01.ふと思ったことりした身近のこと: 2010年4月アーカイブ

最近「なんでモンゴっていうんですか?」と聞かれまして、
そういえば最近知り合った人たちはわからんよなー、と以前書いてみたものをまとめなおしてみました。まあ、わざわざ読むほどでもないですが。

※2003年12月に書いたまま載せております。

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もう7年以上前でしょうか。初めてインドへ行きました。
着いたのはカルカッタ。
空港で群がってくるインドの人々。
「両替しないか」とか「タクシー乗れよ」とか言って寄ってくるのです。
ホテルはFAXで予約してあったので、とにかくそこへ行こうと、タクシーの運ちゃんの一人と交渉。
「8ドルで、行くよ」というので乗りました。
走り始めると助手席にも、インド人が・・・

インドでは、タクシーはペアでやっていることが多く、
助手席の人がバッグを持ってくれたり(無理やり運んでチップ要求したり)するのでした。
で、後ろを向いていろいろ話し掛けてくるのです。
「一人8ドルだから2人で16ドルだね」とかとか・・・これも彼の仕事。
時々、運転手も加わって後ろ向いて話します。(前向いて運転して欲しい・・・)
こちらはそれに対抗して、「いや、聞いてない。二人で8ドルした払わないよ」とかやるわけです。
着くまでえんえんと・・・とても疲れます、インドのタクシーは。
このときは、無理やり8ドル置いて逃げるようにホテルへ走りこんだのです。

この時の助手席交渉人の名前は、モンゴミーダ。
略してモンゴ。


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もうかなり前になります。
会社でネットワークだとかインターネットだとかの環境が用意されたばかりことだと思います。
社内の仲間数人で、チャットというものをやってみました。
チャットというのは、ネットワークで繋がっているパソコン同士、文字で会話をするものです。
今では、携帯などでも大勢の人がやっている(らしい)チャットですが、
あの頃はやっとチャットができるソフトウェアが出てきた頃で。
どんなものか、試してみたかったのですね。

そのチャットの世界では、というか、こういう架空の世界では、あまり本名は使わないようなのですね。
で、この仲間内お試しチャットでも、皆それぞれ適当に名前をつけていたのです。
(こういうのをハンドル名というわけで。もっと昔のパソコン通信という世界もそうでした)

それで。
その時なんとなく思い出したのが、インドのタクシー助手席交渉人モンゴミーダ。
略してモンゴ。
そんなわけで、何の理由もなくただ思いついたその「モンゴ」っていうのを
チャットのハンドル名としてつい使ってしまったのです。

これで終わりのような感じですが・・・・・      


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2000年6月にPHISH(フィッシュ)というアメリカのロックバンドが来日しました。
彼らはその前年1999年のフジロックフェスティバルに出演し、3日間で計7セットを演奏、
同じ曲はまったくやらなかった、という伝説を作っていました。
これは観てみたい!

と、その噂だけで、私は一度も聴いたことのないそのPHISHを見に、
雨の日比谷野外音楽堂へ行きました。(妻を無理矢理連れて・・・)
その演奏と会場の雰囲気は、今まで体験したことのない不思議で素敵なものでした。

帰宅してインターネットで検索してみるとありました、PHISH情報。
それによると。
・PHISHは営利目的でなければ、Live演奏を録音してもよい。
 (Taper(テーパー)エリアというのが用意されている)
・その音源はファン同士で交換してよい。
これは聴いてみたい!

さらに見てみると。
ヴァインといって、メールで申し込んだ人にそれらの音源を回覧しているサイトもあったのです。
これは申し込んでみよう!

申し込みをする時にハンドル名を書く欄がありました。
その時思い出したのが、以前お遊びチャットで使ったハンドル名「モンゴ」。

そんなわけで、またもや「モンゴ」っていうのを
音源トレード世界でもハンドル名として使ってしまったのです。
#今回は、Mongoとアルファベットにして・・・

その後、Live音源のやりとりにも慣れまして。
CD-Rが何枚も入った大きな封筒が、頻繁に我が家の郵便ポストに入るようになったころのことです。
音源交換仲間のうちの一人が大阪から「渋さ知ラズ」というバンドを見に来るというので、
便乗してその仲間数人と一緒に行くことになりました。見たかったけど行ったことなかったので。
一緒に行く皆さん、メールとか掲示板だけのお付き合いで実際に会うのは初めてです。

で、当日は待ち合わせ場所近くまで行ったら携帯から電話することに。
いざ、電話しようとしてふと思ったのです。「モンゴです、って名乗るのか?」・・・
実際は、本名を名乗ったあとに、小さな声で「モンゴです・・・」って付け足したしました・・・

で、皆さんとお会いしたわけですが、
当然「モンゴさん、モンゴさん(モンゴくん、もあり)」って声をかけてくるわけです。
いやいや、恥ずかしいものです、かなり。
こんなことになるんだったら、もっとまともなハンドル名つけとくんだった、と思いました。
っていうか、本名だけで別によかった。
しかし、別のLive会場で偶然会ったりすると、「あー!モンゴさんー!」って呼ばれたりするです。
いまさら、変えるっていうのもなんだし、かなり慣れてはきたし。

ということで、Mongo(モンゴ)なんです。

 

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