住んでる高校生時代。名古屋市公会堂。
その次にみたのは2001年。横浜アリーナ。

そして2009年3月28日(土)。
新大久保にありますライブハウスCLUB VOICE。
ステージにはBIG BALLSというバンドが上がります。




サイドギターはマルコムヤングモデル。
音もまさしくマルコム。

 

 

 

ボーカルはブライアン・ジョンソンそのもの!
風貌だけでなく声もブライアン。すばらしい。
この体の角度、完璧。

アンガスは若くて細っこいですが、
半ズボンにスクールネクタイ。ダックウォークも披露。
音もいいです。

 

 

 

ベーシストの立ち位置は基本的にアンプすぐ前。
コーラスとる時だけスーッとマイクまで出て
歌い終わるとサッと下がる。これぞAC/DC。

 

 

 

短い時間でしたけれどかなり楽しませていただきましたよ。
確かにAC/DCでしたよ。
ヤング兄弟がもう少し頭振ってくれて、アンガスくんがお尻出してくれたら更によかったですが。

このブライアンさんを埋もれさせるのはもったいないのでぜひNewアンガスを見つけて活動再開してくださいませ。

おまけ やっぱり立ってました、
こんなマイク


 

 

 

 

 

 

3月14日(土)

ポレポレ東中野で上映されている「小三冶」をやっと見に行く。

記録なんて残したくない、という小三冶師匠のドキュメンタリー映画。
やっぱりまじめな人なんだな、という印象。
さすがに第一線現役でやってる方です。一言一言に説得力あり。
しかも、それがおもしろい。

ラスト前あたりに、鈴本演芸場での独演会で初めて鰍沢をかけるところが記録されている。
第五十九回と書かれていたので検索してみると、2007年の秋
この年の十二月に吉祥寺で見た時にもやってました、鰍沢。
確かこの一週間前に岡崎さんが見た時も鰍沢だったと。
なるほど、独演会のために覚えなおしたから、しばらくやり続けていたんでしょうかね。

ところで。
大スクリーンにアップになる小三冶師匠の見ているうちに前から思っていたことがやっぱり確信に。
似ている・・・小三冶師匠とめぞん一刻五代くんのおばあちゃん。

 

 先日サーディンヘッドの対バンで初めて見た東京ローカルホンク
ワンマンでのライブも見てみたくなり行ってみました。

3月13日(金)
久しぶりの武蔵小山。バートンクレーンでおなじみ
石川茂樹さんのお店、Live Cafe Again2周年記念ライブ。

開演間近になると狭いお店がいっぱいに。立ち見も。
こちらに石川さんが当日の様子を書いてます)。
戸越銀座出身ということで地元ともいえるのでしょう、
かなりゆるくリラックスした感じでスタート。



ギターとベースはアンプ直。ドラムは生音。
メインボーカルのみマイクは使いますが、コーラスは生声。

それでも距離が近いため、例のコーラスの迫力に圧倒される。
気持ちよく混ざり合いながらも個々の声がきちんと聴こえる。小さなハコならではの心地よさ。
ドラム、ベース、2本のギターの絡みとバランスも実にいい。特にベースのプレイには目を奪われる。
やっぱりよかったカミナリ。名曲ですね。今日は早めにSet2前半に演奏。
(前にも書いたけど)もやもやグルングルンとした演奏から浮かび上がってくる声が心地よい。
この曲終了後、ボーカルがメンバーにボソッと「フィッシュはこんな小さな所で演奏しないよな」とつぶやく声。
フィッシュ好き?

たっぷり2セット。曲の入りをミスったりとかテンポが遅すぎたりとかありつつも、
あっという間の心地よい時間。(狭くてお尻と腰は痛かったけど)。
声(歌)は気持ちいい、ということをまたも再認識。いいバンドです。

終了後、ボーカル木下さんとちょっとだけ話す。

M:この前、サーディンヘッド見に行ってローカルホンク初めて見たんです。
K:ありがとうございます。サーディンヘッドもおもしろいバンドですよねー。
M:ちらっとフィッシュって単語が聞こえたんですが・・・。
K:ああ、フィッシュよりもデッドの方がどっちかというと好きなんだけど...。フィッシュってギューって詰まってる感じでしょ。
M:ああ、なるほどー。
K:以前はジャムバンドって思われてたりしてテーピングとかされたりしたんですけど。
  サーディンヘッドはテーパーいっぱいましたねー。
M:そうなんですよ。
K:ホンクはジャムバンドではなくてポップスバンドですから。
M:歌よかったです。また来ます。

なんて会話を。
そうは言ってても、カミナリのあのグルングルンではフィッシュの音も意識していたに違いない、と思う。
なんてことで結局まだフィッシュが抜け切れていない金曜夜、でした。

写真は今の東京ローカルホンクに感じが入ってる最新ライブアルバム、

クワイエット・ロックンロールの世界


 

夕方になり雪が舞い始めたひな祭り3月3日。
久々にスターパインズカフェに出演するサーディンヘッドを見に吉祥寺へ。
男ばかりのバンド3つが出るということで、雄ひな祭りと題されたライブ。
対バンには一度見たかった東京ローカルホンクの名前もあり、楽しみなところ。

以下、出演順に。

SARDINE HEAD:
Romanchicaからスタート。2本のレスポールがちゃんとレスポールの音を出してる。
目玉は、FusionとGoose Bumps、2曲の新曲。
お披露目前から曲名が決まっている新曲は珍しいらしい。
この2曲には圧倒され続けましたよ。初披露でこの完成度はすごい。
それにしてもなぜにこんなに演奏するのが大変な曲を作られるのでしょうか。参りました。
(すでに音がこちらに。聴いてみてくださいませ。
  http://www.archive.org/details/sardine2009-03-03.dpa4023shn )

エンディングはThe Ending。やっぱりにやりとしてしまう。

 

 

上から見たステージ。エフェクタの並び具合や
ドラム小林さんの複雑な動きを観察。

 

 

 

American Short Hair

初めて聴くバンド。若い(と思う)。バンド名は猫、ですね。
ファルセットのみで歌うボーカルが不思議な雰囲気。
椎名林檎以降、っていう感じの言葉ののせ方。
しかし、椎名林檎の影響が見える男性ボーカルっていうのは他にはあまり記憶にない。
ロカビリーっぽいギター他バックもなかなかいい音出してるし、
好き、ではないけれどいいかも。
売ってたCDが猫(絵)ジャケだったんでかなり迷ったが買わず。


東京ローカルホンク

やっと見ることができました、このバンド。
聴いていたアルバムよりもリズムの(特にベースの)音圧があり、独特のうねり。
そして何よりも歌。歌と日本語の力。ボーカル+全員のコーラス。
男だけの分厚いコーラス。なんか久しぶりに聴いた気がする。気持ちいい。
ラストに演奏された曲、カミナリ。
間奏でグルングルンとまわり始めたサウンドの中からどーんと突き出てくる声。
アルバムもいいけどやっぱりライブバンドでしたね。
ぜひまた見たいバンド。


3バンドともタイプが違っていて飽きることなく最後まで見ることができた雄ひな祭りの夜。

 

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