4月30日(月) ふちがみとふなと+芳垣安洋@ShowBoat
めったに一緒にはやらない(やれない)というふちがみとふなと&芳垣さん。
やっと見ることができました。
C×O×B precious vol.5 “オデュッセイア”というイベント。
core of bellsという若いバンドの企画。
ふちがみとふなとのファンで芳垣さんとやるのを見てみたい、と
自分たちの企画に呼んでしまったらしい。偉い!
決して大きくはない箱、ShowBoat。
満員です。
そのcore of bellsの演奏から始まります。
ドラム、ベース、ギター2本にボーカル。
バンドうまいです。変拍子あり。
ギターの一人はベース・ディザイアーズ時代のビル・フリゼールみたいにギターシンセも多用。
若くて勢いあります、が歌がまだまだという印象。
特に叫びがいけません。山塚アイくらいきちんと叫んでいただきたいな、と。
続いて久土'N'茶谷。
山本久土(g)、茶谷雅之(ds)のDUO。
PhewがやっているMOSTというバンドのギターとドラムだそうで。
山本久土さんは座ってアコギ弾いて歌うスタイル。
ですが、激しい。ちょっと暑苦しい・・・さすがMOSTですね。
ドラムも切れがよくて音多いけど気持ちよい。
「山本精一&PHEW」のアルバムに入っている曲「まさおの夢」を演奏。
いい曲です。
ラストに戸川純の「諦念プシガンガ」。名曲です。
戸川純、好きだったんですよ、二十歳前にライブも見ましたよ。
いやいや、これにはびっくり。満足。
いよいよふちがみとふなと+芳垣安洋。
芳垣さん、アルタード・ステイツの時と同様、
ドラムセット周りに大量の小物を並べてのスタート。
鳴物はいっぱい使いますが音は必要最小限。
これらの音が加わることでふちふなの歌の色が変わります。
「芳垣さんの贅沢な使い方」ということで「Teach your children」ではコーラスも。
今日最も楽しみしていたのは、渕上さんが以前から
「芳垣さんとやるために作った曲です」と言っていた2曲。
街(町かな?)と白熊大迷惑。
街はかなりフリーなジャズっぽい展開。
芳垣さん参加により船戸さんがさらにパワーアップ。
白熊はもう、これは船戸&芳垣で大暴れ。
渕上さんもハンドマイクで大暴れ(ハンドマイクの渕上さん、初めて見ました)。
今はなきサイツというバンドで一緒にやっていた船戸さんと芳垣さん。
芳垣さんと一緒に演奏できるからでしょう、
船戸さんがニコニコととてもうれしそうなのが印象的。
ラストはルー・リードの「Walk on the Wild Side」。
芳垣&船戸という贅沢なロックンロールビートの上で渕上さんも激しくロックンロール。
熱いふちがみとふなとでした。
トリはラブジョイ。
渕上さんと2人でJBというユニットをやってるbikkeさんのバンド。
このバンドがまた豪華。
服部夏樹(g)
植村昌弘(ds)
bikke(vo,g)
近藤達郎(kbd)
松永孝義(b)
それぞれがどんか活動してるかは、ちょいと検索していただくとすぐわかりますが
とにかく大活躍な方々ばかり。
ただ、そんな方々なのでどうしてもセッション的な感じがしてしまいますね。
それが残念ではありますが。
そんな豪華な音のなか、bikkeさんの鳴らすFender Jazzmaster(加部さんと同じ明るい赤色!)、
この音が乾いててとても気持ちよく響いてました。
アンコールでは渕上さんも参加して、JBでもやっている「at home」。
「晩ごーはん、晩ごーはん、晩ごーはんは何しよう」のリフレイン。
いろんな演奏、歌を聴けて(ドラマーがとにかくすごい)満足なイベントでした。
(長くて疲れたけど)
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このライブ、気になってました。
Mongoさんは、絶対行くだろうなと。(笑)
船戸さんのベースと芳垣さんのドラム、どちらも空間を支配するタイプなので、凄そうですよね。
>山塚アイくらいきちんと叫んで
そりゃ、無理ってもんです。(笑)
Mongoさんは絶対行くだろうな、というコメントを僕もうなずいて読んでいました。
行けなかったけど、どんなライブだったかこの日記から想像するだけでも楽しいです。
ラブジョイの「妙」というアルバム
持ってます。
10年ぐらい前のアルバムかな。
ひさしぶりに棚から出してきて
聴いてます。
懐かしい。
pioさん、satさん>
そうか、やはりこれは行きそうだと思われてましたか。
まあ、この組み合わせではしょうがないですね。
これはほんとに見といてよかったですよ。
長くて疲れたけど。
MINAWAさん>
幅広く持ってますね、相変わらず。
実はラブジョイっていう名前だけで避けてたんです、いままで。
↓の一行を見て行くべきだったと後悔してます。
>渕上さんもハンドマイクで大暴れ(ハンドマイクの渕上さん、初めて見ました)。
Zakさん>
ご無沙汰でございます。
この日のふちがみとふなとは最高のロックンロールバンドでしたよ。
かっこいいなあ。