02.行ったライヴとか体験したこと: 2004年10月アーカイブ
前々から気になっていた、阿佐ヶ谷で行われるJAZZイベント、阿佐ヶ谷ジャズストリート。
初めて行ってみました。
町中いろんなところで演奏されているようなので、早めに行ってうろつく予定でしたが、
仕事終わらず、ついたのは目的の「坂井 潮 vs 吾妻光良」が始まる少し前でした。
寄ろうと思っていた「元我堂」にも寄れず。
でも、駅降りたら、ロータリーとかで演奏しているSAXの音が聞こえてきたりしていい感じです。
「坂井 潮 vs 吾妻光良」の会場は、SPACE VELIOという貸スタジオ(貸しホール?)。
こんなところで?という感じの住宅街のなかです。
坂井さんは、オルガンJAZZのすごい人。
たしか、元同じ会社の小泉清人さんのバンド「OGD」のオルガンの人の先生、だったような。
#そういえば小泉さんは、今年は出てないのかな。
吾妻さん抜きでJAZZ2曲。SAXの竹内直さん、太くていい音です。
いよいよ、吾妻さん登場。ここからは、吾妻色で染まります。
例によって、曲をやる前に、歌詞の内容を語ります。彼が訳すと全部くだらない歌詞に聞こえますが、それがよいのです。
1時間ほどの濃い演奏で終了。
ないかと思っていたアンコール、オルガンとギターのDUOをさらりとやってくれました。
濃縮された演奏でした。
やっぱり阿佐ヶ谷いいところですよ、なんだか。
バッグバンドでホッピー神山が参加しているというだけで興味を持った、
吉祥寺三姉妹という人たちのLiveがあるということで行ってみました。
もちろん、本物の姉妹ではないわけで。
原みどりは、初代スパンクハッピーVo。
ソウルフラワーユニオンのコーラスをしているときに一度見たことあります。
笹野みちるは、元東京少年というバンドのボーカル。
篠原りかは、名前しか知りませんでしたが、弾き語るVo。
MANDA-LA2内は、やや立ち見もでるほど、かなり入ってます。
Set1は、それぞれのソロ曲も含め、3人だけの演奏中心にアコースティックな感じ。
それぞれ、ボーカリストとしてかなりな人たちなので、存在感がすごいです。
さらにしゃべりも多く、自分たちでも言ってましたが、「やっぱり猫が好き」の三姉妹状態です。
Set2は、3人がCDジャケと同様アオザイでびしっと決めて登場。
バンドも出てきての演奏です。
ホッピー神山氏のキーボード音色はやはり際立ってます、独特。しかし、あまり弾きません。
そして出てきたギターの人、テッシーと紹介されて登場。
あれ?テッシー?。ぞくぞくかぞくのテッシーでした。
フルアコギターできれいなフレーズで歌伴を弾くテッシー。
加部さんとやっている姿とは違う世界を見せてくれました。
ラストの曲で弾いたボトルネックでの激しいソロ、気持ちよかった。
2セットで、3時間くらい。中身濃く、満足度の高いゆる~いライブでした。
夕方6時の時点では、仕事終わらず、あきらめてました。
6時半に解決。今から行けばオープニングには無理でもほとんど見える!
ダッシュで恵比寿へ。幸い会社から恵比寿は思ったより近かった。
新宿から恵比寿へ移転したばかりのリキッドルームに7時15分着。
急いで入ると始まってました、LosLobosの演奏。
結構人は入ってますが、まあまあ楽に立てる感じ。
一番後ろのカウンターバーの前あたり。ステージ全体が見えます。
メンバーはでかく濃い風貌。ギターメインで演奏します。
キーボードの人はサックスもやります。バリトンでのソロもありブリブリです。
やはり気持ちよかったのは、ボタンアコーディオンを弾くテックスメックス系の曲。
客も盛り上がります。
バンドとして安定していてしかも遊び部分も多く、メンバーも楽しそうで気持ちよいです。
アンコールが終わり、客電が着いても客は帰らず。
しばらくして再びアンコール。
でました、名曲Mas Y Mas。そして、激しく演奏されるCinnamon Girlで終了。
途中、ジミヘンAre You Experiencedもあったり、ごった煮で大満足のLiveでした。
カンヅメ仕事疲れのまま、Live2連チャンはさすがにつらかったです。
が、無理して行った甲斐はありました。
寝不足と疲れの中、たどり着いた東京フォーラム。
会場に着いたのは開演時間ギリギリでしたが、始まる気配はなし。
空調は、出演者の意向により止まっています、やや暑いです。
40分くらいたって、「出演者は会場に到着しております」のアナウンス。客がどよめきます。
しばらくしていよいよ開演。
ギターをもって登場しましたジョアン・ジルベルト。
イスに座り、位置を決めると淡々とギターを弾き、歌い始めます。
ジョアン・ジルベルト=ボサノヴァ。
ギターのコード展開&リズム、歌のリズムがすごいです。そして甘い声。
昨年は、「こんな大きな会場で弾き語りはちょっと・・・」と思って行かなかったのですが、
評判よかったので今年は行ってみたのです。
ただ、遠くのステージで淡々とギター弾いて歌っているだけなのに、
いつの間にか、大会場や大勢の人は気にならなくなり、
私のためだけに目の前で歌ってくれているような距離感に。
それを聴きながら眠りに落ちる贅沢。
今までにすごいライブをいろいろ体験しましたけれど、そのどれとも違う初めての感覚でした。
ほんとはもう少し、ね寝不足解消してから行きたかったですが。
時々、つぶやいています