(表示名なし)2007年4月アーカイブ
春恒例、一箱古本市。
今年も出遅れました・・・
千駄木に着いたのは午後3時半過ぎ。まあしょうがない。
とにかくまずは石ころさんが出店している古書ほうろうへ歩いて向かう。
石ころ書房、出てました、出てました。
その後、急いではらっぱ音地へ向かう。
坂を歩いていると、旅猫さんと遭遇。そのまま案内してもらう。
はらっぱには人いっぱい。
招布おかげで売れたのかもしれませんね。
注文殺到?でとてもお忙しそうでした。
ここで時間切れ、午後5時。終了。
残念ですが他の場所は見ることができず。まあしょうがない。
帰りに前から気になっていた古本屋さん不思議(はてな)へ寄り、食事して帰宅。
いっぱい歩いて疲れましたが、
知り合いともかなり出会えたし、天気もよかったし。
なかなかよい一日(実は半日)でした。
昨年8月に幸運にも生で見ることができた吉野金次さんのためのコンサート。
その時の映像記録が発売されました。
井上陽水さんのすばらしい歌は残念ながら収録おりませんが、
それ以外はMC含めて完全収録されていると思われます。
歌はもちろんすばらしくて言葉もないくらいですが、
それにも増して素敵だった皆さんの吉野さんへのコメントがしっかり入っているのがうれしい。
吉野さんがいなければはっぴーえんどもどうなっていたかわかならい、とまでいう細野さんの語り。
「ブギ、いいですよ。皆さんもやってみたらいいですよ」ってところがとても好き。
アルバム「HOSONO HAUSE」が大好きで
それを作った吉野さんとレコーディングしたくて仕事をお願いしたゆずの初々しい言葉。
ジャンジャンの地下で深夜録音を続けた友部さんの話。
友部さんのしゃべりはずっと変わりませんね。
佐野元春のSOMEDAY録音時、吉野さんに勇気づけられた話。
ラヂオで聴き親しんできたあの佐野元春まんまだったのがなんかよかったんです。
ライブDVDとしても一つの記録としても貴重なものと言えるでしょう。
それにしてもほんとにこれは生で見ることができてよかった。
夏だったなあ。
細野晴臣ゆかりのミュージシャンがよってたかって細野さんの曲を演奏している2枚組。
YMOで細野さんを知ったものにもかなりうれしい人選&選曲。
皆さんそれぞれまるで自分の曲のようにすっかり取り込んで演奏してます。
ヴァン・ダイク・パークスはもう完全にディスカバー・アメリカの世界。
「ハイスクール・ララバイ」はかなりけだるいアレンジで。
スカパラの「アブソリュート・エゴ・ダンス」、ああこれもスカパラだ、名曲だ。
しかし、高野寛は必ず出てきますね。
ヤノカミ、いいねえ、やっぱり。
コーネリアスはニューアルバムの路線で。さすが。
「蝶々さん」は英語ですよ。ジョン・サイモン、ガース・ハドソンとザ・バンド系ですかね。
カヒミさんは相変わらずささやいてます。
細野さん、結局シンプルで聴きやすいいいメロディを書く人なんですね。
4月21日(土) 五反田古書会館へ。
古本 海ねこも参加させていただいている古書展「本の散歩展」をのぞきに。
その前に近くにある鯛焼き屋さんダ・カーポに寄り道。
いつもはアンコの代わりに卵が入っている鯛玉を食べるんですが、
今回は限定発売のこれ。
私の友人が何度もブログで紹介していたカレー屋さんうどん。
そのうどん(っていう店名のカレー屋さん)のカレーが入っているらしい。
なんとも不思議です。頭と尻尾に少しだけアンコ。
胴体ほとんどはとてもスパイシーなカレー。
尻尾のアンコにはお口直しも。
カレーとアンコ、決して合っているわけではないけれど、悪くない。
それにしても鯛うどんって・・・
名前だけ聞いたらどんなまったく違う食べ物を想像してしまいます。
開場時間少し過ぎにお店に入ると壁が華やか。
久住昌之さんの切り絵展初日でした。
久住さんもカウンター手前にいらっしゃいましたね。
なんと言っても上のリンク先にあります、吾妻光良さんの切り絵が
実に吾妻さんですばらしくて。思わず写真とらせていただく。
キヨシローも輝いてましたね。
モンクス・ミュージックジャケのモンクもいい味でてました。
どれも、好きだから切ってみました、っていう感じで愛情たっぷり。
と、こんな感じで壁を眺めてますとEttさん登場。ライブが始まります。
名古屋の2人組。
ギターのKeiさんはガットギター一本。
きちんと左足に布をかけてギターをのせる正統派?な形。
ボーカル西本さゆりさんは小物パーカッション+ピアニカなど駆使しつつ、生声で。
西本さん、実に不思議な歌です。
誰にも似てないですが、あえて雰囲気を考えてみると。
渕上純子さん+小川美潮さんに中村まりさんの声を時々混ぜた感じ?
小さな体を揺らしながら歌います。
Keiさんのギターがまたとんでもなくうまい。でも変。
ふだんは民族音楽とクラッシックしか聞かないそうで、
そんなテイストがちりばめられてもいるわけで。
先日はふちがみとふなとさんとの共演もされたそうですし、
上野茂都さんとの共演も予定されているらしい。
初めて見たEttさん。ほっこりあったかい演奏会でした。
ライブ会場限定販売のCDも購入。
別テイクやMix違いや民族音楽度が高いテイクなど。
おもしろい、Ett。
一年ほど前に知り合いが薦めていたんで気になっていたこの本。
日曜、西荻の昼市後にちょいと寄った興居島屋の棚で見つけまして購入。
先ほど読了。
明治と現代。
イギリスと横浜。
時間や場所は違っても何かしら繋がっているようないないような。
帯に書いてあるとおり、ラヴストーリーなんでしょうね。
心暖まるかどうかはよくわかりませんが。
西荻南口で毎月第3日曜日に行われている昼市。
(もう41回目だそうですが今まで知りませんでした)
今月は昼本市として古本屋さんも一箱で何点か参加するらしい。
あの界隈、通りかかるたびにいい香りがしてて気になっていたのです。
で、行ってみました。
着いたのは午後3時頃と終了まで1時間ほど。
狭い通りに入っていきますとこの通りだけ異様に盛り上がっております。
アジアの市場みたい。
雰囲気も香りも旅に行ったような日本じゃない雰囲気。
人をかきわけ歩いていくとエスニック料理の屋台に混じって本も並んでいます。
こりゃ楽しそう。
一番西にはこちらのご家族も出店。
短い時間でしたが行ってよかった。
やっぱりいいですねえ、西荻。
久しく食べてない戎のうずら卵串が懐かしく。
戎のうずら卵はもちろんタレで。
一年ぶりです。談志です。
場所は吉祥寺前進座。
例によって早々と売り切れたようです。満員御礼。
前座は吉幸。声でっかいですね。
続いて二つ目の談修。なかなかよい話っぷりでした。
5月には武蔵小山のLive Cafe Againで独演会もあるようですよ。
お次は談幸。
さすがに落ち着いた雰囲気。
井戸の茶碗を熱演。
人のよさそうな笑顔でいい人ばかり出てくるお話。
ほっこりしたところで中入り休憩。
さて、談志。
たいして待つことなく登場。
ひとしきり独自の芸術論から昔の映画人の方々の粋な台詞紹介しつつ田能久へという流れ。
唾液が全然なくてつらいと、途中弟子に飴玉を要求して舐めたりしつつ進行。
確かに声も調子はいまひとつ。かすれてましたね。
それでも1時間強話しっぱなし。
どうあっても談志は談志。
その存在そのものを体験し味わうってことではやはり強烈な人でありました。
いつの間にか2人でライブやってたんですね。
マーク・ノップラーとエミルー・ハリス。
Real Live Roadrunningという名のライブアルバム。
DVDとCDのカップリングです。(カップリングでないのも発売されているようです)
悲しきサルタンのマーク・ノップラー、久々に見ましたがかなりお年を召された印象。
しかし、ギターは一段と凄みを深みを増しているでしょうか。
テレキャス、ストラト、アコギ、ドブロなどいろいろと持ち替えて弾いておりますが、
サンバースト・レスポールの音がとにかく絶品。
あのボソボソした歌も健在ですね。
エミルー・ハリスは銀髪をなびかせて凛とした歌うたい。
かっこいいですね。まだまだとんがってます。
バンドはスチールギター、フィドル、マンドリン、アコーディオンなど多くの楽器を混ぜつつ、
ゆるく、軽快。
派手なところのない2人ですがそれがまたいいのかも。
ハーモニーがじわり染みてくるわけです。
しつこいようですがマーク・ノップラーのレスポールがいい音してます。
指弾きです。
行こう行こうといいつつ結局会期最終日になってしまいました、
目黒区美術館で行なわれているチェコ絵本とアニメーションの世界。
さすがに最後だけあってかなりな人。おしゃれな服装をした若者多し。
チェコの絵、アニメってこんなに人気あったのですか?
チャペック、ラダの有名な挿絵の原画など見所多し。
チェコ郊外の美術館、スロバキア美術館など所蔵の作品を多く展示。
かなり充実した企画です。
プラハのお城まわり、市街地などの景色が思い出されるような絵も多くて、
また行きたくなりますね、チェコ。
ああ、プラハでビールか。
月曜夜は阿佐ヶ谷住宅付近から善福寺川緑地公園。
夕方まで降っていた雨もいったん上がり。
土の匂いのする阿佐ヶ谷住宅の東付近。
初めて訪れたこのあたり。
建物と雑草のはえた地面と程よい空間。
懐かしいような、ハワイの郊外へ来たような。
ちょっと歩けば善福寺川。
川沿いには古くて太い桜にぎっしりと花、花、花。
日曜日、桜は昼間がいいなあ、と思ったばかりだけれど。
夜、灯りに浮かぶ花もまたよし。
地ビール、富山のお酒、井筒ワイン。
こだわりの焼きそば、たこ焼き、大きないちご。
おいしゅうございました。
なんだかゆったりといいテンポの数時間。
最近知り合った方が実にご近所にお住まいで。
野川沿いで花見をしましょうというありがたいお誘いをいただき、行ってまいりました。
こちらでも少し景色を紹介。
花は満開。
集まった方々も実に楽しくよい感じで。
素敵な花を眺めつつ、飲んで食べて。
楽しい時間を過ごさせていただきました。
Iさん、ご家族の皆様、ありがとうございました。
時々、つぶやいています