3月28日(水) 地元で落語

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「多磨霊園近くの永福寺というお寺が月一、第四水曜に寄席をやってる」
妻がこんな情報を入手。

場所を調べてみますと西武多摩川線の多磨駅近く。
家からは自転車で10分強。近い。
というわけで帰宅後すぐ自転車で行ってみました。

寄席の名前は松丘(しょうりゅう)亭。
もう20年くらいやっているらしいです。
木戸銭は500円(以上)。

入ってみますと、畳の大部屋に椅子が並べてありました。
来るのはほとんど近所のお年寄り。腰や膝に配慮して椅子なのでしょうか。
確かに座布団で長時間よりは助かります。

メンバーはほぼ固定らしく、

三遊亭右左喜
神田愛山(講談)
柳家蝠丸
瀧川鯉昇
林家時蔵

全員真打。
ほんとうはこれに前座を呼ぶらしいのですが、
最近は前座が少なくて引っ張りだこのため、呼べなかったらしい。
マイクもなくて生声。お囃子はラジカセ。
別室ではこども会やってるので賑やか。
なぜか廊下を犬が走ったりと不思議な空間。

そんな環境がまた落語をきくにはおもしろいもんです。

5人はこんなお話を。

右左喜「茶の湯
 定吉と2人の場面だけ。泡は液体ボーナス。

愛山 「創作講談(高校三年生の話)」
 舟木一夫の有名な歌を題材に。いい声でした、愛山さん。

蝠丸 「金魚の芸者
 金魚の恩返し、とでもいうお話。

鯉昇 「明烏
 有名な吉原話ですね。

時蔵 枕のみ?彦六師匠、喜久蔵師匠、植木等のエピソードなど
 落語はなし。

お客さんは20人程度でほんとに近所のお年寄りばかりって感じで。
皆さん、実に反応よく楽しそう。

なんといっても鯉昇さんがとてもよかったですね。
テンポもよいし、艶もありいろっぽい。迫力も。
まったく知らない落語家さんでしたが、これから気にしてみようと思います。

こんなよい催しが近所で行なわれていたとは。
Nさん、ご紹介いただきありがとうございました。

コメント(2)

ノンちゃん :

お寺で寄席、と言えば去年の12月、東高円寺の妙法寺で毎月23日に開かれている「堀之内寄席」というものに行きました。自転車ではなく電車でしたが。
木戸銭500円でお茶菓子付き、こちらは真打ちではなく二つ目さんの会でしたが、瀧川鯉昇師匠門下の鯉之助さんがご出演でした。
寺の門前はちょっとした縁日状態で雰囲気も良く、楽しかったです。地元でこういう催しがあるのはいいですね。

Mongo :

ノンちゃん>
東高円寺でもやってますか。
お寺さん、こうやって落語家さんに場所を提供して育てているところが案外あるでしょうかね。
なにより、ご近所ってことがありがたいです。

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