2月19日(日) イベント 古本酒場 岡崎武志@古本酒場コクテイル

目的の高円寺へ行く前に阿佐ヶ谷へちょっと寄り道。
久しぶりに元我堂へ。
日曜昼間の店長さんは初めてお会いします彩能さん。
ご挨拶し、この冬導入されたばかりの「こたつ」に入りお茶をいただく。ありがとうございます。
ほんとにほっこりします、このこたつ空間。
先日私がインフルエンザで行けなかったASA-CHANG&ブルーハッツのライブ
行っていたという彩能さんにその様子を聞いたりなど。

そのまま近くの石田書房さんものぞく。
素敵なディスプレイ。小林信彦物が充実。
小林さんのオヨヨシリーズ愛読書でした。

駅まで戻って電車に乗るのも面倒なのでそのまま高円寺へ向かって歩く。
古いお家も多い住宅街。なかなかよい雰囲気。

早めに着いたのでうろうろしてから目的の場所へ。

高円寺あづま通り商店街にある古本酒場コクテイルというお店。
JIROKICHIの更に北の方、と言うと場所のイメージが湧く方も多いかと思いますが。

今日のメイン。
何度か表を通りかかり気になっていたこのお店で、
古本海ねこフリーマーケットにも本を提供してくださった

P251iS06409.jpg

古本ライター岡崎武志さんのトークイベント。
厨房をカウンターが囲む細長い店内。カウンター上や壁には雑多な古本。
(現在は壁に「くすみすみてぬぐいしりぬぐい展」として手ぬぐいを展示中。
こちら(久住昌之さんの後悔日記)を参照)
灯りは裸電球。あやしくざらりとしたいい空間。

料理、品数多くておいしくて。
カブの葉と油揚げを干した桜エビとピリカラで炒めた物は一度作ってみたくなる味。

19時過ぎ、すでにお店奥にスタンバっていた岡崎さんのトーク開始。

しかし。

なぜかまず集まった方々(お客さんも含めて)全員の簡単な自己紹介へ。
古本アカデミーの生徒さん、出版関係、古本関係の方々に混じり私も自己紹介・・・

「海ねこの夫です」

ここでMongoです、って名乗ってもしょうがないし。
PHISHやぞくぞくかぞくのこと語ってもしょうがないし。

気まぐれ古書店紀行』刊行記念ということですので、この本にまつわるお話などを中心に。

kimagure.jpg

岡崎さん、書かれる文章と同様、話もおもしろいです。
関西人として「笑わせな」という無意識の意識が微妙に作用していると思われます。

トークライブはたっぷり3Set。
Set2、Set3はゲストも交えたトークセッション。
Set2のゲストは彷書月刊編集長であります田村治芳さん。
かっこいい。たたずまい、語り口すべてが。
こういう風に年をとりたい、と思わせてくれる方。
そしてもうひとかた、坂崎重盛さん。
数年前、ほぼ日でも著書が紹介されておりましたね。
これまた素敵な方でした。特に帽子。

Set3ゲストは『気まぐれ古書店紀行』の編集、工作舎の石原さん、
『気まぐれ古書店紀行』装画を手掛けた石丸澄子さん、
そしてQ.B.B.の久住卓也さん。
石丸さんと久住さんは店内を飾る手ぬぐいの作者さんでもあります。
久住さんのウクレレバックに石原さんによる編集エピソード、
石丸さんによる装画作成時エピソードが淡々と語られたのでした。

それにしてもそれにしても。

古本業界、濃厚です。
集まっている人が濃いです。
漏れ聞こえてくるその濃い方々同士の雑談がまたおもしろくて。

皆のテンションが上がってそんな雑談の盗み聞きもできなくなってきたころ、
じっと立ちっぱなしで肩も痛くなってきまして早めに退散。

あづま通りの中古CD&古本屋ZQをのぞきCD均一で2枚購入。787円。
孤高のストレンジャー/Ritchie Blackmore's Rainbow
川本真琴/川本真琴

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コメント(2)

MINAWA :

孤高のストレンジャー/Ritchie Blackmore's Rainbow
川本真琴/川本真琴

上も下も好きなアルバムです。
上の方だけじゃないですからね(笑)

Mongo :

上への反応は予想通りでしたが、下もでしたか。
この2つ、発売時気にしつつも聴きそびれてたものなのです。

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