03.聴いたCDとかのこと: 2007年4月アーカイブ
昨年8月に幸運にも生で見ることができた吉野金次さんのためのコンサート。
その時の映像記録が発売されました。
井上陽水さんのすばらしい歌は残念ながら収録おりませんが、
それ以外はMC含めて完全収録されていると思われます。
歌はもちろんすばらしくて言葉もないくらいですが、
それにも増して素敵だった皆さんの吉野さんへのコメントがしっかり入っているのがうれしい。
吉野さんがいなければはっぴーえんどもどうなっていたかわかならい、とまでいう細野さんの語り。
「ブギ、いいですよ。皆さんもやってみたらいいですよ」ってところがとても好き。
アルバム「HOSONO HAUSE」が大好きで
それを作った吉野さんとレコーディングしたくて仕事をお願いしたゆずの初々しい言葉。
ジャンジャンの地下で深夜録音を続けた友部さんの話。
友部さんのしゃべりはずっと変わりませんね。
佐野元春のSOMEDAY録音時、吉野さんに勇気づけられた話。
ラヂオで聴き親しんできたあの佐野元春まんまだったのがなんかよかったんです。
ライブDVDとしても一つの記録としても貴重なものと言えるでしょう。
それにしてもほんとにこれは生で見ることができてよかった。
夏だったなあ。
細野晴臣ゆかりのミュージシャンがよってたかって細野さんの曲を演奏している2枚組。
YMOで細野さんを知ったものにもかなりうれしい人選&選曲。
皆さんそれぞれまるで自分の曲のようにすっかり取り込んで演奏してます。
ヴァン・ダイク・パークスはもう完全にディスカバー・アメリカの世界。
「ハイスクール・ララバイ」はかなりけだるいアレンジで。
スカパラの「アブソリュート・エゴ・ダンス」、ああこれもスカパラだ、名曲だ。
しかし、高野寛は必ず出てきますね。
ヤノカミ、いいねえ、やっぱり。
コーネリアスはニューアルバムの路線で。さすが。
「蝶々さん」は英語ですよ。ジョン・サイモン、ガース・ハドソンとザ・バンド系ですかね。
カヒミさんは相変わらずささやいてます。
細野さん、結局シンプルで聴きやすいいいメロディを書く人なんですね。
いつの間にか2人でライブやってたんですね。
マーク・ノップラーとエミルー・ハリス。
Real Live Roadrunningという名のライブアルバム。
DVDとCDのカップリングです。(カップリングでないのも発売されているようです)
悲しきサルタンのマーク・ノップラー、久々に見ましたがかなりお年を召された印象。
しかし、ギターは一段と凄みを深みを増しているでしょうか。
テレキャス、ストラト、アコギ、ドブロなどいろいろと持ち替えて弾いておりますが、
サンバースト・レスポールの音がとにかく絶品。
あのボソボソした歌も健在ですね。
エミルー・ハリスは銀髪をなびかせて凛とした歌うたい。
かっこいいですね。まだまだとんがってます。
バンドはスチールギター、フィドル、マンドリン、アコーディオンなど多くの楽器を混ぜつつ、
ゆるく、軽快。
派手なところのない2人ですがそれがまたいいのかも。
ハーモニーがじわり染みてくるわけです。
しつこいようですがマーク・ノップラーのレスポールがいい音してます。
指弾きです。
時々、つぶやいています