02.行ったライヴとか体験したこと: 2009年9月アーカイブ

9月12日(土)

Iさんのお誘いで祐天寺(住所は中目黒)にあります、Cafe & Livespot FJ'sへ。
キーボーディスト深町純さんのお店。
サーディンヘッドのドラム、小林さんも何度か出演していて気にはなっていたお店。

本日はテルミン大会。

テルミン+歌の女性とギターの男性デュオ、WataFei
夕方激しく降り始めた雨で濡れた足元を乾かしながらほっこりゆったりと聴く。

続いて、Iさん友人がスティックで参加しているバンド、カマラープラヴァ
テルミン、スティック、オンド・マルトノ、ギターというなんとも変わった楽器編成。

孝克a.k.a生方ノリタカ:テルミン
弓削 聰:スティック
森 香:ギター
市橋若菜:オンド・マルトノ

ほんわかした音が出てくるかと思ったら、思いっきり裏切られ、激しいサウンド。
ハードなクリムゾン的な音。特に目を奪われるのはやはり、初めて見るオンド・マルトノ。
奏者の若菜さんはさすがクラッシックな方ですから、やっぱりドレス姿で。
右手は激しく左右をいったりきたり、そしてビブラート。
後ろには弦を共鳴させて音を出す発生装置と足元には銅鑼を共鳴させて音を出す発生装置。
これら一体でオンド・マルトノという楽器。いや不思議。見てて飽きない。
曲もプログレっぽいものが案外多くかなり好みでした。

終了後は楽器講座的歓談タイム。
オンド・マルトノとスティックのしくみや奏法などを間近で聞く。楽しい。

世の中にはまだまだ知らない楽器があって、それを演奏している日本の人がいるってことがおもしろい。

 

 

9月9日(水)

念願のカルテットウエストでの来日です、ベーシスト、チャーリー・ヘイデン。

ここのところ、ケニー・バロンやゴンサロ・ルバルカバと
ピアニストとのデュオ来日が続いていたチャーリー・ヘイデン。
バンドでの来日は久しぶり。

平日2Setということもあり、客少なめ。席はど真ん中一番前となりました。
テナーサックスのアーニー・ワッツの目の前。1m以内。完全に生音。
どちらかというとフュージョンっぽい音な印象のアーニー・ワッツですがいやすばらしい。
音のコントロールがすばらしい。ドラムは若手ですが繊細。ブラシが絶品。
ピアノのもう熟練工といった感じでしょうか。美しい。
チャーリーのベースは大きさ控えめですが、あの音。なんであんないい音がでるのか。
山場はロンリー・ウーマン。パット・メセニーもよく演奏しているオーネットコールマンの名曲。
4人いったいとなったうねりと静寂。いやー行ってよかった。
チャーリー・ヘイデン、まだまだ元気ですが結構な年なはず。
ぜひ一度体験されることをお勧めいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 9月5日(土)

夕方、吉祥寺前進座へ。

前進座劇場プロデュース、噺を楽しむ寄席その39。

前進座ブログによると糖尿病治療でだが、この日だけは何が何でも来る、という談志師匠。
ギリギリまでどうなるかわからない状況の中、始まった一門会。

元気な平林(ヒラリン)、まじめそうな志遊、関西弁でいい味の文都さんと続き、
中入り後は談志師匠登場の予定。しかし、登場したのは代演の志らく。
まくらで「談志師匠はすでにスタンバイし、この後登場」と語った後、「短命」を。
初めて見た志らく、いやいやさすが。圧倒的な勢いと絶妙な間、でした。

一度緞帳が下りたあと、再び上がってジーンズ姿の談志師匠登場。
数段の階段を上がるのがきつい、正座できない、文字が満足に書けない、という状況でしたが、
喉、しゃべりは問題なし。
例によって短いジョークを連発し「こういうのが好きなんだよ」と、ニコニコ。
落語をやれなくても談志は談志。あえて
翌日には再び病院へ戻り、治療に専念するそうです。
またの復活を期待。

それにしても志らくは見事でした。

9月4日(金)

業務終了後、大泉学園にありますポラン書房へ。
なないろ文庫ふしぎ堂という古本屋店主であり、
雑誌『彷書月刊』の発行人でもある田村さんのお話を聞きに。

古本業界の方、その他本好きな方々中心に集まる。

古本屋を始めたきっかけ、そこから現在に至るまでの様子を淡々と、しかし実におもしろく話す田村さん。
後半は石神井書林内堀さんとの対談形式。
内堀さんの声のすばらしさと進行&展開の巧みさを楽しむ。
もちろん、田村さんの味わい深い声も楽しむ。

こじんまりとしてて楽しい会でした。
終了後はうっかり古本屋店主飲み会に混じって飲む。
皆さん、個性的で話を聞いているだけで実におもしろい。

いろんな生き方をしている人がいるもんだ、と思った夜。

 

9月2日(水) 阿佐ヶ谷ヴィオロン

ohitotsu(おひとつ)、という不定期フリーペーパーを作っている
阿佐ヶ谷、高円寺あたりに住んでいる友人3名。

その3名を中心に"自分たちで映画を上映したい"という活動をしているおひとつシネマ
第3回の上映会に行ってみました。

ohitotsu_trnka.jpg

  場所は阿佐ヶ谷ヴィオロン。喫茶店ですが、
夜な夜な演劇やら演奏やらマジックやら何かしら催されている
不思議なお店。(一番不思議なのはオーナーのたたずまい)。
上映作品は、

真夏の夜の夢」1959年/イジー・トルンカ・スタジオ
             /16ミリフィルム/カラー/74分
チェコの人形アニメ。1時間越える大作。

借りてきた映写機とフィルムを自分たちで設置し
操作して上映開始。
映写機のすぐ横の席での鑑賞なので回り続ける機械音と共に。
結構な音がするのだけれど、不思議と気にならない。
むしろ快感。

トルンカが作り出す不思議な妖精の世界と、
ヴィオロンの店内空間がマッチして心地よい。

いい上映会でした。

終了後は、久しぶりの阿佐ヶ谷スターロード飲み。やっぱりいいよ、阿佐ヶ谷。

 

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