2004年4月アーカイブ

この数日の暑さで、通勤に使うShoreline公園からPalo Alto Nature Preserveにかけての湾沿いの遊歩道に、脇の草むらで発生した虫が編隊を組んで飛んでいる季節がやってきた。
こいつらは未舗装の歩道の上で直径1メートル前後のコロニーのような群れを数百匹で作ってうじゃうじゃ飛んでいるんだけど、そのコロニーに自転車に乗ったまま突っ込んで通過すると白いシャツなら黒いつぶつぶが、黄色いシャツならさらに倍、口を開けていたならプロテインたっぷりみたいな状態にしてくれる最高の連中なのさ。
しっかり前を見て走っていても、気がついた時は「時既に遅し」状態。そのまま頭を伏せて突っ込んで会社についてヘルメットを取ったら髪の毛の中から多数の自爆虫の死骸が発見される自体になってしまうのさ。本当に暑くなり始めた最初の10日間くらいが本当にひどくて、歩いている人も気がつかずに突っ込んで痛い目に遭っているから、すぐに街の掃除業者がブッシュ(草むら)を掃除して虫は減ってしまうのでありました。

先週はけっこう寒くて自転車に乗る時も上着なんか着てたのに、この2、3日の暑さときたら半端じゃないっす。今日なんかもう扇風機出すくらいで多分一年で一番暑いレベルじゃないかと思う。

Ducati Austinはミシュランタイヤのテストをウイスコンシン州のRoad Americaサーキットでテストしたみたいだけど散々な雨と低い気温でバイクに乗れる状態ではなかったようで、ライダーのEric Bostromはたったの9周しかラップできなかった様子。それもそのはず最高気温は49°Fなんて言う状態。チームマネージャーもこの時期のこのサーキットのテストならこういう天気もありえるって分かっていたんだけどねなんて話しているね。英語の元記事はここ
AMAの次のラウンドは今月末30日から北カリフォルニアのInfineon (Sears point)で開催予定。


webからレース見れるんだって分かって、motogp.comのプレミアムパッケージをちょっと前にオーダーして楽しんでたんだよね。当然今日の第1戦も見れると思って朝5時に早起きして見たら「南アフリカGPはさらに3ユーロ」なんて書いてあるし。
しょうがねえなあ、早起きは3ユーロの損ってことで払って登録しても、次は接続の問題だよ。
Windows + IE6でもMac OSX + Safariでも普段は問題なく見られるのに、今日のライブは込んでるんだろうか一度たりとも上の写真のページから前に進む事はなくレース終了。このままweb見てると結果を知ってしまいそうで現実逃避開始中。このままレース結果を知ったらさらに怒ってしまいそうだ。

あのブロック崩しみたいなWindoze media見るのに全部で33ユーロも払ってるのにこの程度のサービスしか出来ないとは、MotoGP.comには超ガッカリ。ファンなんて屁とも思っていないんだろうな。


いよいよ予選が始まって開幕って感じですなあ。
今シーズンはロッシのヤマハ移籍で本当にドラマ状態だからどんな事になるか本当に楽しみだね。
金曜日の1回目の予選結果がここに出てるんだけど、やっぱりこの人が突っ走ってしまってる。
ホンダの誰かが止めるか、調子が上がってきたケニーJrか?明日の予選2日目も楽しみだね。


納車された人が何人いるか分からないピカピカの超新車を廃車にするってのは珍しいと思うけど、この前のZX-10Rに続いてホンダの最新型CBR1000RRまでこんな状態にしてしまった人がいて、ここに詳細が。口上によれば、いきなりリヤタイヤがロックしてコンロトールを失ったとか。もし本当なら欠陥車だね。


US GPの噂がしばらく前からあって、新しく出来たBarberっていうサーキットが候補らしいんだけど、問題があってLaguna Secaも候補に残っているなんて話がここに出ている。噂なんで期待しない方がいいと思うけど・・・。

あまり知らない人もいるかもしれないけど掲示板があるので良かったら書き込んでってください。このページの右にもリンクがあるんだけど字が小さいよね・・・。


ニューモデルのKawasaki ZX-10Rを廃車にされた方が既にいらっしゃるようで、パーツ取り車(売り手はまだ乗れると主張しているけど)がオークションに出てる。写真を見るとフレームもいっちゃてるように見えるけどなあ・・・。

この前逮捕されたって言うニュースが流れたErion HondaからAMA superstockで最新鋭のCBR1000RRを走らせていたAnthony Gobert選手だけど、やっぱり解雇されたみたい。
チームも期待してVISAの発給が遅れて第一戦参加できなくても次からがんばって完走していた矢先にこれでは今シーズンこのチームもお先真っ暗で、チームオーナーのKevin Erionさんのコメントも「プレスリリース以外に何にも言う事なし」ってことで、相当がっかりしてるんでしょうね。


いつになったら暴力の連鎖は止まるんだろう?
いつになったら金持ち国のリーダーは気がつくんだろう?
どうして家族が誘拐されて傷ついている人に追い討ちをかけるような人がいるんだろう?
テロとの戦いは反感を買うための戦いになっていないのか?
「テロとの戦い」はただの口実じゃないのか?
みんなが安心して暮らせる世の中になるのはいつのことだろう?
最近のニュースを見る度にこんなことを考えてしまいます。


昨日の夜はPat Martinoを見に行って参りました。恥ずかしい話、この人の事全然知らなかったのでiTunesで何曲か試しに聞いてみたらなんかニューエイジみたいな音楽で、おいおいウェス・モンゴメリーじゃないのか!?と心配していたんだけど、演奏が始まるとニューエイジとはかけ離れた熱いジャズで堪能いたしました。
Patさんは小柄でやせ形のおじさん(っていうかかなりいい年だと思う)でギブソンの自分のために作ったと思われるES335を小さくしたようなシェイプのギターを弾きまくっておりやした。バンドはピアノ、ウッドベース、サックス、ドラムの構成でドラマーとピアニストが突出していた雰囲気だったかな。
酒入ってたんでかなり心地よくなってしまったのは言うまでもありやせん。


久しぶりにFly'sに出かけたら、ちょっと前にまた逮捕されたと言うニュースがあったJames BrownのDVDが特価$14で売られていたので買ってきてみてみた。この頃のツアーは、自分たちもLAのHouse of Bluesで見たのでほとんど同じ内容だったんだけど、すばらしいね。God father of soulだね。踊りとか今の人と比べちゃ行けないけどずいぶん安っぽいのに、JBだといいんだよね、なぜか。もう存在自体がインチキくさいんだけど、JBだといいんだよね、なぜか。そこにJBがいて歌ってパフォーマンスしていること自体が最高の経験だったんで、それが思い出せただけでも最高でした。
それにしてもこのDVDなぜか異様に画質がいいんだよ。なぜJBのライブ映像でここまで画質がいいのか分からないけど、数年前何かの展示会で高画質スクリーンのデモでも使われていたから何かそう言う狙いがあったのかもね。


上の写真は先シーズンのAMA Austin Ducatiだけど、今年はErion HondaでCBR1000RRをSuperstockクラスで走らせているAnthony Gobertが逮捕されたというニュースが出てるよ。
どうやら先日の南カリフォルニアのレースの後、同じ地区のハンティントンビーチ(サーフィンで有名なとこ)という街の警察にDUI(Driving Under tje Infruence)、要は麻薬とかアルコールの影響下で運転した疑いで逮捕された模様。Erion氏も本人と面会して状況を確認したみたいだけど、これからどうするかは未定だそうで、もしそれが事実ならこれまでもあれこれトラブル続きだったGobertも本当にレーサーとしてのキャリアは終わりかもしれないね。


最初の入荷したKawasaki ZX-10Rを買ったGaryさんのLaguna Secaで走ったインプレがここに出てるよ。この人はこの辺りのライダーみんなが尊敬する知識が豊富なレーサーの人で、書いている事もすごく参考になるんだけど、やっぱりこのクラスのバイクになると相当の経験者にしか勧められるものじゃないって言う風なものみたいだね。

タイヤをDunlop D208GPに交換し、前のスプロケットを1歯少ないもの(16T)にするだけで、というかそれ以前からだと思うけどとんでもないバイクで、そのままで前に乗っていたGSX-R750のタイムに軽く迫る性能を出すみたい。パワーも相当なもので、一日サーキットを走っただけで相当タイヤを消費したみたい。サスペンションを自分の好みニアあわせただけでもうエンジン、ブレーキともに最高の状態で無茶苦茶な早さってことで、これは超お買い得っすよ。だって改造しなくていいもんね。

弱点ももちろん書いてあって、100マイル以上出ている状態の登りでギャップがある状態でフロントの安定感がまだ感じられない事があるみたいなんだよね。いろいろセッティングを試してみたみたいだけど、最悪はステアリングダンパーが必要になるかもしれないって書いてある。残念な事にストック状態で簡単にマウントできるようになっていないみたいで、最悪の場合は自分でなんとかして取り付けないといけないなんて書いてあるね。

Garyさん(っていうか、ピンクのシャツが・・・)の場合Laguna Secaを1分30秒代で走る人なんで、主にストリートを走る自分たちがそう言うパーツがこの最新鋭のバイクに必要になるとは思えませんが、雑誌とかに苦し紛れに書かれるように「フロントまわりの安定感が感じられない」と分かるライダーならこういうパーツでバイクもかっこ良くなってさらにバイク市場に活気も与えられるから、つけるのはある意味いいんじゃないかな?なんて最近思うようになったよ。
おっと、もちろんLCDベースのタコメーターはアカンとコメントしておりやした。


MotoGP homepageによれば、250cc世界選手権に出場予定の松戸選手のモーターホームに泥棒が入った様子で、日本食以外の大切なもの(皮つなぎ、ヘルメット、スクーター、ベッドや歯ブラシまで)ごっそり盗んで行ったらしい。原田選手が引退するときにくれたシャツまでなくなっていたので、松戸選手は言葉にもならないそう。結果としてモーターホームは売る事にしたそうです。
どこの世界にも泥棒はいますが、外国に来て必死でがんばっている選手の大切な活動拠点を奪うなんて許せませんね。松戸選手は今期は飛行機やレンタカー、ホテルを使うしかないと言ってるみたい。


第6回なんでそろそろ最終回。
午後の第二セッションも上のコークスクリューの練習やレイニーカーブのライン取りを気にしてみた。せっかくコークスクリューから安定したラインで進入で右に寄れているのにレイニーカーブのラインはいつもハチャメチャ。ここすごく幅が広く感じるんだよね。

自分のレベルだと右に寄ってアウトから奥にクリップを取るのが定番だと思うけど、すげえ早い人を見ると手前でクリップしてて、そのままインベタみたいな走りなんだよね。まあ自分のスピードだとどっちでも走り抜けられるんだけど、なんかこういつも適当なラインで流している雰囲気があるカーブなんであまり気に入らないのは事実。ターンが異常に長く感じるし。その次のTurn10は右で角度がついているので少しずつ進入速度を上げて行った。ここから次のTurn11も抜きどころで、慣れている人とそうでない人との差が出やすいね。

午後の第三セッションはこの日最後で15分の予定だったけどその後のB-グループも混ざってもっと長く乗っていたと思う。なんか絡んできた青いZX-6Rが自分の目の前でmeat ball食らったりして嫌な雰囲気だったけど、最後は楽しく乗ってこの日も無事終了。走行距離は130mileほど。天気もよくて楽しい一日でありやした。

最近4回の走行会で使ったミシュラン パイロットレース H2はリアタイヤが完全ボーズになってしまい、もうこれ以上走行会では使えない状態になった。一日140mileとして560mile(約900Km)で使用済みになりやした。


この土曜日に交通事故で日本人留学生が加害者になる業務上過失致死で逮捕されるという悲惨な事件がありました。日本語による記事がここにもあります。
事故はバイクと車の正面衝突で、この日本人留学生(カズヒロ・イシイさん)が乗った車がなぜか反対側車線(日本で普通に走っている車線ですが、こちらでは逆)を走行し、ヘンリー・フリズビーさんの運転するDucati ST4と正面衝突。ヘンリーさんは即死状態で、運転手のイシイさんは逮捕されました。

この事件が起きた道路は自分も毎週末走っているSkyline Boulverdで、ちょうどシリコンバレーの東に連なるSanta Cruz山地の稜線のあたりを走る非常に快適な道路で週末はライダーがとても多い場所です。低速コーナーが少なく、路面もよく整備されている方なのでスピードが出しやすいし観光の車も多いので普段からバイク事故も多く、週末は警察もよく出ている場所でもあります。事件のあった場所はちょうど眺めのいい路肩に車が止められるようになっている場所の近くで、もしかしたらイシイさんはそこに車を止めて眺めを楽しんだ後、再び走り出した時にうっかり反対車線を走ってしまったのかもしれません。記事によればイシイさんはアメリカ滞在が5ヶ月でやっと運転に慣れた頃でしょうか。残念ながらまだ運転免許を取っていないようで、国際免許を使ってレンタカーを運転していた様子です。

バイク乗りなら分かると思いますがDucati ST4に乗るような方はいわゆる峠の走り屋タイプではなく、安全に楽しむタイプの方が多く、フリズビーさんを知る人も「彼はとても安全なライダー」とコメントしています。この日は快晴で時間は正午直前。普段なら平和な週末のバイクを楽しむ時間だったんだと思います。

このニュースがベイエリアのバイク乗りの間に広まったときにライダーの死はもちろんですが、この運転免許の事も話題になりました。カリフォルニアでは外国人でも住民となったらカリフォルニアの免許を取らなければ違法なので、イシイさん留学生で長期滞在の様子ですから明らかに違法です。こちらの免許は日本に比べると非常に簡単に所得でき、かかる費用もたったの$20以下。それなのに免許を取らないで運転し反対車線を走行してライダーを殺してしまったというのは非常に残念なニュースとしか言いようがないですし、自分も同じライダーとして土曜の昼間にあの場所を走る事はよくある事ですから、事故にあったのが自分であった可能性も十分にあり得ます。

コーナーを立ち上がったら目の前にフォードのセダンが自分に真っすぐ向かって走ってくる!ライダーは最後まで回避しようとした跡があったとの事ですが、努力も虚しく運はそこで尽きてしまいました。現場はすぐに実況見分が行われて、片付けられた様子ですが今日見に行ったライダーがここにある写真を撮ってきました。わずかな残骸とバイクのマニュアルが残されているのを見て非常に悲しくなります。自分の大切な趣味であるオートバイと、自分と似た境遇の日本から来た人が逆車線走行という自分でもやってしまいそうな事故なのでとても心苦しいです。

日本での運転経験が長いと、こっちで運転する場合に一番難しいのが日本とは逆の車線を走る事です。最初は街で前を走っている車の後をついて行くのが間違えない最適な方法でしたし、その後一人で走る場合も常に車線を意識して乗っていれば次第に慣れてきます。でも、慣れてきた時が本当に危なくてうっかり日本にいた時の癖や記憶が戻ってきます。不思議なもので左ハンドルに乗っていてもそう言うことが起きるんです。交差点で曲がるときに左に小回りしてしまったり、駐車していた路肩から発車するときに逆車線に出てしまったり、自分も何度か経験があります。そう言う事なので、今では逆に日本で運転するのがとても怖くて日本では運転していません。

今回の事故はどちらの立場にもなり得るという境遇から他人事とは思えずにたくさん書いてしまいました。願わくはイシイさんがちゃんと保険に入っており、残されたフリズビーさんのご家族へのサポートがきちんと行われる事です。

フリズビーさんのご冥福をお祈りします。

合掌


AMA superbike 第2戦 - Race2もあの人の勝利で終わったみたいで、本当に絶好調だね。第1戦ではリタイヤだったDucati 999のEric Bostromは両方とも2位に入って結果を出しているし、兄貴もやっとCBR1000RRで完走したみたいだね。順位はここでどおぞ。

今日は遠くから友人のKさんがわざわざ来てくれて一緒に走りました。Kさん遠いところをありがとう、楽しかったですよ。また来てくださいね。
Alice'sで休んでいる時の凶暴パトカーはやっぱり交通事故だったみたいで、ここに詳しい事が出てました。

うーん、もう5回目か・・・。

お昼はケータリングがあるんだけどうちの奥さんと半分にするくらいで十分。あまり食べると午後からおなかが痛くなりそうで怖い。やっぱり胃が重くなると加速に耐えられなくて引っ張られるのかなとか思っちゃうよね。それにしてもこの日のランチは今までで一番おいしかったかも。というか普段がイマイチなんで・・・。

午後からはまずコークスクリュー進入でなるべく右に寄ってからクリップを奥に取って出口の落ちるところでなるべくインによって次のレイニーカーブでなるべく右に寄りやすいように練習してみた。これは12月に後ろからついてきてもらってビデオ取ってもらったときに嫌になるくらい早めにターンしてたことが分かったので、最初はゆっくり練習してみると、落ちる直前の左カーブは以外と奥が深いことが判明。でも行き過ぎるとやっぱり出口で厳しくなるのでそこそこに(そのへんが難しいんだけど)
落ちるときは本当に落下して行く感じがするんだけど、ここでは以外にもアクセル全開なんだよね。落下加速度のおかげもあってギアは3速のままだから、左を立ち上がってすぐにガツッと開けても平気だしその後の短い直線でシフトしなくていいからここはスムースだった。以外にもここの落下の場所も早い人と遅い人の差があって抜きどころになっていた。こんな感じで練習していたけど、もっと進入速度は上げられると思ったけど、それ以上はチキン入って練習しなかった。
進入前は4速なんだけど、ここでは一つだけ落とすだけで十分で、山を下りる加速をうまく使えばそのまま3速で脱出も十分問題ないよ。(レースの人は違うかもしれないけど)

うおー、写真が届いたってことで、大公開!!! Laguna Seca走行会も4回目だね~。 第三セッションあたりから暖かくなってきたので攻め込んでみたんだけど、後ろのストレートからコークスクリューの進入で速度が乗らなくて1000ccクラスの排気量の大きいバイクに離されるんだよね。それでも進入のブレーキングで簡単に抜けるようになった。これはフロントのストレートも同じなんだけど、ブレーキングでどれくらい自分のバイクが減速するか分かってくると少しずつ遅らせてみてブレーキを入れるタイミングが分かってくるよね。 自分も最初はそうだったけど、慣れないうちはみんな早めにブレーキングしているみたいだった。そのブレーキングだけど、どうしてもブレーキング中にステップへの荷重が抜け気味で、有る程度緩めてやっとイン側のステップへの荷重が戻るのが気になった。ブレーキ中はハンドルに力を入れたくないのでタンクを必死で挟んでいるからこれが悪いのかもしれないけど、もっとスムースにならないかと思っていろんな事を試していた。


明日決勝だと思っていたら、土曜にRace1, 日曜はRace2っていうダブルヘッダーだったようで、今日はそのRace1をSuzuki GSX-R1000に乗るMat Mladinが圧勝した様子。予選から一人で2位以下を離していたので問題なければ決勝もそうなると誰もが思っていたけどやっぱりそうだったみたいだね。2位に入ったDucati AustinのEric Bostromも9秒も離されていた様子。それでも予選では全然ぱっとしなくて「予選時間の割り振りが最悪」なんてコメントしていたわりにはちゃんと2位に入っているからエライ。
兄貴のBenはまたもCBR1000RRをフィニッシュラインまで持って行く事が出来なかったみたいで、今回はクラッシュアウトしたみたいだね。3位はそのBenのチームメイトのMiguel DuhamelがCBR1000RRでフィニッシュ。その他の結果はここで見られるよ。
普通この時期の南カリフォルニアは天気が安定しているんだけど、レースの後半に雨が降り出したみたいで、その後に予定されていたFomura Xtremeのレースは明日に移動したみたい。


AMA Superbike第2戦が、今週末南カリフォルニアのCalifornia Speedway(Fontanaとも呼ばれる)で開催されるんだけど、金曜の今日は練習走行があって、チャンピオンでGSX-R1000に乗るMat Mladinが2位に1秒以上の差をつけている様子。2位のBen BostromはCBR1000RRで初完走が期待されるけどどーだろーね???明日が最終予選で日曜が決勝だよ。
なお、600ccの改造ありありクラスのFomura Xtremeは今日が最終予選で明日が決勝なんだけど、こっちは1-2グリッドがCBR600RRで埋まったみたいで、これでDaytonaと同じようにCBR同士の争いになるのかもね。

本日(2004年4月1日)入ってきたニュースによると、DUCAT1社は急遽ニューモデルとしてSupoorbike 747を発表するという事。これは2年前に発表した749が思ったほどの好評を得ず、引き続き旧型の748, 996, 998のスタイルを持ったSupoorbikeを作って欲しいと言う世界中のドッカティスタ達からの熱いメッセージを得て決定された模様。

DUCAT1社の発表によれば747のために十分なパーツが準備できなかったため、同じ名前を持つ航空機を作る米国Booing社からパーツの供給を受け生産に入るとのこと。B社によればパーツの品質と供給には自身があり、D社同様に世界を相手に空で信頼を勝ち取っている分、地上での走行などは全く問題ないとの事。D社によれば主にサスペンジョンや車輪まわりのパーツの供給をB社から得るようでこれによって世界のドッカティスターも納得して乗ってもらえると予想している。とくに日本などで要望の多かった”バネ下重量の軽減のために高価なマイケルジニなどの社外品のホイールを付けて、都内での発進と停止を楽にする”という今までの重いホイールへの不満は一切発生しないとのこと。B社のホイールはとくに直線安定性が高く、街乗りでの安定性が今までのものより圧倒的に高いとD社は報告していることも付け加える。

今回の新製品には同社契約のレーシングライダーであるルンペン・ザマス選手が今までに使用したSupoorbikeのパーツを再利用する事で地球環境に優しいバイクであることもアピール。主に再利用されるのは外装部品で、元々同社のレーシング基準で作られたパーツであるだけに品質は高く、これも軽量化に貢献するばかりでなく、発進と停止を楽にするほかユーザーの所有感も圧倒的に増すことは間違いないと同社スポークスマンは語っている。なお、外装のカラーは赤のみで、ゼッケンも11番に固定されている。
747の最大の特徴はエンジンで、伝統のL型ツインを廃止しインライン4型エンジンを搭載する事である。このエンジンは空冷4発という日本伝統の"こだわり"という思想を導入する事でDUCAT1社の最大のマーケットである同国のファンに新しいバイクを楽しんでもらいたいと言う同社の考えから出てきたアイディアである。なお、エンジンの供給はKawasak1社から受け、同社のゼフィー750で長年使用されているエンジンに米国KeruKeru社のマフラーがついた状態で出荷される模様。このエンジンとマフラーを組み合わせた排気音はD社のイ夕リマ人エンジニアも長年憧れ続けたジェットサウンドであり、今までの一歩間違えるとアメリカの一般的な家庭で見られる芝刈り機のようなパルスの聞いた音とは全く違う21世紀を予感させる仕上がりになっており、これも所有することによって多くのユーザーが満足することが予想される。

DUCAT1 747は専用スタンドも付属しており、リビングルームにバイクを飾る事を前提としたユーザーも考慮。なお、DUCAT1社のバイクにありがちなエンジンのガスケットなどからオイルが漏れる問題を正確に再現する可能性もあるので、バイクの下に敷く同社のロゴが入った専用カーペットも付属している。
2004年4月1日の限定で全国のDUCAT1ディーラーで現在DUCAT1社のバイクオーナーにのみに販売。現在所有しているバイクの改造箇所が多いほど優先度が上げられるとの事。また、リヤタイヤに2センチ以上のChicken strip(タイヤの端の未使用部分のこと)があるライダーのためには、それを取り除く同社のロゴ入り紙ヤスリのほか、ルンペン・ザマスによるライディング講習会への参加券とビデオ「俺はどうやって未勝利のままMotoGPへ駆け上がったか」が贈呈されるという特典付き。

ってことで、エイプリルフールのネタでした。

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