02.行ったライヴとか体験したこと: 2004年1月アーカイブ
10月に来日予定だったのですが怪我で本日に延期となっていたデイブ・リー・ロスを見てきました。
客層は予想通りというか、同年代と思われる方々が圧倒的に多い。年齢層高いです。
始まる前には、ポリスやトーキング・ヘッズとかが流れ、気分は80年代。
マーシャルアンプ6個が左右に。計12個積んであります。
ヴァン・ヘイレンのUSフェスティバル出演時はもっともっと積んであったと思いますが、十分にロックって感じ。
で、始まりました。バンドはギター2人、ドラム、ベース。(誰なのかよくわかりませんでしたが))
ギターのうちソロを取らないほうは日本人のようです。
デイブ、すぐにでてきました。やや太りぎみ?ラメ入り皮の上下を着ています。パッツンパッツン。
さすがにお尻に穴はなし。動きは軽快、ジャンプしての回しげりなど連発。足、高く上がってます。
客は最初からかなり盛り上がってます。
で、1曲目。ホット・フォー・ティーチャー。ヴァン・ヘイレンの名曲。
その後も、ヴァン・ヘイレン時代の曲がいっぱい!
ファーストアルバムの1~3曲目。ユー・リアリー・ガット・ミーまでの流れはほぼそのまま。
エディのギターソロもあの感じでした。ああ、まさしくヴァン・ヘイレン・・・本物。
ギターリストがエディで歌がサミー・ヘイガーよりこっちの方がずっといいです、私は。
デイブ、声は出ています。問題ないです。
ユー・リアリー・ガット・ミーの途中から、なぜか曲はバードランドに。
歌なしなのでこれはウェザー・リポート・カバー?ツインギターがはもってメロディやってます。
とってもうまいバックバンドです。
間には、カリフォルニア・ガールやジャスト・ア・ジゴロなど軽快なロックンロールヒット曲も歌います。
後半には、パナマもやりました。この曲を彼の声で生で聴けるとは思ってませんでした。
痛快、気持ちよいです。
アンコールは2回。最後の最後にやりました、ジャンプ!
やっぱり、売れただけはあるいい曲ですよ。ナツメロと言われようが、気持ちいいからいいんです。
明るいいいアメリカを堪能しました。こういうアーティスト、最近少なくなってきたかも。貴重です。
終了後:すぐ帰る
・・・しかし、デイブのオフィシャルサイト、変。
去年前半に行ったライヴのことなども時々織り交ぜつつ・・・
-------
昨年夏に発売されたアルバム(Largo)がよかったので、行ってみました、ブラッド・メルドー。
すみだトリフォニーホールはちょっと遠いですが、時々ジャズ系のアーティストを独自に呼んだりしていて、
なかなかいいホールなのです。作りはバブリーですが。
今回の来日は、完全なソロピアノ演奏です。
ピアノの椅子が、小さくて低くてピアノから遠い(ような気がしただけ?)。なんであんな椅子?
非常にやさしそうでいい人そうなお兄ちゃんです。
オリジナル、スタンダードなど交えながら。1曲は長すぎず、短すぎず。
ジョニ・ミッチェルやポール・サイモンなどいわゆるJAZZ曲ではない物も多く取り上げておりました。
最高だったのは、彼自身も「My favorite」と言っていたRadioheadの曲、
Paranoid Android(パラノイド・アンドロイド)。
アルバムバージョンも好きだが、ソロピアノでの演奏もすばらしかったですよ。
Radioheadがバンドで、歪んだギターやエレクトリックノイズを駆使し、作り上げていた世界を、
彼は1人で、ピアノ1台で表現しておりました。
(Radioheadのボーカルである)トム・ヨークの搾り出した伸びやかな声が時々聴こえるような気がしたくらい。
ピアノタッチはやさしく丁寧、当然ながら何度も眠りに落ちました、それもまたよし。
客はほぼ満員。アンコール3回やりました。やはりいい人でしょうか。
終了後:錦糸町でタイ料理
リンク