新製品ニュース

本日(2004年4月1日)入ってきたニュースによると、DUCAT1社は急遽ニューモデルとしてSupoorbike 747を発表するという事。これは2年前に発表した749が思ったほどの好評を得ず、引き続き旧型の748, 996, 998のスタイルを持ったSupoorbikeを作って欲しいと言う世界中のドッカティスタ達からの熱いメッセージを得て決定された模様。

DUCAT1社の発表によれば747のために十分なパーツが準備できなかったため、同じ名前を持つ航空機を作る米国Booing社からパーツの供給を受け生産に入るとのこと。B社によればパーツの品質と供給には自身があり、D社同様に世界を相手に空で信頼を勝ち取っている分、地上での走行などは全く問題ないとの事。D社によれば主にサスペンジョンや車輪まわりのパーツの供給をB社から得るようでこれによって世界のドッカティスターも納得して乗ってもらえると予想している。とくに日本などで要望の多かった”バネ下重量の軽減のために高価なマイケルジニなどの社外品のホイールを付けて、都内での発進と停止を楽にする”という今までの重いホイールへの不満は一切発生しないとのこと。B社のホイールはとくに直線安定性が高く、街乗りでの安定性が今までのものより圧倒的に高いとD社は報告していることも付け加える。

今回の新製品には同社契約のレーシングライダーであるルンペン・ザマス選手が今までに使用したSupoorbikeのパーツを再利用する事で地球環境に優しいバイクであることもアピール。主に再利用されるのは外装部品で、元々同社のレーシング基準で作られたパーツであるだけに品質は高く、これも軽量化に貢献するばかりでなく、発進と停止を楽にするほかユーザーの所有感も圧倒的に増すことは間違いないと同社スポークスマンは語っている。なお、外装のカラーは赤のみで、ゼッケンも11番に固定されている。
747の最大の特徴はエンジンで、伝統のL型ツインを廃止しインライン4型エンジンを搭載する事である。このエンジンは空冷4発という日本伝統の"こだわり"という思想を導入する事でDUCAT1社の最大のマーケットである同国のファンに新しいバイクを楽しんでもらいたいと言う同社の考えから出てきたアイディアである。なお、エンジンの供給はKawasak1社から受け、同社のゼフィー750で長年使用されているエンジンに米国KeruKeru社のマフラーがついた状態で出荷される模様。このエンジンとマフラーを組み合わせた排気音はD社のイ夕リマ人エンジニアも長年憧れ続けたジェットサウンドであり、今までの一歩間違えるとアメリカの一般的な家庭で見られる芝刈り機のようなパルスの聞いた音とは全く違う21世紀を予感させる仕上がりになっており、これも所有することによって多くのユーザーが満足することが予想される。

DUCAT1 747は専用スタンドも付属しており、リビングルームにバイクを飾る事を前提としたユーザーも考慮。なお、DUCAT1社のバイクにありがちなエンジンのガスケットなどからオイルが漏れる問題を正確に再現する可能性もあるので、バイクの下に敷く同社のロゴが入った専用カーペットも付属している。
2004年4月1日の限定で全国のDUCAT1ディーラーで現在DUCAT1社のバイクオーナーにのみに販売。現在所有しているバイクの改造箇所が多いほど優先度が上げられるとの事。また、リヤタイヤに2センチ以上のChicken strip(タイヤの端の未使用部分のこと)があるライダーのためには、それを取り除く同社のロゴ入り紙ヤスリのほか、ルンペン・ザマスによるライディング講習会への参加券とビデオ「俺はどうやって未勝利のままMotoGPへ駆け上がったか」が贈呈されるという特典付き。

ってことで、エイプリルフールのネタでした。

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コメント(2)

コージ :

エイプリルフール!!!


初めまして
GPミレニアムのページで
ここを知りました。
私は、アラバマ在住です。
アメリカでのバイクライフ
うらやましいです。

はじめまして>コージさん
ばれちゃいましたねって、当然かな。
アラバマの生活は如何ですか?同僚にミシシッピ出身のやつがいるんですが、田舎だけどいいところだよといつも聞かされてます。
何か理由があってバイクに乗れないのかもしれませんが、乗れるようになるといいですね。

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このページは、Mickが2004年4月 1日 11:28に書いたブログ記事です。

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