2010年5月アーカイブ
5月15日(日)
よく晴れて暑い日曜。
昼過ぎにまずは、雑司が谷の鬼子母神通りで行なわれております、みちくさ市へ。
いろんな人がいろんなスタイルで古本(だけでなく他の物もあり)を売ってます。
通りをウロウロし、2冊ほど購入。岡崎さんのところで引いた古本おみくじは凶。
瀬戸さんという人を探すように(漫画付きで)書いてあったので、探すとすぐに発見。
縁起がいい。
(今回のみちくさ市の様子はこちらのスライドショーでどうぞ)。
その後、初めて行く街、梅島へ向かう。
梅島、よく聞いてはいたけれどなんとなく遠い印象もあり行ったことはなく。
Yukotopiaというお店は想像していたよりこじんまりとしていい感じのライブハウス。
今年初めてみるサーディンヘッドは、前半アコギを使ったセット。
アコギでもいつものへんな音は健在。
前回見てからかなり間があいているので、曲はもうかなり変化、進化していましたね。
アコギ用アレンジによる変化もあったと思いますが。
ワンマンなので2Set+アンコール、たっぷりと。アコギセットはよかったですね、かなり。
ライブの様子はこちらを見ていただくとよりわかります。
久しぶりにお話もできて行ってよかったな、と。帰りはやっぱり時間かかって遠かったけれど。
また、タイミング合えば行ってみます。
5月12日(水)
水道橋、東京ドーム脇にあるJCBホールで行なわれたジョン・メイヤーのライブ。
音がよくて、いい会場だと聞いていたJCBホールですが、行くのは初めて。
地下なんですね。バルコニー席でしたが、サイズが割りと小さめなのでステージが近くに感じる。
ジョン・メイヤーさん、とにかくギターはうまいですね。いい音なギターリストです。
歌もなかなか。デビッド・マシューズっぽい声。結構好きな声。
会場満席で立ち見も。人気ありますね。
スーパースティションみたいなアレンジのクロスロード、よかった。
終了後は客席から求めるサインにも気軽に応じてたし、ドゥジール・ザッパくらい人のよさそうな青年って感じでした。
日々、ここにメモっておきたい事はいろいろとあるのだけれど。
どうにもブログ更新作業ができない。
ついったーのせいとか時間がとれないとかいろいろとあるけれど、
メインで使っているノートPCの起動が遅いのが一番の理由だろうか。
メールチェックなどはiPhoneですんでしまうので自宅でPCを起動しない日も多くなったし。
このPC、起動してからもやたら反応が遅くなっているし。
2003年NY、MIAMIの旅に持って行ったからもう8年以上経つのか。
そろそろスペック的にも厳しいかもしれない。
先立つものが厳しくだましだまし持たせてきたけれどそろそろ買い替えたい。
どうするかなあ。なあ。
5月8日(土)
夕方、九段会館へ。
お堀の脇に建っている九段会館といえば、過去いろんなアーティストが演奏してきた場所。
入るのは初めて。
向井秀徳のソロライブ。
以前から気になりつつ、たいていスタンディングで、しかももみくちゃになりそうでなかなか見にいけなかった。
ナンバーガール時代はそんなに聴いてなかったけれど、時々耳にする曲と声が独特で一度観たいと思っていたところ、
このソロライブチケットがとれたので行ってみた。
客層はやはり若い。満席。彼の人気具合、かなりなものらしい。
ライブはタイトル通り、アコギとテレキャスターを持ち替えつつ、弾き語りで進行。
缶ビールを次々をあけては飲みつつ。
ほとんど曲は知らないけれど、インパクトある詩と声が心地よい。
この人、しゃべりもかなり面白い。最近は立川志らくさんとも一緒にやったりしている様子。
志らくのらくだがすばらしいらしい。ジョン・コルトレーンらしい。見てみたい。
2部構成+アンコールでたっぷりと堪能。本人もとても楽しんで歌い演奏してた。
いい時間でした。
5月7日(金)
雨降る中、吉祥寺バウスシアターへ。
映画、ライブテープ。
撮影舞台でもある吉祥寺でのリバイバル上映レイトショー。
会場は満席。おそらくリピーターもいるのでしょう。ぎっしり。
オープニングは武蔵野八幡宮。初詣の人が並んでいる元旦。
ここから、歌手前野健太はギターを弾き歌いながら、吉祥寺の街を井の頭公園まで歩く。
その様を74分ノーカットで撮った映画。
名古屋での学生時代、吉祥寺は憧れの街だった。ライブハウス、ジャズ喫茶。
上京して住んだのは吉祥寺まで(頑張れば)歩ける三鷹市牟礼にある会社の寮。
休日にはよくうろついた。会社からも近かったので昼休みに自転車でレコード屋をのぞきに行ったりもした。
結構隅々まで歩き回った吉祥寺がそのまんま映されている映画。
ラストシーンの井の頭公園、牟礼時代、寮主催の花見をしたまさにその場所、景色。
匂いも知っている映像。
そんな中を、前野健太(マエケン)は一人歌って歩く。
その周りに自然に写りこむ街の人々が面白い。田舎と違って歌を歌って歩く人が珍しくはない街だけど、
それでも寄ってくる人がいたり、まったく気にせず通り抜ける人もいたり。
ああ、吉祥寺だなあ、と思う。
歌手マエケンは以前、アルバム買って聴いたときはちょっと声が弱いかな、なんて思ったこともあったけど、
繊細さとパワフルさを持ってるいい歌うたいでした。
こんな映画と撮ろうと思った松江監督がなによりすごいのかもしれない。
終了後、そのままトークショー。
松江監督と漫画家の長尾謙一郎さん。後半はマエケン本人も参加して撮影裏話やら、
漫画家+映画屋さんの熱い飲み会話などなど。
トークショーが終わり、外へ出ると今スクリーンで見ていたあの通り、この街。
この独特な感触はバウスシアターで観た人だけの特権。
他のところで観た人には申し訳ないけれど。
5月2日(日)
気持ちよく晴れた日曜日。
谷中あたりで行なわれていた一箱古本市、
古書往来座で行なわれていた外市、なんかを歩きまわった後、
阿佐ヶ谷ヴィオロンへ移動。
おひとつシネマの第5回目です。
今回はチャップリン。
ノックアウトとキッド。
チャップリンといえば。
私がまだ学生だった頃、確か昭和61年。
日本での上映権が切れるということで、まとめて映画館で上映されたのを
通って見に行ったものです。連日大混雑で立って見た日もありました。
この2作もそのとき見ているのですが、何度見てもさすがチャップリン。
特にキッドはキュンとなりますね。子どもの動きと表情がたまらない。
もちろん、どちらもチャップリンならではの細かい仕掛けがまた面白い。
そしてやっぱりおひとつシネマの楽しみは映写技師ナンダさんのフィルム交換などの映写機操作。
これがかっこいいのです。カタカタと鳴り続ける映写機の音もまた味わい。
次回は秋。またヴィオロンで行なわれる予定だそうです。
上映作品が決まったらまたお知らせが出ることでしょう。
次回もまたよろしくお願いします。
4月27日(火)
ニューアルバム「音楽堂」を出した矢野さんの弾き語りツアーの東京2日目へ。
フォーラムホールCは適度な大きさで音もよく、好きな会場。
東京の2DAYSはゲスト参加も発表されていて、26日は奥田民生。
こちらも見たかったけれど、矢野さんとやる姿は見たことがあるのでまあよし、と。
本日27日のゲストは音楽堂にも入っている右手という曲の作者、細美武士。
ステージ後方には、古びた椅子や金属の板、焦げた板などがぶら下がっております。
ステージデザインは、いつもの通り立花ハジメ。
前半は弾き語り。新曲が多いかな。
清志郎の恩赦~きよしちゃんの流れは先日のヤマハホールと同じ。
中ごろにゲスト登場。初めて見る細美さんは爽やかでちょっと変な若者。
矢野さんとやれることがうれしくも緊張している様子でしたが、いい声いい味わいの数曲。
以前やっていたバンドELLEGARDENは休止中ということでしたが別のバンドでやっているようで、
今後が気になるアーティスト。
後半、久しぶりにひとつだけ。
アンコールで再び細美さんとやった共作の歌がすばらしかった。
夏にはまた、ブルーノートでウィル・リー&クリス・パーカーとのトリオ出演するらしい矢野さん。
森山良子とのユニットやもりも結成し活動するようだし、今年も精力的な動き。
見逃せません。
時々、つぶやいています