堀内誠一展 旅と絵本とデザインと

7月24日(金)

夏休み後半。海ねこイベントの狭間。雨。というか降ったり止んだりのへんな天気。
すいているはず、と思い、世田谷文学館で行なわれている堀内誠一展へ出かけてみる。

アンアン、ポパイ、オリーブ、ブルータスと雑誌の全盛期を作り上げてきた堀内さん。
しかし、それだけだけではない彼のやってきた仕事、考え方、そして大好きだった旅の様子などなど。

写真は集合芸術、という考えをしていたことがおもしろい。
カメラマンが構図を考えて撮った写真をあえて編集者が好きにトリミングし、紙面に配置をデザインする。
それがあって写真という芸術が完成するのだ、という考え方。
なるほど、その考えがベースとなってこそのあの雑誌たちだったのか、と。

会場に備え付けのルーペでパリの詳細な細かい地図をじっくり見る。
私が初めて旅行した海外は実はフランス。
パリは数日間だけだったけれど訪れたことがある街の地図(特に手描き)は興味深い。
説明がとにかく細かい。コメントがいちいちおもしろくついつい追いかけてしまう。

そうこうしているうちに閉館時間に。じっくり見すぎか。いや遅く来すぎってことか。
ちゃんと見ていないコーナー多数。もう一度行きます。

ナンダさん、お勧めしておきますよ、特に地図。見るべきですよ。
すでに見てたらOKですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント(2)

ナンダ :

いやあ〜〜〜。(ためいき)

なんといっても地図がすばらしかったです!!!
ほんとにあの原画を見れたことに感動して、虫眼鏡を出口まで持ってきてしまいました。←窃盗
気づいてちゃんと返したけど。

ホリウチさんはアーティストというより職人ですね。

Mongo :

ナンダさん>
見ましたか。地図、すばらしいですね、細かくて。コメントも楽しい。
虫眼鏡、使ってない人の方が多いですがあれは使ってみるべきですよね。
というわけで、土曜日、再度行ってきました。おもしろいです、やっぱり。

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