02.行ったライヴとか体験したこと: 2004年8月アーカイブ
二人とも渋さ知らズに参加している方なのです。
辰巳さんは、トランペット。デジタルディレイやらその他エフェクトいっぱいで、
近藤等則かニルス・ペッター・モルベルのような不思議な音。
大塚さんは、通称「さるへん」。へん=ジミ・ヘンドリックスですね。さるは??!
とにかく彼のギターはジミヘンです。乗り移ってます。
トランペットとギター(さるへんはシタールもひきます)デュオ。
あえて分類するならはフリージャズになるのでしょうか。でも、ジャズでもないですね。
辰巳さんは、カシオサンプルトーン(うちにもある)、
口琴(口にあててビヨヨーンって鳴らすやつ、これもうちにある)などとデジタルディレイのループを使い、
音を重ねて不思議な空間を作っていきます。
そこにさるへんのフィードバックギターが心地よくノイジーにギュワーーンと・・・眠い・・・
マラソン疲れです、私、アテネの女子マラソンをみてから睡眠不足で眠いのです。
走ったわけでもないのに疲れてます。
こういう時に聴くここちよい爆音ギターはさらに眠気を誘うのです。
いやー、気持ちよい音でした。
このお店、阿佐ヶ谷にあるのですが、
いいですね、やはり阿佐ヶ谷。
ビクターの犬が大小いっぱいいました。
映画づいている今日この頃ですが。
ロシアのアニメーション作家「ユーリー・ノルシュテインの世界」を、
不思議な形の映画館、「ラピュタ阿佐ヶ谷」へ観に行ってきました。
短編を何本も上映したのですが、作品によって質感もいろいろ。
切り絵のようなものから人形アニメの「愛しの青いワニ」なども。
代表作の「霧の中のハリネズミ」はアニメというか、特撮映画というか。
ちょっとこわい感じもする、でもほのぼのもする短編。
いままで観たことのない不思議な雰囲気のものが多いです。
アニメ映画も世界いろいろなところでいろんな風に作られていますね。
やっと見てきました、「永遠のモータウン」バウスシアターのレイトショー。
例によってコンサート用PAでの音響、バウスシアターはこの音のよさがうれしいです。
客は30人ほど。思ったより入っています。1人できている若い女性が多いのにちょっとびっくり。
さて映画。全盛期モータウンのサウンドを支えたミュージシャン
「Funk Brothers」の方々に焦点を当てたドキュメンタリー。
ミラクルズ、シュープリームス、マーヴィンゲイなどの名曲が
デトロイトの小さなスタジオで名も知られていないミュージシャンによって次々と生まれていったのです。
圧倒されるのは、彼らをリスペクトするミュージシャン(歌手)とのライブ演奏。
MeShell Ndegeocello、Joan Osborne、Ben Harperなど、
若手の歌手は彼らをバックに本当にうれしそうに尊敬のまなざしで歌います。
ベーシストでもあるMeShell Ndegeocelloが、今は亡き初代ベーシストの逸話を真剣に聞く表情、素敵でした。
まじめな人です。
今回初めて知った、Joan Osborne、いいボーカル。
彼女は今年前半のThe Deadツアーにも参加していた模様。(今は不参加らしい?)
参加している時の音源、聴いてみたくなりました。
相変わらず星だらけのハデハデBootsy Collins、
まだまだ昔と変わらずかわいいChaka Khanなど大物も歌ってます。
思いっきり大きな音で流れるベース&ドラムのビートを堪能した夜でした。
それにしてもデトロイトって寒そうなところですね。
NHK-FMの番組、ライブビートのスペシャル版、蔵出しライブビートの番組中、
生放送で行われたPolarisを見てきました。
初めて入ったNHK放送センター内の505スタジオ。
こじんまりとしたところでステージまでもかなり近い。
客層は・・・若いです。我々夫婦が最年長か?というくらい。
7時頃、拍手の練習(レベルチェック?)などをして待機。20分ころメンバー登場。
演奏開始と同時に、全国生放送が始まったわけです。
Polarisといえば、元フィッシュマンズのベースが作ったバンド。
ドラムのビートとベースのぶっとい感じが気持ちよいです。
しかし・・・ボーカルの声は生で聴くといまひとつ?しっくりきませんでした。
ああ、フィッシュマンズはやっぱりすごかったなー、などと思っているうちに1時間弱で演奏終了。
無料でこの距離でまあお得なライブでした。リズム隊はほんとに気持ちよかったですよ。
時々、つぶやいています