PAT METHENY GROUP@Blue Note Tokyo


pmg.jpg2009年1月4日(日) 2nd Set

今年最初の生演奏はPAT METHENY GROUP

Pat Metheny
Lyle Mays
Steve Rodby
Antonio Sanchez

パーカッションやマリンバなどはなく、核となる4人だけですが、
名義がPMGである以上、見ないわけにはいかない。

早くに会場へ行ったつもりだったけれどすでに整理番号は60番台。
ステージ正面の席はもうなくなっており。Lyle Maysの真後ろの席へ。
Patは何度かブルーノートで至近距離体験はあるけれど、
Lyle Maysを近くで見る機会などなかったわけで。
とにかく今日はLyle Maysを見るぞ、と。
ピアノはスタインウェイ。よく見るとMoog PianoBarが取り付けてある。
おそらくお店のピアノに取り付けているのでしょう。MIDI改造グランドピアノは持って来なかった様子。
その上にシンセが1台。鍵盤楽器はそれだけ。右手にはMacBook。マウス付。
ピアノ右前のスタンドには琴のような楽器。左手にはミキサーとモニターボリューム調整器。
ホールツアーより楽器は少なめかな。
(途中、カウベルセットのようなものも使用)

1曲目、PHASE DANCE。ああ、これがこんな近くで聴けるとは。
Lyleはピックを口にくわえ、あの反復イントロの合間に琴のようなものを鳴らす。
さらにミキサーのバランスとモニターバランスのつまみをちょこちょこいじる。忙しい。
が、演奏は余裕で進んでいく。
全体を包み込むベースの音と細かく軽く刻まれるシンバルの音。
その上でPatのギターが好きなようにうねる。
4人だけではあるけれど、確かにグループの演奏。
Lyleの音がPAT METHENY GROUPとしての色を決定づけているとも言える。

ああ、ARE YOU GOING WITH ME?も。これをLyleの後ろで見る贅沢さ。
FARMER'S TRUSTのエンディングの美しさに会場が静まり返る。
(イントロでシールド抜けてやり直したりもしてたけど、それも愛嬌)
せっかくのLyleバック。
彼の動き、指、べダル操作、時々手を伸ばすMacのマウス操作、Moog PianoBarの光るLED、
そのすべてをひたすら凝視し、聴く。

メンバー少ないし、厳密に言えば本当のグループの音ではないかもしれないけど、
こんな角度で、こんな近くで見ることはたぶんできないだろう。
あっという間の奇跡的な1時間半。

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コメント(5)

sat :

僕も今年最初のコンサート、PAT METHENY GROUPでした。
1月4日1st Set。Mongoさんの一つ前ですね。

整理番号は110番台だったので、入場はもうほとんど最後。右の後ろ端っこの席でした。

1st Setの演奏では、僕はThe Road To Youに特に引き込まれました。

今年もよろしくお願い致します。

sat :

それとTo The End Of The Worldもすごかったです。
どの曲もすごいんですが。

41 :

新年早々羨ますぅぃ~ですねぇ~~
今回はじっと我慢の我が家です(泣
しかし痺れるセットリストだこと。。。
ちなみに我が家の新年1発目のライヴは王様@錦糸町、です
あ、今年も宜しくお願いしま~~す♪
41&32

Mongo :

satさん>
4日1stでしたか。
The Road To You聴けてよかったですね。
日によって微妙に曲が違うようですからいろいろ聴くには何度も通わないといけないことになりますが。

41さん>
そうですか、我慢でしたか。
セットリスト見てるとどの日も興味深いです。
この回のビックリはTell It All。あ、Lyleがカウベル叩いたのはこの曲です。印象的なイントロ。
あ、こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

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