02.行ったライヴとか体験したこと: 2006年11月アーカイブ

10年目です。
デビュー30周年を迎えました矢野さんのさとがえるコンサート。
結局毎年行ってますね。
今年は久しぶりのさとがえるトリオでの年末。
東京はいつものNHKホール以外にここBlue Note東京でもやるということで。
初めてNHKホールはパス。こちらだけにしぼって行ってみました。
例年よりさらに人気が増しているようで当然のように満席。

なんとかアンソニーほぼ正面、ややドラムよりのできるだけ近くの席へ。
シンバルが生音で響くあたり。

アンソニーはいつものように自分の楽器をしっかり抱えて登場。
一段と大きくなっています。全盛期あたりの体格に戻ってます。
彼が通ってステージに上がれるよう、ベース前の席は2つ椅子がはずされておりました。

演奏はひとつだけからスタート。
ドラム生音が強すぎますが、これは近いせいですから贅沢というものです。
ちょっと変わったアレンジでDavid。久しぶりな気がします。
この3人でやれるという喜びが3人とも表情に出ています。
矢野さんをじっと見つめ続けるアンソニーが特に熱い。

アルバム、はじめてのやのあきこでは上原ひろみと競演した曲、
そこのアイロンに告ぐ、が圧巻でした。この曲昔から好きなんですよ。

あとはくるりのバラの花。これのアレンジがすばらしかったですね。
鳥肌立ちました。
昨年夏にも演奏された名曲も。もはやいうことなし。

この3人で毎年演奏していただきたいものです。

心配なのはアンソニー。
また倒れないよう、もう少し痩せてほしいところです。
お願いします。


矢野顕子(p、Vo)
Anthony Jackson(b)
Cliff Almond(ds)

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とてもすばらしかったGuppyでの演奏から約2週間。
飛び石連休谷間の金曜ということもあってか、かなり満員電車状態のストーミーマンデー。

Set1
2曲、30分弱。加部さんがやや弱めですが、よい緊張感のある演奏。
特にミチアキさん、テッシーさんの音、存在感あります。
グリコさんの煽りが気持ちよい。

Set2
ZZK初の試みではないでしょうか。
サンプラーを操る方がゲストで参加。ご存知和泉聡志さん。
なかなか刺激的なSE音でバンドを煽ります。
引き続きそんないい感じで始まりましたが、
2曲目ミチアキさんが歌う曲でのギターチューニングが微妙に合わず。
長めのチューニングタイムでやや緊張感が途切れたのでしょうか。
ちょっと噛み合わず手探りの演奏が長めに続いて終了。
いいんですけれどね。ちょっとおしいってところでしょうか。

Set3。
和泉さんが仕込んだ音からスタート。
スタジオ録音版Tangerine Sunのイントロです。
重厚なシンセの音にタブラの音が重なってきます。
そこへミチアキさんのあのベースが入ってきてそのまま演奏へ。
和泉さん「アルバムの曲、演奏してほしいじゃないですか!」
演奏してほしいからネタを仕込んで参加し、バンドを導いてしまうというそのパワーに感服。
おかげさまで久々に聴けました、この曲。いかもイントロ付きで。

その後、加部さんが久々にベースを弾き、ミチアキさんがギターを弾いたり。
和泉さんにギターを弾かせ、女性とチークダンスを踊り続ける加部さん。
楽器を持ち替えたりするときっていうのはたいてい長い演奏になるんですが。
Set2よりさらに長いSet3。
最近定番となりつつある、キャラバン、オエ・コモ・バまで演奏。
ミチアキさんがベースをドラムセットに投げ入れて終了したときには
とっくに日付が変わっておりました。

和泉さんのサンプラーという新たな刺激がいい面、そうでない面含めて
何かしらバンドに影響を与えた夜、と言えるでしょうか。

父親たちの星条旗
クリント・イーストウッド監督が硫黄島を描いた映画です。
2部作のうちの第1部。アメリカ側からの視点で描かれてます。
第2部、硫黄島からの手紙は日本側からの視点だそうで。

とても重いテーマで一言で語れないのですが、
映画としてはよくできていていい作品だと思いますよ。
硫黄島は行ったことない(現在は行こうと思っても簡単には行けない)ですが、
いろんな思いが頭をよぎる映画でした。

クリント・イーストウッドの息子カイル・イーストウッド(JAZZベーシストで確か村上春樹が良いって言ってた)も参加の音楽もよいです。

見に行ったのはTOHOシネマズ 府中
家からだと車であっという間。
夜の回もやっているのがよいですね、レイトショー料金で1200円だったし。
音もよく、シートもゆったり。
建物内はなんだかアメリカンな感じで、
マイアミのアメリカン・エアライン・アリーナ内を思い出しました。
近いし、映画いっぱいやってるし、なかなか使えますね。

昨年最後のぞくぞくかぞくはここでした。
それ以来のGuppyでの演奏です。

写真は全く撮らなかったんでダラダラと文章で書いてみましょう。

到着しますと、お店横のスペースでケーキを振舞われました。
数日前が誕生日だった加部さんの誕生祝いケーキ。
大きくカットされたものをいただきましてお腹いっぱいになったところで入店。
ひょんなことからカウンター一番前の席へ。
ミチアキさん正面かぶりつきでございます、贅沢。

本日は最近ほとんどメンバー化しておりますMAC清水さん参加で5人編成。

テッシーさん、久々にベロギターでなくゴールドピックガードの白ストラト。
こちらの方が少し軽いらしいです、重量が。
ミチアキさんは白ベース。
加部さん、サンバーストストラト。

前回のストーミーマンデーでの演奏が前編すばらしく盛り上がったわけですが。
今回はまたさらに濃い音を出してくれました。

Set1:
ギター2本の絡みがよく高速な演奏から、ややミディアムテンポな曲。
3曲めには久々な気がします、Dedicated It To Stereo Lab。
やはりSet1、短めですが充実しておりました。

Set2:
テッシーさんの軽快なカッティングから始まりましたキャラバン。
ZZKの演奏では初めて聴いたような気もするんですがどうなんでしょう。
マックさんのカウベルが響きます。
加部さんがハードな音で容赦なく切り込んできます。
演奏はミチアキさんが歌うIFへ。最近よく歌われますね。
テッシーさんは綺麗な音でバッキング。
続いて朝日のあたる家。加部さんのギター入りがすばらしく激しい。
さらに星への階。こんなに綺麗な星への階を聴いたのは初めてかもしれません。
2本のギターが微妙に揺らぎながら重なり合ってます。綺麗。
ここで加部さんが飲み物をもらったりちょっとブレイク。
ミチアキさんは何か歌おうかと歌詞カードを物色。
そのバックでテッシーさんが弾いています。マックさんの音が重なり、グリコさん、加部さんも。
歌詞カードを置き、ミチアキさんのベースも乗っかってきます。
そのまま5人で緩急つけつつ突っ走ります。
この約10分間ほど、なんでしょうねこれは。すごい音が出続けておりました。
いやいや、今日も来たかいがありました。

Set3:
まだまだ突っ走ってます、音。
マックさんとテッシーさんが時おり目を合わせてにやりとしたり。
いい感じです。
さらに、久しぶりです、Moneta's Chili。いいテンポのモネタでしたね。
ドラム&パーカッションソロを交えての長めの演奏。
続いてテッシーさんが呼び込みます、「オン・ボーカル 和泉聡志」。
弾き始めたのはSunshine of your love。
ややお疲れの加部さんはギターを和泉さんに渡して退場。
おなじみのこの曲、弾けてます、和泉さん。歌もかなりなじんできてます。
さらにオエ・コモ・バ。そのまま和泉さん演奏。
スタンド・アップ、ダンスタイムのMCにラテンなビートが続きます。
ダンスタイムは続きましてベンチャーズ?ロックンロール大会。
後ろを見るとかなりの人が踊っておりましたね。狭いお店の中で。
明るいSet3でした。

終わりかと思ったら、もう少しやる、と。

Set4?アンコール?:
ギターをしまってしまったテッシーさんはパーカッション。
ボーカル多田さんがフーチークーチマン他1曲(知ってる曲だけれどなんでしたっけ)を歌って終了。

終わったら日付が変わっていた長い演奏でした。

久々のサーディンヘッド
2ndアルバム「Shuffle」発売記念ライブ。

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ゲストあり。

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The Starsでおなじみ、荒川康伸さんです。

この数ヶ月で知ってる曲も大きく変化。
荒川さん参加の曲はその刺激が確実によい方向へ音を変化させておりました。
重く、激しく。メンバー皆にっこり、にやり。

小林&荒川のツインドラム、切れてて迫力あります。

間に立つベース湯浅さん、ほんとに気持ちよさそう。
(ハイハットの微妙なズレとかがまたまた気持ちよいらしい)

ギターのお2人、お互いがソロをとっているときのバッキングがとてもよいんです。
バランスがいい。

「Shuffle」もやっと購入。100円まけてもらいました。ありがとうございます。

ああ、おもしろかった。

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チケットは事前にとっていたものの沖縄出発前日夜。
やめようかとも思いましたが結局の行ってみました。

坂本龍一さんはYAMAHAグランドピアノ。
alva notoさんはMAC2台を使ったエレクトロニカ(でいいんですか)。
音と連動した映像もよい。(こういうのでよいと思うことはほとんどないんですが)

ホールの響きもよく、椅子のすわり心地よく。

寝不足もあって、結構寝てしまいました。

ああ、気持ちよかった。

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