南博 / 鍵盤上のU.S.A.

 

ピアニスト南博さんの自伝本第二弾、鍵盤上のU.S.A.
第一弾、白鍵と黒鍵の間には銀座の裏世界での
演奏活動が中心でしたが、今回は銀座で貯めたお金を持って
バークリーへ留学するところからのお話。

アメリカという国のこと、その国で暮らすということ、
その国でピアノを引き続ける意味、などなど
深く重い内容も含みつつ綴られております。

が、個々のエピソードはとんでもなくおもしろい出来事ばかり。
一気に読ませます。

それにしても、銀座での数年間にアメリカでの数年間。あまりにも濃い時間。
前にも書きましたけれど、

「ここまでの経験があってこその、あのたたずまいとあの音」ってことです。

バークリーへ行ったからってミュージシャンとして食えるわけではない、ことがよくわかります。
南さんのピアノを聴きつつ、読むとよいかと。

 

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コメント(2)

これ、まだ読んでません。
どこかのライブ会場で買おうと思って。
楽しみです。

en-taxiって雑誌の連載も面白いですよ。

Mongo :

pioさん>とにかくおもしろいですから。
そうそう、en-taxi。連載してましたね。
読んだことないですが。見かけたら読んでみます。

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Mongo on 南博 / 鍵盤上のU.S.A.: pioさん>とにかく
piouhgd on 南博 / 鍵盤上のU.S.A.: これ、まだ読んでませ

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