02.行ったライヴとか体験したこと: 2004年2月アーカイブ

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最近バンドでのツアーを終了した忌野清志郎。
急遽一人だけの弾き語りLiveとやるという情報が。
12月に調布グリーンホールで久しぶりに見た彼がすばらしかったので、今回も行ってきました。
500人以下のキャパシティでとても小さい会場。近くていいです。
ステージには、ドラムセット、ギター数本、アップライトピアノ、キーボードが並べられています。
アンプの上には、いつもの「ミル・マスカラス」の人形もあります。
弾き語りなのになんでこんなに楽器が?ゲストでる?などと思いつつ、客電が落ちて始まります。

明るくなったステージには、布団に寝ている清志郎。
目覚ましがなり、マントショー担当のタキシードくんが起こしにきます。
目覚めた清志郎、アコギを弾きながら布団の上で歌い始め。
相変わらず、ずっしりくる歌声です。
2曲目からは布団も片付けられ、スタンドマイクでアコギ弾き語りが続きます。
途中、ピアノに移動し、しっとりと数曲。キーボードを弾きながら1曲。

多摩蘭坂、エンジェル、いいことばかりはありゃしない、などなどなど、
高校生の頃に何度も何度も聴いた歌が、弾き語られます。

「金が欲しくて働いて、眠るだけ、いいことばかりはありゃしない」
こんな歌詞、高校生の頃には聞き流してましたが、いまは身にしみるわけです。

おもむろにドラムセットに座る清志郎。
リズムを刻み始めます。
ドラムセットの周りには3本のギター。
この3本が、3コードのオープンチューニング。
これを自分のドラムビートにあわせてスティックで殴ります。
しかも、歌、ブルースハープもやりながら。
見事に「1人ロックンロール」。

ヘロヘロになりながら、1人ロックンロール状態で3曲も演奏。
この姿に、ロックの原型を見たような気がしました。(原型なわけはないですが)
荒々しくノイズっぽくもあるけど素直な音。気持ちよいんです。

ひたすらいろんな楽器を演奏し歌いつづける清志郎。
梅津、片山などのバンドメンバーも一度ステージへ出てきましたが、
演奏することもなく退場しましたし。
3時間弱、完全に一人で演奏し続けました、パーフェクト・ワンマンショー。
貴重なものを見せていただきました。最高。

客席に高野寛の姿あり。

これはLIVEではありませんが・・・
バウスシアターで時々やっているロック・フィルム・フェスティバルのジミ・ヘンドリックスを見てきました。

バウスシアターのこの企画、コンサート用PAスピーカーを使い、大音量で上映されるのです。
ジミヘンの映像というのは、すでにいろいろ公開されており、この映画でもすでにみたことあるものも多くありました。
ギターに火をつけるモンタレーとか、ワイト島の演奏、
ウッドストックのアメリカ国歌などが使われてました。
演奏シーンでよかったのは、アコースティックギター弾き語りで歌った曲。
アコギ弾く彼というのははじめて見ました。
あとは、ボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」。

もっとおもしろいのは、彼を取り巻いていた人々のインタビュー。
なかでもリトル・リチャードはグランドピアノに座って変な服着て妙な雰囲気をかもし出していて。
演奏を見るというより、いろいろな人の話からジミヘンの人となりが浮かび上がる映画でした。

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