2003年12月14日新宿Park Tower 2003 BLUES FESTIVAL

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パークタワー・ブルース・フェスティバルへ行ってきました。
第10回目だそうで。
この日は3日間やっているこのイベント最終日。

メインはClarence "Gatemouth" Brownです。
午後2時からという早い時間からのイベントですが、
会場ロビーに入ると薄暗くてアメリカンな雰囲気が漂ってました。
WILD TURKEYが協賛なので、バーボンをガンガン売ってます。
BLUESな感じです。

TOPカセットコンロス
日本のバンドです。
ブルーズ/ソウル/ファンク/レゲエ/ラテンといろんな雰囲気を持ったバンドです。
ホーン2管がいて4弦ギターをかき鳴らして歌うボーカルがいい味でした。
楽しいLiveでした。フィッシュマンズの曲をカバーしていたのが印象的。

2番手:PISTOL PETE
ピストル・ピート、40才超えたくらいですがシカゴ・ブルーズ界では若手といえるでしょう。
出てきたとたん、全開!黒地にグリーンラメの入ったシャツで派手です。
体も顔も声ででかいです。で、ギター弾きまくります。ひじ、歯も1曲目から使ってます。
とにかく、うまくて派手。しかし、曲が進むにつれてなんだかちょっと飽きてきました。惜しい。
音はジミヘン、スティビー・レイ・ヴォーンの影響が見える感じです。
Voo Doo Childやりました。最後はギターを床に投げつけてノイズ出しっぱなしで退場。
最後まで派手な人でした。

↓に続く

3番手:ERROL LINTON'S BLUES VIBE
エロル・リントンというジャマイカ系イングランドの人です。
歌とハーモニカ。ブルーズっぽい曲と、もろレゲエって曲と両方バランスよく演奏してました。
レゲエっぽいほうがこの人の声にはあっているような気がしました。
インパクトある声とハーモニカでした。が、後半はちょと眠くなりました。
ハーモニカをキーに合わせて替えるのですが、ズボンのポッケに入れているのです。
目的のキーのやつを見つけるのが難しそうだし、埃とかつくのでは、と気になりました。

このSet Breakの間にロビーでなにやら演奏が。
ギッチョでドブロ・ギターを弾いています。見たことあるなあ、この人と思ったら。
以前知り合いの方に連れて行ってもらったTHE FOREIGN CORRESPONDENTS'CLUB(外国人記者クラブ)
のラウンジみたいなところで演奏してたSteve Gardnerさんでした。
こんなところにも出没されてました。
皆さん、バーボンも結構入ってきた頃なのでかなーり盛り上がってました。

4番手:Clarence "Gatemouth" Brown
ゲイトマウス・ブラウン、まもなく80歳だそうで。
バラが着いた黒シャツに星1つの黒いテンガロンハット(っていうのかどうかよくわかりませんが)かぶってます。
服装はビッとしてて、日本でいうと祭りの時の鳶の棟梁って感じ。かっこいいです。
ギターを弾く指は早いし、全く衰えなし。咳してたりして声は心配でしたが、歌も問題なし。
客席の女性からかかる「ゲイトさーん」という掛け声に両手を振ってニコニコ答えてました。
後半は、ピストル・ピート、エロル・リントンもステージに呼ばれ加わってセッション。
自分のステージではめちゃめちゃでっかく見えたピストル・ピートもこのときは謙虚で、
ゲイトマウスと一緒にやらせてもらえてうれしい、という表情。いい瞬間、うれしくなりました、なんとなく。

終了は午後8時前。長いイベントでしたが、なかなか出演者も充実してていいフェスで。
ゲイトさん、またぜひ来日を。
Set BreakにTURKEY2杯。
終了後:新宿の焼鳥屋

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