たまには映画 白夜映画祭 III

7月27日(月)

夏休み最終日。
下高井戸シネマへ行なわれている白夜映画祭IIIへようやく出かける。
行こう行こうと思いつつ、あわただしくてなかなか行けなかったこれ。

いつの間にかレイトショー期間も終わり、アフタヌーンショー。
平日の昼間から映画を見るなんて何年ぶりだろう。20数年ぶりではないだろうか。

名古屋のとある大学へ通っていた頃、学校へ行くはずがついつい中古レコード屋へ寄り、そのまま映画館へ寄る日も実は多かった。
この頃はメジャーなものに反発があったため、行くのはもっぱら名古屋シネマテークという小さな映画館。
ジョン・ウォーターズ監督、ディバイン主演のピンク・フラミンゴとか、
デヴィッド・リンチ監督のイレイザー・ヘッドとか見てた、平日昼間。
ロック映画も見ましたね、モンタレーのフェスティバルとか。ローリー・アンダーソンの映像とか。
まだ家庭用ビデオ普及前ですから、動く海外ミュージシャン映像は貴重だった。
ギターに火をつけるジミヘンなんかを興奮してみてたものです。

名古屋シネマーテーク、今はどうだろ、と検索してみたら相変わらずな感じでやっているようです。
 しかもビクトル・エリセなんてやってる。昔ココで見ましたよ、ミツバチのささやき。何も変わっていないようで一安心。)

というわけで久々の平日昼間映画。
杉浦かおりさんセレクトのロシア映画。本日の上映は、

ボリス・バルネット監督 帽子箱を持った少女  ДЕВУШКА С КОРОБКОЙ

1927年のサイレント映画。(音楽&効果音はついてますが)
いわゆるラブコメディの原型といえるのでしょうか。チャップリンなんかにも繋がるラインか。
お話よりも興味深いのはこの時代のモスクワ。
部屋の様子、服装、駅、汽車の中、店の中、などそれぞれが特徴的。
ホームに着く汽車からワラワラと人が降り、ワラワラと乗り込む。ホームなどなくよじ登る。
舞台となっている帽子屋さんにあるレジ?の特徴的な形。
さすがに寒い国だけあって、かなりモコモコした厚手の靴。
そしてやたら国からチェックにくるいろんな委員会の人たち。さすが社会主義。
いやー、おもしろいですね。見所多いです。

というわけであっという間の1時間。楽しませていただきました。

この作品の上映は本日まで。あと4作品が8/7までアフタヌーンショーで上映予定です。

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そういえば。
古本 海ねこ6日間限定ショップ in 南青山
おかげさまで25日土曜日も大変暑い中多くの人に来ていただきました。ありがたいことです。
あと、残すは、28日(火)、30日(木)、8月1日(土)の3日間。(最終日土曜は17:00まで)

まだお越しでない方、よろしかったらのぞきにきてくださいませ。
私、Mongoは夏休み終了のため、平日はおりませんが。
(夜には顔出せたらと思っております。最終土曜日は、いる予定。そしてそのまま搬出...)

相変わらず不安定な天気が続いておりますがお待ちしております。

 

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