11.2004年 CZECHの旅: 2004年12月アーカイブ

10月24日、日曜日朝です。
昨日と同じく、おいしいホテルの朝食を食べながら
今日はどうしようか、などと話します。

本日は川向こうの宿へ移動です。
ホテルのチェックアウトは12時。
それまでに荷造りして出ないといけません。

その前にホテル窓からの景色を写真に納めてみます。


ホテル前の道

石畳にトラム(路面電車)の線路が2本。
道幅は案外狭くて、線路の上を普通に車も走っています。


ホテル向かいの様子

壁と屋根はほんとにこの色ばかりです。


こんな風にひたすら石建築世界なのです

チェックアウトまで数時間。
せっかくなので割と近くにあるお城へ行ってみることにします。

食事したレストランから入り組んだ道を歩きます。
しばらくしてトラムの駅が見えました。
TESCOというスーパー近くのこの駅、夕方の買い物客でごった返しておりました。

トラムで再び川を越え、ホテルへ戻ります。


ホテルに一番近いトラムの駅

路面電車なので駅っていうよりも昇降場という感じでしょうか。


道端には小さな花屋さん

時計は、午後4時すぎを指してますね。

ここから少し歩くと泊まっているホテル「Blue Key」。
フロントのおじさんが控えめににっこりして部屋のキーを丁寧に渡してくれます。
押しつけがましくない高級感。

今日はかなり活動しまして。ぐったりです。
しばらく部屋で休憩です。

さて。
もう夜。
今夜はどこでうまいビールを飲もうかとガイドブックやらをチェック。
疲れ気味だし、明日は川向こうの宿へ移動ですから、
今日はこの近辺でよさそうなところに、と探します。

見つかりました。
このホテル、「Blue Key」隣の地下が古ーいビアホールでした。
元修道院のビール醸造所だったという「ウ・ズヴァテーホ・トマーシュ」。
(ベルキーもそうですが、こちらの国では修道院がビール作って売っているのですね)

夜はかなり冷えます。着こんで帽子手袋して外へ出ます。
が、隣なのですぐ到着。こんな装備しなくてもよかったかも。

大きな木の扉から入り、石造りの地下へ降りると。


中はこんなことになってました

人いっぱいです。みんなビール飲んでます。
で、踊ってます、唄ってます。

バンドがケ・セラ・セラとか有名な曲を演奏し始めると
一斉に立ち上がって合唱です。一斉に一気飲みとかもしてます。
めちゃめちゃテンション高いですよ!
なんだー、こりゃー。
外は寒くて静かですが、
チェコの人はこういうところでこうやって遊んでいたのでした。

料理はおいしいですが、肉、肉、肉なのでちょっと重めです。
ビールはもちろん最高にうまいです。
この店で一番おいしかったのは「ビールチーズ」。
チーズにスパイス、マスタード(みたいなもの)がついてて
これにちょっとビールの泡をかけて混ぜて食べるのです。

スパイシーな「豆腐よう(沖縄の食べ物、豆腐+泡盛を紅麹で発酵させたもの)」
って感じでつまみに最高です。



入り口にあったキャンドルも年期を感じさせますね

とってもいい店でした。

プラハの中心街をさらにうろうろ。

以前、プラハへ来るときの機内で撮ったこんな写真を紹介しておりました。

これと同じ絵がこれです。

スーパーらしいのですが、日本でいうと西友のようなものでしょうか。
結構この絵は見かけましたよ。

この界隈には、新刊書店が多くありまして。
妻の目的の一つはチェコの絵本入手。
メインは古本ですが、新刊も当然チェック。
結構よさげな物があったようで、数軒まわってかなりの冊数をゲット。

古本屋も一軒見つけ、入ってみました。
どうもメインに扱っているのは、古い書(本ではなくて掛け軸のようなものとか)の様子。
それでも2冊ほど買いましたでしょうか。

午後もすでに2時すぎ。
結構な荷物になり、いまだご飯を食べてないのに気づきます。
朝、いっぱい食べていたのでなかなか減らなかったんです。

適当に歩きながら適度に客が入っていてよさそうな店に入ります。

そこで食べたのはこんなもの。

手前はほうれん草のようなもののソテー?
左奥はハム、右奥はこちらの添え物のよく出てくる蒸しパンのようなもの。
この料理、見た目はあまりよくありませんが、とてもうまかったです。
チェコは海のない国で当然肉がメイン料理なのですが、このほうれん草は絶妙の味付け。

で、飲んだのはこんなもの。

こちらでは皆さん、昼間からあたりまえのようにビール飲みます。
普通にジョッキです、うまい。

歩き疲れたあとのビールと腹一杯の食事で満足しつつも疲れが出てきました。
荷物も結構あるし、宿へ戻ることにします。

トラムに初めて乗った時には車内にある機械で打刻をします。
今回は3日券なので、この打刻の日時からまる3日間乗り放題となるわけです。


プラハを走るそんなトラム

トラムに乗って川向こうへ行った最初の目的は、
明日の宿を決めること。

今日は高いBlueKeyホテルにもう一泊しますがそう何泊もできません、高いですから。
もっと安くてよさそうな宿をあたってみます。
ガイドブックでまあまあよさそうだと当りをつけたPension Museum
名前の通り、博物館の向かいにある小さな宿です。
入ってみてフロントにいたひげめがねお兄さんに聞いてみると、空いていました、部屋。
他を探す時間ももったいので明日からはここに泊まることに決定し予約をします。
こぎれいでいい感じの宿です。

明日から寝るところも決まりましてさらに一安心。
町の中心へ向かってみます。


通り沿いのカフェ


大道芸人ですね
パントマイムしてました


こんな町並みです


音楽の町プラハは路上ミュージシャンもクラシカル

やっぱりヨーロッパな感じなわけです。

さてさて、今夜も同じ宿と決まったので荷造りとかの作業もなく。
再度外へ。

空気は冷たいのですが、晴れていて気持ちよいです。
泊まっているホテル沿いにずーっと高い壁があるのですが、それにそって歩いてみます。
道はもちろん、石畳。

すると壁の一部に扉があって開いています、人が出入りしている様子。
そろりと中へ入ってみると。


こんな場所でした

古いお金持ちのお屋敷なのでしょうか。
なんだかわかりませんがとっても広くて、きれいな庭と建物です。
無料で一般公開されているようです。


庭の端にあった野外ステージのようなエリアの天井
ヨーロッパ文化の香りです

道側から見ると古い塀が続いているだけなのですが、
塀の内側にはこんな世界、不思議な構造です。

さて。
プラハの町はトラム(市電)が縦横無尽に走っています。
これでたいていの移動はできると聞いていましたので、
到着夜に市電チケット3日券を購入済みなのです。
(市電チケットは1日券や3日券があり、乗り放題になるので観光客には便利)

一番近くの駅から乗って移動してみることにします。

宿からちょっと歩いたところが、もうカレル橋のたもとでした。
ヴァルタヴァ川(モルダウ川)にかかる古い石橋。
この川は、スメタナの曲「モルダウの流れ」
(ボヘミアの川よ~モルダウよ~、っていう音楽教科書にも出てたやつですね)
で有名な川ですね。
スメタナはチェコを代表する作曲家だそうです。

この橋を渡り、向こう側にある町へ行きます。


橋の景色はこんな感じ


チェコはマリオネット(あやつり人形)でも有名なのです

これらは別の日に撮影したものですが、
ここでは日々こうやっていろいろな人が集まっているようです。

さて、目的のホテルへ到着。
小さな受付のおねーちゃんにメールコピーを見せたりしていろいろ聞いてみます。

要するに、
・今日は満室である。
・ほかのホテルを紹介してあげる、とメールに書いてきた人には連絡がとれない。

ということで。
一生懸命対応してくれたいいおねーちゃんでしたが、宿は確保できず。
もう時間がないので、ひとまず泊まっているホテルに戻り、延泊をお願いすることに決定。
再び橋を急いで渡り、戻ります。
フロントのおじさんに延泊できるかどうか、確認→OK。高いですけど・・・しょうがない。
とにかく今夜の宿はこれで決定、一安心です。

部屋でちょっと休憩してから、再び町へ出かけることにします。

間があいてしまいました、チェコ旅メモ。

さて、到着翌日10月23日(土)朝です。
宿泊とセットになっている朝食を食べるため、1階へ降りようと廊下へ出ました。
ここは4階。到着時は暗くてよく見えなかったですが、
廊下窓からの景色はこんなでした。


赤レンガの屋根 右後方にお城の塔が見えます

ほぼすべての建物がこの色の屋根です。ヨーロッパって感じです。


泊まったホテルの中庭側
窓にはきちんと手入れされた植物がありますね

趣あるエレベータで1階へ。

レストランでは数組の宿泊者が食事してました。
皆さんおそらくヨーロッパの方でしょう。

朝食はバッフェ(ビュッフェ:いわゆるバイキング形式)。
パン、ハム、チーズ、野菜、ヨーグルトなどなどです。
うれしいのはそれぞれの種類が豊富なこと。
ハムもチーズも何種類も置いてあります。
いろんな味を試したいのでついつい多めにとってしまいます。

パン、ハム、チーズはどれもうまいです、うまいです。
しかし、ちょっと取りすぎました。食べ過ぎて苦しい。

腹いっぱいでいったん部屋へ戻ります。

今日の第一の目的は、今夜の宿を決めること。

実はこのホテル、日本からネットで予約したのですが、とっても高いのです。
こじんまりとしていますが、かなり高級ホテル。

チェコには暗くなってから着くということだったので一泊だけは念のため予約していたのです。
可能であればもっと安いホテルへ移ろうという計画。

ここのチェックアウトは正午。
午前中のうちに次を決めるか延泊をお願いするかしないといけません。

ガイドブックであたりをつけていた割と安くてよさそうなホテルが1つあるのです。
妻がメールで連絡をとっており、満室だということだったのですが、
その返事に「別のところを紹介してあげるよ」などと書いてあったので、
まずはそのホテルへ行き、様子を聞いてみることにします。

ヴァルタヴァ川(モルダウ川)にかかるカレル橋という古い有名な橋を渡った先のようですから、
歩いて行ってみることにします。

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