たまには映画「しゃべれどもしゃべれども」

うちから唯一歩いていける映画館、調布キネマ。
以前から見たかったけれど見損ねていた「しゃべれどもしゃべれども」がレイト・ショーでやるんで行ってみた。

あまり積極的に映画を見ないんでまったく気にしていなかったんですが、9月1日。
映画の日で1000円でした、ラッキー。

国分太一演じるなかなかうまくならない二つ目の落語家が主人公。
これに、
ぶっきらぼうにしかしゃべれなくて悩んでる女性、
これに関西弁しかできなくていじめられてる少年、
うまく解説ができない元プロ野球選手の解説者、
が絡みます。

むっとしてる女性
彼女が落語を演じる場面が出てくるんですが、これがよくしゃべれてる。
よく演じてるな、とびっくり。
太一も火焔太鼓を。
しかも、へたなしゃべりからちょっとうまくなったところと演じ分けててさすがです。
なかでもいい味でてたのは、少年元プロ野球選手
この2人の対比がおもしろい。今後の要注目の俳優さんです。

チャキチャキの八千草薫も素敵です。
師匠役は伊東四郎。これはもう貫禄ですね、落語家ですよ。

ちらりと出てくる桂枝雀の映像が懐かしく。もっと見たい。
大好きな落語家だったんです。

そんなわけで丁寧に作られてるいい映画でした。

志ん生の火焔太鼓音源、うちにあったかな?聞きなおさなきゃ。

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コメント(4)

KSK :

不覚にもこの映画を観てから、
カリナのファンになってしまいました。
八千草さんの口調、参考にしたいっす!笑

Mongo :

かりな、いい感じの女優になってきましたね。
八千草さんは以前から、弱いかわいい役が多かったように思うけど、こういうチャキチャキしたのが実は似合うな、と。

八千草薫に伊東四郎、これは観たいなぁ~!
原作も気になります。
女将さん、ニンッ!

(先日はどうもです。写真ありがとうございます!)

Mongo :

でまちゃん

私も原作はまだ読んでないんです。
気になってます。
写真、連絡遅くなってすみませんでした。

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