03.聴いたCDとかのこと: 2007年5月アーカイブ
会社の独身寮に住んでいた頃、同じ寮にいたこの方やこの方あたりで
なぜか盛り上がっていたコーデュロイ。
先日ふらりと行ったDISK UNIONの放出棚で発見。
300円の値札ですが50%引。
これは救っておかないと、という気持ちでだけ購入しましたが、
思いがけず心地よいアルバムでした。
懐かしい音(特にシンセとか)でポップ。ベースラインとかかっこいいですよ。
ホーンアレンジもちょっと古いサスペンスドラマっぽさもあったりして。
ポップだけどひねくれてるんですよ。
これはなかなかラッキーな買い物でした。
ジャケットはさすがコーデュロイってところでしょうか。
ちなみに、寮時代に盛り上がっていたのは確かこのジャケットだったと思いますが。
酔っ払ってこのポーズをまねしていたような記憶もあるような、ないような・・・
今年1月、白血病のため57歳で亡くなったマイケル・ブレッカーの遺作。
闘病の最中、2006年8月に録音されたもの。
全曲マイケル作曲。
過去のマイケルのソロアルバムは曲がいまひとつという感があったんですが、
このアルバムはなかなか良い曲が揃ってます。
参加メンバーはオールスターズですね、これは。
パット・メセニー全面参加。いつも通り手を抜いてません。
目立ちすぎなくらい。
聴きどころは、ピアノ。
ハービー・ハンコックとブラッド・メルドーが半々くらいで参加。
それぞれの良さが出てます。
ジャック・ディジョネットのハイハット&シンバルはなぜこんなにいい音するんだろ。
4曲目TUMBLEWEEDでは何語かわかならいヴォイスが絡んでます。
これ、気持ちいい。誰の声なんでしょう。
90年代にパットとやってたマーク・レッドフォードっぽいんですが。
マイケル、病人なんて気配なし。吹きまくってます。
まだまだ吹いて欲しかった。
ZAPPAです。
最近ZAPPA Familyさんは未発表のライブ音源を小出しにしているようで。
そんな流れの中の一番新しいアルバム。2枚組。
1980年、NYのBuffaloで行なわれたライブですね。
ヴァイ、レイ、アイクと並んでた時期。
2曲目のYou Are What You Isにとにかく圧倒されました。
ZAPPAバンドのドラムはテリー・ボジオが1番、と思ってましたが、
このライブでのドラムはヴィニー・カリウタ。いやいやすごい。
81年のYou Are What You Isがタイトルになってるアルバムでのこの曲は、
わりとゆったりして、ドラムとパーカッション(エド・マン)が絡むんですが、
このライブではパーカッションなし。
そのせいもあるのでしょうか、ヴィニーが突っ走ってます。勢いありすぎ。
参りました。
全体に歌ものでポップな曲多し。
って言ってもZAPPAバンド演奏の中では、ってことですけど。
しかし、このジャケは安易だなあ。
時々、つぶやいています