Tony Williams Lifetime Tribute@BLUE NOTE TOKYO

12月19日(金)

ジャック・ブルースがメデスキーと来日している、と気づいたのが数日前。
仕事が終わって行けそうだったら、と思っていた金曜。
予約状況は自由席が残り少し、となっていたので一応電話。
大丈夫そう。予約をしブルーノートへ向かう。

会場は高めの年齢層が多く。やはりジャック・ブルース目当ての人が多い様子。
だが、いかにも「青山のオシャレな場所へ来てみました」っていう感じも人も。

公演のタイトルは今は亡きトニーウイリアムスのライフタイムに捧げるとなっている。
メンバーは、

JACK BRUCE
VERNON REID
JOHN MEDESKI
CINDY BLACKMAN

ライフタイムはちらりとしか聴いたことがないのだけれど。
・ジャック・ブルースを見ておきたい
・メデスキーも一度も見たことなかったんで見たい

ということで。
一人でふらりと行ったので案内されたのは最前列端の空いていた1席。
ジョン・メデスキー後方斜め。オルガンかぶりつき。
ドラムセットはオルガンの陰でほとんど見えないがまあいいか。

さて、演奏。
ブルースっぽい曲から始まり、ヴァノン・リードが早くも激しく弾き続ける。
うーん、あまり好きな音ではないなあ。
ジャック・ブルースはフレットレスベース。ネック上側フレット位置にLEDが光っているのが見える。
ああなっていたのね。65歳とは思えない激しくロックでありジャズである音。
シンディ・ブラックマンは噂通りパワフルなドラム。だけど音しかわからない。
叩かれるたびに大きく揺れるトップシンバルだけが気になる。

そんなわけで見ていたのはひたすらメデスキー。
演奏中にあんなに頻繁にドローバー(オルガンの音色替えるレバーみたいなもの)を動かしているとは思いませんでした。
常に動かしている感じ。それであんなにうねるような音になるわけだ。
ハモンドオルガンの上にはHohnerのクラビネット。
これがまたかなり刺激的な効果音を発してる。
レスリースピーカーは2台。古い木製のと黒い新し目のもの。
あと、脇にあった白い四角い鍵盤。これはなんだろう?
バンドとしての音は、変拍子ありのハードプログレといった気配。
ウニョウニョ、グチャグチャとした音の連続。
私はかなり好きな方向だが、おしゃれなジャズレストランに来たはずのお客さんにはきつかったかも。

まあとにかく。間近で見るメデスキーに圧倒された1時間半。
ジャック・ブルースをこんなに近くで見ることができるとは思わなかったし。

このライブ、来年1月にBS FUJIで放送されるらしい。
メデスキーの斜め後ろで、寝不足でちょっとウトウトしている私が映ってしまっているかも....

 

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コメント(2)

41 :

月曜のアーリーショウに行きました

>寝不足でちょっとウトウト
一緒に見ていた「Perfumeともタイバン経験のある某バンドのギタリスト」、
これまた猛烈に落ちてました(笑

VERNON REIDがむりくりAllan Holdsworthぽい音出そうとしてたのが痛々しく・・
Allanさん、しょっちゅう来日してるんだからあの場で弾いて欲しかった~~
と思って見てた人もさぞや多かったと思います

>BS FUJIで放送
とか言いつつ、コレは見たい!

Mongo :

41さん
行かれてましたか。
そうですよね、Allanさんがやればいいんですよね。

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