02.行ったライヴとか体験したこと: 2004年7月アーカイブ
今年も夏にブルーノートで行われた、矢野顕子さとがえるバンドの演奏。
ベース:アンソニージャクソン、ドラム:クリフ・アーモンドとの恒例トリオです。
いきなり、電話線で始まります。何度聴いてもスリリングな演奏。
席が矢野さんの背中側だったので、鍵盤が良く見えます。
ピアニストとしてもとんでもない人です、やはり。
今回よかったのは、カバー曲。
ニットッキャップマン(ムーンライダース)、すばらしい日々(奥田民夫)、
くるりの夜行バスで東京へ出てくる歌(タイトル忘れた)、
そしてアンコールのちいさい秋(童謡)と名曲ぞろいでした。
すばらしい日々はちょっと泣けました。
GREENFIELDSも聴けてよかった。
この曲不思議な詩でいまひとつ何を歌っているのかいまだにわかってないのですが、聴くたびに響くんです。
リズム隊2人もさらに磨きがかかってます。
やはりアンソニーのベースはすばらしすぎ。この音とフレーズは他では聴けません。
太りすぎが心配。
今度もまた行きますよ。
ギリギリについた東京ドーム。席は、アリーナ左側。思ったより前。
UDOのネット予約、早めに申し込むと結構いい場所がとれるのでしょうか。
席にたどり着くのとほぼ同時に客席の電気が消える。
すぐ横がスタッフ通路のようにあいており、そこを、キムタク+静香夫妻が通過。工藤静香、細すぎ。
オープニングから2曲は、花道先端に用意されたドラムセットを囲むように全員その場所で演奏。
ストーンズでもやっていたいわゆるBステージ。
客の盛り上がりは一気にすごいことになってます。
その後も、バンドとしてもきっちりした音をガンガン聴かせます。
少しして、叶野姉妹の妹の方(いや。姉かも・・・)が通路を通過。
スティーブン・タイラー、声の衰えはなし。動きもセクシーです。左腕には「帰京」と漢字の刺青(モドキ)が。
ジョー・ペリーのギターは、まじめできっちりした感じ。テルミンとかも使ってるけど。
スライド・ギター、あんなにうまかったんですね。
ラスト近く、スモークとともに噴出してきたのは、大量の紙ふぶき。
私の左側にいたおにいちゃんが、
主要な歌をスティーブン・タイラーと同じような叫びとともに歌い続けるのでちょっと左耳がきつかったですよ。
というわけで盛り上がる中、新旧の曲交え、約2時間。王道の本物を聴かせてもらいました。
終了後のステージ(照明が強すぎてよくわかりませんけれど)
昨年、野音で見たUAがすばらしかったので、今回も行ってみました。
バンドはかなり変わっていて、更に私の好きなミュージシャン参加度UP。
真っ白なステージ(小物も白い)に、メンバー登場後、黄色で統一した衣装
(背中は開いている、と見せかけて肌色の生地)のUAが、
はだしで小走りに鳥の鳴き声みたいなのを発しながら登場。
バンドのフリーな演奏に歌が絡みだし、いつのまにかちゃんとしたバッキング演奏に変わります。
たいていの曲の始まりがそんな感じで、イントロでは何の曲かまったくわからず。
UAの声&歌は相変わらず存在感あり。それでいてかわいい。
さらにすごいのがバックバンド。
外山ドラムはティポグラフィカ以来久しぶりに見ましたが、小技がほんとにすごいです。
鈴木ベースはほとんどアコースティックでしたが、ブリブリ弾きまくりでした。
清水Key(アレポスの人ですね)は、バスクラもかなり吹いてました。これがいい音でした。
佐々木トランペットもいい音出してました。
が、なんといっても、菊池SAXと、内橋ギター。
この二人がメインで演奏していることでかなりひねくれてるけど美しいアンサンブルになっていたような。
内橋ギターは、生では初めてですが、弾き方や音にビル・フリゼルの影が濃く見えました。
手でエフェクターいじる感じとか。
アンコールで着替えた衣装も黄色で統一。
最後まで誰も立ち上がらなかったけど、皆、気持ちよさそなLive でした。
どんどん力が抜けて、かなーり眠くなりましたけれど。
PA担当はZAKでした。ダブはなかったですが、いい音してました。
それにしても渋谷公会堂の椅子は腰やお尻によくないです。疲れました。
みんな、立ってくれれば楽になったのに。
時々、つぶやいています